2008年07月02日

因縁を感じるカタールという国

2010年、南アフリカWC、アジア最終予選で日本が戦う相手に「カタール」が同じ組に入った。

「カタール」の首都はドーハ。あの「ドーハの悲劇」で日本には因縁深い土地である。
初のWC出場をかけた最終戦、その悲劇的な決着は深夜テレビで見た方も多いと思うが、お化けのような視聴率は48%を超えていた。

カタールはアラビア半島の中ほどに位置し、ペルシャ湾に瘤が突き出たような形をした小さな半島国家である。人口、その数わずか84万人、日本の都市を引き合いに出せば大阪、堺市より若干大きく、東京世田谷区の86万人に及ばない、小さな国だ。
しかし、石油と天然ガスの産出で国民一人当たりのGDPは世界のトップクラスの金持ち国家でもある。
カタールは他のアラブ諸国と同じように、サーニー家という部族長が支配する事実上の絶対君主制下にある。サッカーにおいては潤沢なオイルマネーを使って、強化に努め、カタールリーグにはあのアルゼンチンのストライカー、バティストゥータ、スペインのイエロもそれぞれ2年ほど在籍していた。バティは日本がワールドカップに初めて出場したフランス大会で日本から先制点を奪った男である。

そして、元浦和に在籍し、Jリーグ得点王にもなったエメこと、エメルソンが前触れもなく移籍した先がカタールリーグである。
浦和時代にも遅刻常習犯で何かと問題を起こしたエメルソンだが、その後、年齢詐称、パスポート偽造、ブラジル代表歴隠し、カタール国籍取得問題など、彼にはトラブルが常に付きまとう。いまのところWC最終予選出場資格に引っかかり、エメルソン出場の可能性は低そうだが、中東世界は何が起きるかわからない。エメルソン自身も何をしでかすかわからない人物なので9月まで、まだまだ不可解なことがおきる可能性が無きにしもあらずだ。

砂漠の国、カタールと緑豊かな日本とはあまりにも気候が違いすぎる。そしてアジアは広すぎる。ホームアンドアウエー方式を改め、アジアカップのように場所と期間を決め、短期集中式に予選を行うか、あるいは文化圏の違い、民族的な異質性を考慮してアジアを東西に分ける方式も考えてもよさそうな気がする。

posted by futbolwold |13:33 | 日本代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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