2007年11月26日
セクスもファン・ペルシーもいないアーセナルの試合を観る。対ウィガン戦。司令塔のセクスがいなくてもチームコンセプトが徹底されているのがわかる。ショートパスを主体としたパスサッカーは、ボール・プレイヤーの後ろから次々とフリーランニングをしてくるプレーヤーが現れ、シュートポジションに侵入してくる。
中心となるようなコントローラーは存在せず、誰もがコントローラーであり、ハブでもある。パスの起点は絶えずフィールド上をワイドに偏在し、気がつくとフリーのプレーヤーが絶好のシュートポジションに入る。特にサイドハーフとサイドバックが起点となって、追い越し、追いかけを繰り返し、センターハーフとセンターフォワードのマークをはがしにかかる。
これはオシムのジェフのコンセプトと同じであり、セリエAのローマとも同じでもある。現在のソリッドな戦術が敷かれているチームに穴を開けるのにはこれしかない、という攻撃スタイル。そして決勝点も後ろからフリーランニングをかましたセンターバックのギャラスだった(笑)。こんなオチかよ!でも素晴らしい。センターバックのフリーランニングによるゴールという、究極の脱中心化サッカーの理想を見ることが出来た。
posted by footballplanet |20:52 |
ヨーロッパ |
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2007年11月26日
久しぶりに「らしい」試合。もちろん、鹿島アントラーズのこと。レッズを9人で倒し、チームとしての意地を見せることができた。僕は生粋の鹿島ファンで、やはり自然と熱くなる。こういう試合を観てしまうと。
<鹿島らしさ>というのはどういうものか?たぶんそれは粘り強く守り、一発の必殺のカウンターで相手を仕留める。そんな、かなりカテナチオでソリッドなサッカーなんだろう。たぶんファン以外は面白くないかもしれない(苦笑)。でもファンというのは結局のところ、あまりそういうのは気にならない。
そもそも、鹿島はJリーグ元年においてはリーグに参入できるかどうか微妙な後進の立場だったわけで、そういった「歴史」があのカウンタースタイルの中に凝縮されているんじゃないかな、と漠然と思う。グダグダに、粘り強く、なおかつ嫌らしく上位チームの攻撃を跳ね返しながら、わずかなチャンスを決定的な、致命的なものにする。そんな泥臭いスタイル。そもそも初期のチームは有望な高卒新人は皆無だったわけだしね。
で、そんなチームにユース出身の野沢が勝負を決めるゴールを奪ったのは感慨深い。彼のテクニックの切れ味は素晴らしい。絶好調時のフォームで繰り出されるシュート・パスは惚れ惚れする。小笠原の凄みにはまだ到達していないけど、それに近いものを身に着けつつあるんじゃないだろうか。
posted by footballplanet |18:46 |
Jリーグ |
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