2007年09月30日

ローマvsインテル感想(ネタバレ注意)

緊張感とお互いのプライドを賭けた好試合になることを期待していたのだが、
蓋を開けてみれば意外な展開となってしまった。
前半からホームのローマはお家芸のパスサッカーでインテルDFをかく乱し、
何度も惜しいチャンスを作っていく。
しかしショートコーナーの連携ミスからマクスウェルにボールを攫われカウンターに。
イブラヒモビッチが決定的なヘディングシュートを叩き
インテル先制かと思われた瞬間、ジュリが手でボールを弾いたのだ。
気持ちはわかる。あの場面では誰だって手を出したくなるものだ。
しかし踏みとどまって欲しかった。
先制されるけれど11人で戦うか、
PKの結果によっては失点せずに済むかもしれないが10人で戦うか。
残り10分であれば後者の方があるいは良いかもしれないが、
まだ前半の始まったばかり。ジュリの選択は賢明とは言えなかった。
そもそも彼の行動はスポーツマンシップに反する。

兎にも角にもローマは前半から10人で戦わざるを得なくなった。
PKもきっちり決められ完全に試合は壊れてしまうかと思われた。
しかし前半を凌ぐと後半開始からローマは積極的に攻撃を仕掛けるようになる。
そしてインテルDF陣の信じられないような危険エリアでのパスミスを突いて、
ペロッタが同点ゴールを叩き込んだ。
しかしローマの選手たちの体力はもはや限界に近かったのだろう。
ここで踏みとどまることができず、その後すぐに連続失点。
4点目がコルドバによって決められたとき、もはやローマに
上を向いて歩く選手は見られなかった。

後半の残り20分ほどはもうプレシーズンマッチのような、
お互い強くはいかず時間を潰していくサッカーになってしまった。
返す返すもあの退場劇が悔やまれる。


ローマの攻撃陣を見ていて思ったことを。
ピサロは良い選手だが、ローマのスタイルに合っているとは言い難いように見えた。
ドリブルが多く、彼の所で流れが止まってしまっている。
もちろん彼はおもしろいパスも出せるのだが、
もっとシンプルなパス回しをスパレッティは好むのだろう。
また彼はどちらかというと前線に飛び出していくタイプではない。
だから監督のファーストチョイスがアクイラーニなのか。
同様の理由でシシーニョもベンチなんだろうな。
ところで今日のフィーゴはやっぱり良かった。
フェイントで抜き去ることはちょっと厳しくなったようだけれど、
まだまだあの緩急フェイントとテクニックは衰えていないようだ。
ファンの一人として単純に嬉しかった。

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posted by footballobservation |03:15 | SERIE A | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年09月28日

今週の見所

ローマvsインテル
勝ち点で並んでいる両チームの直接対決が早くもやってきた。
この試合の結果如何によって、終盤戦に有利になる可能性がある。

インテルは是が非でも勝ち点3を手にしたいだろうが、
状況は厳しいといわざるを得ない。
先週のCLではフェネルバフチェにまさかの敗北。
週末のリボルノ戦でも2-2のドローだった。
ケガ人と出場停止選手を多く抱えるうえに、
インテルのお家芸である内紛も勃発したようだ。
サンプドリア戦でフィーゴが交代させられたことに怒り、
マンチーニ監督との確執が決定的なものとなった。
元々こうした話題の絶えないインテルだが、それが
選手間の微妙な連携にも響いてくる。
国際色豊かな集団だけに、ひとつにまとめるのはいくら
マンチーニと言えど難しいのかもしれないが、
そこで監督の手腕が問われているのも事実である。

一方のローマもここにきて不穏な空気が流れている。
先週のユベントス戦で詰めの甘さからドローに持ち込まれると、
今週行われたフィオレンティーナ戦でも壮絶な打ち合いの末2-2のドロー。
トッティとペロッタを欠きながらの引き分けは評価できるが、
タッディが負傷し長期離脱の可能性が出てきた。

お互い決して万全とはいえない中、この試合は
今後のセリエAの展開を読む重要なものとなるはず。
予定調和の引き分けだけは勘弁してもらいたいものだ。


川渕発言について書きましたが、正直これほど多くの方が
感想を書いてくださるとは思いませんで、嬉しい限りです。
今週は忙しく全員にコメントを書くことが不可能であったため、
あのような省略コメントとさせていただいたことをここに詫び申しあげますm(_ _)m
もちろんこれからも忌憚の無い意見をお待ちしております。

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posted by footballobservation |18:17 | 今週の見所 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年09月27日

川渕発言について発言する

川渕会長が先週末に行われたJリーグで川崎Fが主力を大量に温存させ
大敗したことについて苦言を呈しているようです。
↓
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20070927-00000041-kyodo_sp-spo.html


ここからは私の愚見を述べる。
川渕会長の意見には全く理解できない。
川崎FはACLの第一戦がアウェイだったので、先週イランで試合をし、
帰ってきてすぐ週末にJリーグを戦い、さらに先日ACLの第二戦を戦った。
10日で3試合、さらに移動などを含めて選手たちの疲労を考えたら、
間違ってもこのような発言は出ないはず。
選手をただのロボットにしか見てないのではないか?
リーグ戦と違ってACLの決勝トーナメントはノックラウンド方式。
さらに、ACLは優勝すればクラブワールドカップの出場権が得られる。
アジアのクラブチャンピオンという肩書きも得る。
どちらが重要かは言うまでもないだろう。
ヨーロッパのチャンピオンズリーグを戦うクラブからしてみれば、
ターンオーバーなど当たり前。
ヨーロッパ内なら移動距離もそれほど無くて済むが、
イラン←→日本の長距離を移動するとなれば、尚更ターンオーバーを使わなければならない。
昨今の過密スケジュールは選手生命はもとより、
命そのものを落としてしまう可能性すらある。
もちろん1サッカーファンとしては、より多くの試合を見たい。
しかし、選手の体調やパフォーマンスを考慮したときに、
このようなターンオーバーは仕方がなかろう。

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posted by footballobservation |23:21 | その他 | コメント(20) | トラックバック(2)
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2007年09月24日

ローマvsユベントスの感想

試合は終始ローマが主導権を握り、中盤を圧倒。
ユベントスは中盤の形が作れず、トレゼゲは完全に孤立していた。
ローマの攻撃陣はもはやお馴染みの光景となった
人とボールが素早く動くサッカーで次々とチャンスを生み出し、
得点は時間の問題かと思われた。
しかし取れそうで取れない時に失点してしまうのがサッカーの常。
イアキンタからの絶妙のクロスにトレゼゲが飛び込み、ユーベが先制する。
これで目が覚めたローマは早々にトッティが同点ゴールを叩き込み、
さらにこの日2点目のゴールも決め逆転に成功する。
その後もローマが小気味良いパス回しから得点チャンスを数多く演出するものの、
のDF陣が追加点を許さなかった。
そして後半もうロスタイムというところで、
イアキンタがワンチャンスを決め同点!
結局2-2というドローゲームに終わった。

ローマは改めて見ると本当に面白いサッカーをしている。
やってることは結構シンプルで、ワンツーや裏への飛び出しが主なのだが、
それを可能にしているのがトッティの絶妙なタメ。
彼がボールを受けた時に必ず2・3人が動く。
そしてトッティはその誰かを必ず使ってくる。
そして自らもゴール前に顔を出す。これがDFにとってはこの上なく守りづらいのだ。
中盤でもデロッシとアクイラーニが非常に良い関係を築いていて、
ポゼッションを高めつつパスを散らして全体を活性化させている。
しかしトッティ以外に決定力の高い選手がいないのは不安要素だ。
ペロッタはもともと中盤の選手だったからしょうがないとして、
タッディやマンシーニらも決められるチャンスが多くあったにも関わらず決め切れなかった。
前にも書いたが、トッティがなんらかのトラブルで出場できなくなったとき、
ローマは苦境に立たされるだろう。
ユベントスは中盤の構成力に問題があった。
ザネッティは潰し屋でパサーではない。また、デル・ピエロの出来は悪かった。
殆ど見せ場を作ることなくPKをはずし、危うく戦犯になるところだった。
開幕から彼のコンディションは一向に上がってこない。
これが単なるコンディション不良なのか、年齢から来る衰えなのか・・・
私は前者であってほしいと願う。

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posted by footballobservation |02:54 | SERIE A | コメント(8) | トラックバック(1)
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2007年09月22日

今週の見所

今週末に行われる主なゲームの見所などを挙げていきたいと思う。

セリエAではローマvsユベントスというビッグマッチが行われる。
目下絶好調のトレゼゲを引提げて、敵地オリンピコに乗り込むユーベ。しかしローマはその上を行く好調ぶりで、勝ち点を取りこぼすことなく現在首位に立っている。先日のCLでもディナモ・キエフに貫禄の勝利を収め、視界は良好だ。好試合が期待できる。ローマにとって危惧すべきはトッティの代役がいないこと。彼が前線でタメを作ってくれるお陰で、2列目の選手が躊躇なく飛び出していくことができている。しかし彼がなんらかのケガや疲労で試合に出られなくなった時どうするのか。スパレッティの生み出した0トップシステムは、諸刃の剣となる危険性をはらんでいる。

負けじと大一番を迎えるのが、マンチェスターUvsチェルシーが行われるプレミアリーグ。
チェルシーといえば、先日モウリーニョ監督の解任という衝撃のニュースが全世界を駆け巡ったばかり。後任には同チームのスポーツディレクターだったグラント氏が選ばれたようだ。しかしハッキリいってこの個性派集団をまとめられるとは到底思えない。選手たちも相当動揺しているだろうし、この大一番はマンチェスターUにとっては有利だ。それにしてもルーニーが戻ってきたのは大きい。まだ本調子とはいかないだろうが、Cロナウドと奏でる攻撃のハーモニーはチェルシーにとっては恐怖だろう。

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posted by footballobservation |21:17 | 今週の見所 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年09月22日

ブンデスリーガ放送決定で思うこと

どうやらフジテレビ739でフランクフルト戦の放送が決まったようだ。

今まで中国経由の如何わしいネットTVで見てた身としては、
単純にありがたい限りだ。

ただ、今私が入っている欧州サッカーセット+WOWOWでは739が写らない・・・。
739ってEUROの予選とかU-17の大会を中継してるんだから、
欧州サッカーセットに組み込んでくれても良いと思うんだが。

しかも調べてみたら今のサッカーセットって739が映るやつが1コもない。
仕方ないのでWOWOWを解約(今放映権でモメてるし、元々WOWOW好きじゃねーんだ)、
欧州サッカーセットと721+739に切り替えた。
JリーグはBSで1試合は確実に見れるし、とりあえずこれでいこうかなと。
オペレーターに739を組み込んだセットを作ってくれと要望しておいたけど、
今のところそういう話は上がってないんだそうだ。
なんか欧州サッカーセットって名ばかりな気がするなぁ。

あ、739さんよ、フランクフルト戦だけなんてケチ臭いこと言わずに、
毎節2~3試合お願い!あと解説にはぜひ鈴木良平サンを。

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posted by footballobservation |21:04 | BundesLiga | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年09月20日

07-08CL第1節感想其の2

アーセナルvsセビージャ見てました。
セビージャはCLの洗礼を浴びてしまったようだ。前半の立ち上がりは完全にアーセナルペース。
ダニエウ・アウベスもまるで別人のようにおとなしかった。

アーセナルはDFがサニャ、トゥーレ、センデロス、クリシーと若いメンバーだったので
正直どうかなと思っていたのだが、今シーズンの好調がフロッグでないことを証明した。
彼ら4人のDFは非常に安定しており、
セビージャの攻撃を終始完全にシャットアウトした。

セビージャが本来の攻撃のリズムを発揮し出したのは後半の20分過ぎからだった。
ファンデ・ラモスが次々に攻撃的な選手を投入し、
2-0から追いつこうという明確な意思が感じられた。
ただ、時すでに遅し。
攻撃的になってからはおもしろいサッカーが見られたのだが、痛い敗戦だ。
ここからの巻き返しに期待したい。

ところでヘスス・ナバスっていつも外に向かってドリブルするけど、
あれって自分からパスコース消してないか?
まぁ良い選手だとは思うけど・・・。

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posted by footballobservation |05:49 | UEFA CHAMPIONS LEAGUE | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年09月19日

07-08CL第1節感想其の1

昨日は結局シャフタールvsセルティックを中心に、
レアルマドリーvsブレーメン、ミランvsベンフィカ、
チェルシーvsローゼンボリなどをちらちら見てました。

まず改めてシャフタールvsセルティックの感想を。

守備陣の脆さやアウェーでの弱さは書くまでもないが、
気になるのは選手層。昨日の試合でも、サブを見るとマクギーディ、スノ、オデイ、キレンetc・・・
流れを変えられそうな選手はマクギーディを除いて見当たらない。
シャフタールはカスティージョやグラドキー、守備ではドゥリャイがいる。
CLはリーグ戦の合間を縫って行われ、過密日程と言っていい。
そんな中で最近ではターンオーバーを採用するチームが増えている。
しかしセルティックにはターンオーバーを行えるほど選手層が厚くない。
そういった視点から見ても、セルティックは厳しい。

ミランvsベンフィカ
ミランは立ち上がりから落ち着いてボールを回し、ピルロが好パスを連発。
得点もそのピルロだった。
2点目は美しかった。ピルロがループを打つと見せかけてラストパス。
インザーギはただ右足を振りぬくだけでよかった。
圧巻だったのはカカ。確か後半だったと思うが、DF3人に囲まれながらも
それを突破したシーンがあった。まさか3人でも取れないとは・・・。
ベンフィカも攻撃陣はクセがあってなかなか手ごわいな、という印象を受けたが、
守備陣はイージーなミスをしたり、集中力を欠いていた。
ルイ・コスタは健在。あの独特のドリブルとパスセンスで、何度もチャンスを演出していた。
驚いたのは、ミラン時代より積極的にミドルを打つようになっていたこと。
得点源がいないから自分で打つしかないのかな?

レアル・マドリーvsブレーメン
これは凄く面白いゲームだった。あとで90分通して見ようっと。
レアル・マドリーは中盤で得意のパスワークが冴え、ヴィーゼは前半から大忙し。
個人的にはラウルが復活してくれてうれしい。
まだジダンやフィーゴ、マケレレがいたころのマドリーではラウルもすごかった。
あの頃のラウルが戻ってきてくれたようだ。
しっかしファンニステルローイの決定力は異常・・・。
ペナルティーエリアであれだけ落ち着いてフィニッシュされたらGKはたまらないだろう。
左サイドのマルセロは強引にドリブルする場面もあったが、可能性を感じさせた。
ブレーメンも厳しい局面の中、カウンターが冴えていた。
まぁマドリーも失点してもまた取り返せばいい、というようなスタンスだったね。

チェルシーvsローゼンボリ
後半しか見てない・・・。
0-1とリードされていたチェルシーはまさに鬼の形相で攻め込む。
何とか引き分けに持ち込んだけど、ドログバ不在はやはり大きいようだ。
ジョーコールはほとんど消えており、エッシェンの孤軍奮闘ぶりが目立った。
まぁここから何とか立て直すのがモウリーニョ・・・だと信じたい。

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posted by footballobservation |14:44 | UEFA CHAMPIONS LEAGUE | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年09月19日

とりあえずシャフタールvsセルティックなど(ネタバレあり)

すっげぇ眠いので簡単に。

まず中村だが、彼の守備の下手さはちょっと致命的。
MFのサイドで使うのであれば、それなりに守備に負担がかかってしまうことを覚悟しなければならない。
特に今回のようなアウェーではね。
ミスも多く、セットプレー以外ではいらないなと感じた。
どうせ日本のマスコミはそういうこと書かないんだろうけどね。

まぁそれ以前にセルティックは守備陣が脆すぎた。
対人には強いんだが、ドリブラータイプにはめっぽう弱い。
おそらくSPLではあまりこういったタイプの選手とやりあう機会がないからでは?
立ち上がりの2失点はこれまで同様アウェーでの脆さを露呈してしまい、
落ち着きを取り戻したのは前半の30分ごろだったか。

まぁベンフィカも負けてたけど、ミラン相手だからあまり力量を測れないってのはある。
こちらもドリブラータイプが多いし、ちょっと今回セルティックは難しそうだ。

シャフタールいいね。ブラジル人が良いアクセントになっている。
人もボールも良く動くし、決勝トーナメント進出も十分可能だ。

続きは明日。

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posted by footballobservation |05:37 | UEFA CHAMPIONS LEAGUE | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年09月19日

07-08CLプレビュー其の2

ミランvsベンフィカ
こちらも注目すべきカードだ。ミランは今年、目立った補強を行わなかった。中盤にエメルソンを取ったものの、高齢化が叫ばれるCBのポジションにテコを入れることはついになかった。ネスタはアズーリを引退したが、だからといって長いシーズンをフルに戦えるとは思えない。マルディーニは40歳を迎える。いくらカカがスーパーな選手とはいえ、ディフェンス面に問題がある場合どうしようもないだろう。なぜミランはCBを獲得しなかったのか。そのツケは今年のCLで必ず出ると思う。ベンフィカはペチがケガで戦列を離れたという嫌なニュースが入ってきた。彼の存在は大きい。危険の目を摘み取り、攻撃の起点にもなる彼がいるのといないのとでは、チーム力に大きな差がある。早くもベンフィカは危機に立たされたと見るべきだろう。

バルセロナvsリヨン
バルサがどうも良くない。日曜に行われたリーグ戦でもオサスナ相手に0-0のエンパテ。エトー離脱の穴はやはり大きいと言わざるを得ない。アンリはいまだチームにフィットせず、未だ無得点が続いている。ジオバニ・ドスサントスやメッシのような若手がチームを引っ張っていかなければ、2年前の再現は難しいだろう。一方のリヨンも昨年に比べると戦力ダウンの感は否めない。チアーゴ、マルダ、ヴィルトール、カリュー、カサパ、アビダルといった主力がごっそり抜け、チームの刷新を図っているところだが、この時期にチームとしての完成を期待するのは酷というものだ。こちらも視界は不透明と言える。昨年までのような強さを見ることはできないのではないだろうか。

スポルティングvsマンチェスターU
ナニの抜けたスポルティングは、はっきりいって厳しい。しかもマンチェスターUが相手ならばなおさらである。そのマンUがナニを使うのか。現在ルーニーが長期離脱中で、前線にはサハとテベスを組ませている。右にCロナウド、左にギグスという布陣だが、ギグスやスコールズといったベテランを酷使することはできない。おそらく大ブーイングの中、ナニを先発で起用するのではないだろうか?

フェネルバフチェvsインテル
パトリック・ビエラの欠場は決定的のようだ。とはいえ、ダクールとカンビアッソの中盤は守備の面を考えれば問題ないだろう。攻撃陣も先日のリーグ戦で久しぶりにアドリアーノを先発させるなど、層の厚さを見せ付けた。問題があるとすればキブとマテラッツィの抜けた守備陣。さらにブルディッソ、マイコン、イバン・コルドバが出場停止と、はっきりいって非常事態だ。トルコのクラブはホームで特別な力を発揮する。ひとえにあの熱狂的な応援のお陰だろう。インテルとも言えど侮れない相手だ。

アーセナルvsセビージャ
第一節の注目カードその2である。アンリが抜け、どうなるかと思いきや快進撃を続けるガナーズと、プエルタの死を乗り越えてチーム一丸となったセビージャ。カヌーテやダニエウ・アウベスがチームに残ったことは大きい。初のCLだが、ダークホースになる可能性を十分に秘めている。密かに期待しているチームだ。

レンジャーズvsシュトゥットガルト
レンジャーズは今年、ダルシュヴィーユを獲得した。この重戦車が前線で戦ってくれるのはチームにとってプラスだ。一方のシュトゥットガルトは目立った補強を行わなかったものの、昨年のマイスターシャーレ獲得チームとしての誇りをかけてCLに望んでくるだろう。もともとオソリオ、Fメイラ、マニャンといった屈強な守備陣を軸に、パルドをアンカーに据え、ヒツルスペルガーやカカウといった攻撃陣も守備の負担から軽減された。こちらもサプライズを起こす可能性があるチームだと思う。

ローマvsディナモキエフ
ローマも今期絶好調のチームだ。アクイラーニがケガから戻り、新加入のジュリは毎節ごとに良くなっている。トッティをトップに据えるスタイルはすっかりお馴染みとなり、彼のタメによってペロッタやタッディ、デロッシといった選手がどんどん前線へ走っていく。相手の守備陣にとってこれほどシンプルながら守りにくい攻撃スタイルもないだろう。さらにエスポージトやシシーニョも獲得し、選手層も厚みが増した。昨年の再現を期待してよさそうだ。申し訳ないがディナモキエフに関しては情報が少なく、また試合も見ていないためなんともコメントできない。


いよいよ始まりますねー初戦。
あと3時間半後か・・・うわーどの試合見ようかなぁ。
ハイネケン飲みつつマッタリと見るのがスタイルです^^

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posted by footballobservation |00:17 | UEFA CHAMPIONS LEAGUE | コメント(0) | トラックバック(0)
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