2007年07月31日
スラムダンクから学ぶ「自信とは」
もう少し自信を持ってプレイすればいいのに、と長男に話したら「でも初心者なんだしまだ下手だから自信なんて持てないよ」と答えた。 技術があれば、経験があれば自信がもてると思うのは当然だろう。 しかしその理屈でいけば、自信を持っていいのは世界一技術と経験のある人間だけ、となってしまう。 初心者だとか経験がないとかは、他の誰かと比較した場合の話であって、自信とはそれこそ「どれだけ自分を信じられるか」という「心の強さ」の問題だと私は考えている。 スラムダンクを例にすると理解が早いので、桜木花道について話した。 桜木花道は初心者であり技術も経験も無い。しかし彼は「自分は天才だ」という自信を持っている。 それこそ自分だけ初心者という状況で、どんどん成長していく。 恐らく身長や身体能力についての自信はあったのだろうし、自分でも言っているように格闘技に関しては天才なのだろう。 しかし桜木花道の自信のほとんどは「思い込み」である。 天才であるという思い込み、流川にも勝てるという思い込み、山王にも勝てるという思い込み。 そして、その思い込みこそが成長の為には必要なんじゃないかと思う。 今はまだ下手だが、絶対に自分は上手くなれるという思い込みが「自分を信じる」という事ではないだろうか。 逆に自分すら信じることができない選手は、チームメイトを信頼する事ができないのではないだろうか。 山王戦の三井にもそれは言える。 三井は自分を信じ切れなくなっていた。だが、安西先生も「そろそろ自分を信じていい頃だ」と語っていた様に、山王戦で再び自分を信じられる様になる。その過程が「オレは誰なんだ言ってみろ」という台詞であり、その結果自信を取り戻した三井は仲間を信頼し連続3Pに繋がっていく。 「スラムダンク勝利学」ではないが、この漫画は本当に教科書の様だ。 人間が成長していく過程を描かせたら、井上雄彦に敵うマンガ家は少ないと思う。 だが、長男は半分くらいしか理解していない様だった。 もっとも、自分だって親として「子供を育てる」ことについて自信があるかと尋ねられれば、ちょっと返答に困ってしまうのだからあまり偉そうには言えないが。 それでも、伝えたい事は山ほどあるので、あと数年はうるさい親でいようと思う。
posted by foxx |13:13 |
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