2007年11月25日

日本代表後任監督は?

「オシム監督、重体」
このニュースを初めて聞いたとき、しばらく思考停止してしまいました。
ショックでした…

以前からこのブログに書いている通り私はオシム監督支持者です。
私が考える日本代表監督に必要な資質は
1、指導者としての豊富な国際経験(W杯本大会で決勝トーナメントに導いた、もしくはそれに相当する程の経験)
2、日本人選手の特性を理解し、それに合ったサッカーを実践できる指導力

だと思っています。
オシムは以上の資質を満たす現時点でベストの人選だと考えていたので、彼の代表監督就任が決定した時私は心底ほっとしたのを憶えています。
しかしその時唯一気がかりだったのが、2010年W杯本大会時点で69歳になるという彼の年齢でした。

一抹の不安が最悪の形で的中してしまいました…。

とにかく今はオシムさんの一日も早い回復を祈るばかりです。
そして穏やかで幸せな人生を送って頂きたいと切に願います。

さて、無情にも時間は止まることはありません
W杯予選に向けての準備期間は刻一刻と短くなっていきます。
オシム監督の容態が回復したとしても代表の指揮を取るのは現実的に不可能だと考えますので、後任監督を一刻も早く決めなければなりません。
私はオシム体制の継続路線ということでの大熊コーチ・反町監督らの昇格やアマル・オシム監督の抜擢という案には否定的です。
何よりも経験の少なさが致命的ですし、オシムのサッカーはやはりオシムでなければ完成できないと思います。
幸いまだW杯予選は始まっていない時期なので、中途半端にオシムのサッカーを求めるよりも、この1年間でオシムが築いた土台を生かした上で日本らしいサッカーを実践できる新監督に任せるべきだと思います。

ではここまでオシムが築いた土台、「日本らしいサッカー」とはどんなものだったのでしょうか?
様々な意見があると思いますが、私が思うに一言で言えば
「助け合い」だと思っています。
身体能力をはじめとした「個」の力で劣勢を強いられる日本にとっては、1人で駄目なら2人3人と攻撃参加して助けに行く。
攻撃参加して空いてしまったスペースを埋めるために別の選手がカバーに入る。
ポジションにとらわれず流動的に動くことによって「個」では勝てなくてもチームとして相手を凌駕する。
そのためには走らなければならないし、DFにも攻撃参加、FWにも守備が求められる。
「走るサッカー」や「ポリバレント」といった単語がキーワードとなったのも、役割やポジションを越えて苦況に陥った仲間を助けにいくためだと思っています。
そして日本人の国民性として「1人はみんなのために、みんなは1人のために」という献身的な自己犠牲やチームワークに長けていて「集団」で力を発揮しやすいと考えます。

それを考慮すると新監督の目指すスタイルとして、
ガッチリ守って速攻というカウンターサッカーや、ジーコのように個々のひらめきに任せたサッカー、ドイツW杯のアルゼンチンのように1人の王様(リケルメ)中心のサッカーというのは除外されると考えています。

現在のJリーグの監督では川崎F・関塚監督や広島・ペトロヴィッチ監督などがスタイル的に近いのでしょうか?
しかし国際経験という点で未知数ですし、何よりオシムの時のように契約期間中の監督を強引に引き抜くというやり方がまかり通ってしまうと、協会は各チームが苦労して手に入れたJリーグの有力監督を引き抜けばいいという悪しき慣例を作ってしまいそうです。
噂にのぼる西野監督やオジェック監督も同様で、いかに緊急事態とはいえ両チームにとっては納得出来ないでしょう。

また常々就任の噂が絶えない岡田武史氏ですが、確かにフランスW杯当時から比べると数々の修羅場をくぐりぬけ勝負師としての風格を感じます。
実績から言えば西野監督と並んで日本人監督の最有力候補であろうと思いますが、何よりも本人が代表監督はもうこりごりと思っているという話を聞きますね…

それからこちらも度々噂にのぼるミルティノビッチ氏、
5回連続でW杯本大会の指揮を取りその内4回決勝トーナメント進出と実績は圧倒的ですが、この人のサッカースタイルってどんな感じなのでしょうか?
日韓大会の中国はいまいち印象に残ってないし、フランス大会のナイジェリアは個人能力だけである程度勝ててしまうような印象だったので正直よくわかりません。
どなたか教えてください

私の理想は何年も前からベンゲルです。
低迷していた名古屋を立て直し、アーセナルでもアンリが抜けメンバーが替わろうとも魅力的な攻撃サッカーで勝ち続ける彼に日本代表を任せてみたいと思うのですが、タイミング的に無理があるんでしょうね…

現在ヒマしてそうな有名監督を思いつくまま挙げると
・モウリーニョ(まあ無理か…)
・リッピ(スタイル的にイタリア人は合わないか?)
・デシャン(将来自国の代表監督を任せようと思っているフランス協会が経験を積ませるために推薦したことがあるという噂)
・エメ ジャケ(隠居中?)
・クリンスマン
・ヨハン クライフ(超裏技!)

あぁ…私のつたない知識では限界です、
皆さんの考える代表監督候補を教えてください!
条件は 1、国際舞台での豊富な指導者経験
     2、日本人の特性を理解し、それに合ったサッカーを実践できる
     3、今ヒマしてそう

幅広い意見をお待ちしております


posted by kazz17 |14:15 | 日本代表 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2007年08月05日

アジアカップ総括と「日本らしいサッカー」

前回「日本代表の報道」についての記事を投稿したところ、予想を遙かに上回るコメントを寄せて頂き驚きました。
アジアカップの真っ最中ということで代表に対する注目度の高さを改めて痛感しました。
コメントを書いて頂いた皆さん、ありがとうございました!

さてアジアカップが終了してしばらく経ちました。
今大会における日本代表の総括はすでにスポーツナビのブログでも皆さんそれぞれの意見が発表されつくされているようですが、私も遅ればせながら今大会の日本代表について意見をまとめておこうと思います。

4位という結果に終わった今回のアジアカップですが、私の評価としては
「満足はしないがギリギリノルマ達成で内容的には収穫の多い大会」
だったと思っています。
今大会前から協会はオシムに対してノルマは課さないと明言していましたが、私個人としては目標はむろん優勝。W杯に向けてのチーム作りを考えるなら最低でも貴重な真剣勝負を最大6試合戦うことが出来るベスト4入りは達成しなければならないと思っていました。
W杯予選に置き換えた場合、現状維持ならアジア出場枠は4.5ですからノルマはベスト4以上とするのが妥当だと思います。
ただ私は大会前、3位までに入れば次回アジアカップの予選免除という措置を知らなかったのでそれを知っていれば3位以上というノルマを設定していたとは思いますが…
3位決定戦の相手が韓国だったことも幸運だったと思っています。
ともすると消化試合になってしまいそうな3位決定戦ですが、次回の予選免除が懸かっているうえにそうでなくとも対日本であればモチベーションバリバリでやってくる韓国戦でしたから、本当にガチンコ勝負の6試合を戦えたことは代表にとって大きな財産になると思います。

さて肝心の試合内容についてです。これも他のブログで書き尽くされているのでしょうが、日本のボールポゼッションはどの試合でも圧倒的でした。
ボール保持者を次々に追い越してサイドを突破していく連動した動きは見事でオシムの言う「日本らしいサッカー」の一端が見えたような気がしました。
しかしそれもペナルティエリアの外までの話。
結局放り込んだクロスがはじき返される事の繰り返しには進歩を感じることは出来ませんでした。
サウジなど堅守からのカウンターを持ち味とする国やオーストラリア・韓国のように数的不利な試合展開によって引いて守らざるえなかった国にとって日本の攻撃が脅威を与えていたかは疑問です。
引いて自陣を固める相手をいかに崩すかは日本の永遠の課題で、今回もそれに対する答えは先送りされたままでした。

先制点を奪われる試合が多かった事も気になります。
相手が追いかける展開になれば自陣に引きこもっているわけにはいかず、前に出てくることで生まれるスペースを突くことも出来るかもしれませんが、いかんせん今大会は日本が追う展開が多すぎました。
相手の喜び冷めやらぬうちにすぐさま追いつくのは大した物だと思いましたが、ボールポゼッションを高め主導権を握りたい日本としてはやはり先制されてはいかん、ましてやボール回しをしている時に不用意なバックパスや横パスのミスから失点することなどあってはならない事です。

大会後の報道によるとさかんに個人で状況を打開できる選手の必要性を叫んでいるようですが、果たして今大会の代表メンバーを遙かに凌駕する選手が日本にいるだろうか?また近い将来現れるだろうか?甚だ疑問です。
どんなメンバーが選ばれるにせよ大事なのはゴールに向かう姿勢のような気がします。ポゼッションが高いのだから仕掛ける機会も相手より多いはず、とにかく強引でもペナルティエリアに突っ込んでシュートを打つ、守っている相手の嫌がる事を徹底的に繰り返すことが必要なのではないでしょうか?
その結果ファウルを受けセットプレーのチャンスを得ることもできます、日本のセットプレーの威力は今大会でも充分発揮されていました。ファウルを与えては危険と相手が感じるならますますエリア付近での突破が有利になるはずです。

また引いた相手に対してミドルシュートを打ってはいるのですが、精度が低すぎる。「とりあえず(パスの出し所がないので)打ってみました」感がありありで相手へのプレッシャーになっていないような気がしました。
せめて枠には飛ばして欲しい…

さらに選手層の薄さは気になる所でした。交代選手は
・中盤を活性化するために羽生
・疲労した相手DFにスピードのある佐藤寿人
・パワープレー要員矢野
この3人が基本路線でしたが選手交代によって試合のペースを好転させるケースはほとんど無かったように思えます。
トータルバランスよりも一芸に秀でるスーパーサブ的な「飛び道具」が欲しいところです(佐藤寿人にそういう役回りを期待していたのですが今回は不発でした…)

今大会をふまえて私なりに日本の理想的な戦い方をまとめると
1、運動量と連動性で中盤を制圧しボールを保持(○出来ていた)
2、先制点を与えない(×出来ていない)
3、相手が焦れて前に出てきたらそのスペースを突く(○スペースがあればチャンスは作れていた)
4、相手が引いていたらとにかくエリア内へ侵入を試みる(×)
  ファウルをもらいセットプレーからチャンスを作る(○)
  ミドルを枠に飛ばす(×)

このような感じでしょうか…

結局苦言ばかり呈してしまいましたが、収穫も沢山ありました。
ほとんどの試合で日本が試合を支配出来ていたことは事実だと思います。
唯一負けてしまった(PK負けは引き分けとみなして)サウジ戦にしても、確かにあの試合ではサウジの方が上でした。
あえてボールを回させてゴール前を固め、奪ったら手数をかけずに一気にカウンター。見事に術中にはまった形でしたが、堅守速攻はサウジのお家芸、まさにこれが何年も前から完成された「サウジらしいサッカー」なわけです。
しかしこの完成された「サウジらしいサッカー」を持ってしてもサウジはW杯でさしたる成績はあげられていません。
今回は完成された「サウジらしいサッカー」に未完成の「日本らしいサッカー」は負けてしまいましたが、今後の伸びしろを考えると日本に分があると私は考えています。
負け惜しみではなく本気でそう考えています。

posted by kazz17 |13:40 | 日本代表 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年07月22日

アジアカップとメディア報道に思う

アジアカップ準々決勝、久しぶりにしびれる試合でした。
負ければ終わりのトーナメントは予選リーグとは比べ物にならない緊張感で燃えますね!ようやく本当のアジアカップが始まったと感じました。

さて今回のアジアカップにおける日本国内の報道について書かせて頂きます。
大会前から各メディアともまるで日本が3連覇しないと成功ではないかのような論調だったように感じました。
もちろん私も日本の優勝を強く強く願っているわけですが、「アジアでは勝って当然」というようなおごり高ぶった態度ともとれる姿勢には違和感を感じます。
おそらくオシム監督はそれに釘を刺す意図でアジアのレベルは上がっていると事あるごとに発言してアジア軽視の風潮を牽制していたように思います。
しかし予選リーグ第1戦のカタールに引き分けた途端に「優勝に危険信号!」挙げ句の果てには「アジアカップの成績によってはオシム解任?」などという報道が紛糾しました。
私としてははっきりいって「何を言っとるんだ!」という感じです。中東の新興国(カタール・クウェート・バーレーンなど)のレベルアップは目を見張る物があり、先のアジア大会を制して波に乗り帰化選手も積極的に取り入れているカタールは予選B組の最大のライバルと目されていました。
戦前の私の予想は6:4で日本有利、つまり4割くらいの確率で負けも覚悟しておかなければならないと考えていました。
引き分けという結果は無論満足できる物ではありませんでしたが、初戦としてはまずまずだったと思うのにあの騒ぎよう…
日本サッカーが短期間で急速に進歩したように、他の国(特にオイルマネーを大量投入できる国)が驚異的に伸びる可能性だってあるわけです。
別に私は日本サッカーの未来を悲観しているわけではありません。ただ努力しているのは日本だけではないということを肝に銘じるべきだし、そんな中でも結果を出している日本代表をもっとポジティブに捉えてもよいのではとも思うわけです。
私ははっきりとオシム支持派です。
さらに歳をとってきたせいか、以前よりも代表に対して寛大な見方が出来るようになりました。
昨日のオーストラリア戦でも一人少なくなった相手に何故勝ち越し点が奪えない?という批判が出るでしょう
私も「バテバテで10人の相手に何故もう1点が取れんのだ!」とイライラしながら観ていたのですが、バテバテなのは日本も一緒でオーストラリアよりはちょっとだけマシなだけだったのでは?
延長入ったあたりからオーストラリアは完全にPK戦狙いでガッチリ引いて守り始めたので、あれはなかなか崩せないわな~
1人退場になって逆に守りきるという方向で意思統一されてしまったようでしたね。
それよりも強豪オーストラリア相手に内容で圧倒していたという事実を前向きに受け止めたいところです。

根拠のない楽観論で世間を煽りたてるメディアにはW杯ドイツ大会以来うんざりしています。

今はあと2試合貴重な真剣勝負が出来る権利を勝ち取った日本代表を称えたいと思います。

posted by kazz17 |13:57 | 日本代表 | コメント(32) | トラックバック(0)
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2007年04月01日

ペルー戦と「日本らしいサッカー」

A代表のペルー戦とオリンピック予選のシリア戦が立て続けにあって、
いよいよ07年の日本代表が本格始動した感じがします。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、観戦レビューを書いておきたいと思います。

今年最初のA代表戦、しかもオシム体制初の海外組の融合ということで世間的にも非常に注目度の高かったペルー戦。
ペルー代表がいわゆる海外組を連れてこなかったこともありメディアの関心は俊輔&高原に終始していました。
実際俊輔も「特別な事をしなければいけない」というような趣旨のコメントをしており、そんなに追い込まなくても…と心配になっていました。
キックオフ直後はペルーも元気で、ずば抜けた存在はいないものの南米国らしく技術は高くてあなどれんと感じたのですが、俊輔の視野の広さを感じさせるサイドへのパスから左サイドの駒野が再三鋭い突破を仕掛けて日本がペースを握っていきました。
そして先制点につながる高原の突破、
試合序盤は流れに乗れていなかった高原ですが試合が進むにつれて存在感を発揮していきました。ファウルを取ったシーンでも相手に掴まれ引き倒されながらも相手にぶちかましを食らわせて、相手の方がダメージを受けているようでした。
個人的にはこのシーンに相手DFとの駆け引きというか「なめられんぞ!」という強い意志を感じて、さすがブンデスで揉まれているなあと思いました。
その後も高原は迫力ある仕掛けを見せて、後半には完璧なトラップからの芸術ボレーを決め、コンディションの良さとストライカーとしての風格を感じましたね。

一方の俊輔もさすがのFKとボールキープからオープンスペースへの効果的なパスで存在感を見せていました。
練習時間が少ないことも考慮すれば、海外組二人はとりあえず合格点が与えられる出来だったのではないでしょうか?

それ以外で気になった選手は左サイドの駒野、タイミングの良い飛び出しでチャンスを築いていました。
それから途中出場の中村憲、タイミングの良いパスと思い切ったシュートで存在感を見せていました。彼は代表に定着してからどんどん良くなっているような気がします、「立場が人を作る」とでも言うのでしょうか
俊輔との「W中村」は観ていてワクワクしましたね。

ただ課題が無かったわけではありません。
2得点ともセットプレーからで流れの中からは得点できなかったこと、
危険な位置やチャンスの場面での凡ミスがまだまだ多いこと、
それにペルーが実質14人しか選手がおらず後半バテバテだったことを考えると決して満足出来る結果ではありませんでした。

総評としては課題も見えたが今後に期待が持てる試合だったのではないでしょうか?

さてこの試合で私はオシムが常々言っている「日本らしいサッカー」というのが少しわかった気がしました。
(もちろん個人的な見解なので反対意見も多々あるかと思いますが…)

試合後(前だったかな?)高原がジーコ体制との違いを問われて
「ジーコは役割に合った選手を当てはめる感じ。オシムは本来の役割以外の事もやらなければならない」との内容を発言していました。
以前このブログでオシムが本業の(?)センターバックをあまり招集しない事について疑問を呈したのですが、オシムの意図が見えてきました。
ロナウジーニョのように一人で試合を決められるようなタレントがいない日本は攻撃の枚数を増やして突破するというのは当然です、
どんなに屈強で優秀なDFでも一度に二人を止めることは出来ません。
必然的にDFにも攻撃参加を求めるし、当然DFが上がった時には他の誰かがフォローしなければならない。
ここに「献身」「自己犠牲」「器用」「勤勉」「チームワーク」といった日本人の美徳がぴったりと当てはまるような気がするのです。
こういった日本人の集団性はサッカーの話題の中では「強烈な個性がない」といった言葉とともにネガティブな文脈で語られる事が多いような気がします。
しかしこれは日本人が誇るべき国民性であり、「他国が100働くならば150働く」という高度成長期の日本のような、がむしゃらでひたむきなサッカーが出来れば世界とも戦っていけると思います。
オシムが得点を挙げた選手や海外組をスターに祭り上げようとするメディアを警戒するのも、地味で縁の下の力持ち的な働きをする選手に配慮しての事だと思います。
ペルー戦では結果を残しましたが、今後俊輔がセットプレーでしか存在感を示せないようであればオシムは躊躇無く彼を切ると思いますし、
宮本恒がDFの統率にしか持ち味を発揮出来ないようであれば代表には呼ばないような気もします。

「運動量と連動性で攻撃をしかけ、個人ではなく1つの集団として助け合いながら機能する」
これがオシムの言う日本らしいサッカーなのではないでしょうか?


何か当たり前の事を書いてるだけになってしまった…
でも高原も「当たり前のことを当たり前にやる(のがオシムのサッカー)」と言ってましたからね、
皆さんの意見はどうでしょうか?

posted by kazz17 |13:20 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2006年12月03日

日本代表のユニフォームを考える

レッズが優勝しましたね
私はレッズサポではないですが、あの試合の埼スタを見ているとレッズは名実ともに日本を代表するビッグクラブになったなーと、そんなクラブが日本に出てきた事に嬉しく思いました。
レッズ優勝に関する記事はレッズサポの皆さんにおまかせするとして、今回のテーマは

「日本代表のユニフォーム」について

といってもデザインとかメーカーについてではなく、そのについてです。
各国代表のユニフォームはほとんどが国旗の色をあしらっています。
国旗に使用されていない色を使っているのは日本以外ではイタリアとオランダくらいしか思い当たりません(他にもあったら教えてください)
イタリアの青はイタリア王家のサヴォイア家に由来するといわれ「アズーリ(青)」という呼び名も定着しています。オランダのオレンジもオランダ王家にちなんでいるそうで「オレンジ軍団」の通り名がよく使われます。

さて我等が日本代表の青、なぜ国旗の色ではなく青なのかという理由は諸説あるようで、ざっと調べただけでも

1、戦前のサッカー協会を仕切っていた東大・京大のチームカラーが青だったから
2、島国で海と空に囲まれているから
3、現日本サッカー協会会長川淵氏が「日の丸は青に映える」と言ったとか…

まあ3は後付けとしても、はっきりこれという決定的な由来はわかっていないようです。
1936年のベルリンオリンピックで日本が優勝候補スウェーデンを破ったいわゆる「ベルリンの奇跡」の時にはすでに青(水色)が採用されていた事を考えると日本の青は70年以上の歴史を持った伝統のカラーなのですが(80年代後半の横山監督時代に赤が採用されたが成績が振るわなかったため青に戻したとか)その由来がいまいちはっきりしていないというのが何だか気持ちが悪いのです。

私は青がダメだとは思っていません。
伝統ある色ですし、近年の代表に対する世間の認知度を考えると今さら国旗の赤・白に変えるというのも無理があるように思えます。
しかし我々日本人サッカーファンの魂である代表のチームカラーの理由がはっきりしないというのは腑に落ちない。
つまり私は青である明確な理由が欲しいのです。例えば協会が「海に囲まれた日本を象徴する青をチームカラーに制定する」とはっきり宣言してくれれば少しは気が晴れるのかもしれません。

皆さんは日本代表のチームカラーについてどう思いますか?
いっそのこと国旗をあしらった赤・白にしてしまったほうがいい?
何色でもかまわない?

どうでもいい事かもしれませんが、もし他国のサッカーファンに「日本はなぜ青なの?」と聞かれたら何と答えようか…と考えると悩んでしまいます(実際聞かれた事はありませんが)
皆さんの意見を聞いてみたいです。

posted by kazz17 |13:21 | 日本代表 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2006年11月25日

FIFAランキングに見る日本の現在地

皆さんはFIFAランキングについてどう思われますか?

以前は各国のリアルな実力を反映していないもので、私は全くあてにならない物として見ていました。
日本が20位以内に入っていた時期もありましたが、ありえないでしょう?
しかし特にサッカーに造詣の深くない人ほどあのランキングを気にするようで、過去何度も知人に「FIFAランキングは鵜呑みにしないほうがいいよ…」と忠告した記憶があります。

さて最近のポイント算出法の改正により現行のランキングは随分と現実に沿った順位が出るようになってきましたね。
現在日本は47位、一つ上にはキューバ(!?いささか疑問を感じます)一つ下は北アイルランド、ライバル韓国は51位。
W杯ドイツ大会を物差しとすると、出場32カ国の中で日本が実力で上回っていると感じる国は、コスタリカ・トリニダードトバゴ・トーゴ・サウジくらいだと思っています。となると日本は出場国中で25~28位くらいが妥当なところでしょうか。
ドイツ大会は比較的強豪国が順当に本大会に進出してきたと思いますが、出場を逃した国にも、例えば欧州ではルーマニア・デンマーク・トルコ・ブルガリア・アイルランドなど、南米ではウルグアイ・コロンビア、アフリカはカメルーン・ナイジェリア・セネガルなど10カ国ほど日本より実力が上の国があると考えると、日本は世界で35~45位といったところだと考えています。
強引な比較をするならば、欧州でいうとギリシャ・スコットランドあたりの中堅どころ、南米ならばチリ・ボリビアあたりの第3グループ、アフリカであればチュニジア・モロッコなどの上位グループに位置するのかなと…

そう考えると現行のFIFAランキングでは多少下位に甘んじているような気もしますが大体信頼できるリアルな順位になっていると思います。

日本代表を応援するものとしては日本が世界でどの位の位置にいるのかというのは非常に気になる所です。

皆さん、日本のサッカーは世界で何位くらいだと思っていますか?コメントお待ちしています!
(「○○と互角」など他国との比較を入れて頂けるとわかりやすくてありがたいですね)

posted by kazz17 |15:02 | 日本代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2006年11月18日

今年最後の代表戦、闘莉王のPKに思う

アジアカップ最終予選、日本対サウジアラビア
久しぶりに見ていて気分の良い試合だった。

戦前、私見では日本とサウジの実力は五分五分。ホームアドバンテージを考慮して六対四の確率で日本有利と予想していたが、想像以上に日本が圧倒していた。
特に前半は中村憲とアレックスが起点となって両翼が次々とサイドを突破する様は見ていて痛快だった。
また2点目の今野の攻め上がりからのクロスは状況判断・技術ともに見事だったと思う。以前私はこのブログでオシムがあまり本職のセンターバックを起用しない事について疑問を感じる旨の記事を書いたが、今回の試合を見ているとたとえCBであろうとも状況によってはリスクを冒してでも攻撃に参加することが、個人能力で突破することが難しい日本の攻撃には不可欠なのだというオシムのメッセージのように感じられた。
攻撃参加やビルドアップが出来ないCBよりも、それが出来てそこそこ守備能力があるMFに最終ラインを任せる方が良いということなのか。
そもそもオシムは、私も含めた多くの日本人ほどMFやDFというポジションごとの役割にとらわれていないということだろうか。
全ては私の憶測でしかないが2点目の今野の動きを見てそんな事を思った。

しかし当然課題も残った。
まず失点シーン、前掛りになった時に単純なパスミスをすると一気にピンチになるというお手本のような失点だった。
また後半に入ってからスタミナ切れなのか全くボールをキープ出来なくなっていた。選手各自のフィジカル向上を望むとともに、押し込まれる時間帯であれば一時的に中盤を省略してロングボールを多用するなどの対応をしても良かったのではないだろうか?

さて試合終盤、日本がPKを獲得し闘莉王がキッカーを志願し見事に外した。
2点リードしていたこともあるが、私は外した闘莉王を責める気はない。それよりも闘莉王が志願したときに他の選手、例えばPKを獲得した高松あたりが「いや!俺に蹴らせろ!!」という主張をしなかったように見えたのが少し引っかかったのだ。
例えばカズであれば譲らなかったのではないか?
ゴールという結果が評価される攻撃の選手が代表戦という大舞台での得点チャンスにもっと貪欲になっても良いのではないかと思う。
これも私の憶測に過ぎないが闘莉王はPKを外したことをあまり気にしていないのではないか。試合後のインタビューでも「蹴らなければ外せない」と語ったとか…
このエゴとも言えるメンタリティを他の代表選手も見習って欲しい。
闘莉王からは「絶対勝ちたい」という気迫をTVを通しても感じる。また以前の代表戦で頭を蹴られても包帯を巻いてプレーした播戸からも同様の気迫を感じて好感を持った。
他の選手も当然「勝ちたい」と思っているのだろうが、この国の全てのサッカー選手の代表として試合に出るならば見ている人間にビンビン伝わるくらいの気合を見せて欲しい。

日本代表としての誇りを持つというのはそういう事ではないだろうか?

posted by kazz17 |13:19 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2006年11月05日

いまさらながらジーコジャパンって

ドイツW杯から5ヶ月程が経とうとしている。
何だか遠い昔の事のような気がしてしまうのは私だけだろうか?

6月の惨敗の記憶を抹消するかのごとく協会とメディアはオシムにすがりついたように思える。

「オシムなら何とかしてくれる…」

私もオシムジャパンに少なからず期待している一人だが、ジーコジャパンの4年間をまるで何も無かったかのように振り返ろうとしない世間の風潮には疑問を感じる。
思い出したくない惨敗で幕を閉じたジーコジャパンだったが、「臭いものにはフタ」ではあまりにも不毛だ。
ジーコジャパンの4年間は全く無駄では無かったと思いたい、そうでなければあまりにも悲しすぎる。

そんな訳でジーコジャパンの功罪について私的な見解を述べてみたい。

日韓大会でノルマであった決勝トーナメント進出を果たしたトルシエジャパンだったが、トルコ戦の不可解な采配による不完全燃焼な敗戦と大躍進した韓国との比較で、徹底してシステムに選手をはめ込んだいわく「ロボットのようなサッカー」を展開したトルシエからの脱却がサッカーファンから声高に叫ばれた。
ジーコが提示した「自由で攻撃的なサッカー」という耳心地の良い方向性を多くのサッカーファンが歓迎したと思う。私もその一人であった。
私はトルシエ信者ではないが、今思うと当時の状況(開催国の予選免除によって真剣勝負でチームを鍛える機会が無い上に決勝T進出が絶対的なノルマだった)を考慮すると、システムを遵守させ役割分担を明確にしたトルシエのやり方は正解だったように思える。理想を求めて玉砕するか、面白くはないがミッションを遂行するための現実的な選択をするか。
後者をとるのは当然であろう(協会が始めからそうしたスタンスでトルシエを選んだのかは疑問だが)実際日韓大会前のトルシエジャパンはどこの国とやってもそこそこ戦える(勝てるわけではなく、恥ずかしい負け方をしない)レベルになっていたと思う。

そんなトルシエからジーコへの方向転換は、目指すスタイルのベクトルの違いという意味で急激すぎたのではないか?
トルシエジャパンは02年で、ある程度の完成を見た。それ以上の伸びしろは期待薄であったし、ドイツ大会は開催国という呪縛から解き放たれる。
システム偏重から個を生かしたクリエイティブなサッカーを目指すのは当然の流れだと思うが、ジーコはあまりにも日本の「個」の能力を信じすぎた。
理想が高かったともいえるジーコを選択した時点で我々は一かバチかの博打を覚悟しておかなければいけなかったのかもしれない。

監督人事には「継続性」が不可欠ではないだろうか。
トルシエが叩き込んだシステマティックな部分を継承しつつ「個」の力を上積みしていかなければトルシエの4年間は無駄になってしまう。監督が変わるたびに全く方向性が変わってしまえばいつまで経っても日本のスタイルは確立されないままだろう。
しかし協会はジーコを選んだ。
非難されるべきは協会であり、ジーコに非は無かったといえる。

ジーコジャパンが船出してしばらく経つとジーコ批判が出てきた。いわく「戦術的な約束事が無さ過ぎる」これはジーコが就任した時点で覚悟しておかなければいけない事だったのだろう。やはり今の日本にジーコという指揮官は早すぎたのかもしれない。
ジーコは選手個々の判断やアイディアを尊重したが、それはもっと成熟したサッカー選手の集団であれば効果的なのであって、日本代表はまだ子供に教えるように時には叱咤しながら導いていかなければならないレベルなのだろう。
これは恥じるべきことではなくプロリーグができて十数年の発展途上国であれば至極当然なのではないだろうか?日本人はサッカーに関して身の程を知らなくてはならない。

現代表監督のオシムも就任当時の会見で「日本人はサッカーにおいては後進国であることを認識しなければならない」という趣旨のことを述べていた。私がオシムを支持する要因の一つである。
我々は日本サッカーに対して楽観し過ぎてはいけないが、悲観しすぎてもいけないと思う。
フランス大会の目標はまず本大会に出場することでありこれは達成された。日韓大会も決勝T進出という最低限の目標はクリアしている。そしてドイツ大会は国外ということに限れば2度目のW杯で、フランス大会の3戦全敗から1分2敗と僅かながら前進していると言えるのではないだろうか。
誤解をまねかないよう重ねて言うが私は日本代表の現状に満足している訳でも前途洋洋の明るい未来が開けていると考えている訳でもない。
ただ世界の強豪との客観的な比較をせずメディアに煽られるまま根拠の無い楽観ムードが蔓延し、現実を突きつけられると目をそらして「監督さえ変われば…」とまた現実逃避をする風潮に疑問を感じざる得ない。

ジーコジャパンはアジアでは突出した「個」をもってアジア杯を連覇しW杯予選も勝ち抜いた。まれではあったが優秀な「個」の力がかみ合った時には素晴らしいサッカーを展開してくれた。(コンフェデのブラジル戦が最たるものか)相手がどこであろうとショートパスを繋ぐポゼッションサッカーを貫くその姿勢は美しさすらあった。
惜しむらくはそのようにツボにはまる試合があまりにもまれで、W杯本番で全くといっていいほど見ることが出来なかったことだろう。

やはり日本にジーコは早すぎた

posted by kazz17 |09:38 | 日本代表 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2006年10月28日

オシムジャパンに思う

誰が読むとも知れないブログを始めました。

初めての記事は

「オシムジャパンってどうよ!?」

他のブログやら何やらでサッカーファンの皆さんの意見を読むと、意外と否定的な意見も多いんですね。
「最強メンバー(=海外組)を選んでいない」、「無名選手ばかりで面白くない」私が読んだ否定意見は要約すると大体こんな感じでしたね。

私は概ねオシム支持派です。
確かにたまにしかない代表戦でメジャーな選手を見たいのはわかりますが、
いわゆる親善試合に遠路はるばる海外組を呼んでコンディションを落とさせるより、クラブチームでレギュラーを確保することに専念させるというオシムの方針には激しく賛成!
来年以降の真剣勝負(さしあたってアジアカップなのかな)には必要な人員を呼ぶでしょう。

それまでの間に国内の若手をどんどん試すというのも的確ですね、今のうちにやっておかないと与えられるチャレンジの機会は段々減っていくでしょうから…
「経験不足で代表に呼べないというのなら、いつまでたっても呼べないだろう」という趣旨のことをオシムが言ったそうですが、まさにその通り!
実際代表に選ばれた後の中村憲のプレーを見ると代表選手としての風格が出てきたように感じますし、梅崎なんかもU-19で中心になってくれそうな期待が持てます。今のところ劇的とも言える若手の積極登用は好影響をもたらしているように思えます。

個人的にはドイツW杯後、日本はメキシコを目指すべきではないかと感じました。
体格的に恵まれているとはいえない選手たち、欧州や南米と比べて自地域に世界トップレベルのライバルがいない環境など日本と共通する点が多い国でありながら、確かなテクニックと機動力で強豪と互角に渡り合うその姿にシンパシーを感じたものです。
オシムジャパンが目指すスタイルを正直まだ私は掴みきれていませんが、いわゆる「考えて走るサッカー」「日本人の特性を生かして…」といったキーワードからはメキシコスタイルが彷彿させられます。
現時点ではオシムの方向性を信じてみようと思う今日この頃。

ただ唯一疑問を感じてしまうのが

「センターバック、呼ばなすぎでないかい!?」

ということ。
闘莉王と坪井は確かに良い選手だけどその二人がいなかったらほとんど駒が無いというのはどやねん!
水本がある程度使えるメドが立ったのは良かったけど、それにしても層の薄さに不安が残ります。
スイスでレギュラー張ってる中田浩二はいずれ呼ぶとしてももう少し国内のセンターバックを発掘しても良いのでは…?

オシムの頭の中を覗いてみたいところです。

posted by kazz17 |11:00 | 日本代表 | コメント(8) | トラックバック(0)
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