2008年04月28日
過密日程。昼間は仕事に追われ、夜は接待や仲間との宴が続き、自身の時間が全く取れない多忙な日々だった。鹿島の試合日は、スタジアム観戦でもなく、テレビ観戦でもない。携帯電話からの試合速報が何よりの情報源だった。4月は序盤戦のヤマ場であり、我等には多くの挑戦があった。まずは鹿島に関連する記事で一週間を振り返ってみよう。
■中田浩二が7月に復帰
鹿島アントラーズは4月18日(金)、スイスリーグ1部リーグ・FCバーゼル所属の中田浩二選手と、同クラブとの契約期間終了後に鹿島アントラーズへ加入する事で合意いたしました。同選手とFCバーゼルとの契約期間は6月30日までとなっています。
中田浩二(なかた こうじ)
1979年7月9日、滋賀県生まれ。帝京高校から1998年鹿島アントラーズに加入。2004年にフランス1部・マルセイユに移籍、2005年からFCバーゼル。J1リーグ通算144試合27得点。国際Aマッチ57試合2得点。
■ACLグループリーグ:鹿島 0-1 北京国安
予選リーグ最大のライバルに0-1と敗北した。これで4戦が終了し、北京国安と勝点、そして当該チームの得失点差も0と完全に並んだ。だが、総得失点差では鹿島が14で北京は4。予選リーグ突破は果たせなかったものの最低限の結果を得た形となった。入場者を1万5000人に制限した豊台体育場は、殆どが中国Cリーグで最も熱狂的とされる北京サポーターで埋まり、キックオフ前から熱気を感じさせた。この試合、マルキーニョスを負傷で欠いた鹿島だったが、負傷明けの野沢とガンバ大阪戦を負傷欠場した新井場を先発起用。この試合で予選リーグ突破を確実にしたい鹿島にとっては現段階でのベストの布陣と言えよう。
序盤、この試合で勝たなければいけない北京の攻撃を許す。しかし、最終ラインの安定感は抜群で中盤でも小笠原が相手のチャンスの芽を摘み取る。前掛かりになった相手に対し、鹿島は野沢が絶妙のボールコントロールでカウンターを演出。8分には惜しいループシュートを放ち、負傷欠場のブランクを感じさせない。両チームとも決定力に欠き、このまま前半は0-0で終了すると思われたが、45分、一瞬の隙を突かれ、TIAGOに先制点を許す。結局、この1ゴールで前半は終了。前回の対戦と合わせ、全く五分五分の状況となった。
後半、完全に負傷が癒えていない新井場に代え、石神を投入。このまま終わりたくない鹿島は前線から激しいプレスをかける。しかし、逆に裏のスペースを突かれ、何度か危ないシーンが見られた。前半とは打って変わった展開にスタジアムのボルテージも上がる。スタンドは異様な雰囲気に包まれた。55分、前半途中に左足を痛めた本山に代え増田がピッチに送り込まれる。とにかく鹿島は同点ゴールを叩き込むべく、前へ前へとボールを運ぶ。68分、田代から出たパスを野沢がダイレクトシュート。これは惜しくもゴール左に外れてしまう。72分、その野沢に代わり興梠がピッチイン。是が非でも同点にしたい鹿島だが、気持ちばかりが空回り北京ペースのまま、時間だけが過ぎていった。
80分、興梠がスピードを活かし、決定的なチャンスを得る。しかし、シュートまで持ち込む事はできず、同点にはできない。逆に83分にはYANGの強烈なボレーシュートを浴びる。これは幸いにゴール右に外れ、事なきを得た。そして86分。小笠原のロングパスから前線に抜けた田代がゴール前まで持ち込みシュートを放つも、相手DFに阻まれゴールならず。ロスタイムにも青木・興梠が決定的なチャンスを創り出すが最後の詰めを欠き、最後まで北京ゴールを割る事はできなかった。結局、試合はこのまま終了。鹿島はアウェー北京で悔しい敗北を喫した。
■鹿島「ACL優先」要請
鹿島が協会にACL優先の協力を要請する。アウェー北京国安戦の敗戦から一夜明け、24日に帰国。1次リーグ突破の行方は5月21日の最終戦ナムディン戦まで縺れ込む事になったが、問題は同20日に開幕でU-23代表が出場するトゥーロン国際大会と日程が重なる事。協会は代表優先の方針を伝えているが、鹿島としても戦力を落とせない状況になっている。鈴木満取締役強化部長は「時期が来たら話し合わないといけない」とクラブ側のスタンスを伝える意向だ。DF内田・伊野波、FW興梠ら重要な戦力が代表候補となるだけに、簡単には引けない。北京国安戦ではDF新井場が左太もも裏肉離れで復帰に約10日間、MF本山も左太もも打撲で27日の大宮戦出場が微妙。台所事情が苦しい上に過密日程を戦う為、戦力を簡単に送り出す事はできない現状だ。
■J1第8節:鹿島 1-1 大宮
今季Jリーグ初先発となった興梠が先制ゴールを決めるも75分に同点弾を許し、1-1のドローで終わった。これで勝点を17とし単独2位の座は守ったものの、公式戦4試合で2分2敗と苦しい状況が続く。
序盤、ここ最近好調の大宮に攻め込まれる場面が目立つ。中盤の小林(慶)と斉藤にボールをコントロールされ、サイドの小林(大)、金澤にチャンスメイクをされる。これに対し鹿島は先ず大宮の攻撃を止める事に専念し、Jリーグ今季初先発となった興梠のスピードを活かしカウンターを狙う。攻め込まれる場面が目立った前半となったが、鹿島は27分、ラッキーな形で先制ゴールを得る。伊野波と競った金澤からのバックパスに前に出ていたGK江角が処理できず、その零れ球を興梠が冷静にゴールに流し込む。興梠の今季2ゴール目で鹿島が1-0とリードする。その後も攻める大宮、守る鹿島といった状況は変わらずも39分には田代が惜しいヘディングシュートを放つなど、徐々に鹿島が試合の流れを手繰り寄せた。
後半に入り、ポゼッションする時間を増やし、鹿島は追加点を狙う。55分、左からのコーナーキックに田代が得意のヘッドで合わせるも、これはクロスバーに当たり惜しくもゴールにはならない。70分過ぎまでは鹿島が大宮の攻撃陣を封じ込め、1点リードのまま試合を終えるかと思われたが、一瞬の隙を突かれ、大宮に同点ゴールを許す。75分、フリーキックをレアンドロに折り返され、最後は小林(慶)に頭で押し込まれた。この同点劇後、大宮の勢いは増し、鹿島は防戦一方となる。82分、そして83分とデニス・マルケスに決定的なチャンスを許し、あわやの場面が続くがGK曽ヶ端のセーブなどで逆転ゴールは免れる。その後も圧倒的に攻め込まれるが最後の最後でDF陣が体を張り、ドローでこのゲームを終えた。
「逆転される雰囲気があった中、何とかドローで終わり勝点1を得た感じ」と試合後、岩政が語ったように90分終えて目立ったのは大宮の勢いだけ。ACLとJリーグとの過密日程で疲れもあるだろうが、「疲れは言い訳にならない。南米や欧州では当たり前のスケジュール。疲れていない選手でやるしかない」とキャプテンの小笠原が言うように厳しい状況の中でも勝点を積み重ねていく事が、真の勝者になる為には必要な事だろう。
■ANTLERS Weekly
中田浩二の鹿島復帰が両クラブ間で正式合意。実に4季ぶりの復帰となる。心強い即戦力であるが、その為に用意されているポジションはないだろう。復帰してもレギュラーを獲る為の争いが待っているのだ。フランスでスイスで、更に伸ばしたとされるポリバレントなプレー。それを発揮する事ができれば、頼もしい男へと好転するだろう。いずれにしても、適正・能力をオリヴェイラ監督が見極める必要がある。スタメン組なのか控え組なのか。はたまたサテライトなのか。復帰後の初仕事が何処に中るかまだ分からぬが、本人の努力と魅せるプレーで道を切り開いて欲しいと思う。我等は、それができて初めて歓迎するのである。心して臨んで欲しい。
ACLグループリーグ第4節の北京国安(2nd leg)戦は、0-1と初の黒星。北京五輪開幕を3か月後に控え、反日感情などに絡む混乱を避けたい中国側の思惑なのか。当局が警戒してチケット販売を制限するなど、試合前から物々しい雰囲気だったようだ。厳重な警備の中で行われた第4節。北京国安は熱狂的サポーターの後押しもあり、前半ロスタイムに奪った先制点を守り抜いた。これで、鹿島と北京国安は勝点で並び最終節まで縺れ込む事になったが、我等には得失点差で大きなアドバンテージがある。残る2試合に快勝し、聖地とベトナムで歓喜のオブラディ・オブラダを唄える事ができれば、自ずとアジアの道は開かれるのである。しかし、「得失点差はあるけど何があるか分からない。いつかは点が入るだろう、ではなく皆で意識するべき」と小笠原が言うように攻撃のプロセス、意識を再確認して臨む事も忘れてはならない。
U-23世代は鹿島にも多く、その半数以上が代表候補である。次の鹿島を背負う才能ある選手達だ。しかし、我等はACL予選突破に向け、残り2試合を辛勝ではなく快勝、もしくは圧勝を義務付けられた。現時点でも負傷者が多く、簡単にU-23代表へ送り出す事は苦渋の決断となる。以前、興梠がこんな事を言っていた。「U-23代表の試合と鹿島の大事な試合が日程的に重なった場合、僕は間違いなくクラブを優先します」と。これは正しい選択である。
大宮戦。負傷者続出に疲労困憊。伊野波・石神・増田・興梠・佐々木といった若手の出番が増えたのは歓迎するところだ。しかし、いつもの全員サッカーが咬み合わず、連携面に不安がある。オリヴェイラ監督は「今季、若手の成長こそが最大の補強である」と、リーグ戦開幕前にコメントしていたが、バックアップを含めてチーム全体の底上げには、もう暫く時間が必要なのかもしれない。勝点3に飢えているのは、我等と同様、否、それ以上に選手達が飢え渇き、艱難辛苦していると思う。若手を含めた現時点のメンバーでは中々結果を出せず、多少の焦りもあるだろう。
今、サポーターが出来る事。負の連鎖に陥らない為に、選手達の“心に響く応援”が必要不可欠だ。そこで、批判の多い「IN.FIGHT」(鹿島のゴール裏を組織するサポーターグループ)だが、チームが苦しい今、新生「IN.FIGHT」がチカラを発揮すべきだと思う。勿論チカラの発揮とは、選手達を鼓舞する事に全力を尽くす為のイニシアチブを取る事である。元々4月・5月は、1シーズンを通して最も連戦の続く過密日程でもある。ゴール裏が一つになり、今以上に結束すれば、選手達は疲労など諸共せず、勇気を持って戦ってくれるだろう。選手達を励ます応援、もしくはACLと国内両制覇という偉業を成し遂げる為の新しいチャント。「苦しいけど皆で乗り越えよう」。「頑張って勝てば元気になれる」。などのメッセージを含めたチャントがあっても好いと想う。いずれにしても、今は立ち止まる事は許されない。試練の時であるが、前を向いてまず一歩進もうではないか。
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【DESAFIO~挑戦~】ANTLERS Weekly
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2008年04月21日
■グループF・順位表(第3節終了時)
1位:鹿島アントラーズ(日本) 【勝点9】3勝0分0敗 得失点差+15
2位:北京国安FC(中国) 【勝点6】2勝0分1敗 得失点差+3
3位:クルンタイ・バンク(タイ) 【勝点3】1勝0分2敗 得失点差−2
4位:ナムディン(ベトナム) 【勝点0】0勝0分3敗 得失点差−16
■序盤戦最大の挑戦
予想以上の強敵、北京国安。4月9日、鹿島のホームで行われた1st-legは、前半33分に北京国安の左サイドバック周挺が退場。そして、鹿島先制直後の後半12分にはチアゴがPK失敗。こうした相手の自滅に乗じて、鹿島は辛うじて勝点3を奪ったのだが、得点差は最少の1点差である。1位のみ勝ち抜け。しかも、ACLは勝点で並んだ場合、当該チーム同士の結果が優先される規定がある。4月23日アウェーでの北京戦は、グループリーグ突破に向け最大のヤマ場を迎えた。4月はJ1強豪チームとの連戦と過密日程。「今が頑張りどころ。みんなで乗り越えなければいけない」。とオリヴェイラ監督は強調していたように、今こそチームの総合力を発揮すべき時なのである。1-0(1st-leg)とはいえ、北京国安に大きなプレッシャーを与えたのも事実。ある程度、余裕を持ってアウェー戦に臨めると思う。また、お国柄というか中国のサッカーは、冷静さを欠く場面が多々ある。これがラフプレーに繋がったりするのは好ましくないが、鹿島は冷静に好機を活かす事ができれば、グループリーグ突破が確実なものとなるだろう。
■知将vs知将
鹿島・オリヴェイラ監督vs北京・李章洙(イ・ジャンソ)監督。手腕が高く評価されている両監督である。知将同士がどういった采配を揮うのかにも注目したい。鹿島の堅守はJ1屈指であるが、北京国安もDFにおいては代表経験者が多く、やはり堅守である。鹿島はアウェーでの戦いと連戦の疲労で、北京国安のDFを破るのは容易ではないだろう。一方、北京国安も鹿島のDF陣を崩すのは厳しいと思う。怪我人の多い鹿島だが、控えの選手は充実している。誰が出場しても、いつもの全員サッカーに変わりはないのである。いずれにしても、両チームが点を取り合う事はないと予想する。1点・2点を争う拮抗した試合になると思う。そういった中で、知将と呼ばれている監督同士の采配がゲームを大きく左右するのは間違いないだろう。鹿島は、いつものように相手の出方を見ながら、そして相手が慌て始めた時に畳み掛けるサッカーができれば、アウェーの地でも“負けないサッカー”を魅せてくれると思う。「一人は、みんなのために。みんなは、一人のために」。このZICO SPIRITを胸に、全員サッカーで勝利を掴んで欲しいと祈っている。
■熱狂的球迷
前回、「熱狂的球迷」と題した項で、北京国安の球迷(サポーター)が非常に熱狂的であるという事を記しました。2nd-legはアウェーの地、北京です。鹿島の選手、そしてサポーター達に大きなブーイングを浴びせてくるでしょう。京罵と呼ばれる北京的罵声。北京国安には、独特のブーイングがあるようだ。それは、余りにも過激で中国国内でも問題視されているという。内容は完全な放送禁止用語。TV中継の際は、球迷達の京罵を拾わないようにしているようだ。独特のサッカー文化を持つ中国。そして北京国安。罵り合う事は避け、挑発には絶対乗らない。中国のあの気質に合わせる必要はないのである。我等は勝利のみを信じて、選手達を鼓舞する事に全力を尽くす。そして、グループリーグ最大のライバルに止めを刺した暁には、歓喜の唄を是非、北京でも響かせて欲しいと心から願っている。
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【ACL2008】序盤戦最大の挑戦
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2008年04月20日
鹿島ゴール裏の声を一つにするには、コールリーダーとリズムを叩く太鼓が必要不可欠である。鹿島アントラーズ誕生と共にゴール裏を組織してきたインファイト。ゴール裏の熱狂、世界に一つしかないチャントを創り上げたのもインファイトだった。つまり、ゴール裏文化を創造・先導してきたのは、常にインファイトなのである。しかし、幾度となく繰り返される愚行。醜い不祥事。それに対する批判は今に始まった事ではないが、一方でインファイトに変わり、新たにゴール裏を組織しようとする瀬踏みもない。これが現状である。
私の結論は、今後も鹿島アントラーズのゴール裏を先導するのは、やはりインファイトだと思う。とはいえ、また何処かで愚行が繰り返されるかもしれない。二度と見たくはない、巻き込まれたくはない愚行。しかし、それは熱狂サポーター軍団の性。不祥事を犯し、問題になり、反省しながらも、それを完全なるゼロに抑える事は、今後も約束できないだろう。一部のサポーターが愚行を繰り返しながらも、選手達を後押しする為に、一つになり結束してきた鹿島サポーター史だが、度重なる不祥事に対して、ゴール裏が成長してきたのも確かな事実である。今後は黙認する事無く、良識を持った圧倒的多数の輩が勇気を持って「声」を上げるだろう。聖地の文化は、インファイトだけでなく、みんなで創るもの。魅力のあるゴール裏を、みんなで築いていく事が何よりも大切な事です。相手チームを罵るよりも、自身のチームを鼓舞する事に全力を尽す。サポーターとは一体何なのか。インファイトは、もう一度原点回帰し、素晴しい組織に生まれ変わる事を期待するが、信頼を勝ち得るには尽瘁する覚悟が必要である事も忘れないで欲しい。
度重なる不祥事に対して、私の想いは二つあり、一つは次世代の若い方達に対してです。過去にも繰り返されてきた愚考と愚行は、12番目の選手として、決して格好の良い姿ではないという事。それは、哀れで醜い姿なんだという良識を持って、これからも鹿島のゴール裏を盛り上げて欲しいと期待しています。もう一つは、共に戦ってきた輩です。「鹿島アントラーズは今後も応援していくが、インファイトとは一緒に応援したくない。」と、ゴール裏から去ってしまう同志に対してであります。12番目の選手は一人でもチカラを発揮します。仮に聖地のゴール裏が空席だらけで独りぼっちになっても、選手達はその独りの応援に敬意を持って感謝するでしょう。しかし、一人のチカラには限界があります。やはり、一人一人の声を結集してピッチ上の選手達を後押しするチカラ、大深紅に染まるゴール裏のチカラは計る事ができません。無限のパワー秘めています。勝敗に関係なく、選手達の闘う姿勢に温かい拍手を送り、12番目の選手として共に戦ってきた同志の皆様は、恐らく鹿島アントラーズを自身の象徴として人生を歩まれているに違いありません。そういった素晴らしい同志の方達が、不祥事の毎に鹿島のゴール裏から去ろうとする決断。それは、苦しみ悩み抜いた重い決断だと思いますが、私はそれを望んではいません。
鹿島アントラーズは、J1リーグ2連覇・アジア王者という偉業を成し遂げる為に、今まで以上の結束が必要です。「DESAFIO~挑戦~」。今季、素晴らしいスローガンを掲げて戦う、新生・鹿島アントラーズ。ゴールした喜びを分かち合うハイタッチ。歓喜の大合唱オブラディ・オブラダ。私達は新たな歴史を刻む挑戦者です。愚行を犯す者以外の圧倒的多数は、チームの勝利のみを信じて応援する同志達である事を忘れないで欲しい。力強い結束と絆は、私達のゴール裏が発信地です。最高のチームコールをみんなで響かせたいと想っています。我等は軟な集団ではありません。どんな困難でも立ち向かう勇気ある集団です。今回の愚行事件は、まだ解決には至りませんが、これを機にゴール裏は更に結束を強めて、誇り高き集団になりたいと願って已みません。
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鹿島「NO.12」の愚行(第二章)
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2008年04月15日
心無い一部の鹿島サポーターが4月13日、埼玉スタジアムvs浦和で身勝手に振舞った行為に憤慨。過去にも繰り返されてきた鹿島ゴール裏での愚行。これ以上、良識有る鹿島サポーターを巻き込まないで欲しい。チームの勝利を純粋に願う、応援する、私達をこれ以上巻き込まないで欲しい。この項を執筆している今でも、選手達は過密日程のなか、肉体的にも精神的にも限界を超える戦いに挑んでいる。怪我の回復に一生懸命努めている選手もいる。J1リーグとACLの両制覇。CWC出場。クラブは、新たな歴史を刻もうと、今まで以上の結束を強めているのである。そういう状況であるにも関わらず、一方でゴール裏は何をやっているのだろうか。サポーターとは、相手を誹謗中傷する事なのだろうか。相手に敬意を持って、謙虚さを持って、選手達に勇気を送るのがサポーターではないだろうか。
昨季、第33節・浦和戦。オリヴェイラ監督がサポーターへ送ったメッセージを紹介します。
いつも応援ありがとうございます。
明日(昨季・第33節)のレッズとの一戦では、重要なプレーヤーを欠く事になります。
それは、背番号「12」です。
多くのサポーターが、チケットを入手できずにスタジアムに来られないという事を知っています。
ですが、たとえテレビの前からでも、アントラーズに声援を送って下さい。
皆様からの声は必ず我々のもとに届きます。
この試合は今まで頑張ってきたすべての人に対するご褒美のような試合です。
良い形で終える事ができるよう、全力を尽くします。
応援、宜しくお願いします。
昨季は選手・監督だけでなく、全てのサポーターが集中して戦い、勝利する事ができた。強い気持ちを一つにした結果、夢を現実のものとしたのである。今季は王者の驕りなのか、一部サポーターの心無い行為からゴール裏の結束が弱まりつつある。本当に僅かな人間の愚考の行為によってだ。そして、これが齎す影響が多大に有る事も忘れてはならない。それは、鹿島のファンが離れてしまい、観客動員減に繋がる事である。こういった理由でクラブ収入が減り、チームが弱くなっていくのを、私は見たくない。今回の件で、鹿島サポーターのイメージも地に落ちたようだが、他クラブのサポーターの皆様は忘れないで欲しい。圧倒的多数は、鹿島の勝利を純粋に願い応援する、良識有るサポーターであるという事を。相手チームを誹謗中傷する事を絶対に許さない同志であるという事を。
今、クラブは頭を悩ましているようだ。浦和戦後、抗議の電話が殺到しているらしい。近日中にクラブ側からの謝罪もあるようだ。また、鹿島サポーターを組織する「インファイト」代表も浦和戦での愚行について、「結果として多くのアントラーズサポーターの気持ちを失墜させたのは確か。これは、インファイトの一部に責任がある。」と述べている。そして、活動に制限をかけて、罰則すると明言した。加えて、「現実の話し合いで、本当に改善に向かわなければならない。責任を持って場所と、進行を約束するので、サポーター会議への参加をお願いしたい。」と多くの鹿島サポーターを呼びかけている。
鹿島アントラーズを本当に愛している方達は、ファンが減る、観客が減る、ゴール裏が減る事を決して望んではいません。私達は、クラブとサポーターが一つになって栄光を勝ち得てきた歴史があります。過去に幾度もあった愚行だが、嫌な思いが発端でゴール裏が崩れて欲しくはありません。私は、日時と場所が決まり、仕事の都合が合えば、サポーター会議へ出席しようと思っています。今は、情けなくて本当に辛い思いですが、鹿島「NO.12」の愚行と題したこの項は、第二章として続報します。末筆ながら、大好きな鹿島アントラーズのゴール裏がこんな事になってしまい残念至極。そして、幾度となく繰り返される醜いサポーターの愚行は、悲憤慷慨の極みである。
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鹿島「NO.12」の愚行(第一章)
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2008年04月13日
敵地・埼玉スタジアムで悔しい敗戦となった。多くのチャンスを創り出し、試合の主導権を完全に握ったが、一瞬の隙を突かれ、永井に2ゴールを許しリーグ戦初の敗北を味わった。これでリーグ連勝記録が14でストップ。リーグ順位も勝点差1で名古屋に首位を譲った。前半は完全に鹿島のゲームだった。北京戦に続き、青木・小笠原・本山・ダニーロで構成する中盤が圧倒的な展開力で試合の主導権を握る。守備面でも北京戦で負傷退場した内田に代わり、今季初めて右サイドバックに入った伊野波が質の高い動きを見せ、最終ラインの安定感は変わらない。前半だけを見れば、鹿島が圧倒的に有利という印象は埼玉スタジアムを埋めた5万4000人の大観衆の誰もが抱いただろう。
しかしハーフタイムを終え、高原に代え永井が入った浦和に一瞬の隙を突かれる。49分、相手ボールとなりラインをすっと上げたところ、闘莉王をフリーにしてしまう。曽ヶ端が素早く詰めるも闘莉王からのクロスを永井に楽々と決められ、今季初となる先制点を許した。この失点で完全にペースが狂った鹿島は同点にしようと必死に攻めに出る。小笠原が直接フリーキックから何度も浦和ゴールを狙うが相手GKの都築に全て止められる。また81分には増田がコーナーキックのこぼれ球から強烈なシュートを放つも都築にセーブされ、同点にはならない。残り時間4分となった86分、伊野波に代え興梠を入れるなど、がむしゃらにゴールを狙った鹿島だったが後半ロスタイムにカウンターからまたしても永井に決められ、万事休す。悔しい今季初の黒星を敵地・埼玉スタジアムで喫した。これでリーグ連勝記録も14で終わり、順位も2位へ落した。
「良いサッカーをしていても負けたら何も言えない」と試合後、青木が語ったように内容的には完全に上回っていただけに本当に悔しい敗戦となった。しかし、これで戦いは終わった訳ではない。岩政の「次のガンバ戦で勝てば、この2試合で勝点3。引き分け2つよりはマシ。そういうつもりでこの1週間やっていきたい」というコメント通り、下を向いている時間はない。先ずはゆっくりと休息を取り、土曜のガンバ戦に向け気持ちを切り替えて欲しいものだ。
●2007年09月15日(J1リーグ2007:第25節)名古屋 3-0 鹿島
○2007年09月22日(J1リーグ2007:第26節)鹿島 3-1 新潟
○2007年09月30日(J1リーグ2007:第27節)広島 0-1 鹿島
○2007年10月06日(J1リーグ2007:第28節)鹿島 3-2 神戸
○2007年10月20日(J1リーグ2007:第29節)磐田 1-3 鹿島
○2007年10月27日(J1リーグ2007:第30節)鹿島 3-0 大分
○2007年11月10日(J1リーグ2007:第31節)横浜 2-3 鹿島
○2007年11月18日(J1リーグ2007:第32節)鹿島 1-0 柏
○2007年11月24日(J1リーグ2007:第33節)浦和 0-1 鹿島
○2007年12月01日(J1リーグ2007:第34節)鹿島 3-0 清水
○2008年03月08日(J1リーグ2008:第01節)鹿島 4-0 札幌
○2008年03月16日(J1リーグ2008:第02節)東京V 0-2 鹿島
○2008年03月30日(J1リーグ2008:第03節)鹿島 2-1 横浜FM
○2008年04月02日(J1リーグ2008:第04節)新潟 0-2 鹿島
○2008年04月05日(J1リーグ2008:第05節)鹿島 4-1 千葉
●2008年04月13日(J1リーグ2008:第06節)浦和 2-0 鹿島
鹿島オフィシャルの浦和戦レビューである。昨季から続くリーグ連勝記録は14でストップしたが、この数字は偉大な記録である。言い替えれば、いつかは負ける連勝を14まで伸ばしてきたのである。2007年9月15日の名古屋戦以来、実に211日ぶりの黒星だった。昨季から勝ち続けた14連勝の軌跡は、さまざまな素晴らしいドラマがある。私は鹿島と共に歩む一人として、オリヴェイラ監督始め、選手達へはこう激励したい。「素晴らしい記録と感動を本当に有難う。私は、この14連勝を生涯忘れる事はないでしょう。大きな歓喜を齎した1つ1つの戦い。14連勝という偉大な記録は、サッカーだけでなく、人生をも教えてくれた。今節は、残念ながら浦和に苦敗を喫してしまいましたが、『FOOTBALL DREAM』は、まだ始まったばかり。新たな夢を、新たな歓喜を齎すために、これからの挑戦に期待しています。」
連勝は14で止まっても、積み重ねてきた伝統の意識は止まらない。今季初の敗北を喫してしまったが、相手は昨年のアジア王者であり、個の力は素晴らしい浦和である。安定した戦い、質の高いサッカー、そして主導権は鹿島であった。過密日程の疲労も否めない。しかし今節は、34試合分の1試合を落しただけ。我等は、もう一度気を引き締めて、新たな挑戦に臨めば良いのである。そして、浦和戦の敗北から学ぶ事も忘れてはならない。昨季も、G大阪(1-5)や名古屋(0-3)に大敗して、学び、結束し、そこから這い上がってきた経験がある。オリヴェイラ監督は以前、「監督というのは、怪我人が出たり勝てなかったりした苦しい時期にこそ、チームの一体感を感じ取るもの」と、述べていた。一体感を感じ取って欲しい。しっかり舵を取って欲しい。今日の敗北を、次節のG大阪戦やACL予選の大一番である北京国安戦に引きずらぬよう気持ちを切り替えて欲しい。ジーコは、「鹿島が今季、国内とアジアを制するには、今までにない結束と精進が必要になる」と、応えていた。そう、いつでも謙虚さと挑戦者の精神を忘れてはならないのだ。浦和戦では今季リーグ戦初の悔しい敗北を喫したが、次節は必ず勝利を掴もうではないか。笑顔で我が家に帰ろうではないか。鹿島の「FOOTBALL DREAM」は、これから始まるのである。
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【2008Jリーグ】夢と歓喜の14連勝
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2008年04月08日
■グループF・順位表(第2節終了時)
1位:鹿島アントラーズ(日本) 【勝点6】2勝0分0敗 得失点差+14
2位:北京国安FC(中国) 【勝点6】2勝0分0敗 得失点差+4
3位:ナムディン(ベトナム) 【勝点0】0勝0分2敗 得失点差−8
4位:クルンタイ・バンク(タイ) 【勝点0】0勝0分2敗 得失点差−10
■北京国安足球倶楽部
北京国安フットボールクラブは1992年に設立。現在では、国内のトップリーグである中国スーパーリーグに中国の首都・北京から参加する唯一のクラブである。前身は1955年設立の北京サッカー代表チーム。北京国安は、その後、中国サッカー界の改革の流れを受け、中信国安集団公司と北京市体育局により共同設立された。メインスタジアムは、中国のナショナルスタジアム的存在の工人体育場。北京市中心部に在る、6万人収容のスタジアムで、2004年アジアカップの決勝で日本が中国を破って優勝を決めたスタジアムだ。チームを運営する法人組織が所在する北京南西部の豊台にある豊台スタジアムも使用している。中国スーパーリーグでは、昨年準優勝し、初のACL出場権を獲得した。主な選手としては、中国代表DFの張帥・周挺・王棟、MFの徐雲龍などがおり、韓国人である李章洙監督の手腕も高く評価されている。
■中国での報道
中国で報道されている鹿島・鹿角(アントラーズ)の記事を一部紹介しよう。最初に「北京国安は、グループFで最も強大な相手に立ち向かう」という見出しで始まる。鹿島は攻撃力が抜群で非常に脅威である。そして、昨季リーグ戦での逆転優勝劇や今も続くリーグ連勝記録などを紹介。また、鹿島は実力のある選手が揃うが、中国のサッカーファンは聞き覚えのある選手は少ないと。要するに実力者揃いでも代表選手が少数と言っているのだろう。そんな中でも、内田篤人・田代有三の両選手を紹介していた。篤人については「異常に秀でた右サイドバック」。田代については「弱音を吐かない選手」と紹介。ともに東アジア選手権での評価である。小笠原と本山が中心となって組成するJ1屈指の中盤が勝利の原動力である事も記されていた。一方、鹿島の選手達はマナーが悪いと指摘。他クラブと較べて、イエローカードとレッドカードが多い事を理由にしていた。加えて、お世辞でもマナーが良いチームだとは言えないと述べている。詳細な記事を読むと、イエロー、レッドのカード枚数は2008ゼロックス・スーパーカップの広島戦もカウントされているようだ。以上が中国での報道を大雑把に紹介したものである。他にも鹿島の関連記事に目を通したが、以外にも、しっかり的を得て報道している印象を受けた。
■熱狂的球迷
「球迷」。中国語でサポーターという意味だ。北京国安・球迷の応援は基本的に野次だという。選手達に勇気を送るような応援は皆無。球迷達は、相手チームに対しては勿論、自身のチームに対してもお構いなしのようである。「馬鹿」・「女誑し」・「くそったれ」は応援の基本用語。加えて、卑猥・下品な言葉を使って相手を挑発するのも得意。球迷達の野次が起こる度に、観客は更に盛り上がるそうだ。以上、実際に中国スーパーリーグ・北京国安を観戦した人の話であるが、私的には熱狂サポーターというよりも過激なサポーターという印象を受けた。ナショナルチームの中国代表サポーターは、反日感情むき出しでブーイングを浴びせるように、北京国安も、恐らく似たようなイメージなのだろう。いずれにしても、決勝トーナメントへ向けた大一番である事に間違いはない。4月23日のアウェー戦は、緑をチームカラーとする北京国安サポーターが圧倒的なブーイングと野次で鹿島を呪ってくるだろう。その前に、1st-legを聖地で戦うアドバンテージを有効に使いたい。明日は、ピッチでもゴール裏でも相手の挑発には絶対に乗らず、自制心を働かせる事が、勝利へのカギとなる。泥臭くて良い。我等は「ウノ・ゼロ」の美学で勝利するのである。
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【ACL2008】「熱狂的球迷」北京国安FC
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2008年04月05日
J1リーグ第5節・鹿島vs千葉が4月5日、カシマスタジアムで行なわれた。私は、会社の後輩二人を連れて参戦。ちなみにその二人は、カシマスタジアム初観戦であり、残念ながら鹿島ファンではない。しかし、私達が選んだ席はゴール裏。後輩達には、カシマはサッカー専用スタジアムで何処から見ても観戦しやすく、アントラーズの熱狂を体感できるのはゴール裏であると説明した。早速、ゴール裏に入場。二人は、アントラーズレッドに染まるゴール裏に少し緊張していたが、とても良い表情をしていた。我が家へようこそ。私も、この二人の表情を見ながら、改めて新鮮な気持ちと充実感に包まれる。しかし、自身は「12番目」の選手である。後輩達に恥ずかしい試合だけは絶対に見せたくないと、いつも以上に気を引き締めた。
試合開始前、出店が並ぶコンコースへ。スタジアムはお祭りだ。ビールの匂いが漂い、出店の煙がモウモウと上がる。人気の店には行列ができる。勿論、名物のモツ煮込みを購入。他にも焼そば・牛串などを買ってビールのお供にした。モツも牛肉も本当に軟らかくて美味い。清々しい春の風に吹かれて食べるカシマの食は最高だ。ビールも大、二杯を軽く飲み干した。二人はカシマの食に填ったようだ。次回訪れる時は、早めに入場して食べ歩きをしたいとのこと。やはり、カシマの食は素晴らしい。これなくして聖地は語れないのである。
カシマの空は透き通る青を描き、春の暖かい陽射しがとても心地良い。試合の方は、4-1で圧勝。正に王者の風格だった。ロスタイムのPKは余計だが、層が薄いと言われているFW4人全員がゴールした事は素直に嬉しい。オリヴェイラ監督が掲げる「攻守の切り替えの早さ」・「全員守備、全員攻撃」の意識がチームにしっかり浸透している。更なる成熟を目指し、リーグ17連勝という偉大な記録を達成して欲しいと願う。
さて、ゴール裏に戻そう。後輩二人は初めてのカシマ観戦なので当然、鹿島のチャントなど知る筈もないが、精一杯の拍手で応援していた。そして、一番感動したのは“我等の気合いの応援”だったそうだ。「僕も鹿島の応援歌を覚えたい」と。本当に嬉しかった。先程、後輩から「うぉ~アントラーズ!っていうチャントが頭から離れません」というメールが届いた。
機会があれば、今後も後輩達をカシマスタジアムへ誘おうと思っている。私の想いは、この二人が鹿島アントラーズの魅力に惹かれ、いつかはサポーターになり「声」で応援するようになる。そして、後輩たち自身が友人や会社の仲間達を誘ってカシマスタジアムへ訪れるようになる。これが叶った時、同じ志を持つ仲間として我等は快く歓迎しなければならない。鹿ファミリーが増える事は、本当に喜ばしい事である。Bem-vindo a KASHIMA!。ようこそカシマヘ!。今日は、我等の「DREAM BOX」に来てくれて本当に有難う。お疲れさまでした。
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【2008Jリーグ】Bem-vindo a KASHIMA!
posted by 鹿太郎 |00:00 |
Jリーグ |
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2008年04月03日
田代の今季リーグ初ゴールと小笠原の今季公式戦初ゴールで途中、本山が微妙な判定から退場となり、1人少ない戦いを強いられたものの鹿島が2-0と勝利した。これで鹿島はリーグでの連勝記録を13に伸ばし、連戦の続く4月の初戦を白星で飾った。鹿島は序盤、今季リーグ戦3連敗と最下位に沈む新潟を、長短のパスを上手く織り交ぜながら崩しにかかる。そして14分、相手のクリアボールを拾った内田がファーサイドで待つ田代へ絶妙クロス。これを田代が得意のヘディングで捕らえ、今季リーグ初ゴールを決める。代表遠征などでコンディションを崩していた田代だが、「コンディションが上がってきている。次は点を取ります」と試合前に力強く宣言。そしてその通りの結果を出した。
後半に入っても鹿島は上手い試合運びを見せる。50分、ゲームキャプテンの小笠原がゴールポストを直撃する強烈なミドルシュート。このはね返りが相手GK野澤に当たり、ボールはゴールネットに吸い込まれる。小笠原の今季公式戦初ゴールで鹿島が2-0とリードを広げた。しかし、鹿島にとっては不運な形で試合のパワーバランスが崩れる。71分、72分と立て続けに微妙な判定によるイエローカードを宣告され、本山が退場。これで鹿島は残りの時間、10人での戦いを強いられた。鹿島にとって苦しい時間が続くかと思われたが、オリヴェイラ監督は75分、田代に代えダニーロ、79分には野沢に代え増田を投入し、ボールキープの時間を増やす。そして85分、内田に代え伊野波を投入し、尚も前がかりに攻める新潟を抑える。結局、このまま、鹿島は最後まで新潟にゴールを割らせず、数的不利のゲームを2-0と制した。試合後、「厳しい状況もあったが、とりあえず無失点で終われたのは良い事」と青木が語ったように10人になっても落ち着いた守備で完封勝利を飾った鹿島。単独首位の座もキープし、連戦続く4月の初戦としてはまずまずの結果と言えるだろう。
鹿島は、昨季からのリーグ連勝を「13」に伸ばした。この時点でJ1記録歴代3位。歴代1位は、1999年に鹿島が記録した16連勝。その時のメンバーは、秋田・名良橋・相馬・室井・マジーニョ・阿部といった選手達。当時、控えだった小笠原・本山・曽ヶ端らは、今やチームの大黒柱になった。しっかりと伝統を受け継いでいる新生鹿島は、当時の先輩達が築いた偉大な記録に近づこうとしている。オリヴェイラ監督は、開幕から勝ち続けている要因について「一つは継続性。選手に大幅な入れ替えがなく、積み重ねからスタートできた事。もう一つは選手が献身的で、努力を欠かさない事。練習から努力してきた事が試合に出ている」と語っていた。前項でも述べた通り、鹿島の“負けないサッカー”は選手達の献身的な努力、そして伝統の組織力が原動力である。我等は、対戦相手が上位または下位に低迷する何処のチームであろうと、すべての試合に全力を尽くす。手を抜く試合など一つもないのである。先輩達が築いた偉大な記録を是非、塗り替えて欲しいと思う。さて、次節の千葉戦。私は聖地に友人二人を連れて行く予定だ。その二人は、カシマスタジアム初観戦で、鹿島のファンでもない。しかし、観戦場所はゴール裏にするつもりだ。鹿島の魅力は勿論サッカーであるが、私はゴール裏の魅力も同時に伝える事ができればと思っている。次項は、その友人二人の鹿島ゴール裏観戦記をレポートします。
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【2008Jリーグ】連勝記録はJ1歴代3位へ
posted by 鹿太郎 |00:00 |
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