2006年07月27日
『サッカーは言葉の壁を越える』
先日、アメリカのダラスにある大学のサッカーキャンプに指導者として参加してきました。
このキャンプには、アメリカの10~18歳の子ども達が参加し、1週間サッカー漬けの生活を送ります。毎日、午前・午後・夜と1日3セッション、各2時間みっちりとトレーニング&ゲームを行いました。
私は11~12歳のグループを担当しましたが、サッカーをプレイする子ども達の表情には日本人もアメリカ人も違いはなく、みな喜びに満ちており、そんな子ども達の表情にいつの間にか私も引き込まれてしまっていました。
今回は、私がアメリカのサッカーの現場で経験した中でも、最も心を打たれた“コミュニケーション”について書きたいと思います。
もちろんアメリカですから、選手や他のコーチとのコミュニケーションは全て英語で行います。 正直、私は英語が得意ではないので、果たして自分にコーチングができるのかどうか不安な面もありました。
1つ1つデモンストレーションを交えながら説明し、片言ながらも英語でコーチングを行ないましたが、子ども達は必死に私の英語を理解しようとしてくれ、トレーニングから何かを得ようと必死になっていました。
子ども達も私のトレーニングの意図が分かると、水を得た魚のように走り出すのが、とても印象的でした。
サッカーボールを通してコミュニケーションを図ることで“言葉の壁”をこえることができると身を持って確信しました。
キャンプの最終日に、「キャンプはどうだった」と尋ねると、
『すごく楽しかった!!』
『また来年も会おうね』
『あなたがコーチで良かった』
と子ども達が言ってくれました。
サッカーは今までも私に数え切れないほどの感動や興奮を与えてくれましたが、これほどまでに心を揺さぶられる経験はそうありません。
『サッカーは言葉の壁を越える』
最高の感動を与えてくれたサッカーの神様に感謝です。
※次回は、『アメリカと日本の、子どものサッカーの違い』について書きたいと思います。
posted by Suzuki |13:57 |
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2006年07月25日
アルゼンチンのサッカークラブ、ニューウェルス・オールドボーイズのトップチームの練習に、同クラブの育成年代に所属する14歳の少年が参加しています。
名前はCristian Battocchio(クリスティアン・バットチオ)。
現在、アルゼンチンの学校は9月の新年度前の冬休みですので、期間限定の特別参加ですが、将来を見据えての大抜擢です。
「みんなよくしてくれる。家族や近所の人からは、トップチームの選手はどんな人たち?とよく聞かれるよ」。
非常にあどけない表情のクリスティアンですが、将来、クラブの絶対的な選手になれるのか楽しみです。
そういえば、ヴェルディの森本選手がイタリアへ移籍しましたね。
彼も15歳ぐらいでデビューした選手でしたから、そう考えれば日本でも同じような例はあったんです。
森本選手はその後やや伸び悩んだ感がありましtが、イタリアでぜひがんばってもらいたいですね!
posted by imai |18:12 |
少年サッカー |
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2006年07月19日
身内の話になりますが、現在、弊社のスタッフ二名が、アメリカのダラスにある大学で、中学生~高校生年代の子ども達を相手にコーチングしています。
大学のサッカーサマーキャンプですので、相手は全てアメリカ人です。
英語が苦手な二人をあえて送り込んだわけですが、先ほどの電話で「意外と通じるよ!」という話でした。言葉の壁をも簡単に越えるサッカーのすばらしさに!?改めて感謝です。
さて、みなさんのクラブでは雨が降るとサッカー中止にしますか?
学校を借りたりしていると、使えない場合がほとんどなので、中止にせざるを得ないケースがほとんどでしょうか。
我々は主に人工芝を使っているので、多少の雨では行います。
最近、結構雨が好きなタイプの子供も多いということに気付きました。水溜りの上を滑って転んで遊んでいるのです。最近の子ども達は、転ぶことが少なくなってきているので、雨が降るとそういった面で子ども達がはしゃぐのです。ボールもスリッピーになるので、高い技術が要求されます。
それに気付き始めている子ども達は、雨の中でどうやったらコントロールがうまく行くかを考えています。
梅雨時期ですが、雨がもたらしたプラスの影響が見えています!
posted by imai |18:17 |
少年サッカー |
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2006年07月10日
ワールドカップが終わりましたね、ジダンはなぜあんなことをしてしまったのかと残念な気持ちなのですが、とりあえずイタリアの優勝おめでとうございますという気持ちです。
これから日本は底辺から益々のレベルアップを図らなければなりませんが、その方法が大きな問題というか、むずかしいところです。
草の根のコーチで勉強熱心な方はトレーニングの方法をいろいろ知っていますが、いまいち子供にポジティブな変化が見られない場合は、以下の要因が考えられます。
各トレーニングには必ずやることの意味があり、それを説明し、子供が理解して意識的に取り組まなければ、ただの消化になってしまうということです。
例えば、単純なドリブルでコーンを数個避けてシュートするトレーニングがあります。これも、この練習の意図を理解させ、遊びながら熱中できる環境づくりが大切だと思います。
単純な練習だからこそ、たくさんゴールした人、たくさんゴールしたチームの勝ちとするような競争が重宝するのです。
時間内にたくさんシュートがしたいから、子ども達はできるだけ速いドリブルをすることを意識しますし、たくさん点を取らなければならないから一本一本のシュートを確実に入れようとするのです。
遊びの中で、無意識に技術を磨ける環境づくりをぜひ心掛けてみるといいと思います。
posted by imai |16:24 |
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2006年07月07日
今子供たちのコーチをやっていて一番納得がいかないのが、コーチはロナウジーニョや小野信二のようにリフティングができないとコーチとして認められないということです。
私もあまりリフティングが上手とは言えないので、子供たちに認められるよう日々練習しています。
先日もこんなことがありました。
私が2週間の時間を費やして、ある技を取得しました。
汗・水たらしてようやっと取得したものです。
この技は見た目も良く、意外と派手に見えるパフォーマンスです。
練習が終わり、たまたまコーチ仲間にその技を見てもらってちょっとプチ自慢していました。
そしてそのコーチ仲間もその技に挑戦し、かなり苦戦していたその時です。
「 コーチ俺にもその技教えて 」と何人かの6年生が寄ってきました。
ちょっと尊敬のまなざしを感じてしまった私は、こんな感じだよ!と軽くやってみせました。
多分できないだろうなぁ~と思いながら、彼らの挑戦をみていました。
ここからが悲劇(?)の始まりです。
私が2週間コツコツ練習したその技が、なんと30分で彼らはできてしまったのです。
彼らはそんなにリフティングが得意というわけではありませんでした。しかし…
そうです。彼らはGOALDEN AGEだったのです。神経系の発達が完成期に近づき、
その場で見たものがすぐ、自分でできるようになる年代だったのです。
一緒に挑戦し始めたコーチ仲間は未だできそうな気配はありませんでした。
その取得した6年生も、最初はやはり苦労していました。
しかし何回かその技のポイントとゆっくりやっているのを見ているうちに、徐々にできそうな雰囲気ができてきました。
そして…
挑戦し始めて30分、ついに成功しましたというより成功させてしまったんです。
その瞬間、すごいな~良くできたなあ~と言ってはみたものの、正直素直に喜べませんでした。
私の2週間という練習時間は、彼らの30分でしかありませんでした。
昔コーチの研修で学んだ、GOALDEN AGE(即座の習得)を目の当たりにし、この年代の可能性は
本当に未知数だと思った反面、私の人間的な小ささに気付いた瞬間でもありました。
このブログを書くことによって、素直に喜べるようになったので次回その子たちに会った時には
素直におめでとうと言ってあげたいと思います。
みなさんもGOALDEN AGEの可能性を目の当たりにしたことはありますか?
もしこのような体験があれば是非教えてください。
posted by waga |16:56 |
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2006年07月05日
ワールドカップもいよいよ佳境に入ってきましたね!
欧州開催はさすがにキツイです…。私も、毎晩、ワールドカップ観戦で夜更かしをしているためか、体調不良の日々が続いています。皆さんはいかがですか?
さて、日本代表は残念な結果に終わってしました。悲観的な意見が飛び交っていますが、私は、課題がある程度ハッキリした収穫のある大会だったのではないかと思います。記者会見でジーコもフィジカルの差を言っていました。私も、戦術云々以上に、「フィジカル」と「メンタル」の差を見ていて感じました。日本代表にとって、今回の大会ほど、その部分が明確になった大会はなかったのではないでしょうか。
「フィジカルとメンタルの差」をどのようにクリアしていけば良いのでしょうか?
まず、グラウンドレベルから言うと、効率的なフィジカルトレーニングを導入することも必要だと思います。これまで、フィジカルトレーニングといっても、いろいろな考え方があったり、どのように行えばよいかが分からないなど、経験則に頼っていた部分が多かったのではないでしょうか?やはり、育成年代より、しっかりしたフィジカルのプログラムを積極的に導入することも必要だと思います。これまで指導をしてきて、フィジカルが強くなると、選手たちの自信にもなり、結果、テクニカル面も向上する傾向が強いと思います。そういう面でも、フィジカルトレーニングを積極的、かつ効果的に導入することは欠かせないと思います。
次に、選手たちを取り巻く環境をしっかりと整備することです。
私は、これまで、FC東京や横浜Fマリノスの中・高校生チームで指導に携わってきましたが、そのような選手たちを見ていて、国際経験が少ないかなと感じました。ドイツやオランダのクラブでは、トップレベルだけでなく、グラスルーツのクラブチームまで、定期的に他国のチームと試合をしているのです。しかも、イースターやシーズン前などの時期になると必ず、真剣勝負の大会を行っているのです。
そのような大会には、欧州のトップレベルのクラブから南米やアフリカのクラブまで、世界各国からクラブが参加をするのです。このような大会に育成年代から定期的に参加をすることで、自然とたくましくなるものです。
もちろん、これには大陸という利点からくるものかもしれません。しかし、このような環境こそ、島国の日本とは決定的に違う点だとも感じたものです。
これは、日本が悪いといっているわけではありません。日本国内で吸収できることもたくさんあります。しかし、日本にもいろいろなクラブはあるものの、どうしても同じ民族なので、スタイルが被ってしまう傾向が強いのも確かです。他国のチームと試合をすることにより、スタイルの違うサッカーを体感することができ、新たな発見をすることができるものです。
私もはじめて欧州に足を運んだときの衝撃は、今でも忘れることができません。
まず、日本では通るパスが通らないのです…。ポジショニングが良いのもありますが、身体の違いが大きいです。日本では小柄な選手が多いのですが、そのような選手と体格の大きな選手とでは、リーチが全く違うのです。そのような条件を考慮した上、パス1本にしても、常にコースを考え直さなくてはならないのです。
そして、何よりも一番の違いは、ボールに対する執着心!!これはもしかしたら、日本の選手に一番かけている部分かもしれません。自分のボールになるためなら、滑ってでも奪い取りにくるのです。取れなかったら、頭でも取りに来るぐらい、アグレッシブな選手が多い!
ボールを奪ったら、すぐにゴールまでの最短距離を考えるのです。日本だったら、シュートよりもポゼッションとなってしまう傾向が強いですが、向こうではまずはシュートを考えるのです。自然と攻撃の優先順位を実践しているのです。
これは、ほんの一部のことですが、海外に行って得るものはたくさんあると思います。このような経験を中・高学生年代でしていれば、自然と世界という目標を持つことができ、選手のモチベーションを高めるキッカケにもなるのではと思います。
私は、日本サッカーがさらにレベルアップをするために、チームが投資をしてでも積極的に海外に出向くことも大事だと思います。
また、選手と同様に、コーチも積極的に外へ目を向くことです。もちろん、外ばかり見て、足元を見ないのでは意味がありませんが、常にアンテナを高く張ることは重要だと思います。
ファンルーツとしても、日本サッカーが少しでもステップアップをするために、情報を積極的に発信をしていくことができればと考えています。
これからの日本サッカーが更なるステップアップをするために、皆で力を合わせてがんばりましょう!!
重ねて、以下のセミナーを行います。
ご興味のある方は、HPよりご確認ください。
◆日時/会場/内容 :
(日時) 2006年8月26日(土) 18:30~21:00
(題目) 講義/実技 ~U9年代のテクニカルトレーニング~
(内容) U9年代の子供たちに対するテクニカルトレーニングを中心に、指導コンセプトを紹介します。コーチの声かけの仕方からゲームの観察方法まで、トレーニングプログラムを作り上げるために必要な情報が盛りだくさん!
(構成) 18:30-19:30 講義 / 19:45-21:00 実技
(会場) 東京体育館 第4会議室 / フットサル場 (陸上競技場内)
〔最寄り駅〕 JR中央線・総武線 「千駄ヶ谷駅」より徒歩1分
都営地下鉄大江戸線 「国立競技場駅」より徒歩1分
(費用) 一般 \5,250- ファンルーツ会員 \4,200-
また、9月にイングランドサッカー協会公認レベル1コーチングコースを関東(東京、埼玉)と、中部(長野)で行います。FAから本場の講師が来日し、現地と全く同じ内容で行います。
本場のコースを日本で受けることのできるチャンスです。詳しくはHPで! www.funroots.net
posted by hirano |09:23 |
少年サッカー |
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2006年07月03日
幸運なことに自身2度目の『World Cup』をドイツで見てきました。4年前の『ワールドカップ』と違うと感じたことは”熱気”でした。どこの街に行ってもその日におこなわれる国、またはその街で行われた、これからおこなわれる国のファンであふれていました。彼らはまるでこれから始まる試合の前夜祭っといった感じで街のいたるところで歌い、お酒を飲んでいました。試合後には勝ったチームのファンは朝までパーティーのようになっていました。
ドイツはホストとしての宿泊、交通施設も優れていて、試合当日の移動日はチケットを持っていれば公共交通機関が無料で乗れるというのも驚きでした。
パブリックビューイングも街ごとに必ずあり、そこで試合を見たり、ウインナーを食べたり、ビールを飲んだり、1日中遊べるようになっていました。チケットを取れなかったファンや、その街に住んでいて会場に足を運べない各国のファン、ドイツ戦では大勢のドイツファンがそこで観戦していました。
前回日本・韓国での『ワールドカップ』ではそこまでお祭りという気はしませんでしたが、今回は1ヶ月すべてがお祭り騒ぎになっていました。
日本のファンは代表チームと同じくおとなしく、僕が見たクロアチア戦でもクロアチアファンに街中、スタジアム内で圧倒されていたかと思います。
この『World Cup』で感じたのはどこに行っても冒頭でも言いましたが”熱気”です。4年前感じなかった鳥肌が今回は幾度と立ちました。僕は初めて本当の『World Cup』を肌で感じたのだと思いました。
準決勝戦、3位決定戦、決勝戦と3試合しか今回の『World Cup』では残っていませんが、2010年南アフリカ大会、2014年大会(開催地未定)と続いていきます。皆さんもチャンスがあったら肌で”熱気”に触れ、感動してみてください。
posted by endo |15:08 |
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