2007年06月04日

齋藤祐紀投手4勝で早稲田大学優勝

 早慶戦で東京六大学早稲田が優勝決める

 早慶戦1戦目で慶応大学が7対3で勝利し、6月3日の第2戦で慶応大学が早稲田大学に連勝すると、慶応大学、明治大学、早稲田大学が勝ち点、勝率共に並び、3チームでのプレーオフが行なわれる予定でした。それを見てみたいという気持ちもありましたが、早稲田大学が慶応大学に9対5で破り優勝しました。

 早稲田大学の先発は齋藤佑樹投手。慶応大学の先発は中林投手。早慶戦は東京六大学のリーグ戦の中でも特別な雰囲気があります。
 中林投手は慶応高校時代選抜で甲子園の経験もあり、1年生時は肘の故障もあり、2年生になりリーグ戦に投げ始め2戦目を任されていました。
 初の早慶戦の登板は中林投手に緊張になったのでしょう。初回にダブルスチール等もあり、早稲田が慶応から2点を奪いました。その後も3回に1年生原選手のホームランがあり、6-0。どうしても勝利してプレーオフに持ち込みたい慶応大学は、エース加藤投手を投入。加藤投手は神奈川の公立高校の投手としては有名な投手でした。文武両道を実行してきた選手です。また加藤投手はバッティングでもセンスがあり、足も速い選手です。連投の加藤投手から細山田選手が2ランホームランを放ち8対0と早稲田大学がリードしました。

 斉藤投手はキャンプから、オープン戦、リーグ戦に入っても投げ方が良くありませんでした。ところがこの大舞台では投げ方が良くなっていました。
 5回まで完璧なピッチングで、慶応打線を抑えました。
 6回からフォームが変わってしまいました。体重移動が起こっている間に回転運動が始まってしまい(俗にいう肩・腰の開きが早くなり)、多くの球がシュート回転し始め、変化球が高くなります。先頭打者の加藤投手がフォークボールをファーストに斉藤投手のカバーが遅れたのもありますが、加藤投手の足が速く内野安打。死球の後に宮田選手にタイムリー。4番佐藤に2ストライクからアウトコースに外そうとした球がシュート回転し見逃しの三振。勝負球の気持ちで投げた球だから良かったのですが、ボールを投げようとして投げた球だったら打たれていたでしょう。
 次打者の高橋玄選手にバントの構えをしたときに、シュート回転でヘルメットに死球をぶつけた。満塁の状況でアウトコースだけで良いような場面だったのですが、インコースに投げ死球。この配球には應武監督もベンチから大きな声で注意をしていました。インコースは両刃の剣です。
 長打の確率、死球の確率があるのであれば、点差も離れているので危険をおかす必要はありませんでした。この回まで投げきり、4失点。優勝のかかった試合の早慶戦で緊張感もあり、疲れも出たのでしょう。

 慶応大学の粘りと集中力は素晴らしいものでした。齋藤投手は6回4失点で勝ち投手でした。明日も試合はありますが、春のリーグ戦で4勝というのはさすがスーパースターです。後の2試合もセーブがあれば2セーブと優勝の原動力となりました。
 有言実行。新庄選手のように球場を満員にしたいと発言し、早慶戦とはいえ満員にさせました。プレーだけでなく、インタビューでも素晴らしい受け答えです。
 
  早稲田大学の選手が素晴らしいなと思ったのは、應武監督の胴上げ、その後の胴上げでコーチ・部長、ここからが素晴らしい学生コーチ、マネージャーと胴上げをし選手に移っていきました。

 正直、選手はきつい練習や厳しい生活、勉強に耐えていますが、好きな野球をやって試合で結果が出れば良い思いをしています。
 マネージャーや学生コーチも同じような行動をとり、選手の練習に付き合うことは当然のこと、その後練習メニューの作成や選手の状況を監督・コーチに報告します。監督・コーチだけでは正直選手を全員見ることはできませんが、学生コーチの報告や手伝いのおかげでチームがスムーズに動きます。
 
 マネージャーはチームになくてはならない存在です。バスの手配や、お客さんがいらっしゃったときの対応。リーグ戦最中には事務局の仕事とやることが山のようにあります。

 これはどの大学でも同じだとは思うのですが、学生コーチやマネージャーのおかげでチームが成り立っています。
 選手は学生コーチやマネージャーに感謝してほしいと思います。
 先輩後輩の上下関係も崩れてきているスポーツ界ですが、それは良いと思うのですが、裏方さんへの感謝の気持ちは忘れないでいたいです。

 1年生で4勝した佑ちゃんの胴上げがあったのは驚きましたが。大学野球も変わってきたのですね。良いことです。
 全日本大学野球選手権大会でも頑張ってほしいと思います。

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posted by frankima |00:04 | 大学野球 | コメント(5) | トラックバック(2)
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2007-06-04 08:16 | 続きを読む
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2007-06-04 13:04 | 続きを読む
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Re:齋藤祐紀投手4勝で早稲田大学優勝

コメント投稿者ID :

純粋に投手として見ると、どの程度なんでしょうか。

私は「いくらでもいるレベル」の投手だと思いますが・・・

夏の選手権は見れず、春の選抜と六大学の明大戦、昨日の慶大戦とサンプルが少ないのですが、例えば昨日の相手、慶大の先発・中林投手よりはるかに勝っているようにはとても思えません。

左足を踏み出した後のバランスはいいものの、胸の前で構えたグラブを、腰まで下げて投げるフォームといい、100球以上投げていないので、スタミナ面で未知数な点といい。

特に、投球そのものではないですが、守備への切替の悪さ(昨日の内野安打2本だけではなく、明大戦でもありましたし)は致命的を通り越して怠慢と呼べるプレーじゃないかと思うのですが。

今のところは、実力以上に持ち上げられている「パンダ」ではないでしょうか。(客が入る=大学野球界にとっていい・悪いは別にして)

posted by た | 2007-06-04 12:45

Re:齋藤祐紀投手4勝で早稲田大学優勝

コメント投稿者ID :

上記の方の言うことは僕もよく思いますねー
コントロール、球威、、今ひとつです。
ただ、大学のレベルだとどうか?まずまずなんじゃないかと^^プロに行かなかった判断は間違いではなかったと思います。行ってたとすると荒木大輔投手が重なってしまいます。
大学で力をつけ、またプロに指名されるだけの実力がついていたらその時は行こうという斎藤君の考え方には賛同できます。恐らく3年後に人気だけで指名されそうになったら本人は行かないような人間だと思いますし。大学野球で終わってもさみしいと思うのはマスコミとかだけで、本人は気にしないと思います。
また、思うにこれだけの人気でちやほやされてると、そのうちバッシングやねたみが噴出することでしょう。その時に周りの部員がどう対応するのか、そこで彼の本来の人間性が見えてくるんじゃないかと思います。僕が彼なら今頃調子に乗ってしまってるはずですが^^;

posted by たか | 2007-06-04 13:55

Re:齋藤祐紀投手4勝で早稲田大学優勝

コメント投稿者ID :

本当にしっかりとした考えを持っていると思います。
プロ野球の選手として活躍しても、色々なことを勉強しているのとしていないのとでは違うと思います。
正直、高校のときの方が投げ方は良かったと思います。
それでも防御率も勝ち星もあげるのですから、良い投手でしょう。大学の中では1年生であの場所で投げられること、マスコミにあれだけ追いかけられて結果を残すということは素晴らしい投手でしょう。
現在の力では田中投手、増淵投手よりは下でしょう。
でも、本当に素晴らしい人間性を持った選手だと思います。
慶応大学にいた志村投手のような頭の良い選手でしょう。
斉藤投手の選択は正解だった思います。

posted by いまぜき | 2007-06-05 00:46

Re:齋藤祐紀投手4勝で早稲田大学優勝

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いえ・・・単純な野球選手としての実力を伺いたかったのですが・・・

一年時からタイトル争いに絡み、いくつかタイトル取ったりしながら「せいぜいドラフト候補生」で終わっていく選手なんていくらでもいますし。

posted by た | 2007-06-06 12:26

Re:齋藤祐紀投手4勝で早稲田大学優勝

コメント投稿者ID :

4年後で観れば魅力のある投手でしょう。現状のままの実力では無理ですが。今の投げ方では1年間ゲームで投げたら壊れます。しかし、順調に成長すれば人気だけでなく、1軍で直ぐに投げられる投手にはなると思います。ドラフト候補で終わる選手ではありません。順調にいけばの話しですが。

posted by いまぜき | 2007-06-06 13:38

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