2008年04月06日
☆安定した成績を残せる秘訣とは?
今シーズン悲願のリーグ年間チャンピオンに向けてスタートした清水エスパルスであるが、開幕からつまずいてしまった。 目標を高く設定していただけに、スタートのつまづきがモチベーションの低下につながらないか心配である。 FW陣の決定力不足とか言われているが、それは結果からみての判断であって、原因は色々とあるんだろうと思う。 今シーズンはエースとして君臨してきたチョジェジン選手が移籍し、長谷川監督はキャンプ中からFW陣の組み合わせを色々と試行錯誤していた。 シーズンに入り、ツートップの一角には矢島選手を固定しているが、もう一角にはマルコス・アウレリオ選手、西澤選手、岡崎選手、原選手を起用し、またフェルナンジーニョ選手をMFからFWに上げたりもしている。 長谷川監督も試行錯誤が続いているようだか、結果をもとめすぎてあれこれするよりも、個人的にはシーズン序盤はツートップを固定して戦うべきではないだろうか。 チョイスは矢島選手とマルコス・アウレリオ選手でいいと思う。 もうひとつ個人的に言えば、このままでは西澤選手が第一線の選手としては終わってしまうのではないかと心配だ。チョジェジン選手移籍後、FW陣の軸となるべき存在は西澤選手だったのではないかと感じているが、長谷川監督の矢島選手にかける期待の大きさは特別だ。 矢島選手は、まだまだ未完の大器という感じだが、我慢して使い続けてくれる監督のためにも発奮してもらいたい。 まだまだ清水はリーグ戦を勝ち抜くような実力が身についていなかったということなのだろうか。 現在在籍している個々の選手の質を考えたら、決してどのチームにも負けていないと思う。 昨シーズンを制した鹿島アントラーズは、開幕から安定した成績を残している。 勿論鹿島も代表クラスの選手を抱えており、選手の質は高いのであるが、鹿島に出来て、何故清水には出来ないのか。 最近はそんなことをずっと考えている。 クラブの歩んできた歴史を含めて、長いスパンで答えを求める必要がある、と思う。
技術的な分析は、その時々のチームで違うだろうし、専門家ではないから僕はそれをしてもしょうがないので触れない。 ただ鹿島は伝統的に勝負強いチームである。一方で清水は伝統とはいいたくないが、決して勝負強いチームではない。 その差はいったいどこから生まれているのか。 非常に忌々しき問題である。 茨城県と静岡県のもつ風土の違いが選手の人間性にも左右しているのだろうか? この点は、決して鹿島でこれまでレギュラーを張って来た選手の多くが茨城県を出身としていないし、現在の清水もレギュラーを張っている選手の多くが県外出身選手である。 指導者やフロントレベルを含めてもそうだろう。 鹿島はほぼ外国人監督がチームを指導し続けているし、また常にブラジル出身、システムも一貫をしている。清水はブラジル人監督でスタートしたが、監督の出身もシステムも一貫してこなかった。 安定した成績を残せる土壌や環境は鹿島の方にあるとは言えるが、これ、という答えを見つけるのはやはり難しい。 Jリーグ草創期に栄光を掴むことの出来た鹿島と、草創期に栄光に手が届きそうで届かなかった清水という、チームの歩んできた歴史も今の選手に影響をしていよう。 現在の鹿島でプレーする選手達は、自分達も過去の選手と同じようにタイトルをとっていかないといけないし、それができるはずだと思っているだろう。タイトル獲得経験のある選手が、次の未経験の選手と融合して、途切れることなくタイトル獲得の術を継承していけている。 一方で現在の清水でプレーする選手達は、自分達でまずタイトルを掴んでクラブの歴史を刻んでいかないといけないという段階だ。過去に清水でタイトルを掴んだことのある現役選手はいない。 ガンバ大阪や浦和レッズがそうであったように、一度タイトルを獲得することが、以後のチームの安定度を格段に上げる結果となっっているだけに、脱皮できないチーム状況が口惜しい。 今シーズン、清水の選手達は、今後もリーグ戦を苦しんでもがいて戦うことになるかも知れないが、決してひるむことなく堂々と戦っていって欲しい。 目の前にあると思っていたタイトルが、霧に覆われて見えなくなってしまっている感じかも知れないが、タイトルは意外にそう遠くない先にあると思う。
posted by おおちゃん |00:39 |
☆清水エスパルス |
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