Carp-History

“広島もまだまだこんなもんじゃない”──背番号38の時代──

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今から9年前──。

苗字と同じ“赤い”ユニフォームを身に纏い大活躍を見せた移籍間もないある選手は、カープファンの大歓声を背にお立ち台に上がりこう言ってのけた。

「広島もまだまだこんなもんじゃないと思うんで」

この言葉は、その選手を象徴する言葉として、私の胸に深く刻み込まれることとなった。(試合詳細とヒーローインタビューの模様は、“赤と白”のアイコンの某アプリから「2008年5月1日のハイライト」をご覧下さい。)


チームを変えようと試み、志半ばで同時にチームを去っていたカープのエースと4番打者。 突き刺すような胸の痛みが消えぬまま迎えた新たなシーズンの開幕。いまだ波に乗り切れないチームが“鯉のぼりの季節”を迎えようかというちょうどその頃、おそらく多くのカープファンが聞きたかったであろう力強い言葉を、移籍間もないその選手は臆することなく言ってのけたのであった。

そして彼の言った通り、カープはこのシーズンからシーズン終盤の3位争いを演じるまでのチームへと確かに変貌した。 “荒れ地”の時代から、投手を中心にした守り勝つ野球・若手とベテランの融合・役割分担の時代へ。 ブラウン監督時代に始まるチームの変化の中心、すなわち“センター”には、オールドスタイルの赤いユニフォームを身にまとった背番号38の姿があった。

そしてあの言葉から8年、25年ぶりの優勝を果たしたチームの輪の中に、確かに彼はそこにいた。自ら発したその言葉を、彼は見事に証明してみせたのであった。


有言実行。 今度はあなたの番である。

カープファンは信じている。 マツダスタジアムの美しい天然芝の上で、 “果敢な姿”が、 “君が輝く姿”が、 また見られるその日を。


プロ野球チーム・広島東洋カープがそうであったように、 プロ野球選手・赤松真人が“まだまだこんなもんじゃない”ことが証明される日が必ず来ることを──。



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