2008年07月28日
昨日は招待大会に出場した長男だが、珍しく連敗してしまった。
意気込んでいったものの、昨年までは弱小チームだったので子供達は開会式のある大会が初めてに近い。
こういう場の雰囲気に全く慣れていないので、気持ちで先に負けている感じだった。
コーチは、今の時期にこういう雰囲気を経験させたいからと語っていたが、確かに強いチームというのは子供達がしっかりとチームの仕事をこなしているので、そこは学ぶべき部分が沢山あった。
ウチの長男は、気合いは入っているのだろうがどうしてもボールに対する反応が遅くなる。
相手のオフェンスを止められないし、攻めても簡単にボールを奪われてしまう。
で、そのミスが次のプレイに影響するという悪循環。
気持ちで既に負けている。
だが、本人にはその自覚がない。やっているつもりなのだ。
コーチに「なんでそんなに逃げ腰なんだ!」と叱られても、自分では精一杯やっているつもりなのだからタチが悪い。
コンマ何秒か反応が遅れただけで、もう相手のペースになってしまう。
これだけ走り回って、それで一瞬の状況判断が重要というのは、チームに求められる要求のレベルも上がったものだ。
試合後、帰りの車中で長男はずっと暗い顔をしていた。
「あのな、もう個人の練習方法とか、そういうレベルの話じゃなくて、自分の気持ちをコントロールする、とか自分を変えるとか、そういう事なんだ。」
「・・・」
「今、自分に対して腹が立っているんだろ?」
「・・・(無言でうなづく)」
「その自分に対する怒りが、実は大事なんだよ。今までは背筋をのばせって言われても、個人練習をしろって言われても、やってはいるんだけどまだ自分に対して甘かったんだよ、きっと。でも自分に腹が立つほどになって、やっと気付く事も多いはずだ。お父さんもお母さんも、今まで通り協力するけど、お前が自分を変える事については応援する事しかできないからさ。」
「わかった・・・(涙ぐむ)」
先日12歳の誕生日を迎え、そしてこの状況でちょっと息子が大人になった気がした。
posted by foxx |11:54 |
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2008年07月22日
この連休は、合同練習と練習試合の3日間だった。
土曜日は、長男は夏風邪で体調が悪かったため、長女と次男のみ参加。
12時30分から17時30分と長丁場だったが、まあ頑張っていた。
特に長女は今、バスケが楽しくて仕方ないという感じ。
日曜は近所の中学校と合同練習・練習試合。
自分の進路を検討中の長男は張り切っていた。
だが、中学生相手に、いまいち攻めきれない。
そして月曜(祝日)、別の中学校と練習試合。
こちらは、1・2年生主体の中学校バスケ部との試合。私立中学校でこの春からバスケ部に入部した1年生にとってはデビュー戦にあたるらしく、あまり上手くないが一生懸命に当たってくる中学生相手に苦戦。
長男はあまり調子が良くなかった。
帰宅してから、久々にじっくり話し合った。
なぜ攻めきれなかったのか?何が悪かったのか。
叱ろうかとも思ったのだが、ここは一つ、自分の口から語らせてみようと思った。しかし、中々言葉が出てこない。
試合中、コーチには「弱虫!なんで攻めないんだ!」と叱られていた長男だったが、それは自分でも気付いていたらしい。
でも出来なかった。
やっと語ったのは・・・
怒られるのが嫌なのではなく、「ベストメンバーから外される」のが怖くて、自分でシュートに行かずにパスを回す事を考えてしまった。
だから「オレが決める!」と積極的に行けなかった。
で、結局交代させられた。
悔しかった。
という言葉。
実際はこれだけ語らせるのに2時間近くかかったのだが、こういうのは自分で語れないと中々身に付かないだろう。
バスケに限らず「オレが決める!」という気持ちで挑まなければ試合中にチャンスをモノにはできないだろうし、パスを出すときだって「オレが(お前に)決めさせてやる!」という気持ちでなければいけないだろう。
ベストメンバーから外されるのが嫌で、ミスをしない様にしていたのではどう考えたって逆効果だ。
失敗してもいいから、まずはチャレンジする様でないと、この先は辛くなるだけだろう。
良かったのは、中学生ルールで試合をしていたため、人生初の3Pシュートが決まった事。
ミニバスでは体験できないシュートなので、かなり印象に残ったようだった。
また、中学生を相手にできた事で「結構できるんじゃないか」とも思えたらしい。
「オレが決める!」という気持ちは持ち続けなければならないし、そのためにこそ日々の練習が必要だ。
頑張ってもらいたいものである。
posted by foxx |00:39 |
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2008年07月05日
ホイッスルの後のシュート --- ぼくはこれを毎晩、目にした。ブルズの選手も、その他すべての相手チームの選手も、みんなこれをやる。バスケットボールで生計を立て、毎日の仕事の中でシュートしているのだから、いまさらそんな本能に従う必要もないだろう、と考える人もいるかもしれない。にもかかわらず、彼らはそれをする。無意識的な行為なのだ。バスケットがあれば、かれらはそれをめがけてシュートを打つだろう。
ボブ・グリーン「マイケル・ジョーダン物語」
人間はリングがあればボールを入れたくなる生き物なのかもしれない。
何度か書いたが、ウチの三男はダウン症でもう少しで2歳になるというのにまだ歩けない。
半年前に立ち上がることはできるようになったのだが、そこからの一歩がなかなか難しい。
実際、発達の度合いは通常の一歳児程度だそうだ。
しかし、お兄ちゃん、お姉ちゃんのバスケットボールを見るのは大好きで、シュートが決まると敵味方関係なく手を叩いて喜ぶ。毎週末には体育館に連れて行っているせいか、バスケットボールが生活の一部になっている様だ。
そして、まだ歩けないにも関わらずシュートするのが大好きだ。
ボールで遊ぶのが好きだったので、思いつきで玩具のリングを低い位置に設置してみたのだが、飽きずにずっとボールをリングに入れている。しかも「ダーッ!」と言いながら入れるので何となく「ダーンク」と言ってる様にも聞こえる。
成長が遅いのは確かだが、それはあくまでも他の誰かと比べた場合であって、この子独特の成長のスピードだと思えばさほど気にならない。というか何だかずっと赤ちゃんでいてくれて可愛いと言う気さえする。
この子がずっと笑って過ごせる環境を作る事が親としての使命だと思う。
兄弟はチームスポーツで勝利を求めて頑張っていて、それは常に他者と比較される事を意味するし、それはそれで大事な事だ。頑張って自分を高め、成長してもらいたいと思う。
それだけでなく「弟が喜んでくれるから」と言って試合でシュートを決める兄姉達は、親の贔屓目でも格好いいと思う。
そして、なんだかわからないけど本能のままにシュートを決める三男は、バスケットボールというのは人間の本能に近いスポーツなんじゃないかと思わせる。
posted by foxx |01:28 |
ダウン症 |
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