2008年05月01日
Jリーグが抱える二つの課題のコメントから・・・
Jリーグの更なる飛躍を視野に入れた外国人枠問題に多くのコメントが寄せられました。 予想通り、GKの外国人枠問題を含め、賛否両論でした。 そこで、いただいた皆さんのコメントを踏まえたうえで、もうすこし外国人枠について考えたいと思います。 話の前提として「外国人」とは誰をさしているのかを考えてみましょう。 いま、ユーロ圏は長期にわたる経済成長でインフレが進行しています。友人からのホット情報では、スウェーデンの朝マックの値段が1400円とか。 プレミアリーグの選手の平均年俸は2億円ともいわれています。Jリーグ発足当時、ややロートルとはいえビッグネームが続々来日しましたが、現在のJリーグで高年俸の選手を獲得できるのは、浦和くらいでしょう。したがって、ここで「外国人」といえば事実上、ブラジル、アジア諸国(アフリカは地理的、選手の能力的なことから欧州を選択する)をさすことになります。 外国人選手がJリーグにどっと押し寄せれば、おそらく一時的に日本人レギュラーはその座を追われることでしょう。ここからは「鶏が先か卵が先か」の話になりますが、楽観すれば世界レベルのJリーガーが輩出するかもしれません。 他方、私個人の草野球、ソフトボール歴30年の狭い経験ですが、選手は実践的な試合を通じてうまくなっていきます。百の練習より一つの試合に勝るものはありません。レギュラーを追われた日本人選手の成長スピードはかなりゆっくりした足取りになるでしょう。 私たちはゆったりとした時間をまつほどの民族的耐性を備えているのでしょうか。 欧州のクラブに渡った日本人選手のなかでレギュラーの座を絶対的にした選手は数えるほど少ない。かの地で外国人に囲まれ、練習におわれる日々を過ごしていても、日本人選手の飛躍的なスキルアップにつながっているようには思えません。 しかし、適度な競争のないところに成長が望めないことも社会的一般論として、私たちは知っています。そこが悩ましいところであり、外国人枠問題の難しいところです。 “私たちはゆったりとした時間をまつほどの耐性を身につけているでしょうか”への答えは、一つの条件があれば「Yes」と応えることもできるでしょう。 それは、いつまでという期限を区切り、そのプロセスを公に明らかにすることです。ガソリンの暫定税率のように、暫定が暫定でなく問題先送りの実質的な恒久法のようなことは、熱狂的サッカーファンのなかでは許されることはまずあり得ません。
posted by futbolwold |10:55 |
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