2007年10月07日
☆北京五輪代表FW選考に思う
5日金曜日、サッカー北京五輪アジア最終予選C組第4戦のカタール戦にのぞむ21名の代表選手が発表された。 今回の代表選考では、前節で中盤のスタメンだった梶山選手が怪我、本田拓也選手が出場停止となる点、得点力不足を指摘されているFWを中心とした攻撃陣へのテコ入れ、具体的にはカタニャーの森本選手の招集はあるのか、といった注目点があった。 結局、中盤の選手としては清水エスパルスの枝村選手が復帰し、FW陣はFC東京の平山選手、柏レイソルの李選手、エスパルスの岡崎選手、セレッソ大阪の森島選手という前回と同じ顔ぶれとなった。 カターニャの森本選手は、左ひざの状態が万全でないことと、今まで召集をしていないことのリスクから見送られた。 この召集見送りに関しての反町監督の判断は理解できる。 次節のカタール戦はアウェーゲームである。連携のとれていない選手を招集、まして起用することなどは、とてもリスクの大きいものと判断できよう。 しかし考えてみれば、攻撃陣の顔ぶれは、前節得点をとって勝ち点3が要求されたゲームで、課題を残したメンバーのままである。 勿論、準備期間に前節の課題を修正し、連携を高めてゲームに望めば事態は好転するかも知れない。反町監督の選考に、前節のメンバー以上のプラスアルファを望める戦力が見当たらなかったという切実な問題があったのか、この点は監督の心中なのでわからない。 得点力不足なんて永遠の課題だよ・・・と言ってしまえば、それまでなのだが、メンバー選考からはアウェーのカタール戦対策という部分が特にうかがえなかったのが心配だ。 現在までの五輪代表の試合に、相手がどこであろうと、同じシステム、スタメンで戦って、勝利を期待できるほどの内容あるゲームがみられていないからである。
まず心配なのは、中盤の守備である。 最終予選反町監督は、中盤のセンターMFを梶山選手と本田拓也に固定して戦っていた。 梶山選手はスピードある突破力がある訳ではないが万能型の選手で、ゲームをコントロールできる存在。粘り強い守備のできる本田拓也を起用することで、二人で中盤を安定させようとしていた。 次節はこの二人がアウェーゲームで出場できない。 二人の変わりに誰がスタメン出場するのか興味深いところだ。 前節では途中交代した梶山選手のポジションにはサンフレッチェ広島の青山敏弘選手が入った。 また今回召集された枝村選手は、前線のスペースへの積極的な飛び出しが持ち味で、中盤と前線を繋ぐ大きな力となる選手である。 ただ本田拓也選手のような粘り強い守備を落ち味とする選手ではないだけに、守備の仕事を強く求められる第一ボランチを誰に任せるのかは、課題となろう。 その意味では今回、第一ボランチの仕事を得意にしている選手は、特に新たに召集はされなかった。反町監督のどのようにアウェー戦を乗り切るのであろう。 今回の枝村選手の招集は、中盤の戦力補充という他に攻撃陣の活性化に繋がるのではないかと思う。 反町監督は第一次予選で、「国際試合という厳しい場面で、戦えるかどうか」を選考の材料にあげていた。結果アントラーズの増田選手は、それまで主力で召集されていながらも戦力外とされ、召集されなくなった。 ただ反町監督は、FWは一枚にしてでも増田選手のように攻撃的MFで前線で得点に絡める選手を好んで起用していることは事実。 増田選手のようなタイプの中盤の選手の招集を見送ったことで、現在の代表はプレーエリアを中央にして前線で得点に絡める選手があまりいないように思う。 枝村選手の招集はこの点に好材料となってくるのではないだろうか。 また最終予選でそれまで主力として召集されながら、召集されなくなった選手にジュビロ磐田のカレン・ロバート選手がいる。 彼は、反町監督が「国際試合で戦えない」と判断し、召集を見送られたというよりは、五輪代表やクラブで結果が出ないスランプの状況で、召集を断念した部分が大きかったように思う。 彼は今シーズン、アジウソン監督に少々不遇な扱いをされていたように思うが、内山監督に代り、光るプレーを見せ始めている。 次節はアウェーゲームである。 やはり最前線に位置するFWが、スペースをスピードあるドリブルで切り裂く姿をみたいものだ。 カレン選手のようなスピードある突破ができる選手がFW選考には必要だったのではないだろうか。 平山選手や森島選手はそのタイプではない。 スピードという点では李選手と岡崎選手に期待がかかるが、李選手も思うような結果は出せていない。岡崎選手は「スピードがあるプレーが持ち味」などとテレビ解説者は紹介しているが、彼は相手の裏を一瞬の動きで飛び出すプレーが持ち味であって、ドリブルで長い距離を突破するタイプではない。 その意味で今回のFW選考は、特にカウンター攻撃を得意とするFWを新たに召集した訳でもないのである。 カタール戦に反町監督はどうやって勝利に活路を見出すのだろうか。 厳しい最終予選である以上、これまで同様ヒヤヒヤしたゲームになることは間違いないだろうが、「あぁとりあえず勝ってよかった」というだけの感想をもつゲームにならないことを期待したい。
posted by おおちゃん |19:07 |
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Re:☆北京五輪代表FW選考に思う
確かにっ!!
と、言いたいですが、かわりor適任にはたとえば「誰」がいいですかね??
それが聞きたいです。
posted by JJお子茶。 | 2007-10-07 23:16
Re:☆北京五輪代表FW選考に思う
伊野波か細貝をボランチで使いそう
青敏-上田とかじゃ守備が心許ない
posted by Tino | 2007-10-07 23:48
Re:☆北京五輪代表FW選考に思う
あぁなるほど。
中盤に関しては、伊野波選手か細貝選手を起用するんですかね。
二人とも元々は中盤の底をやっている選手ですもんね。
ただ代表でもクラブでも、最近は最終ラインに入ることが多いですよね。
すっかりどちらの選手もDFとして考えられているようだったので頭になかったですね。
逆に最終ラインに影響が出てきそうで心配です。
posted by おおちゃん | 2007-10-08 00:25
Re:☆北京五輪代表FW選考に思う
攻撃がワンパターンそしてシュートで終われ。柏木は焦りすぎ、まだまだ甘い。
posted by 茅ヶ崎太郎 | 2007-10-18 03:04
Re:☆北京五輪代表FW選考に思う
マスコミの事前の報道も注目選手は、森島選手だとか、柏木選手、内田選手だとか・・・それってこないだ加わったばかりのU-20の選手じゃないの!?って思ってました。
本当に注目しなければらならないのは、本田圭佑選手であり、家長選手じゃないのでしょうか。
要は元々U-23の主力だった選手たちです。
彼らのパフォーマンスが元気がない。
彼らが黒子に徹しようとしているんなら、五輪出場はないと思う。
反町監督は分析力のある監督という定評があっただけに、きっと苦しい時に素晴しい手を打ってくれるはずだ、と信じて五輪代表を見てますが、ここまではハッとさせられるような素晴しい手腕をまだ見せてくれてません。
本当にそれで準備はよかったの?とか、あぁそこでそんな交代なんだとか。
監督がプレッシャーに潰れて消極的になってしまってないかだけ心配です。
posted by おおちゃん | 2007-10-18 18:47
Re:☆北京五輪代表FW選考に思う
そうだね。私もここまで具体案のない反町監督の指導力に疑問。ここにきて今の時期に平山出さないのどうかな。それならもっと早くに変えてればいいのに。カレンが突破出来るか、といわれると疑問だけど。カレンは抜けないよ。ただ本田圭、家永の奮闘を期待する。まだ若いのになんだろ、あのへんに落ち着いた覇気のないプレーは。ドリブルというより、日本は速攻とクロスが少ない。A代表にも言えるが。
posted by てるてる | 2007-10-18 23:03
Re:☆北京五輪代表FW選考に思う
僕も今になって平山選手を使わない、というのも反町監督の起用が何か中途半端に思えてなりません。
平山選手を精神的に追い込んで追い込んでみて覚醒させよう、とする意図があるのかも知れないですね。
逆境にどんなプレーや行動がとれるかで、その人の真価が問われるように思います。
最近の亀田親子を見ていても。
カレン選手はとてもよくなっていますよ。
成長したというよりもいい時の状態に戻って来たというべきなのかも知れませんが。
FW陣、オフェンス陣のタイプの問題で、彼のようなプレースタイルの選手が必要なんじゃないか、という意図でカレン選手をあげました。
posted by おおちゃん | 2007-10-20 11:47


