2007年09月11日
チーム作りに必要な要素 ~スイス戦前日 オシム監督会見より~
オシムの会見から興味深い発言があった。まず要点をまとめてみる。
今回の試合について
・遠征には満足
・強い相手と戦うことにより、いつ、どの程度のリスクを冒すか、そういう判断を磨くいい機会。
自由を与えられた選手について
・自分で選んだポジションでプレーするタイプの選手には自由を与える
・自由を与えられた選手は、いつどこでどのようにプレーするか、自分で判断しないといけない。
チーム作りについて
・プレーするスピードついてまだ満足していない
・チーム作りに必要な要素として、経験もそうだが、年齢のバランス、若返り、そうしたこと
も考慮しなければならない。
こんな感じだろうか。
この数年間"選手に自由を与える"という言葉は聞いてきたが、現在の常に選手に考えさせる事を
重要なポイントとしてきたオシムが言うと説得力がある。ジーコが言った意味と同じだろうが
サッカーに対する文化や経験によってブラジル人には理解出来た、というより普通に入ってくる
言葉が、日本の選手には入らなかったということか。いや、選手のみならず、記者やサポーター
にも伝わらなかったのだろう。選手全員が理解して、このプレーを出来た時には、見ている
サポーターも、ある局面でドリブルで突破をせずにバックパスした意味を理解する時か。
この発言以上に気になったのが、日本代表のメンバー選考に対して
『年齢のバランス、若返りも考慮しなければならない』
と発言した事だ。
深読みしてみるとこの発言は五輪代表以下のカテゴリーの選手に対して、言った言葉だと思う。
これは多くの方が感じていた事だと思うが、2010年の本大会に出場出来た場合、オシムは
以前からU-22、U-20に入っていた選手のみならず、現U-17からも最低1人は選出するのではないか
と思っている。それはその段階で日本スタイルが何%確立しているかは分らないが、継承していく
ためには、20才前後の選手も必要だからだ。
1998W杯では岡田監督はカズを切ってでも、小野を選んだ。もちろん彼の個人技の高さから選んだ
のだが、この選考はその後の日本サッカーの中心選手の1人を育てる意味でも重要だった。
U-17の選手たちも走っていたが、テクニックのある若い選手たちは、90分間考えながら走り
続けられる体力はつけてほしい。まだ『日本化』の過程なのだから。
今日のスイス戦は日本のサッカーが出来るか楽しみだ。
(さっ、ちょっと寝て3時ごろ起きるか)
posted by きっと |23:49 |
サッカー |
コメント(0) |
トラックバック(0)


