2007年12月12日
「カズ、外れるのは三浦カズ」
なんていうシーンが何度もTVでリプレイされていたが、遂に始まった、岡田JAPANが。新しい代表リストには鹿島の選手が名を連ねている。田代は特に意外。でも、こんなことはあまり重要じゃない。たぶん選手リストは今後もっと更新されていくだろう。 果たしてこれからの代表はどんなプレースタイルになるんだろうか?オシムさんが掲げた「日本化」というテーマがどれぐらい昇華されるのだろうか?関心はこの点に尽きると言ってもいい。かつての「トルシエ・スタイル」、あるいは「ブラジル・スタイル」というものではなく、日本人監督と日本選手による日本代表チームが体現するもの…サポーター、協会、監督、そして選手が「日本のサッカーというのはこういうのだよね」というイメージが暗黙のうちに共有され、フィールド上に具現化されているという…そういったことがこれから築くことが出来るのか。 「人もボールも動くサッカー」。これはちょっとした発明に近いキーワードだったと思う。ポジションは流動化し、特定の場所にボールが滞ることなく、フィールド上を偏在しながらゴールに突き進む。いわゆる「組織的」と言われる日本人の体質にマッチしたスタイルがつくれるのか。僕らにはある一つのフレームが必要だ。自分たちのアイデンティティを表すような、ある一つの思考のフレームが。何かの障害が生まれた時に、常にそのフレームに立ち返ることが出来るようなもの。それがコンセプトであり、関係者全てがそのコンセプトを共有しているような状態… そういった関係性が果たしてこれから生まれるのか。僕らサポーターと、監督と、選手と、そしてサッカー協会の間で。岡田監督にはそういった難しい問題に直面している。何故ならそういった仕事を彼は今までやったことがないからだ。かつての代表でも札幌でも横浜でも、そういったコンセプトを描き、そこから生まれる関係性によってチームにある一つのモチベーションを与える。そういった経験は残念ながらない。が、岡田さんなりの「日本サッカー観」というものがここ数年で培われているのであれば、それを見てみたい。 にしても今だから言えるが、オシムさんのサッカーはスペシャルなものだったように思える。アーセナルやローマのような、ダイレクトプレーとフリーランニングが交互にコンビネーションされるようなスタイル。これが奇跡的に日本代表に移植されるようなことが起きたら、世界にサプライズを提供できたことは間違いない。 とは言え、やはり我々はまだ歴史を持っていない。様々な人間が加わるリレーのバトンタッチによって、ある一つのスタイルが作り出される。まだ我々はそれほどバトンをつなげてはいなし、スタートしたばかりだ。だから岡田さんのこれからについては、とにかく興味深く見守りたい。
posted by footballplanet |20:03 |
日本代表 |
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「カズ、外れるのは三浦カズ」
「人もボールも動くサッカー」この言葉自体、本来、真新しいものではないんです。日本の指導者の多くが考えていたものだし、そうしなければいけないこともわかっていた。ただそれを形にできない事情と言うのもあるわけで、岡田さんに関して言えば、初代表監督時代にしても、札幌横浜時代にしても、やりたくてもやれない事情というのがあったわけです。オシムさんで言えば、戦力の限られたジェフという中位以下を争うクラブで、より理想に沿ったサッカーを許された、というかクラブから求められたという事情もあるわけです。我々がこれから岡田さんに注目すべき所は、今、岡田さんは何を求められ、何を許されているのかということでしょうか。岡田さんは優秀な指導者ですし、求めればやれる人だと思っています。
posted by KEN | 2007-12-12 23:31
「カズ、外れるのは三浦カズ」
「人もボールも動くサッカー」は誰が一番初めに言い出したのかわからないんですが、オシムさん以外にも最近のユース年代の監督もコンセプトとして掲げていたと思います。
しかし日本代表チーム(フル代表)が具体的に「日本化」に向ったのはやはりオシムさんからのように思えます。そういった日本人にとっての理想的なサッカースタイルとは?とい問いが機能し始めたタイミング、と言ってもいいでしょう。ですので、岡田監督にとっては非常に仕事がやりやすい流れなんじゃないでしょうか?
岡田さんの今までの仕事を否定している訳ではないですが、少なくとも今までとはタスクが違うはずです。「今ある人材によって最良のチームをつくる」以上の付加価値やメッセージが欲しいな、と思っています。少なくとも今の日本代表チームは価値提案やメッセージを発信しないといけないようなフェーズにやってきているのではないでしょうか。
posted by footballplanet | 2007-12-13 00:08


