2007年10月09日

杞憂

先月から今月にかけて、週末には必ずどこかで試合が組まれていた。
しかも、格上のそれこそ「全国レベル」というチームとも試合をする機会に恵まれた。

やはり強いチームはレベルが違う。ドリブル一つ、パス一つをとっても力強い。
それに比べればウチの子供なんてまだまだ素人で、ワンマン速攻のチャンスでドリブルをカットされるレベルだ。

ある大会で全国レベルのミニバスチーム同士の試合を観戦する機会があり、子供達と一緒に見ていた。レベルの高さに驚く子もいれば、何も感じない子もいる。
ウチの長男は、自信を失いかけていたようだ。
きっと何か違う種目のスポーツの様に感じていたのだと思う。

もちろんその大会では連敗。
大会終了後、コーチは全員を集めて言った。
「君たちも頑張れば、あのくらいのレベルに行く事はできる。同じ小学生なんだから、頑張るかどうか、それだけの違いだ。ただ、とんでもなく辛い練習かもしれない。それでもいいから強くなりたいと思う子は手を上げて」

全員が手を上げるかと思ったら、下を向いたままの子が2~3人いたようだ。しかしこれから主力となる5年生は全員やる気だった。

「じゃあ、そういう練習をこれから教えるけど、ついてこれるかなあ?」
とコーチは笑っていた。

後で長男に「厳しい練習が始まると思うけど、やる気ある?大丈夫?」と聞くと「・・・強くなりたいし、もっと上手になりたいから、そっちの方がいい」と言っていたが、あまり気合いは感じられなかった。

「それよりさ、バッシュが小さくなったんだよ」
「それじゃあ走るのも辛いだろう。何で早く言わないんだよ」
「だってさあ、ウチは兄弟が多いのにまたオレのバスケにお金がかかるじゃん」
「お前はそんな心配しなくていいから。それよりシューズが合ってないってのは怪我のもとなんだからそういう事はすぐに言いなさい」

そんな事を気にしていたとは。
練習の厳しさよりも家の経済状況を気にさせてしまっては、親として問題があるんじゃないだろうかと、こっちが悩んでしまった。

「子供用のミニバスシューズは安いんだから、好きなの言ってみろ」
「え、そうなの?バッシュって1万円以上すると思ってた」
「それは雑誌の広告のNBA選手のシグネチャーモデルだろう。子供用は別なの。AND1でもNikeでも、今のうちに自分の足に合うのはどれか試してみればいいんだよ」

半年前、少し大きめに買った24cmが小さくなって、今度は24.5cmを買わなければならない様だ。
成長は嬉しいが、このスピードには正直、ちょっと溜め息がでる。

posted by foxx |19:16 | ミニバス日記 | コメント(2) | トラックバック(0)
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Re:杞憂

経済的な面はさておき、子供の成長は早いものですよね。
(自分自身は子供はいないのですが、友達の子供の成長にいつも驚かされています。)

自分の好きな漫画に『あひるの空』という漫画があるんですけど、その中で強いチームとそうでないチームの差は『やっているかやっていないかだけ』という記述がありました。
まさしくそうなのでしょう。

長男君のチームは、そこまで追い込んでくれる(いい意味で)コーチさんがいるようなので、キツイでしょうけど頑張って欲しいです。

追伸:『あひるの空』、オススメです。

posted by E田 | 2007-10-09 22:46

Re:杞憂

E田 さん、
強いチームとそうでないチームの差、確かにその通りですね。
「やっているかやっていないかだけ」
それぞれの持って生まれた能力の差よりも、今はまだ「どれだけやったか」でしょうね。
あひるの空、読んでみたいと思います。

posted by foxx | 2007-10-10 13:19

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