2006年08月31日
思わぬプレーが・・・
TDK対伯和ビクトリーズの対戦。伯和ビクトリーズの先発はJFE西日本から補強の山下。山下は肘の手術を冬に行ない、復活のマウンドでした。
5回途中2失点で降板しましたが、コントロール良く左右に揺さぶり復活のマウンドを飾りました。
対するTDKは都市対抗9回出場ながら、都市対抗での勝利がありませんでした。少ないチャンスを物にして、2-0と完封により初勝利をあげました。
三菱岡崎対JR北海道は思わぬプレーが勝敗を左右しました。
7回先頭バッターがファーストライン上に打球が転がりました。その打球を捕球しタッチをしにいったところ、ボールを弾き転々と転がり打者走者が2塁まで進塁しました。この後タイムリーヒットが出て、決勝点となりました。
走者にタッチしにいくときには、網の深い部分で捕球しタッチしにいくか、両手でしっかりタッチしにいかなくては弾かれてしまう可能性が高いでしょう。
結局2-1で三菱岡崎が勝利しました。
接戦のゲームでは、ミスをした方が負けてしまいます。
ホンダ対ニチダイはホンダプロも注目の筑川が先発。筑川はキレもあり、コントロールも良く危なげないピッチング。失投をニチダイ高島にライトにホームランを打たれるも、素晴らしいピッチング。
打線もミスを確実に得点にする優勝候補らしいそつのない攻撃。長打あり、盗塁あり、バラエティーにとんだ攻撃パターンでニチダイを圧倒しました。
3回に2点をニチダイは失いますが、センター前ヒットでランナー2塁を殺しにいこうとセンターが全速力で突っ込んできました。打球を後逸し打者走者までホームに帰ってきました。2試合目と同じようにこのプレーから、一気にホンダのペースになり、得点を取られてしまいました。
ワンプレーでゲームの流れが変わってしまったプレーでした。結局、11-1でホンダがニチダイを破りました。
試合ではワンプレーが勝敗を分けるプレーが出てきます。1球、1打を大切にプレーしなくてはならないという確認をさせられた試合でした。
posted by frankima |07:56 |
社会人野球 |
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2006年08月30日
投手の気持ちの動き
投手はメンタル面で結果が大きく変わってきます。
29日の第一試合では大阪ガス対JR東日本東北の試合で、JR東日本東北はエース摂津が先発投手でした。
彼は黙々とボールを投げ込み、イニングが終わると堂々とベンチに戻ってきます。2アウトもしくは1アウトでランナーが詰まったときに、ファールグランドでキャッチボールを始めますが、自チームの攻撃を客観的にみることができ、気持ちの波を作ることがありません。
気持ちを全面に見せる投手というのは、実は不安を抱えています。私も大声を張り上げ投げていましたが、実は不安を隠すためでした。
摂津投手は最後のバッターを打っとるまで表情を変えること無く、投球を続けました。勝利の後にはガッツポーズをしました。3-2の試合でしたが、大阪ガスのベエラン投手もさすがというピッチングでした。
第2試合は本田技研鈴鹿対日本通運。延長11回表、2アウトランナー1塁で初球に盗塁を決められました。9番バッターが出塁し、1番バッターでしたが、状況を考えると盗塁をしかけるには絶好の場面です。ここで本田技研の投手がランナーをノーマークにしてしまい、盗塁を許しました。
この状況でランナーをノーマークにしたことが、日本通運に流れを向けました。次打者を四球で歩かせ、2番沢村。2番ではありますが長打力を持った選手です。2アウト1・2塁表での攻撃。守備体系は定位置やや手前ぐらいで良かったのではないかと考えます。
確かに1点も取られたくない場面ですが。1点差であれば相手へのプレッシャーもかかります。
結局、沢村の打球は右中間にライトがボールに触れましたが、2点タイムリー2ベースとなり5対3で日本通運が勝ちました。
日本通運・南の思いきった盗塁は、ピッチャーがノーマークはありましたが素晴らしいプレーでした。
本田技研鈴鹿は主砲上出の故障が最後まで尾を引きました。
3試合目もまたまた好ゲーム。3対2で9回2アウト2塁から1番鈴木がレフト前にタイムリーヒット同点に追いつき、延長戦に入りました。
社会人野球も高校野球と同じようにあきらめない気持ち粘りがこの大会では目立ちます。
松下電器は昨年大阪都市対抗予選でNOMOクラブに破れ、都市対抗出場を逃しました。その悔しさをバネに今回は代表第一代表を見事獲得しての今大会への出場です。
両チームとも素晴らしい攻撃、守備で試合を引き締めました。
延長10回に2アウトランナー2塁2-3からファールチップをキャッチしているのに何故かファール。審判から何の説明もないままプレーが続行。観客からもどよめきが起こり、そのままプレーが続行されました。普通に打者がアウトになったから良かったものの、観客も選手も納得のいかないジャッジでした。
延長12回裏、1アウト1塁。セカンドの後ろに小フライが上がりました。1塁ランナーは落ちる打球と判断して一気に3塁まで走り抜けました。セカンドがファイオンプレーをしたのですが、確かに落とせばサヨナラの場面ではありました。しかし、延長に入り1つのプレーが勝敗を左右します。積極的なプレーというよりも暴走というプレーでした。
延長13回裏、2アウトランナー2塁から日野原のレフト前サヨナラヒットにより、4-3でJR東海が松下電器を破りました。
3試合大接戦で延長2試合。1点差2試合の素晴らしい好ゲームでした。
posted by frankima |07:45 |
社会人野球 |
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2006年08月30日
「ビデオ分析を使いこなせ」映像分析セミナー
8月28日大阪の平成スポーツトレーナー専門学校で映像分析のセミナー「ビデオ分析を使いこなせ」という題目でセミナーを行いました。
講師は龍谷大学経営学部教授長谷川先生、関西学院大学アメリカンフットボールストレングスコーチ油谷氏、私ベースボールアドバイザー今関勝の3氏で行ないました。
参加者は大学助教授、専門学校教諭、ストレングスコーチ、整形外科医師、チームIT担当、学生と多種の職業、種目を扱う方の参加になりました。
長谷川先生はサッカーでの「スポーツにおけるデジタル映像分析の意義と活用法」という題目での講義でした。
試合での戦略はシュートシーンを集め、どういう攻撃をしているのか。何故こちらから攻めていくのか。をビデオを利用し、選手に理解させるという映像の活用方法でした。
「真っ向勝負ができるのなら、戦略は入らない。一見遠回りしているようだが、実は近道で確率を上げる。」という言葉が耳に残りました。
油谷氏は「トレーニングの現場でのデジタル映像分析の活用例」という題目で、アメフトでの練習での映像の使い方についてお話ししいただきました。PLAN(計画)をたて、DO(行動)して、CHECKする。
多角度から同じ練習風景を撮影し、比較してくことでどのような動きになっているかチェックする。CHECKの場面で主に利用するという方法です。
それが試合でどう身体を使っているか、それによりまた計画を立てることに映像を活用しています。
私は野球における「パフォーマンスとスキルのためのデジタル映像分析の活用例」という題目で話しをさせていただきました。
プロ野球での映像の活用方法として、イメージ作り、選手の癖の見方、研究発表、コーチングツールとしての使用方法を紹介しました。
あくまでも映像はコーチングツールで、コーチが必要にならなくなる訳ではありません。映像を上手く使用し、選手とのコミュニケーションを取れれば、良いツールになるはずです。
また選手の返事には曖昧な返事が多く、本当に理解しているかどうか分かりません。
指導前、指導後をチェックすれば、コーチング力アップにもつながります。
映像を上手く利用し、選手のイメージ力アップ・戦略分析・練習の計画・チェック・コーチング力アップに使用し、フィジカル面・スキル面・メンタル面のアップをしていきましょう。
posted by frankima |00:42 |
野球技術 |
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2006年08月29日
日本ハムファイターズと契約後
日本ハムファイターズと契約し、晴れてプロ野球選手となりましたが、1月までは何もありません。1月日本ハムに入寮しまずは個人練習をして、新人合同自主トレ-ニングに入ります。
合同自主トレといっても、身体を慣らしていくだけの練習ですが、マスコミがいて、テレビで見ている人がいるだけでも、緊張感は増し、疲れは出ます。
先輩がきたら挨拶する。そんなことを繰り返していると春のキャンプに入ります。
私達の入団の年は、オリンピック直後ということもあり、即戦力が集中しました。ドラフトで日本ハムは5人の選手を指名し、獲得しましたが、高校生ルーキーの西浦を除き、4人が1軍のキャンプに呼ばれました。
ルーキーイヤーに1軍のキャンプに呼んでもらえたことは、自分に取ってはものすごく大きなことでした。
入団当初日本ハムにはたいした投手がいないだろうと思っていましたが、キャンプで投球している人たちをみると驚きました。
先発ができ、過去に10勝している投手が多く在籍したいました。
ここでどうやって生き抜いていこうか?この人たちのセンスにどんくさい自分がどう立ち向かっていくのか?
そこで思いついたのがウォーミングアップで先頭に立ち、大声を張り上げ首脳陣に、名前を覚えてもらおうと考えました。
体力もなく、驚くボールもなく、コントロールが抜群な訳ではない投手が目立つことができるのはここしかありません。ウォーミングアップを格好のアピールの場所として利用したのです。
名前を覚えてもらっただけでは、使ってもらえないので、スキルアップの練習も積極的に行ないました。
1年目に1軍のキャンプに呼んでもらったことで、生温い2軍とは違い、どうやって生き抜いていくのか?どうしたらこのレベルについていくことができるのか?なんて色々なことを考えることができました。
posted by frankima |07:54 |
プロ野球 |
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2006年08月28日
突如エースへ変身
日産自動車のエースは石畝。彼は6年目でエースに成長しました。
昨年、5年目で成績が出なければ、野球部を辞めなければいけない状況でした。元々彼には力があったのですが、のんびりやで優しい性格がなかなか試合で結果に結びつきませんでした。
2・3年目で技術の向上で成長する選手はいます。しかし、技術的・体力的にあまり伸びない中で突然変身する投手はどのような要素で出てくるのでしょう。
石畝が入ったとき、押本(北海道日本ハムファイターズ)、三橋(横浜ベイスターズ)宮田(全日本投手)、高崎(全日本投手)など素晴らしい投手がたくさんいました。
良い投手に囲まれ、すごい中に入ってきたと感じていたはずでしょう。
昨年、三橋がプロに行き、ベテラン宮田が引退し、責任感が増してきたのでしょう。
昨年は都市対抗予選の登板もなく、都市対抗本戦に入りました。
石畝投手はノーマーク。そんな中準決勝で先発をしました。結果が出なければ、石畝の野球人生は終わっていたかもしれません。
予選にも登板していない選手を調子が良いとはいえ、先発で起用した久保監督の起用も素晴らしかったです。
結局、7回2安打無失点で勝利に貢献しました。
それが今では日産のエースと呼ばれる存在になり、都市対抗初戦の大舞台で先発を任されました。
彼の大変身はメンタル面からでしょう。
試合で登板できない寂しさを知っているため、練習の取り組み方も違いますし、試合で緊張感を楽しむこともできます。
日産自動車対富士重工業は1回戦の好カード。9回2アウトから四球の後に2連打を浴び2失点で降板しましたが、素晴らしい投球でした。最後のイニングに石畝のメンタルの弱さが出てしまいましたが・・・。リリーフ左腕青木が締め日産自動車が勝利しました。
3-2の試合でしたが、さすが日産自動車相手のミスをつき、1安打(2ランホームラン)で3得点。試合巧者の日産自動車らしさを見せつける試合でした。
28歳の遅咲きの苦労人エース。ミスター社会人になるように頑張ってもらいたいと願います。
posted by frankima |06:49 |
社会人野球 |
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2006年08月27日
優勝候補が続々と登場
夏休みが終わろうとする週末の土曜日、都市対抗大会2日目が開催された。
1試合目は日本生命、2試合目はNTT東日本、3試合目JR東日本と強豪チームが続々と登場します。
日本生命はMR.社会人杉浦監督が監督として、東京ドームで初采配をされました。ピッチングと同様スマートな采配です。
序盤は盗塁・エンドランで4回トライ4回失敗とアグレッシブに攻めました。後半はきっちり送りバントを決めました。前半あれだけ動くとバントの構えをしていても、動いてくるのではないかとプレッシャーがかかるのが、バッテリーです。相変わらず強力な投手陣です。先発国安、新人の下野、ベテラン土井と素晴らしい投手陣です。
14年前私がNTT東京で日本生命と対戦したときに土井投手は投げていました。私はホームランを3発くらいノックアウト。4対9で敗れました。それから14年。まだ現役で抑えのエースとして投げている。素晴らしい投手です。
日本生命は3対1で住友金属鹿島を倒しました。
2試合目は、NTT東日本エース上野は春先から成長し、低めにボールコントロールされ、右バッターのインコースの球が抜けなくなり、甘くなる球が減りました。上野はプロ野球のスカウトも注目している選手です。立ち上がりはハラハラしたが最少失点に抑え、7回途中まで好投。その後を岡崎(鷺宮製作所)がつなぎ、抑えの黒田へ。5対1と伏木海陸運送を破りました。
第3試合で三菱重工広島の選手がアウトカウントを間違え、レフトフライで1塁から2・3塁間まで走ってしまいました。社会人野球の選手として恥ずかしいプレーです。しかも、1塁から2塁を回った瞬間に気付きあわてて戻ったのですが、セカンドベースを踏まずに1塁に戻りました。仮に暴投をしたとしても、アピールされればアウトになります。ルールは覚えておかないといけません。
JR東日本は初回に1点を取り、3回3ベースで0アウト1塁の状況でした。三菱重工広島のポジショニングはアウトを1つ増やす体制。大量点を防ぐためのポジショニングでした。
1点をくれるポジショニングで2人の打者が三振。その後センターフライに終わりました。もらえる点をきっちり取らなかったことで接戦が続いてしまいました。
最終的にはJR東日本が8回裏に3点を奪い4-0で勝利しました。
取れるときにはきっちり取る。余分な塁、得点は与えない。試合を勝利に近づけるためには必要なことでしょう。
posted by frankima |08:13 |
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2006年08月26日
社会人都市対抗野球開幕
社会人都市対抗野球が開幕しました。開会式では森口博子さんが国歌斉唱をし、開会式を盛り上げました。
開会式が終わると6時半から開幕戦です。東芝の応援団は2万人を動員し、開幕戦から都市対抗の応援を見た気がします。
都市対抗には補強選手という制度があります。各地区で予選を戦いますが、その地区予選で敗退した選手から5人まで補強選手をかけることができ、都市の代表ということでチームとして戦います。
私も社会人で予選敗退し、熊谷組の補強選手として都市対抗に出場しました。補強選手はいたせりつくせりの生活で、その分補強選手にはプレッシャーがかかります。当然それを乗り換えて結果を出さなくてはなりません。
東芝は初戦の開幕戦で補強の岩崎投手(三菱重工横浜クラブ)の先発。思いきった起用です。6回1アウトで交代するも2失点でゲームメイクをしました。
都市対抗で優勝するには、補強選手をどう使っていくか?自チームの選手に監督が気を使わずに、客観的に選手を起用できるかもポイントになってきます。
都市対抗予選を勝ち抜いてきた自チームのエースを使いたいと思うのが、監督の心情です。それが勝利に徹する采配です。
逆に補強選手に気を使いすぎることも、都市対抗では敗戦の原因になることがあります。
2番手は廣瀬(新日本石油ENEOS)の補強選手。1アウト1塁からの登板で見事、抑えきりました。7回1アウト2塁で銭場に交代。ここで初めて東芝の選手銭場を起用。エース磯村は使わず、次の試合の先発と高見監督は考えているのでしょう。
対するヤマハの先発はエースの芦川が3回2失点で交代。2番手・渡辺が5回満塁で交代。3番手は小西(東海REX)の補強選手です。小西の好投で7回までは2-2の投手戦でした。
8回キャッチャーの両チームの配球により、得点に差が出ました。8回表東芝の守備で2アウト1塁の場面、1・2塁の場面で初球アウトコースのストレートボールで外す配球でした。この配球がすべてを狂わせました。アウトコースのストレートボールではカウントを悪くするだけで、何の意味も持たなくなる球です。
何故ボールを使うのか?シンカーやインコースのストレートのボールであれば、意味がでてきます。結局2四球を出し、2アウト満塁から2-0でアウトコースボールを要求。バッターの余裕も出て、シンカーをショート内野安打。この打席も考える余裕を与えずに3球勝負で行っていれば、三振をとることができたでしょう。
ランナーが溜ったら、初球はボールから。2ストライクを取ったらボールを見せて。昔から言われている言葉にはまった東芝の大量失点です。
8回裏ヤマハの守備で同じような状況がありました。2度3球勝負をヤマハはしました。意味のないボールを投球しないことにより、抑えることができ大量点にはつながりませんでした。「無駄球を投げない。カウントを悪くしてピッチャーが苦しくなる配球を組まない。」この差が勝敗を分けました。
配球はバッターを見て組むもの。状況が変わればすべてが変わる。当たり一辺倒の配球では打者を抑えることはできません。
都市対抗野球も開幕し、熱い戦いが始まります。是非、応援に足を運んでください。
posted by frankima |07:13 |
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2006年08月25日
社会人野球での経験
NTT東京(現在のNTT東日本)に入社しましたが、クラブチームに所属していたため、社会人野球連盟の規約により、2年間移籍することができません。
そのため、NTT東京入社後、1年間はバッティング投手とビデオ係。このビデオ係が移籍してから役に立ちました。
東京の企業チームが試合する支部大会や都市対抗の予選で、対戦することになる企業打者の特徴をつかむことを考えていました。
ビデオ係をただ事務的にこなしていては、時間の無駄になります。この時間を有効に使用するかどうかが、選手として成功できるかどうかの差だと感じています。
とはいえ、練習は非常にきついものでした。ランニングでは2度意識が飛び、倒れました。私の目標はプロで活躍することでしたので、他の選手と違う意識で練習・試合をしていました。
社会人野球からプロ野球選手になり、そこで活躍するためには社会人野球の3代大会で活躍すること、そこから全日本に選ばれることが、近道だと考えました。
そのために何をすれば良いのかを考え、練習に勤めました。
入社2年後、スポニチ大会初戦で先発をさせてもらい、大阪ガスに3失点完投をし、全日本の合宿によんでもらいました。
2度目の全日本合宿で事件が起こりました。静岡で紅白戦が行われました。初回2人の打者を打ち取り、全日本の中心選手鷺宮製作所四方田選手に投じたストレート。投げた球が136KM、ピッチャー返しの打球が160KMでした。
自分の危険を感じるとスローモーションに行動が見えると言いますが、自分が経験したのはこの時だけでした。
ボールがバスケットボールほどの大きさに見え、スローモーションに見えるのですが、身体が動かない状況です。
打球が胸に当たり、こぼれた球を拾いファーストで打者をアウトにしましたが、その瞬間にトレーナーに「座れ、動くな」と言われ、担がれベンチに戻りました。
続投を希望も当然却下。アイシングをし、トイレに向かうと真っ赤な鮮血を吐きました。
血に驚き、トレーナーに見せ、即救急車。そのまま入院です。肺座礁と肋骨骨折です。
全治3か月と言われるも、3週間後には都市対抗予選が控えていたので、練習再開。プロ野球に進みたい気持ちと都市対抗に出場したい気持ちで、動かない身体を動かしました。
都市対抗とは社会人野球の選手にとって重要な大会なのです。出場しなければ一般の社員から給料泥棒と罵られ、出場すれば良くやったと声をかけてもらえます。都市対抗に出場できるか、できないかでは天国と地獄です。
しかし、こんな状態では結果は出るはずもなく予選敗退。私は運良く熊谷組の補強選手として都市対抗に出場することができました。全日本の選手達からは化け物だと言われましたが、人間気合が入れば何でもできてしまうと感じました。
今まで社会人野球でプレーし、都市対抗に出場しようという言葉が合い言葉でしたが、熊谷組の選手はプロ野球というビジョンを持った選手が多くいました。翌年、自チームで都市対抗に出場しましたが、10日間で6試合の予選を戦い、5試合ほぼ完投しました。トーナメントでのこの経験はプロに入ってからも、これほどの緊張感は味わえませんでした。
92年の12月ドラフト3位で日本ハムファイターズから指名を受けましたが、一瞬はうれしく、その後はこれから始まるプロ野球選手の生活に不安を覚え始めます。
どんな状況でも、思い込みを持つ事ができれば、目標設定をたて、そこに向かって行く行動がとれます。
夢は見るものではなく、叶えるものです。
是非、夢に向かって目標を立て、行動していき、夢を叶えて欲しいと思います。
今日(25日)から都市対抗野球が始まりますが、東京ドームの熱気は高校野球とはまた別物で面白い大会です。
地方色豊かな応援もありますので、是非東京ドームに都市対抗野球の応援に足を運んでください。
posted by frankima |07:28 |
社会人野球 |
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2006年08月24日
地域に密着した一貫教育
高校野球は盛り上がっています。良し悪しはありますが、私立高校は色々な方法でリクルートしています。
当然、学校は経営をしているのでどのように学校の名前を売り、生徒を集めって行くのか?野球をするための環境を整え、選手を集めること。甲子園に出場して学校名を広めることは決して悪いことだとは思いません。
地方の高校は東京・大阪などから選手をリクルートして、野球部が強くする。これも1つの方法でしょう。
上記のような方法をとらずに甲子園に出場してきたチームがあります。八重山商工です。日本南端の離島から甲子園に出場してきました。
この偉業を達成したのは伊志嶺監督の徹底した指導によるものです。
離島から甲子園へ。その思いのために島民で結成された夢実現甲子園の会から伊志嶺監督に白羽の矢がたちました。
今年、甲子園に出場した選手は伊志嶺監督から10年ほど指導を受けています。もともと伊志嶺監督はポニーリーグの監督をしていました。私財を投げ打って練習をできる環境を作り、子供達の指導をしていました。2001年には八島マリンズで全国制覇。2002年八重山ポニーズで世界大会3位と素晴らしい戦績を残してきました。
伊志嶺監督が八重山商工の監督をするまでは選手は島外の強豪高校に進学することが多くなっていました。
今回の選手達は伊志嶺監督の熱意に石垣島に残り、石垣島から甲子園へと教え子のほとんどの選手が八重山商工高校に入学したそうです。
これこそ、地元に密着した一貫教育なのではないでしょうか?
指導力がある伊志嶺監督だからこそできたことだとは思いますが、こんな一貫教育ができれば、選手が迷うことはありません。
こんな地方のチームがまた甲子園に出場してきたら、うれしいかぎりです。
posted by frankima |07:42 |
高校野球 |
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2006年08月23日
甲子園が終わり・・・。
甲子園全国大会が終わったばかりですが、2年生は秋季大会が間もなく始まり、3年生は国体組が若干残りますが、他の選手はこれからの進路を考えなくてはなりません。
野球を一生懸命やってきた彼らが、これからの人生の決断をしなくてはならないのです。
大学に進み硬式野球を続けるのか?大学に進み硬式野球は辞め、これからの人生のために勉強するのか?硬式野球をするために就職するのか?硬式野球をせずに就職するのか?硬式・軟式野球で就職しなくても、趣味では野球を続けてほしいと思います。
さて、今回活躍していた選手で実力のある選手はプロ野球、社会人野球、大学野球などから誘いを受けるでしょう。
早稲田実業の齋藤投手や駒大苫小牧の田中投手はプロからの誘いもあるでしょう。彼達クラスであれば、プロでも大学でも社会人でも何処を選択しても良いでしょう。
しかし超一流でない選手は、家庭に金銭的な余裕があるのであれば、大学に進学し色々な勉強をした方が良いと私は考えます。私は高校在学中にクラブチームでプレーをしましたが、色々な職種の方がいらっしゃるクラブチームに刺激を受けました。
高校生は野球以外のことをほとんど知りません。現在の大学は授業にでることが最前提になっています。
勉強をすること、野球以外の学生と接すること、金銭感覚をつかむことなど野球に関係ないようですが、実は野球には関係あると私は考えています。私生活をきっちりできない選手は野球では大成しません。これは私の持論ですが。
野球を一生職業として続けられるのはごく一部です。その一部を目指すことも大事ですが、野球が終わった後の用意をしておくことも重要です。
社会人に進みその後、プロに進めば社会的常識、金銭感覚もつかむことはできます。
プロに入るのはタイミングと運。これは間違いなくあります。しかし、大学・社会人に行ったからプロに行けなかったという選手は、仮に高校卒業してプロ入りしたとしても、プロ野球で活躍することはありません。
プロ野球で活躍できる選手は、何処の道に進もうが最終的にはプロ野球に入ることはできるはずです。大学で4年間過ごすし、プロ野球選手になることと、4年間で1軍の選手になること、どちらが難しいのでしょうか。どちらがきついのでしょうか。次の人生を考えても大学に行った方がベストの選択だと思っています。
私も高卒ですが、何処の大学ですかと研究発表・執筆・講演などに行くときには良く聞かれます。逆に言うと高卒ではそんなことはできないだろうと人間の中に無意識で持っているのかもしれません。
今の世の中、学歴は関係ないと言いながら、絶対に何処かで学卒と高卒の差は出てきます。世の中には平等ということはありません。それは当たり前のことです。平等に扱って欲しいのなら自分の力をつけるしかありません。
ゴール(目標)が何処にあるのか?プロ野球選手になるだけがゴールなのか?
よく考えなくてはいけないのではないでしょうか。
引退した高校球児の皆様、これからが人生の勝負です。苦しいかもしれませんが自分に何ができるのか考え、行動してください。
posted by frankima |07:20 |
高校野球 |
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