2009年07月03日
中村俊輔のセルティック最終戦
ヴォルフスブルクの優勝を見届けた日の翌日、朝一番のフライト(アムステルダム経由)でグラスゴー入りした。グラスゴーについたのは11時半すぎ。セルティックvsハーツ戦のキックオフは13時だったため、タクシーを利用して急いで空港→ホテル→セルティックパークと移動する。道が空いていたため、キックオフ30分前にはスタジアム内へ。俊輔のセルティック最終戦ということで、日本人メディアも相当な人数がやってきていた。また、この試合はスカパー!で生中継するため、解説の川本さん、実況の加藤さん、そしてスコットランドプレミアリーグの中継スタッフらの姿もプレス席にはあった。 セルティックの優勝条件は、ハーツとの最終戦に勝利し、なおかつ、同時刻に行われているダンディー・ユナイテッドvsレンジャーズで、レンジャーズが負け、もしくは引き分けに終わること。昨シーズンは、ほぼ同様のケースで、セルティックが逆転勝ちしているだけに、可能性は十分にあった。 しかし、前節のハイバーニアン戦で勝てず(0-0)、首位から転げ落ちたセルティックの選手たちには、もはや再び逆転優勝を成し遂げるだけの力が残っていなかった。ハーツ相手にリードを広げることで、レンジャーズ側にもプレッシャーはかけられたはずだ。しかし、決定機を外し続けると、逆にレンジャーズが先制、前半終了間際にはそのリードを2点に広げた。ハーフタイムに、レンジャーズ2点リードの知らせを聞いたセルティックの選手たちは、後半、“今シーズン最低”とも言えるようなプレーを続けた。勝利を目指して必死になっていたのは、俊輔のみ。それでは、勝てるはずがない。ブーイングの中、俊輔のセルティックでの4年間が終わった。 もっとも、最後のシーズンで2位に終わったからといって、俊輔の4年間が否定されるわけではない。国内リーグ3連覇、そしてUEFAチャンピオンズリーグでの2年連続の決勝ラウンド進出。マンチェスター・ユナイテッド相手に決めた2本のFKをはじめ、印象に残る多くのゴールを決めた俊輔は、確かにセルティックの歴史に足跡を刻んだと言えるだろう。 試合後、グラスゴーの中央駅でスカパー!スタッフやうじきつよしさんらと合流し、中華レストランでたっぷりと飲み食いした後、ホテルに戻り、原稿を書く。テーマは、「中村俊輔、横浜凱旋!」。そう、この時に書いた原稿は、今回の急転直下のエスパニョール移籍によって、“幻の原稿”となってしまった。せっかく書いた原稿がボツになったのは悲しいが、中村俊輔という選手のことだけを考えると、夢であったリーガ・エスパニョーラに挑戦できることは、本当に幸せなことだと思う。「日本人はスペインでは通用しない」という現地での評価を、俊輔の活躍が覆してくれることを期待したい。(「ローマ篇」に続く)![]()
posted by from1 |16:26 |
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優勝セレモニーを見届けた後は、カメラマンのKさんと一緒に、急いでフランクフルトへ。本来ならば、市庁舎で行われる優勝報告会の取材も行いたいところだったのだが、翌日のセルティックvsハーツ戦を取材するためには、フランクフルトに戻り、朝イチの飛行機に乗る必要があるのだ。後ろ髪ひかれつつ、フランクフルトに戻り、中央駅の構内にあるアジアンフードで晩ご飯。
おまけ)以下の写真は、スタジアムから駅への帰り道で目にしたもの。センス抜群。
(セルティック篇に続く)
駅から、プレスパスのネゴをお願いしている人に電話してみる。声のトーンで、すぐに交渉がうまくいったことがわかる。「何とか、カメラマンさんの分だけはパスが出ました!」 あれ? いや、確かに「カメラマンを最優先で!」とお願いしたのだが、ホントにカメラマンしか出ないなんてことあるの?「席がないなら立ち見でもいいです」と伝えたのに……。いやいや、カメラマンのパスが出たのは素晴らしいことだ。こうなったら、おれの分はプレス入口で直接交渉だ!
スタジアムに着いて、プレス入口が空くのを待ち、さっそく交渉。すると、こちらの名前を聞くなり、広報のえらい人っぽい女性が、すごく厳しい表情で、「オンリー、カメラマン」とだけ口にする。なんだか、ムチャクチャ怒ってる。どうやら、一度、NG連絡をした人間が、別のルートからネゴったことが気に障ったようだ。その広報と顔見知りの記者に交渉してもらっても、とりつくしまもない。
すぐに切り替えて、ダフ屋を探しに行く。チケットが完売しているにもかかわらず、ダフ屋が全然いない……。諦めかけた時、一人の少年から声をかけられる。なんと、その手には1枚のチケットが! 金額を聞くと、●●ユーロという。元々の価格が非常に安いことから考えると割高だが、それでもフランクフルトからヴォルフスブルク間の片道電車賃と変わらない金額だ。この状況なら当然即決。少年はうれしそうに走り去った。
キックオフ10分前に、スタジアム内へ。せっかくの一般席なので、ビールとプリッツェルを手に、シートへ。席は正面右よりだが、かなり見やすい。そして、周囲には熱狂的なヴォルフスブルクのサポーターたちが。聞いたところによると、ヴォルフスブルクはブンデスリーガの中でも、あまり人気がないことで知られているそうだが、さすがに初優勝がかかった試合ということで、応援にも熱が入っている。
ピッチを見ると、長谷部が予想どおり、スターティングメンバーに入っている(大久保は発熱のため、ベンチ外)。相手は2日前にUEFAカップ決勝を戦い(しかも敗戦を喫し)、間違いなく疲労の残っているブレーメン。難敵とはいえ、この状況ならば、勝利する可能性は高い。キックオフの笛が鳴り響いた。(続きは次回)
高橋先生用に用意されたサプライズ・シャンパングラス
俳優の永井大さん。初めてもらった芸能人からのサインは、新郎のサインだとか……
終始リラックスムードだった新郎と、美人の奥様。奥様は小学校の先生
高橋先生書き下ろしのイラストを使用したウェルカムボード







