2008年06月30日
成長の前には停滞がある
日曜はまたも大会があり、一日三試合のちょっとハードなスケジュールだった。 一試合目は朝9時から開始だったが、全員動きが悪い。 電車移動だったし集合時間も早かったというのもあるし、雨が降っていて気温も低かったせいかもしれない。 朝バスケ部をやっている長男は少しはマトモに動けるかと思っていたが、人一倍動けなかった。簡単なパスを落とす、リバンドに飛べない、ディフェンスもザル。 このところ調子が悪かったのだが、この試合は最低だった。 叱ろうかとも思ったがここでは逆効果だと考え、笑って「よう、ボケボケじゃん。辛そうだなあ」と試合終了後に長男に話しかけた。チームは試合には勝てたが、本人はそれどころではないだろう。 どうやらこのところずっと伸び悩んでいる原因は、「自分はチームに必要とされているか」という事らしい。 春から入った背の高い6年生がすぐにレギュラーになって、シュートをがんがん打たされているのに、自分は思うように動けない。 そんなもの、実力で超えればいいと思うのだが、それは私が大人になったから監督の意図が推測できるのであって子供には理不尽に感じる事かもしれない。 「背の高い子が入ってきて、自分のポジションが無くなる心配をしているのかもしれないけど、バスケってそんな簡単なものじゃないだろ。身長がなかったら技術で勝てよ。技の数じゃあチームの中でも誰にも負けてないだろ。」 「そうか、技で勝負すればいいのか」 こんな、些細な会話だったのだが、長男の中で何かピンときたのかもしれない。何度か話した内容だったにも関わらず、この時はこの言葉でトンネルから抜け出すきっかけになったのだろう。 第二試合は別人の様な動きだった。 執拗なディフェンスでミスを誘い、スティールも成功。シュートチャンスには相手ディフェンスと接触しながらもレイアップを決め、フリースローも貰った。 これにはコーチも「ナイスプレー!それだよ!それでいいんだよ!」と試合中に叫んでくれた。 このプレーで長男は全て吹っ切れたのだろう。 続く第三試合は、もう顔つきが違っていた。 ロールしてディフェンスをかわしてシュート、クロスオーバーからフリーの選手にアシスト、ノールックパスと持てる技を全てだそうとしている様だった。 今まで、練習ではできたが試合ではやった事のないプレーを連発し、味方の選手達を喜ばせていた。 もちろん親の方は大騒ぎ、といきたいところなのだがビデオを撮影しているので我慢して静かにしていた。 試合終了後、子供達はさすがに疲れた様子だったが、新しく入った背の高い子が長男に「今度アレ教えてよ」と話していたのが微笑ましかった。 上手くいかなくても、ずっと頑張ってりゃ報われるものだと思った。
posted by foxx |14:59 |
ミニバス日記 |
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