2008年06月22日
ウィーンの悲劇&驚喜
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現在、EURO2008が開催されているウィーンに来ている。メインの仕事はイタリアでの交渉事なのだが、欧州サッカーを愛する者として、ヨーロッパへ来ているのにEUROを観ずに帰るなんてあり得ない! ということで、クライアントを巻き込んで、ウィーンでの準々決勝2試合を観るスケジュールを組んだのだった。 というわけで、昨晩はその1試合目、クロアチアvsトルコの準々決勝を観戦。この2チームのサポーターは試合前から、自分たちのチームが決勝トーナメントを闘えることを最大限に喜んでいた。それぞれの人がそれぞれのスタイルで試合前からたっぷりと楽しむ。欧州サッカーの歴史の深さをまざまざと感じさせられた。 試合内容に関しては詳細を省くが、延長後半終了間際から起こったドラマは、映画や漫画でさえあり得ないほどの展開だった。延長後半14分に、クロアチアがモドリッチの粘りから、最後はクラスニッチがヘディングで合わせて劇的な先制弾を挙げる。喜びを爆発させるクロアチアの選手たちと、スタジアムに詰めかけた1万5000人のサポーターたち。呆然と立ちつくすトルコ・サポーターたち。しかし、その直後の延長後半ロスタイム、GKリシュトゥからのロングフィードから生まれたエリア内の混戦を制したセミフが左足で叩き込み、まさかの同点。その瞬間、試合終了のホイッスルが吹かれ、勝負の行方はPK戦にゆだねられた。そして、PK戦はさも当然のようにトルコが制し、3試合連続の逆転勝ちを収めたトルコが、ドイツとの準決勝へ駒を進めることになった。 選手たちの様子ももちろんだが、それ以上に印象に残ったのが、両国サポーターの表情だった。歓喜からの絶望となったクロアチア、放心状態から一転、驚喜に沸いたトルコ。両国サポーターの表情はあまりにも対照的だった。 ピッチ上では、クロアチアのモドリッチにとにかく注目していたのだが、さすがのプレーぶりだった。“ベイビー・クライフ”と称され、イタリアの新聞、ガッゼッタ・デッロ・スポルトでも、「ゾラのファンタジーア、ピルロのレジスタとしての能力、そしてデコのテクニックを併せ持つ男」と評価されたモドリッチの今後に期待である。 そして、テリム監督率いるトルコ。今大会4試合を終えて、リードしている時間は10分にも満たない(初戦のポルトガル戦は0-2で敗戦、2戦目のスイス戦はロスタイムに勝ち越しゴール、3戦目のチェコ戦では後半42分に同点ゴール、44分に逆転ゴール)という事実が、トルコのミラクルを端的に表している。果たして、ドイツ相手にもこのミラクル・ターキーの勢いは通用するのか。準決勝を楽しみにしたい。 イタリア、ウィーンでの出来事は、後日、まとめてアップしますので、あしからず。
posted by from1 |07:53 |
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