2008年01月30日
先日、ひょんな事から8歳のBMXの選手と知り合った。
BMXというと自転車で曲芸の様な事をするもの、というレベルの知識しか無かったのだが、それはフリースタイルというもので、レースも行われていると知った。これはダートコースを駆け抜け、思いっきりジャンプをして、コースを一周して順位を競うという激しいスポーツで、シリーズ戦も開催されいるらしい。そして彼はそのシリーズ戦に参戦して国内を転戦しているのだそうだ。また今年の北京オリンピックでも初めて競技が行われるという。
知り合ったその選手は8歳にして、既に世界選手権に出場した事もあるトップアスリートだった。
年齢別に競技が行われるらしいのだが、今までにブラジルやカナダの大会に参加しているという。
しかし、普段はDSのゲームの好きな普通の小学校3年生だった。
これには長男もショックを受けたようだった。
今、自分がバスケでやっている世界がいかに小さいか。
そして競技が違えど自分より年下で、既に世界レベルの戦いをしている選手がいるという事実。
同じ様に小学校に通い、ゲームで遊んでいる子供なのに、はっきりと差ができているという現実。
早く世界に行かなくちゃダメだ、そう思ったらしい。
今までも人に聞かれれば「NBA選手になりたい」とは言っていたが、それがどれほど厳しい道かも知らずに口先で言っていたにすぎない。田臥選手だってあれだけ苦労をしているのだ。よほど才能があり、その上で努力を重ねても、例え日本一になったところで簡単にはたどり着けない道だろう。
「やっぱりさあ、アメリカの大学に行かなきゃダメかな?」
漠然とだが、アメリカで修行する事を考え始めたらしい。
しかし、ここは「まずは日本一の選手になりなさい」と教えるのが正しいだろう。
「だよねー。でもさあ、チームが強くないと大会では上にいけないしなあ」
それでも、例えば個人得点で他を圧倒するくらいでなければならないだろう。
長男の夢は少し具体的になって
・中学でJr.NBAに選ばれる
・U-15の代表に選ばれる
・高校でインターハイに出る
・大学はアメリカに行く
・2016年のオリンピックの代表選手になる
・ヨーロッパのプロリーグの選手になる(できればイタリア)
・その後NBAにスカウトされる
となった。
それにしても、笑ってしまうくらい果てしない夢である。
これくらい夢があると、毎日が楽しいだろう。
じゃあ、今は何をするの?と聞くと
「そりゃあ走り込むさ。やっぱりアイバーソンみたいになる為には走り込みだよ。あと左手でドリブルしてシュートまで行ける様にならないと」と答えた。
余程、年下の日本代表選手に刺激を受けたのだろう。
この時期に世界を意識するというのは、悪い事では無いと思うし、応援してやりたい。
ひょっとしたら結構いけるかも、という親バカな気持ちもある。
しかし、試合を見ている限りでは、まだまだ世界は遠そうである。
posted by foxx |00:30 |
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2008年01月28日
先日、練馬区の光が丘体育館にて「ねりまバスケットボールフェスタin光が丘」が開催された。
6年生を主体としたチーム作りとなった為、今回長男は選抜チームの補欠という事で試合には出場ならず。しかし一家揃ってイベント好きなので試合観戦に出かけた。
イベントの前半は練馬選抜 vs. 杉並選抜のミニバスの試合。男子は練馬選抜、女子は杉並選抜の勝利だった。練馬にとってはホームゲームであり、応援席も練馬選抜の応援がほとんどで、それはそれで楽しいイベントだった。
大会などでは「ホーム・アウェイ」を感じさせる事などほとんどなく、また練習試合では父兄以外の応援も珍しいので、子供達は皆「ちょっとプロ気分」を味わっていた。
ミニバスの試合の後はメインイベントである「WJBL エバラヴィッキーズ vs. 甲府クィーンビーズ」の試合。
JBLの試合は観た事があるが、WJBLの公式戦を観るのは初めてだった。
選手のプロフィールなどが知りたくて公式プログラムを購入し、観戦に備える。
アップからずっと観ていたのだが、それぞれ個性的なアップメニューをこなしていくのが面白い。
その中でも動きが良い選手がいた。プログラムで確認すると「エバラヴィッキーズ #1 石川 誓 選手(G)」、ヴィッキーズのキャプテンだった。
ドリブル、ハンドリング、シュート、どれをとっても動きがしなやかで速い。
試合が始まると接戦が続く。どちらを応援しているワケでもないので、勝敗よりも選手の動きに目がいってしまう。
やはりヴィッキーズの石川選手、そして同じガードの「#2 阿形 美由紀 選手」が観ていて面白かった。石川選手は動きの質が違う感じ、そして阿形選手は思い切りの良いプレイが楽しい。
阿形選手はルーキーとあるが、これからが楽しみな選手だ。
ちなみにルックスも良いので、WJBLのプロモーションのためにもメディアにどんどん出て欲しい。
プロフィールを見ると、さすがにウィンターカップやインカレで活躍した選手ばかりで、社会人になってもこうやってバスケをやっていく彼女達を応援したくなる。
バスケに掛ける情熱や普段の努力が、他のメジャーなスポーツに比べて劣っているという事はありえない。ただ、バスケットボールという競技を選んでしまったがために、他のプロスポーツに比べ苦労の多い選手生活という事もあるだろう。
楽しかったが、色々考えさせられた。
ねりまバスケットボールフェスタ in光が丘
http://www.nerimassc.gr.jp/sschikar/event/080126.htm
posted by foxx |16:58 |
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2008年01月21日
「鈴木正三杯ウィンタートーナメント(全国大会予選)」という、東京都で最も大きな大会が開催中だったのだが、男子は初戦敗退、女子はベスト8目前で負けてしまった。
男女とも、最後の試合で力を出し切れず、なんとも悔しい結果だった。
特に女子は一日目を勝ち抜いていたので、負けた時には涙を浮かべていた。
試合に出場していなかった娘まで貰い泣きしていたのが印象的だった。
6年生にとっては、この仲間と大会に出場するのはこれが最後になる。
多くの子が同じ中学に進学する様だが、何人かは別の中学へ進むし、そもそも中学でバスケをやるかどうかまだ決めていないという子もいる。
男子は、試合後に泣いている子は皆無だった。これは泣くのが恥ずかしいからというのではなく、負けたらどうしようというシミュレーションがすっかりできていたためと思われる。
負ける事に慣れてしまっているのだ。
女子は強いチームであったために、ここで負けるなどと微塵にも思っていなかった。
そこで負けた時のインパクトが大きすぎて、試合後30分は無言だった。
その後ご飯を食べてすっかり立ち直ってしまうのも、このチームの女子らしく微笑ましかったが。
これでチームは男女とも、新チームへ移行となった。
男子は5年生(新6年生)が10人もいて、しかも下級生もぐんぐん伸びているのでスタメン争いの激しい状況となっている。試合にでるためには他のメンバーよりも練習しなければと、ウチの長男も真剣になっている。
女子は、ウチの娘をいれてやっと試合に参加できるか、という感じ。主力メンバーが軒並みいなくなってしまい、チームとしては一から作り直しとなる。
だが逆に試合に出るチャンスが増えたので、娘は娘で少々焦り始めている。
「試合で失敗したくない、恥ずかしい事はしたくない」という気持ちからだろう。
子供がミニバスを始めてもうすぐ一年。
やっと一年のリズムが判ってきたので、これからはもっと楽しめそうな気がしている。
posted by foxx |14:33 |
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2008年01月11日
新学期が始まった日から、早朝に長男とランニングをする事にした。
どうも長男の走るフォームが悪いと思っていたのだが、このところ身体が大きくなりつつあり、それに伴いバランスが崩れているのが原因らしい。
毎日外で遊んでそれなりに運動はしているのだが、そういえば今まで一度も「走る」事を目的としてトレーニングさせた事が無かった。
いい機会なので、一緒に走ることにした。
最初からハードに走り込むのは負担が大きいと思い、2km弱くらいだろうというルートにしたのだが、長男より私の方が負担が大きかったようで、翌日から筋肉痛で歩くのが辛い。
走り過ぎか?と思い地図で距離を計算したところ、2.5km強のルートであった。
普段の運動不足が身にしみる。
しかも、この10年ほど「早起き」すらほとんどしていなかったので、生活のパターンが変わり健康的になった。
はっきりいって、走っている最中は辛い。500mも走ると休みたくなる。自分だけだったら絶対に走らないだろう。しかし息子と一緒では息子に情けない姿を見せたくないし、自分で決めたルートを変更する様な真似もしたくない。
ペース配分に気をつけながら休まず走り続けると、最後の方は長男の方が少しペースが早い。
流石に毎日運動しているだけの事はある。が、負けられない。
聞くと、学校の友達でも野球部の子とか、サッカー部の子とか、朝に走っている子は何人かいるらしい。本気で上手くなろうと思ったら、やはりそこから始まるのだろう。
今年の自分の目標は「息子と毎朝走って、負けない」となった。
まあ、やり過ぎには注意して負けない程度に走ろうという意味なのだが。
posted by foxx |12:36 |
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2008年01月07日
昨日は長男と次男、三男と妻がオールジャパンを観戦に代々木第二へ、私と娘は「鈴木正三杯ウィンタートーナメント(全国大会予選)・女子予選リーグ」というミニバスで最も大きな大会の初日で試合会場へ出かけた。
オールジャパンは「日立 vs. OSG」、「アイシン vs. 三菱電機」という見応えのありそうな組み合わせで、まさしく日本のバスケ界の頂点であろう大会。
(もちろん、真の頂点を決めるのであればbjの参戦もなければならないでしょうけど)
しかし、ミニバスの試合会場も熱気につつまれていた。
上級生が主体のチームなので娘には出場機会は無いのだが、先輩たちの荷物を運んだりドリンクを用意したりと下級生たちもチームの為に一生懸命。
トーナメント形式の大会なので、負ければそこで終わり。
小学生の女子なので大人になりかける頃。急に背が伸びて感覚が追いつかずに悩む子もいるし、精神的に不安定になりそうな子もいる。
昨日までの練習では大丈夫かと不安を感じさせる様な状態だったのだが、やはり子供でもアスリートなのだろう、試合が始めると子供たちの表情が変わった。
勝ち進んでの3試合目はどちらも固いディフェンスでロースコアの展開。オーバータイムの末、なんとか娘のチームは勝利する事ができた。
試合の後、子供たちは「もっと強くなりたいし上手くなりたい。だからもっと強い相手と試合をして、勝ちたい」と言っていた。
この子達は幸せだと思う。
オールジャパンが頂上決戦なら、このミニバスの大会は日本バスケ界の裾野の大会。
そこで行われる試合の興奮や感動は、やはり同じなのだと改めて思った。
ところでオールジャパンはアイシンの逆転勝利だった様で、しかも三菱電機相手に勝てたと長男は大喜びで帰ってきた。
「五十嵐はどうだった?」と聞くと
「圭さんはさあ、凄いパスを出すんだけど味方が時々それについていけないんだよね。きっと佐古選手だったら味方に合わせた凄いパスを出すんだろうなあ」
そうなのだろうか?
多分そうなのだと思うのだが、そこまで詳しくない私は「きっとそうだね」としか答えられなかった。
posted by foxx |11:04 |
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2008年01月03日
2008年は元日こそ家でゆっくりしていたが、昨日は久々に東京で新年を迎えたという事で家族で都心へ行ってみようという事となり、六本木ミッドタウンへ。そこの隣の公園にはバスケットゴールがあるので、ボール持参で行き子供たちは汗をかいていた。ちょっとだけ付き合ったが、やはり普段の不摂生からか直ぐに息切れしてしまう。
「お父さん、今年は鍛えた方がいいよ」
はい、そうします。
長男は29日からバスケの練習が無かったので、久々にシュート練習ができてさっぱりしたとか。
そして今日は、長男を連れて「第83回天皇杯・第74回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会」、通称「オールジャパン」を観戦に東京体育館へ。
到着したのは12時を10分程過ぎた頃だったが、当日券売り場には列ができていた。
大人2,500円、小学生500円の合計3,000円を払って中に入ると、そこではレラカムイの水澤社長とすれ違った。
後で長男に「今のがレラカムイの社長だよ」と教えると「なんで挨拶しなかったんだよ!桜井選手のサインもらえたかもしれないのに」と言われたが、向こうは仕事中なので邪魔する訳にもいかないだろう。しかも挨拶といったって知り合いではないので「頑張って下さい、応援しています」くらいしか言いようがないだろうし。
東京体育館は、横一列に4面のコートを作り、4試合が同時進行していた。既に2階席は満席で立ち見ができる程。会場係員が「立ち見は禁止されております、3階席がまだ空いてます」というので、3階のCコートとDコートが見渡せる席へ。
以下、主に観戦した試合の長男の感想。
1試合目、Dコート パナソニック トライアンズ vs. 洛南高等学校
「パナソニックは勝って当然だけどさあ、洛南も80点も取るって凄いよね。普段どんな練習してるんだろう。オレは入れるかなあ。でも遠いしなあ」
早くも興味は自分の進路か。
2試合目、Dコート レラカムイ北海道 vs. 法政大学
試合中はJBLの試合とは違い、観客席は静かで時々拍手が響く程度。なので「オリモー!サクライー!」と小声で叫んでいた。
「やっぱりさあ、折茂選手の3Pは凄すぎるよ。スクリーンしてなんでパスが通るんだろ。でさ、ディフェンスがいるのにシュートが綺麗に決まるんだよ!あれやられたらきっと心が折れるね。桜井選手のダンクも良かったねえ。お金払って見に来た甲斐があるよ。プロはああでなくっちゃ。法政もさあ、インカレの時はもっと1 on 1で攻めたりしていたと思うんだけど、やっぱりレラカムイ相手だと外からしかシュートできないのかなあ。きっと決勝はレラカムイ対アイシンだよ!」
レラカムイファンとは言え、なんだか生意気である。しかもお金払ったのは親である。
3試合目、Cコート 日立サンロッカーズ vs. 青山学院大学、Dコート オーエスジーフェニックス東三河 vs. 東海大学
これはどちらも観たい試合だったようで、両方のコートを忙しく観戦していた。
実は、バスケットボールに興味を持って、最初にテレビで観戦したJBLの試合が昨年のオールスター戦だった。まだ選手を全く知らなかった時に「この選手って凄い!こうなりたい」と長男に思わせたのが五十嵐選手。その頃は追っ掛けがいる様な人気選手とは知らなかったが。でも生で観るとやはり華がある選手なのは間違いない。
そしてアジアバスケですっかりファンになってしまったのが川村選手。どちらも生で観たかった選手だ。
「日立はさあ、五十嵐選手はやっぱりいいパス出すよ。流石田臥のライバル。でももっと速攻が観たかったなあ。相手のゴール下からドリブル三つでレイアップシュートまで行くんだよ!川村選手は3Pだけじゃなくて、インサイドの攻撃も上手いんだねえ。ダンクまでするとは思わなかった。流石だよ。」
4試合目、Cコート アイシン シーホース vs. 琴丘体協
この時間になると2階席に少し空席ができ、2階席の3列目Cコートのゴール裏という席に移る事ができた。
「凄ェ、アイシンの選手がすぐ近くにいるよ!」と興奮する長男。
レラカムイと共にアイシンのファンで、しかも佐古選手のファンである長男は落ち着いていられない様子。
「相手の琴丘体協ってさあ、ユニフォームがなんだかレイカーズっぽいよね。しかもエースが24番だし、コービーのファンかなあ。あの選手はかなり上手いと思う。でもアイシンは流石だなあ。柏木選手、凄いよ。あとヒゲ大臣(バングラ選手を何故かこう呼ぶ)のダンクは、もうズルいよね。竹内選手ももっとダンクすればいいのに!やっぱりさあ、ボール持ってない選手の動きとか、いいよねえ。ああなりたいよ。あとさ、佐古選手がでなかったのは、まあ出るまでもないって事かもしれないけど、残念。体調が悪いって事じゃないよねえ?」
そう言えばオールスターも欠場していたので、ちょっと心配ではある。
全試合の終了後、ファンが玄関前で並んでいるのを見た長男は「サイン貰えるかな!待っててもいい?」と言うので、まあいいかと思い付き合ってやった。長男にしては初めての「出待ち」だ。
自分はそういう経験がないが、きっとこれも思い出になるのだろう。
しかし、レラカムイの選手はおそらく全員が引き上げた後だろうし、可能性があるのはアイシンの選手か。
そう思っていると、目の前の竹内選手が通り過ぎた。
「おい、竹内選手だぞ。サインはいいの?」と言うと
「え、大きすぎて顔が見えなかった。どこ?」
そりゃあ2メートル5センチもあると、長男の身長では顔が見えないのだろう。慌てて長男は竹内選手を追いかけた。
「サイン貰えたよ。でもさあ、どっちの竹内選手かなあ?」
おいおい。
時間的には公輔選手だけど、どうも周りの会話からは譲次選手らしい。
アイシンの選手達はどうも違う出口から出たらしく、誰も通らなかった。佐古選手のサインはお預け。
帰宅途中、電車の中で「いい正月だったか?」と聞くと、「最高!ありがとう。やっぱりバスケっていいねえ」と満足そうだった。
いえいえ、こっちもなんだか楽しい一日だった。
posted by foxx |23:15 |
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