2008年05月31日

変わった視点からEUROを考察

グループリーグの組み合わせが決まった瞬間から、腐るほどレビューが書かれてると思うので、
そういうのは人に任せて自分はちょっと違った視点からEUROを考えたいと思う。

ご存知の通り今年のEUROはスイスとオーストリア共催である。
スイスは最近力を付けて来たが、それでもヨーロッパの中では中堅国止まりだ。
オーストリアに至っては弱小国と言って差し支えない。
とはいえこの両国はEUROの開催が決まってから若手の育成・強化に力を入れてきた。
根底にあるのは「開催国がみっともない敗戦は出来ない」という国の威信があるからだが、
オーストリアはともかくスイスはその育成が実を結び、先のW杯でもベスト16に残った。
有能な選手も他の強豪リーグへ輩出できるようになりつつある。
そして次のEURO2012はポーランドとウクライナの共催である。
ポーランドは最近メジャー大会にコンスタントに出場しているが、
更に若手の育成を強化するそうだ。

何が言いたいかというと、ヨーロッパにおいて中堅止まりだった国が、
EUROを開催することにより若手の育成やサッカーインフラの根本的な見直しを
迫られ、その結果強豪国ともある程度対等に渡り合える実力を手にするという
一つの流れが出来上がってきつつあるのではないだろうか。
近年のヨーロッパは強豪とその他とのレベルが縮まってきているといわれるが、
その流れを加速している現象がEURO開催なのではないか。
一国では資金やインフラ整備の面で開催できない国も、共催という道が開かれたことにより
国全体のサッカーレベルを上げるチャンスを得ることが出来るようになったというわけだ。

おそらく今後もEUROを共催したいという国々はどんどん出てくるだろうし、
UEFAとしても根底のレベル上げのために新興国に開催して欲しい所だろう。
ヨーロッパのレベルは今後ますます縮まり、拮抗すると思われる。
日本はそうなった時どうするのか。どうなっているだろうか。
ヨーロッパとの差は広がってしまっているのだろうか。それとも・・・。

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posted by footballobservation |02:44 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年05月28日

トゥーロン日本対イタリア寸評

90分を通してイタリアを0に抑えたことは素直に評価したい。
開始から20分ほどは完全に後手に回っていた日本の守備陣も、徐々に落ち着きを取り戻し、
素早いパス回しが出来れば十分チャンスを作れることを証明して見せた。
無論決定的なシーンは殆ど作らせてもらえなかったし、攻撃でのオプションや
状況に応じた変化も乏しかった部分はある。
しかし最後まで集中力を切らすことなくイタリアを精神的に追い詰めたことは彼らにとっても自信になったのではないか。
やはり90分集中を切らさず組織で守れるという点は、日本の大きな長所の一つだろう。
得点出来なかったのはマスコミお得意のフレーズ「決定力不足」ではなく、
そもそも決定的な場面そのものが少なすぎたからだ。

最後に、西川は五輪後すぐフル代表に引き上げるべきだろう。

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posted by footballobservation |13:06 | その他 | コメント(2) | トラックバック(0)
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