2008年05月28日

第七回 できすぎドイツ戦

今大会のドイツの前評判は総じて低い。
若手への切り替えが遅れて、このところの国際試合は苦戦の連続だ。サポーターの批判は監督クリンスマンに向けられ、彼の端正な顔も曇りがちだ。そして守護神GK、カーンも不調が伝えられ、第二キーパーに甘んじている。

今朝のゲームも後半、高原に立て続けに2ゴールを奪われた。1点目は中村が起点になって、柳沢、高原とダイレクトパスをつなげられ、あっさりゴールネットを揺らされた。二点目も同じ高原に、ディフェンダー2人がマークを振り切られ、右の角度のないところから左隅に強烈なシュートを叩き込まれた。

日本は後半三十分あまりを残して2対0とリードしたが、日本のバック陣がドイツの高さのある攻撃を抑えきることができなかった。最初の失点はセットプレーで宮本が相手フォワードにせり負け、右足で流し込むようにゴールを入れられてしまう。2点目も同じセットプレーから長身選手にマークの前で勝負され、ヘッドで失点してしまった。

このゲームで柳沢と駒野が競り合いのなかでユニフォームを引きちぎられた。一点目の失点も宮本が相手選手の巧妙なファウル(ユニフォームを引っ張っぱられていた)で倒されて、ゴールを決められていた。

ゴール前での大きな選手との競り合い方、セットプレーのマークの確認、これが今回の教訓だった。オーストラリアも大きな選手ぞろいで、しかもイングランド仕込みの激しいプレーはドイツ以上かも入れない。要警戒だ。
毎度のことだが、柳沢と大黒、それぞれ絶好の得点チャンスが二度あったが、決められなかったことである。本番の真剣勝負では早々チャンスは作れない。少ないチャンスを生かす冷静な判断と確実性をこれからでも修正してもらいたい。

しかし収穫もあった。流れの中でパスをまわし、相手の守備を完璧に崩したプレーは好材料だ。前半負傷退場の加地に代わった駒野が右サイドから何度もチャンスを作ったのも明るい材料だった。

このゲームでいくつかの課題が浮き彫りになった。その意味で収穫の多いテストマッチだった。

posted by futbolwold |16:27 | サッカー全般 | コメント(0) | トラックバック(0)
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