2008年08月25日

セルティックに心強いFWが復帰

スコットランドプレミアリーグ。第2節に続いて、第3節のフォルカーク戦も解説を担当。対戦相手のフォルカークは、エディンバラとグラスゴーの中間あたりにある小さな街を本拠地とするクラブ。1876年創設と歴史のあるクラブだが、70年代以降は1部と2部を行ったり来たりのエレベーターチームとなっていた。だが、一昨シーズン、昨シーズンと連続で7位となり、今シーズンはトップ6を狙っている。

セルティックのスタメンは、GKボルツ(ポーランド代表)、DFヒンケル(元ドイツ代表)、ローフェンス(初スタメン、今夏、イングランド2部のカーディフより加入)、マクマナス(スコットランド代表)、ウィルソン、MFハートリー(スコットランド代表)、S・ブラウン(スコットランド代表)、中村俊輔、マッギーディー(アイルランド代表)、FWフェネホールオフヘッセリンク(オランダ代表)、サマラス(ギリシャ代表、マンチェスター・シティより完全移籍)[4-4-2]。開幕戦で負傷の左SBネイラー(打撲)、第2節で負傷のCBコールドウェル(腿)、FWマクドナルド(鼠径部)はベンチ入りせず。

試合は、序盤こそ、フォルカークの激しい中盤でのディフェンスに押されがちだったものの、前半31分にセルティックがゴールを挙げてからは、ほぼセルティックペース。ちなみに、この先制ゴールは俊輔の右サイドからのFKをキャプテンのマクマナスが押し込んで生まれたのだが、スローで見るとこれは完全なハンド。おそらく、ゴールしたマクマナス本人もわかっていたはずだが、それでもゴール直後にはガッツポーズ。きまじめそうな外見だが、意外としたたかなタイプなのかも。

その後、FWフェネホールオフヘッセリンクがDFのラフプレーによって負傷退場、替わって1年半ぶりにアストンビラから復帰したFWマローニーがピッチへ。マローニーは、俊輔がセルティックへ加入した05-06シーズンの年間MVPなのだが、久しぶりのセルティックパーク、しかも、まだチーム合流から数日(1日?)にもかかわらず、いきなり好プレーを連発。前半終了間際に完璧なスルーパスでサマラスの今シーズン初ゴールをアシストすると、後半にもまたもやサマラスのゴールをアシスト。相手GKのファインセーブにあって、復帰ゴールこそならなかったが、3-0の勝利に大きく貢献し、この試合のMVPに選ばれた。

マローニーの復帰によって、セルティックの中盤はさらに層が厚くなった。一昨シーズンのMVPである俊輔、昨シーズンのMVPマッギーティーと、3人のMVPが並ぶ中盤は、チャンピオンズリーグを戦う上でも大きなストロングポイントになるだろう。もっとも、現在、ケガで離脱中の水野晃樹にとっては、かなり厳しい状況と言えるかもしれないが……。

来週は早くも、オールドファームダービー。第3節でレンジャーズがアバディーンと引き分けたため、セルティックは首位で決戦を迎えることになった。昨シーズンのセルティックホームでのオールドファームダービーでは、俊輔が見事なゴールを挙げてチームを勝利に導き、結果的にそこから8連勝を飾ったセルティックが、劇的な逆転優勝を遂げた。今シーズンは、どんなドラマが待っているのだろうか。

posted by from1 |16:07 | 欧州サッカー |
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