2009年01月09日

【ACL2009】Kashima,vingue para a Asia

■グループG
上海申花(中国・2008超級リーグ2位)
鹿島アントラーズ(日本・2008Jリーグ王者)
水原三星ブルーウィングス(韓国・2008Kリーグ王者)
プレーオフの勝者(2月25日決定)
※プロヴィンシャル・エレクトリック・オーソリティ(タイ) vs アームド・フォース(シンガポール)
この試合の勝者が、2月25日、ACL出場を懸けてインドネシアのPSMSメダンと戦う。

■鹿島の試合日程
第1戦:水原三星ブルーウィングス (3月11日/アウェー)
第2戦:上海申花 (3月18日/カシマスタジアム)
第3戦:プレーオフ勝者 (4月8日/アウェー)
第4戦:プレーオフ勝者 (4月22日/カシマスタジアム)
第5戦:水原三星ブルーウィングス (5月6日/カシマスタジアム)
第6戦:上海申花 (5月20日/アウェー)

【出場日本チーム主力選手コメント】
●岩政大樹選手(鹿島):
「韓国や中国の強い所とやれるのは楽しみだし、今年は昨年の経験もあるので、それを上手く活かしていきたい。上海はアントラーズで遠征している(2006上海国際トーナメント)ので環境について分かっているのは大きい。その時、上海申花とは対戦しなかったけど、イメージはある。水原三星ブルーウィングスは韓国王者という事で、とても厳しい相手。でも、日韓の王者の戦いという事で良い試合になると思う」。

鹿島と同組に入った水原三星ブルーウィングスは、Kリーグ優勝4回、ACLの前身アジアクラブ選手権でも連覇(2001年、2002年)の経験がある。今まで獲得したタイトルは国内12冠、国際タイトルも含めれば17冠と、多くの栄光を築き上げた常勝軍団である。代表クラスの選手を多く抱える最強スター軍団を率いるのは、2008年、日韓オールスター戦のKオールスターを指揮した国民的英雄チャ・ボンクンだ。「レアル・スウォン(水原)」とも呼ばれる水原三星ブルーウィングスは、韓国最大数の熱狂的サポーターに支えられている。サポーターの熱狂度は「韓国の浦和」との声もあるようだ。2005年を除けば、Kリーグに参入した1996年以降、総合順位が5位以下になった事がないストロング・チームは、人気・実力ともに韓国NO.1のクラブである。

中国超級リーグ2位でACL出場を果たした上海申花も、鹿島や水原三星ブルーウィングスと同組に入る。日韓のリーグ王者と、中国超級リーグ2位の各々3クラブは、過去、日中韓の強豪がしのぎを削ったA3チャンピオンズカップ(2003年~2007年まで開催された日中韓3ヶ国のクラブによる国際大会)のタイトルを獲得している。しかし鹿島は、2002年アジアクラブ選手権で水原三星ブルーウィングスに、ACL2002-2003では上海申花に、それぞれアウェーで苦杯を喫している。グループGは決して楽なグループではないが、鹿島は過去の雪辱を晴らす絶好の機会だ。日韓頂上決戦を制して、上海申花を圧倒して、アジアの頂を目指してほしい。鹿島が唯一手にしていないタイトル。「Kashima,vingue para a Asia」。広大なアジアの挑戦がまた始まる。

最後になるが、アジア王者、国内リーグ3連覇を始めとする全てのタイトル獲得を目指す鹿島は、今季、「人数より質」。大型補強で頭数を増やすのではなく、少数精鋭で総合力のさらなる成熟を目指すオリヴェイラ監督。80年世代の新たな台頭を期待する一方で、スタジアムをディープ・レッドに染める無数のサポーター増員こそが最大の補強と勝手に決めつけている私としては、2009年も、アントラーズ教の伝道師として、こつこつと宣教活動に励むのである。

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2009年01月08日

【ACL2009】グループ・ステージ抽選結果

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2009グループ・ステージ組み合わせ抽選会が7日、UAEのドバイで行われた。より高いプロフェッショナリズムとよりレベルの高い試合を確実にする為、大きな改革が行われたACL。日本からは、鹿島・川崎・名古屋・G大阪が出場する。グループ・ステージは4チームずつ8グループに分かれて行われるが、抽選会は同国のチーム同士が同じグループに入らないよう考慮される。グループA~Dは、西アジアと中央アジアのクラブチームが、グループE~Hには、東アジアとアセアンのクラブチームがそれぞれ入る。今後の日程は、3月11日~5月20日までホーム・アンド・アウェー方式による総当たりでグループ・ステージが行われ、各グループの上位2チームが進出するノックアウト・ステージは、5月27日~11月初旬まで行われる。決勝戦は、11月6日または7日に東京・国立競技場で1発勝負。新たな歴史に名を刻むのはどのチームか。ACL2009グループ・ステージ組み合わせ抽選結果は以下の通り。

<グループA>
アル・ヒラル(サウジアラビア)
ブニョドコル(ウズベキスタン)
アル・アハリ(UAE)
サバ・バッテリー(イラン)

<グループB>
ペルセポリス(イラン)
アル・シャバブ(サウジアラビア)
アル・ガラファ(カタール)
プレーオフの勝者

<グループC>
アル・ジャジーラ(UAE)
エステグラル(イラン)
アル・イテハド(サウジアラビア)
ウム・サラル(カタール)

<グループD>
パフタコール・タシュケント(ウズベキスタン)
アル・シャバブ(UAE)
セパハン(イラン)
アル・イテファク(サウジアラビア)

<グループE>
蔚山現代ホランイ(韓国)
ニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)
北京国安(中国)
名古屋グランパス(日本)

<グループF>
ガンバ大阪(日本)
FCソウル(韓国)
スリウィジャヤ(インドネシア)
山東魯能(中国)

<グループG>
上海申花(中国)
鹿島アントラーズ(日本)
水原三星ブルーウィングス(韓国)
プレーオフの勝者

<グループH>
セントラル・コースト・マリナーズ(オーストラリア)
天津泰達(中国)
川崎フロンターレ(日本)
浦項スティーラース(韓国)

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2009年01月03日

【ACL2009】出場クラブ紹介

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は2009年から大会フォーマットが変更される。新方式は、グループ・ステージの参加チームがこれまでの28チームから32チームに増加。アジアを東西に分け、それぞれ16チームが出場する。東アジアの16の出場枠は、日本・韓国・中国がそれぞれ4枠。オーストラリアが2枠。インドネシアが1枠。西アジアは、サウジアラビア・イランが4枠。UAEが3枠。ウズベキスタン・カタールが2枠となる。プレーオフ枠に関して、東地区は、シンガポール・タイ・ベトナムから各1チームと、前年度の東地区のAFCカップ最上位チームが。西地区は、UAE・インドから各1チームと、前年度の西地区のAFCカップ上位2チームがトーナメント方式で戦い、それぞれ勝利した1チームが本大会の出場権を与えられる。各国枠で出場する30チームと、プレーオフ枠の途中経過は以下の通り。

<イラン>
ペルセポリス(イラン・プレミアリーグ2007-2008 優勝)
セパハン(イラン・プレミアリーグ2007-2008 2位)
サバ・バッテリー(イラン・プレミアリーグ2007-2008 3位)
エステグラル(ハズフィ・カップ2008 優勝)

<サウジアラビア>
アル・ヒラル(サウジ・プレミアリーグ2007-2008 優勝)
アル・イテハド(サウジ・プレミアリーグ2007-2008 2位)
アル・イテファク(サウジ・プレミアリーグ2007-2008 3位)
アル・シャバブ(サウジ・チャンピオンズカップ2008 優勝)

<UAE>
アル・シャバブ(UAEプレミアリーグ2007-2008 優勝)
アル・ジャジーラ(UAEプレミアリーグ2007-2008 2位)
アル・アハリ(UAEプレジデントカップ2007-2008 優勝)

<ウズベキスタン>
ブニョドコル(ウズベク・リーグ2008 優勝)
パフタコール・タシュケント(ウズベク・リーグ2008 2位)

<カタール>
アル・ガラファ(カタール・スターズリーグ2007-2008 優勝)
ウム・サラル(カタール・カップ2008 優勝)

<アジア西地区プレーオフ出場チーム>
アル・シャルジャ(UAE) vs デンポ(インド)の勝者

<日本>
鹿島アントラーズ(Jリーグ2008 優勝)
川崎フロンターレ(Jリーグ2008 2位)
名古屋グランパス(Jリーグ2008 3位)
ガンバ大阪(第88回天皇杯 優勝)

<韓国>
水原三星ブルーウィングス(Kリーグ2008 優勝)
FCソウル(Kリーグ2008 2位)
蔚山現代ホランイ(Kリーグ2008 3位)
浦項スティーラース(韓国FAカップ2008 優勝)

<中国>
山東魯能(中国超級リーグ2008 優勝)
上海申花(中国超級リーグ2008 2位)
北京国安(中国超級リーグ2008 3位)
天津泰達(中国超級リーグ2008 4位)

<オーストラリア>
セントラル・コースト・マリナーズ(Aリーグ2007-2008 レギュラー・シーズン優勝)
ニューカッスル・ジェッツ(Aリーグ2007-2008 ファイナル・シリーズ優勝)

<インドネシア>
スリウィジャヤ(リーガ・インドネシア2007 優勝)

<アジア東地区プレーオフ出場チーム>
プロヴィンシャル・エレクトリック・オーソリティ(タイ) vs アームド・フォース(シンガポール)
この試合の勝者が、2月25日、ACL出場を懸けてインドネシアのPSMSメダンと戦う。

プレーオフ出場チームは2月下旬に決定するが、各国枠から出場する30チームはすべて出揃った。今大会から前年度優勝チームの出場枠が撤廃された為、すべてのチームがグループ・ステージから戦う。日本はACLの前身アジアクラブ選手権を含めれば、古河電工(現・ジェフ千葉)、読売クラブ(現・東京ヴェルディ)、ジュビロ磐田、浦和レッズ、ガンバ大阪と過去、5回タイトルを獲得している。近年は、サウジアラビアのアル・イテハドの連覇(2004年、2005年)を除けば、韓国と日本が頭角を現しつつある。今大会韓国は、2008Kリーグ王者で、アジア連覇(2001年、2002年)の経験を持つ水原三星ブルーウィングスと、こちらもアジア連覇(1997年、1998年)の経験を持ち、ACLへは2年連続となる浦項スティーラースら4チームが出場。一方日本は、前大会アジア王者のG大阪、2008Jリーグ王者の鹿島、ACLへは2年ぶり出場となる川崎と初出場の名古屋が、アジアの頂、その先のクラブW杯2009出場を目指す。尚、グループ・ステージの組み合わせ抽選会は、2009年1月7日にUAE・ドバイで開催される。

2009年、鹿島はJリーグ3連覇とアジア制覇の前人未到に挑む。オリヴェイラ監督は今後、選手間の契約が順調にいけば大幅補強する考えがない事を明らかにしている。「人数より質」。オズの信念ともいえる「成熟のさらなる成熟」を最後まで貫き通す構えだ。理想は28人と断言しているが、昨季のような過密日程を現有勢力で戦い抜く事ができるのか、代表招集で主力不在でも勝ち切る力はあるのかなど、「オズの魔法」はあまりにも大胆で、杞憂に終わってほしいと願ったりする。とはいえ、国内の、さらには海外の選手を大量に補強しても、それに沸くのはおそらくマスコミぐらいなものだろう。「現有勢力の底上げこそが最大の補強」。オリヴェイラ監督の“想像”と“創造”は、現在の第3次黄金世代だけではなく、その先の世代をも見据えた長期的展望に立つ。鈴木満強化部長も、「ずば抜けた外国人選手やスター選手を獲って、チームを創る事もできる。だけど、それは麻薬みたいなもの。即効性はあるかもしれないけど、長続きしない。日本人でチームを創らなければ強さを長く保つ事はできない」と語る。監督就任3季目となるオリヴェイラの導きに迷いはない。成熟のさらなる成熟。総合力の完成形に注目している。

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