2009年09月27日
●青木剛選手:
「鹿島に入団してから一番悪い試合だった。特に後半は考えられないようなミスばかりだった。原因は分からない」
●岩政大樹選手:
「セカンドボールが取れない。走れない。気づいているのにできないのなら、チームの限界」
●本山雅志選手:
「改善点がたくさん見えている」
Q:改善点とは?
「全員がひとつに向かっていかないと。そこを統一しないといけない。今日はもっと走りたかった。失点が早かったので引き気味になってしまったが、もっと高い位置でプレーしたかった。良い時間帯はあるけれど、チャレンジするパスが少ない。2年前に5試合勝てなかった事もあった。ここからしっかり立て直したい」
●オズワルド・オリヴェイラ監督:
Q:選手達に統一感がなくなっているように思えるのですが?
「敗戦してしまった事で、どうしてもショックを受けてしまって、自信を高める事ができていません。尚且つ、かなりの勝点差があったわけで、それが急に縮まったという事で少なからず圧力があって、それをうまく消化できていない部分はあります。あとは、自分自身がしっかりと彼等の自信を回復させる作業に着手しなければいけないと思いますし、それをしっかり受け止めてやっていきたいと思います」
卓越した運動量、敵のパスを中盤でカットする読みの鋭さと、中盤で奪ったボールを鹿島の攻撃に素早く綺麗につなぐセンス、膠着した戦況を打開する為のアイデアや、正しい状況判断に必要な冷静さが欠乏し、ボールが、意思が、ピッチ上で思うようにつながらない。常勝の聖地でもその姿は変わらず、鹿島の機能美は完全に色褪せてしまった。攻守の切り替えの早さと連動したプレス、全員の意志が統一された王者の風格は影を潜めた。
第27節・名古屋戦では、今季最多となる4失点に加え、2006年10月に4連敗して以来、3シーズンぶりの3連敗。10月7日に行われる再試合の第25節・川崎戦でも、今のチーム状態では、残り16分+ロスタイムで勝点を掴むのは非常に厳しい。J史上初の3連覇へ向け着実に勝点を積み上げてきた鹿島が、後半戦に入って大失速。リーグ戦は第27節を終えて、2位・清水との勝点差は「1」。残り試合は「7」となった。
名古屋戦では、紅い声援が止み、しばらく静寂した時間が続いたが、ゴール裏1階席から自然発生的に湧き上がったチームコール。私もあとに続いたが、選手達に勇気を送らなければならないゴール裏が、賛否両論あっても、早々に試合を見切ってはいけない、と私は思う。鹿島の基本精神は「慢心」ではなく「挑戦」である事を肝に銘じなければ3連覇など夢のまた夢に終わってしまう。常勝軍団復活を成し遂げてくれたチームに今さら疑う余地もない。負の連鎖が続き、野次も分かるが、今はチームコールこそ最大の勇気に変わるのではないかと考える。「献身・誠実・尊重」。オリヴェイラ・アントラーズが成し遂げた常勝軍団復活と、リーグ2連覇の歓喜・感謝を忘れてはいない。どんな困難が訪れようとも、ともに乗り越える。最後までその精神でありたい。
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【2009Jリーグ】3連覇への「声」
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2009年09月20日
衆議院総選挙で自民党が歴史的大敗を喫し、民主党政権が誕生した。
覚せい剤取締法違反で起訴された元サンミュージックの女優と、その夫が保釈された。
娘が新型インフルエンザに感染し、3日ほど寝込んだ。
Jリーグ理事会は、豪雨によるピッチコンディション不良で打ち切られたJ1第25節・鹿島対川崎戦を10月7日、後半29分の中断時点からカシマスタジアムで再開すると決定した。
仲晩秋の物語。
1991年に誕生した鹿島アントラーズが10月1日、18歳を迎える。
強靭な枝角を持った愛しき雄鹿への想いは悠久に変わらない。
Jリーグ史上初の3連覇。
堅守で常勝を築いたオリヴェイラ・アントラーズが今、正念場を迎えている。
困難な状態でいかにもがき、苦しみそして結果を追求できるかでその真価が問われる。
だが、永遠に止まぬ雨など何処にもない。
紅い雄鹿を独りでは歩かせない。
一つの大きな目的に向かい足並みを揃えたときに生まれる「神秘的なパワー」。
ともに歩き、ともに勝利を掴めば、昨季のホーム最終戦(第33節・磐田戦)に架かったあの虹にまた逢えるかもしれない。
「未熟な者は愚行を嗣業とするが、利口な者は知恵の冠をいただく」。
もちろん、真の鹿島信者は後者。
結束すれば、夢は必ず現実となる。
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鹿島、仲晩秋の物語
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2009年09月12日
リーグ3連覇を狙う鹿島は、前半戦の第17節を終えた時点で13勝3分1敗。勝点を「42」まで伸ばし、2005年の1シーズン制導入以来、リーグ前半戦での最多勝点記録という最高の形で後半戦を迎えた。しかし、第18節以降の後半戦は2勝2分3敗とイヤな流れが続いている。鹿島は今節、2位・川崎との天王山を迎え、この試合に勝利すれば勝点差は二桁の「10」に開き、リーグ3連覇に大きく前進するが、川崎が勝てばその差は「4」に縮まり、黄信号が点滅する。この首位攻防戦は、Jの覇権を左右する重要な一戦だ。今季4度目の対戦となる両チーム。鹿島は積み上げてきた貯金を無駄にすることなく、首位の座を守り続けて欲しい。8月は苦戦を強いられたが、ピッチで失ったものはピッチでしか返せない。川崎・広島・清水といった第2集団に、逆転の可能性を与えては絶対にならないのである。
■過去5シーズンの9月戦績(2004年~2008年)
2004シーズン
9月11日:2ndステージ第4節 H 鹿島 4-3 C大阪 ○
9月18日:2ndステージ第5節 A 鹿島 4-4 磐田 △
9月23日:2ndステージ第6節 H 鹿島 0-0 清水 △
9月26日:2ndステージ第7節 A 鹿島 1-0 F東京 ○
2005シーズン
9月03日:第22節 H 鹿島 2-2 浦和 △
9月11日:第23節 A 鹿島 1-2 川崎 ●
9月17日:第24節 H 鹿島 4-0 神戸 ○
9月24日:第25節 A 鹿島 3-3 G大阪 △
2006シーズン
9月10日:第22節 H 鹿島 1-0 京都 ○
9月16日:第23節 A 鹿島 2-1 清水 ○
9月24日:第24節 H 鹿島 3-2 F東京 ○
9月30日:第25節 A 鹿島 2-2 C大阪 △
2007シーズン
9月01日:第24節 H 鹿島 4-1 川崎 ○
9月15日:第25節 A 鹿島 0-3 名古屋 ●
9月22日:第26節 H 鹿島 3-1 新潟 ○
9月30日:第27節 H 鹿島 1-0 広島 ○
2008シーズン
9月13日:第24節 H 鹿島 1-1 川崎 △
9月20日:第25節 A 鹿島 1-1 柏 △
9月28日:第27節 H 鹿島 2-0 清水 ○
2009シーズン
9月12日:第25節 H 鹿島 - 川崎
9月19日:第26節 A 鹿島 - 横浜FM
9月26日:第27節 H 鹿島 - 名古屋
過去5年間の9月シリーズを振り返ってみる。19試合の戦績は10勝7分2敗。過去5年間の9月シリーズは勝率52.6%だったが、ホーム戦においては8勝3分で黒星がなく、勝率も72.7%と高い数字を残している。今シーズンのリーグ戦でも、ホームでは無敗を誇っているが、過去5年間を溯っても、9月シリーズはホームで負けがない。つまり、聖地カシマの秋は収穫の秋であり、常勝の秋なのである。だが、昨シーズンの柏戦で、小笠原満男が左ひざ前十字じん帯損傷の大怪我を負ったり、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝でアデレード・ユナイテッドに敗れたのも9月であった。すべてが順風満帆にはいかないが、リーグ戦では伝統的に苦戦する夏を9月に踏ん張り、Jリーグ最多の6回優勝へとつなげてきた歴史がある。残り10試合の攻防。総合力が試される9月シリーズが始まるが、その初戦は4冠を狙う川崎との天王山。素晴らしいゲームを期待している。
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【2009Jリーグ】鹿島9月決戦の軌跡
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