2007年09月17日
なでしこの戦い
[女子WCグループリーグA第3戦日本ードイツ]Hangzhou Dragon Stadium ◇日本女子代表先発布陣 GK 福元 DF 磯崎、近賀、岩清水、宇津木 MF 柳田、原、酒井、澤、宮間 FW 永里 日本は永里を1トップに置いて4-5-1、中盤を厚くして守勢な布陣。柳田初登場で初先発 ◇ドイツ代表先発布陣 GK ANGERER DF STEGEMANN、KRAHN、HINGST、 MF BRESONIK、BEHRINGER、LINGOR、GAREFREKES FW SMISEK、PRINZ、WIMBERSKY BRESONIKがDFに下がりドイツは4-3-3。ドイツは得意なサイドからの攻めで早めに決勝トーナメントを決めたいところ。 ■強国に挑戦!「納得できる戦いを」 グループAの首位は得失点差でドイツ。 ドイツは初戦アルゼンチンに11-0で圧勝、第2戦イングランドに0-0のドローで勝ち点4。 日本は第1戦のイングランドに2-2の執念のドロー、第2戦アルゼンチンにロスタイムの得点で1-0で勝ち点4の2位。 前回大会優勝し世界で一番強い代表チームの一つであるドイツとの対戦。日本は前回大会での雪辱を期す。 中国の観客はドイツびいき。体格も技術もドイツが上だが戦う気持ちだけは負けたくない。どちらも勝てば決勝トーナメント進出。 ドローの場合は同時刻に戦うイングランドとアルゼンチンのゲーム結果次第。 日本は失うものはない。結果ももちろんあるがなでしこたちに納得できる戦いを期待したい。 ■ドイツの怒涛の攻めを1点で凌ぐ 序盤から前がかりのドイツ代表がゴール前に襲いかかる。怒涛の攻めは非常に分厚い攻撃。それをGK福元はじめ守備陣の身体を張った奮闘で凌ぎに凌ぐ。 右からWIMBERSKYのドリブル突破。中央や左からPRINZの個人技は凄まじいばかり。 前半21分、ドイツの攻めをゴール前でクリアしそこなったボールをキャプテンSMISEKがゴール。ドイツがCKからの得点で1-0とリード。 SMISEKはWC13ゴール目で通算トップに立つ。 ドイツの断続的な攻め。主にサイドからの突破が多い。しかし日本は1トップ永里へのロングパスを時たま見せながら全体としてはよく守っている。 時折り日本は短いパスを繋ぎながらボールを中央まで運ぶ。中央に立つ澤から良質なパスを通そうとするがドイツも人数を揃えてよく守っている。 日本ははペネルティエリア付近までなかなかボールを運べない。 前半は1失点のみでよく守っている。上々の戦いといえよう。 *イングランドとアルゼンチンは前半終了で2-0とイングランドがリード。 日本の決勝トーナメント進出は大変厳しい状況。 ■戦い続けるなでしこたち 後半ゲーム開始。日本は宮間を下げて怪我でベンチにいた荒川を投入。 日本は2トップへ。 日本は荒川が前線に入ったことにより攻撃が活性化する。後半開始から日本のペース。前半は前線は永里一人だったのが、後半は荒川のキープ力で2列目からの飛び出しも多くなる。受けに回るドイツ。 ドイツは繋がず縦へのロングのみ。リズムが日本にあるこの時間帯に追いつきたいところ。 後半15分荒川がGKと体当たりして負傷。18分大野と交代。 大野のドリブルは面白い。大きな選手の間を抜けてチャンスを作りたい。 後半20分過ぎても日本の選手たちはよく走る。ドイツは次第に全体がスローに。カウンターだけに頼るドイツ。 後半20分過ぎからドイツが3本のカウンターでチャンス作るも精度が悪く枠に入らず。日本の守備陣はは良く守ってる。 後半30分、FW永里に代えて宮本。 前線に大野、原が上がる。 後半33分、日本ピンチ、ドイツ1本のパスでPRINZが抜けてシュートするも枠の外。 足が止まりはじめる日本。 後半40分ドイツのカウンター、MUELLERをペナルティエリアで倒しPK。 2-0でドイツが2点リード。痛い失点で日本苦しくなる。 ロスタイム3分でドイツが2-0と勝利。 ■惜しかった荒川の負傷 日本はこれで1勝1分1敗の3位。 これでドイツとイングランドが決勝トーナメントに進出こととなった。 最後まで戦い続けた日本。 あきらめずに走り飛び出す日本の選手たち。 ドイツ相手に素晴らしい戦い。 惜しかったのは前半の0-1から後半開始から荒川が宮間と交代出場し、日本の2トップが全体のリズムを作り終始日本ペースで進んでいた後半途中で荒川が負傷の為、再びベンチに下がってしまったことだ。 荒川がピッチ上でプレーしたのは僅かの15分。 折角ゲームの流れをつかみかけていた時だけに、後半最後まで彼女がいたらと思うと残念でならなかった。 それにしても中国で、世界に十分に通用する走りと戦う意思を見せたなでしこたち。彼女たちにとっては本当に貴重な経験になったように思う。 このドイツ戦は、同じ中国で開催される北京五輪に夢を乗せる戦いとなった。 荒川の北京でのリベンジに期待したい。
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posted by 曹汰 |20:59 |
なでしこ |
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