2008年01月27日
岡田ジャパン初陣。といっても何か語るべき点は皆無。つうか、オフ明けはこんなもんだろう。オシム路線を踏襲しながらの岡田色、というコンセプトはこれから序所に出てくるだろう。しかし。もはや国内組/海外組の区別が無意味なものになっているとは言え、国内組中心のメンバーは心もとないというのが正直なところ。遠藤もいい選手だが、個人的にはイタリア帰りで既にW杯を二回経験している小笠原のほうが、センターハーフとしては適任かと思ってしまう。それにオランダに行った本田やスコットランドに行く水野といった海外に行くメンバーの組み込みが、代表チームの底上げにつながる。今年は五輪の年なので、そこら辺の世代間融合も興味深い。
あとはユニフォームなんだけど…本番までこれで行くんだろうか?前回の妙な水色の曲線が入ったユニフォームはダサかった。というか、いつも代表チームのユニフォームはダサい。これはきちっとどこかで検証すべきだ。体格の問題なのか、それとも純粋にデザインの問題なのか。好印象だったのは2002年のシンプルなデザイン。あれはアディダスの標準的な、カスタマイズをほぼしない状態のデザインでそれほど口出しするところはなかったのだが、妙に“日本風”にアレンジするとダサくなる。今回のデザインはそういった日本的なもの(曲線のラインや日の丸のイメージを喚起させる赤のアクセント)を一切排除し、日本の風景の中に溶け込む富士フィルム的な青のカラーまでも排除してしまった(笑)。今回のユニフォームのブルーは、あれはヨーロッパの色なんじゃないだろうか。コダック的なブルーだよ。そしてアクセントカラーとしての黄色。この黄色は一体どこから来ているのかがイメージできない…
今までは日本的な工夫を入れて失敗を繰り返してきたのだが、今回は“日本的じゃないもの”を投入してダサさから脱却しようと試みたんじゃないだろうか。しかし、結果としてどこの国かわからない、極めて無国籍的の、ああ、そういうナショナリズムが溶解していく有様というのはまさしく日本的だね、というような感じの、逆説的には極めて日本的な(?・笑)ものに仕上がったと言えるかもしれない。
posted by footballplanet |14:02 |
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2008年01月14日
高校サッカーの決勝をTV観戦。もはやクラブチームに有能なタレントがごっそり行ってしまって、最近ではあまり観ることがなくなってしまった大会だが、久しぶりに決勝戦を観る(しかし何故決勝だけが45分なんだろう?あるいは準決勝から決勝まで一週間も空いている…実に不思議な大会)。
流通経大は非常に整備されたチームで、ディフェンスから中盤、そして前線までの攻守の連携がとてもいい。組織として非常にアクティヴだ。決して型にはまっているという訳ではないが、有機的にパスが連鎖する。藤枝東はクラシカルなスリーバックの弱点を徹底して突かれ、あっけなく崩壊してしまった、という感じ。
3大会で得点王となった大前はやはり何かを持っている選手なんだろう。アタッカーとしてはかなり小柄で、それがプロになってどう影響するかはわからない。が、シンプルなプレー判断とクイックネスで、最適なタイミングでシュートを放つ。パートナーにいい大型のポストプレーヤーがいると非常に活きてくるタイプではある。ただ、彼のようなセカンドトップは代表クラスでも沢山いるが、キーポイントはドリブルで勝負できるかどうかにかかってくると思う。
単純にDFラインの裏を狙うだけのセカンドトップは難しい。柳沢、大黒、佐藤、田中、大久保…と、この手のタイプが登場し続けているが、生き残るのは裏にすり抜けるプレーと、ドリブルワークなどのボールを持ったときのプレーとの、両者を融合させることが出来るプレーヤーだと思う。チームの構成上、セカンドトップにボールを持てないプレーヤーを置くと、中盤の負荷がかかってしまう場合がある。そういった意味で、大前選手にはボールプレーとランニングプレーとを共存させられる選手に成長して欲しいと思う。
posted by footballplanet |23:19 |
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2008年01月09日
高原が浦和って…というちょっと違和感を覚えるような移籍ニュースがあったと思ったら、今度は市原の水野かよ。という、今季のストーブリーグはなかなかに熱い。そこで鹿島の来シーズンへの動きについてちょっと書いてみる。
DF陣には中田浩二、伊野波、そしてサイドバックの笠井が入る予定。中田はファボンが抜けたセンターバックのポジションに入ってもらうといいのでは。中田浩二の最適なポジションは果たしてどこなのか、というのを鹿島で具現化して欲しいと思う。トルシエ・ジャパンにおけるスリーバックの左こそが、今までの彼のキャリアの中で最も輝いていると言ってもいい。ボランチだとどうだろうか。青木をサブに下げてまで中田を使うべきなのか、という気もする。それにもし日本代表を目指すなら、阿部や今野といったライバルがひしめくポジションよりも、まだセンターバックのほうが見込みがある。
中田の場合、左サイドバックは残念だが論外(苦笑)。鹿島においてはスピードがあり、ある程度ドリブルでアクセントをつけることが出来る選手じゃないと難しい。また右の内田のような、中盤と連携しながらゲームメイクできるようなスキルも必要だ。そう考えると、彼の居場所はやはり左サイドバックではなく、センターバックだ。左足のフィードで最終ラインからゲームをつくることが出来たら、またワンランク上のチームになるような気がする。
言うまでもなく、現代サッカーで最終ラインからのパスは、攻撃を質を左右する。例えばチェルシーのリカルド・カルバリョがパスをする瞬間、チーム全体が一気にアクティヴになるような。そういう役割を中田に期待したい。笠井は内田のバックアップ、伊野波は青木のバックアップという形で落ち着くような気がする。あるいはローテーションを組む際には重要な選択肢になるんじゃないだろうか。
中盤は増田が出て行くとかでもめたけど、鹿島においてはボランチで活躍するのは難しいような気がする。鹿島というブラジル・スタイルで戦うチームにとって、ボランチはやはりDFの前のスイーパー的な役割を担わないといけないし、なおかつ左右のサイドバックのボールをさばくような、展開力も必要。その二つの能力を、どちらも増田は持っていない。彼のよさというのはフリーランニングと得点能力、そして運動量であって、例えばASローマのペロッタのようなタイプの選手だ。
ペロッタはボランチの資質を持ったトップ下の選手で、チーム全体が前に重心をとり、なおかつCFにトッティのようなキープ力がある選手がいると活きるタイプ。あくまでも二列目ぐらいの位置で攻守にチームを活性化する。増田もこういった役割を持たせると非常に機能する選手だと思う。彼はボランチでもゲームメイカーでもなく、高い位置で攻守に連動する、バイプレーヤーだと思う。果たして鹿島の二列目にそういった役割があるかどうかは疑問だが(鹿島の二列目は攻守にアクティブに動くが、もう少しボールプレーヤーの資質があるほうがマッチするような気がする)、もう一度彼の適正なポジションにおける活躍を見てみたい。
最後にFW。柳沢の移籍はちょっと寂しいが、選手本人にとってすると、スタメンの確率の高いチームでプレーすべきだし、引退後の人生も考えると出来るだけ様々なチームを経験するほうがいい。鹿島としては、ベンチで計算できるFWが1人減ったことになって、正直痛い。また、FW陣において日本人のキャプテンシーのあるベテランがいなくなるというのは、見えない部分で響いてくるのではと思うところもある。ここは思い切って今トライアルを受けようとしている元横浜の久保をとってみるのもいいかもしれない。経験豊富なアタッカーがベンチにいれば、特にACLのようなトーナメントを戦う場合は心強いと思う。
posted by footballplanet |23:33 |
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2008年01月01日
早くも11冠目。鹿島らしい、堅牢なMF、DFの守備ブロック構築を見ることが出来た。オリヴェイラになって変わったことは中盤から前線にかけての守備構築だ。特に中盤の4人はオフェンシヴとディフェンシヴとを前後に分けるのではなく、どちらかと言うと横の軸に4等分した形で守備を等分に分担していく。なので、特にサイドの攻撃に対しては本山と野沢がかなりしつこくプレッシャーをかけ、小笠原はその後ろでボールを左右にさばく、という形がはまり始めている。これが大きいんじゃないだろうか。
柳沢についてはチームとしては出て行かれると厳しい。田代の存在はショートパス・ポゼッション主体からロングボールを交えたゲーム運びをチームにもたらした。が、勝負どころでペースアップするのに、ベンチにスピードがある選手がいることが望ましい。柳沢や興梠によってギア・チェンジするのはここ数試合の必勝パターンになっている。が、選手としては複数のチームでキャリアを積んでいくことは財産になっていくことは間違いないとは思う。いずれにせよ、来期に向けた更なる補強プランが必要だと思う。
posted by footballplanet |23:39 |
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