2008年01月31日

イビチャ・オシムの勇姿

日本代表のイビチャ・オシム前監督が30日、国立競技場で行われた、日本と自身の祖国ボスニア・ヘルツェゴビナとの国際親善試合を観戦。昨年11月に脳梗塞で倒れた後、初めて公の場に姿をみせました。そのオシム前監督が、ハーフタイムでコメントを発表しています。

ご来場の皆さんこんばんは。
そしてボスニア・ヘルツェゴビナ代表の諸君、日本へようこそ。
私は治療を続けておりますが、これまでご支援頂いた全ての皆さんに改めて感謝致します。
共に私と縁のある日本とボスニア・ヘルツェゴビナ両チームの、代表選手たちの素晴らしいプレーを期待しています。どんな結果であれ、良いサッカーが勝利者となりますように。
両国代表が、『南アフリカ』で再び対戦することを期待しています。
2008年1月30日 イビチャ・オシム

名将が完治に向け大きな一歩。私は仕事に追われ、この日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦は、テレビ観戦もできませんでした。オシム前監督の雄姿を見たのは、深夜のニュース番組。画面に映るオシム前監督。杖を持ち、大きな体を支えて、ゆっくりと足取りを刻む名将の姿を無心で見入った。その姿は数秒で終わってしまったが、もっと見たい。元気な姿をもっと見たかった。今後もリハビリを継続し、少しずつ少しずつ元気になっていくと思います。オシム氏が全快になった際には、必ずや日本サッカーに『力』と『勇気』を与えてくれるでしょう。今度は、もっと元気な姿を見せて下さい。一日も早い全快を心から祈っております。

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2008年01月30日

FOOTBALL DREAM 2008 DESAFIO ~挑戦~

■FOOTBALL DREAM 2008 DESAFIO ~挑戦~
昨年同様、“原点回帰”のコンセプトのもと、新たなスローガンを掲げる。アントラーズはちょうど10年前の1998年、リーグ優勝とアジア王者の2冠を目指して戦った。リーグ優勝は果たしたが、初参戦のアジアクラブ選手権では2月に行われた準々決勝リーグ(ベスト8)で敗退している。そのシーズンに掲げたスローガンが「challenge」だった。アジアを戦う原点となったその年同様、5年ぶりにアジアを舞台にして今季は10年ぶりに「挑戦」を意味する「DESAFIO」(デザフィーオ)をスローガンとして掲げる。ブラジルとの関係の深いクラブ史においても、ポルトガル語(ブラジルの公用語)をするのは初めてのことで、その意味でも“原点回帰”となる。また、昨年同様に「FOOTBALL DREAM」をスローガンの中に組み込んだ。「FOOTBALL DREAM」は、「Jリーグ参入は99.9999%無理」とまで言われた創設時以来のクラブ・アイデンティティ。昨年、これをスローガンに盛り込んだのも「原点に戻る」ということが大きな理由だった。2冠を達成した2007年の流れを絶やさず継続するため、再び「FOOTBALL DREAM」をスローガンに組み込むことになった。

■国内リーグ・アジア両制覇に向け、鹿島アントラーズ始動
昨日、2008年シーズンの新体制が発表されました。今年のスローガンは、「FOOTBALL DREAM 2008 DESAFIO ~挑戦~」。アジアだけでなく、国内リーグ・カップもチャレンジャーだ。昨季の栄光は過去のもの。挑戦者として、すべての敵に立ち向かおう。我等は、前進あるのみです。今季、鹿島にとって最大の敵は過密日程である。と言って良いだろう。試合数が増えるということだけでなく、長距離移動の負担・疲労もあります。オリヴェイラ監督の采配にも期待するが、まずはチーム一丸となって、リーグ2連覇、そしてアジア王者と、Jクラブが未だ達成したことのない、国内・アジア両制覇。この偉業を成し遂げる重要な年である。鹿島を応援するすべての皆様方、地方の小さな街をホームタウンとする鹿島アントラーズの名を、アジアに、そして世界に、誇り高く響かせよう。

■多くの鹿ファミリーと共に
今季は、聖地・カシマスタジアムにできるだけ多くの方達が観に来てほしい、と切に願います。すべての試合で二万人以上。浦和の試合は入りますが、他の強豪クラブと対戦する時でも三万人位は入ってほしいと思います。IN.FIGHT(鹿島アントラーズのサポーター集団)が勧める「一人が一人を連れてくる運動」。今年も、地道に継続して行くつもりです。昨季、リーグ戦の最終節、そして天皇杯準決勝・決勝と、沢山のサポーターが集まりました。多くのサポーターが集い、勝利を目指して、ゴール裏が一つになる。これは本当に心強く、また気持ちの良いものです。今年も沢山の人達に来てもらえるよう、一人一人の地道な努力は大切ですが、何より強い鹿島。“観せる”だけでなく、“魅せる”サッカーを選手達には期待します。また、クラブとしても、観客動員増の為に、さまざまな努力をし続けてほしいと思います。今年、新たに発足したメディアチームにも期待です。最後に、今年も鹿島の1サポーターとして、クラブへの愛、忠誠心を誓います。とはいっても、アルゼンチン・ボカジュニアースの、あるサポーターのように、ボカの為なら車や家の一部を売り、売ったその金を渡航費に充てて応援しに行くとまではいきませんが、できるだけ多くの試合に参戦するつもりです。アジア初制覇、国内主要タイトル12冠・13冠・14冠と、さらに鹿島の歴史を刻みましょう。

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2008年01月25日

夢を求めてスタジアムへ

■1863年10月26日、FA(=イングランド・フットボール協会)創立。
1927年、フットボールの試合が初めてラジオ中継される。カードは、アーセナル vs シェフィールド。1863年のFA創立だけを見ても本当に歴史を感じさせる年数だ。同年のFA創立時、日本は江戸時代で、薩英戦争(生麦事件に対し、英国が鹿児島湾を砲撃する)が勃発していた。こういう時代である。当時の情報源は、人からの口コミと新聞位ではなかろうか。当然の事だが、テレビもインターネットも無い時代である。興味深いのが、1927年にフットボールの試合が初めてラジオ中継された事である。フットボールというスポーツは、当時のイングランドにおいて、最高の娯楽であり、中小労働者の生甲斐であり、民衆の喜びであっただろう。初のラジオ中継も、一つのラジオを沢山の人達が囲み、耳を傾ける。リアルタイムで試合を実況する解説者。ゴールが決まると、大男達は“音の出る小さな箱”の前で大騒ぎ。興奮しすぎてビールがこぼれ、“音の出る小さな箱”はビール漬け。そんな光景が思い浮かぶ。そして大男達は、フットボールというスポーツに感動を覚える。ラジオ観戦だけでは物足らず、夢を求めてスタジアムへ足を運んだ。その大男達の行為こそ、イングランド・フットボール文化の始まりであった。後に、この大男達は、お爺さんになり、母国イングランドのフットボール愛は、子に孫に受け継がれて行く事になるのである。・・・「大男達」とは、架空の話でありますが、当時娯楽の少なかったイングランド人にとっては、フットボールが、明日への活力、希望、勇気になっていた事と思う。日本においては、プロ野球誕生時、夢や希望を求めて足を運んだ野球場の様に。私も当時の事は、話や写真でしか知る事ができないが、そこには満員で人が溢れる野球場があった。まさにドリームボックスである。

■これから歩む日本のJリーグ。
日本のサッカーは、これから先どういった道を歩んで行くのだろうか。今は、スタジアムに行かなくても、パソコンや携帯電話などを使って、スタメン発表からキックオフ、試合終了まで全てライブで知る事ができる。またテレビゲームも非常にリアルで、自分なりのドリームチームを編成してみたり、若手選手を育成したりと、サッカーの楽しみ方は多様になった。誤解を招かないように申し上げますが、私もパソコンや携帯電話などを利用して、試合速報を見ますし、テレビゲームで遊んだ事も有ります。実際にやってみると、時間を忘れて夢中になり、サッカーゲームも本当に楽しいですね。さてさて、話は戻りますが、イングランド・サッカー協会が設立した当時と比べ、文明の発達した現在は、サッカーへの価値観、または楽しみ方も多様になりました。非常に素晴らしい事だと思います。日本のJリーグがこれから“歩む道”は、イングランドが歩んできた道”とは違います。それは時代、社会背景が大きく異なるのが大きな要因です。いずれにせよ、日本のサッカー文化は発達した高度な社会の中で育つのです。

■原点は、日本もイングランドも一緒。
確かに、サッカーの楽しみ方は多様になり、今後もいろんな楽しみ方が増えるでしょう。楽しみ方が沢山ある、というのは本当に素晴らしい事です。しかし、本能から出る「声」と「歓喜」。そして、「臨場感」。スタジアムから湧いてくる独特の「気」。これもサッカーです。言うなれば「元祖」であります。“音の出る箱”では物足りなかったイングランドの大男達のように夢を求めてスタジアムへ。まだ、ピッチを目の前に観戦した事がない方、久しく観戦していない方、是非、足を運んでみては如何ですか?

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2008年01月24日

田代有三への想い

■鹿島FWの伝統は、田代有三が受け継ぐ。
今回、代表から外れてしまった。FWの落選は、田代選手のみである。しかも同じ鹿島の、岩政選手・内田選手は選出。ポジション、クラブとも田代選手のみの落選なのだ。さぞかし悔しかった事と思う。他の代表候補選手と比べ、能力の差は決して大きくない。しかし、なぜ?は岡田監督のみが知る所だが、田代選手は他の選手達には無い、「何か」が足りなかったのだ。高さはある。ヘディングは強い。しかし、「何か」が他の選手に比べて劣っていたのだろう。良いではないか。その「何か」を探しに行こうではないか。

■代表候補というステップ
なぜか。それは、代表に選ばれる事よりも、まず鹿島FWの「顔」になり、鹿島FWの絶対的な「エース」として確立しなければならないからだ。田代選手にとって2008年は、そういった事を不動のモノにする年でもあるのだ。既に柳沢選手は、京都サンガFCへ完全移籍。鹿島FWの伝統を受け継ぐ者は誰なのか。それは、田代選手なのだ。ヤナギの次は、有三がやるのだ。この重い責任を全うする為に、鹿島でやるべき事は多いはず。鹿島で結果を出せば、そして田代ゴールの不敗伝説を継続していけば、代表への道は必ず開ける。今回の代表合宿で学んだ事も多いはずだ。心身ともに強くなったことだろう。身体的な“バネ”は充分にある。後は悔しい思い、心の“バネ”でさらに高く、大きく飛躍してほしい。鹿島の合宿も、もうすぐ始まる。今度は、田代選手がFW陣を引っ張っていく番だ。「エース」は俺だ。そういう自覚で頑張っていこう。リーグ戦が開幕したら、私も精一杯応援するぞ。鹿島のFWで絶対的な存在だった、「No.13」。今季、鹿島のFWは田代選手の「No.9」。存在感を出して、ピッチの上で大いに暴れてほしい。頑張れ!有三。

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2008年01月17日

鹿島の底力とDREAM BOX

2008年シーズン・Jリーグ開幕が本当に待ち遠しくてならない。選手達の休養、そして準備は当然必要な事だと分かってはいるが、とにかく早く、新生鹿島を観たいのであります。とりあえず今は、録画した昨シーズンの鹿島戦を観ながら我慢する事にしているが・・・。既にテレビや雑誌等は、補強話で盛り上がり、各クラブは戦まえの準備を着々と進めています。焦りは禁物。一先ず、新体制の発表を待つ事にしよう。

■「底力」
私は、今シーズン“は”ではなく、今シーズン“も”、これを忘れずにゴール裏に立とうと思う。それは、“夢は絶対に諦めない”。この精神です。昨季、リーグ戦の逆転優勝とかいった話では有りません。鹿島アントラーズが、夢の象徴として存在しているという、根源の話であります。16年前に開幕したプロサッカーリーグ。当時、鹿島の参入は、99.9999%不可能と言われていました。しかし、地域が一つになり、0.0001%にかけて、このクラブを誕生させたこと。不可能を可能にした「パワー」、そして「熱い思い」。夢は絶対に諦めない。夢は必ず実現するんだ。という「底力」を忘れる事無く、今年も出来るだけスタジアムへ足を運び、精一杯応援しようと思う。水郷と田園が広がり、太平洋に沿って工業地帯が聳え立つ街。地方の地方、素晴らしき田舎、それが鹿島のホームタウン。アントラーズの勝利は、もちろん大事だが、同時に街の活性化、街の喜び、街の象徴として、地域と共に歩んでほしいと願っています。

■「DREAM BOX」。観客動員数の大幅増を目指して。
それは、それは遠い昔、「陸の孤島」と言われていた。太平洋や利根川、北浦などに挟まれた特異な地形である。町の名も、鹿嶋ではなく、鹿島ではない、その昔は香島だった。鹿島のホームタウンは、地図を見て貰えれば分かる通り、360度陸で囲まれている場所ではなく、スタジアムから振り返ると、そこには鹿島灘。太平洋が一面に広がる。鹿島を応援しようと、詰め掛ける観客、サポーター達は、海ではない陸を使ってアプローチする事になる。何回か橋を渡って。高速道路、国道、鉄道と、決して交通の便が良い訳ではない。昨年、鹿島の選手達がホームタウンの小学校を訪問し交流を深めてきた。クラブも地域と共に、あらゆる取り組みを行っている。昨年、観客動員数の微増も、地道な活動が結果として表れたのだと思う。最後に、黄金時代の到来は、ピッチの上だけでは無いのである。熱狂サポーターという黄金時代も復活せねばなるまい。今季のカシマスタジアムは、ゴール裏だけでなく、メインとバックスタンドも深紅に染め上げたいと切望する。王者の色は、アントラーズレッド。地方の街からアジア、そして世界へ。誇り高く“深紅”の旗を掲げよう。

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2008年01月15日

厳しくも温かい人生の応援歌

フットボールファンのクラブに対する不滅の忠誠心に関して、英国の大学博士が研究を行いました。その中の一つに、CORF(Cut Off Reflected Failure)型といったタイプのサッカーファンがある。負けのイメージを嫌い、チームが弱くなれば熱心に応援するのをやめるか、フットボールファンとしては最悪なチャンプ・フォロワー(Champ Follower)になる。チャンプ・フォロワーとは、強いチームへ鞍替えするファンの事だ。子供にはありがちだが、大人にとっては恥ずべき行為だ。

私の息子、典型的な、このCORF型であります。東京生まれの東京育ち。小学生の低学年。以前から地元のクラブを応援すべき、と言ってきましたので、強制的に鹿島を応援させるのではなく、息子はFC東京を応援してきました。私の都合で、試合観戦は圧倒的に鹿島戦になってしまいますが(笑)。その息子が、今季どこを応援しようか悩んでおります。私も静観していますが、最終的に“浦和”か“鹿島”に絞った様です。昨季、息子とFC東京を応援しに、味の素スタジアムへ何回か出かけました。しかし、観戦した試合は全敗。「僕が行くと何時も負けるから、もう行きたくない」。まぁ勝手な事を言っておりますが、気持ちも分からなくはありません。残念ながら、地元のFC東京は、“あまり”応援しない事に決めた様です。いずれにしても、本人が決める事でありますので、3月のJリーグ開幕まで待つ事とします。

話は変わりますが、子供とは本当に正直で面白く、また考えさせられる一面が有ります。それは、クラブの応援歌です。サポーターがゴール裏でコールするチャントであります。息子は、地元のサッカークラブに入って、ボールの追いかけごっこをしています。まだまだサッカーも、“雰囲気”で楽しむ年代でありますので、観戦中は私が適当に解説してあげます。それで、この応援歌なんですが、息子は毎日の様に口ずさみます。それは日替わりで、昨日は鹿島、今日は浦和といった感じです。朝、目覚まし時計替わりに、その声で私が目を覚ます時もあります。日替わりで口ずさむ各クラブの応援歌について、異論を挟む気など毛頭ないのですが、気になる事が一つあります。それは、口ずさむという行為であります。そもそも、口ずさむとは無意識の行為であり、普段の生活の中で自然と出てしまうモノだと思います。応援歌については、覚えやすい・カッコ良い、が子供レベルの理由だと思いますが。

大人としても、サッカーは、私のすべて、人生、生きがい、などと思っている方達は少なくないと思います。ならば、私もクラブを愛しているなら、普段の生活の中で、試合以外でも口ずさめる様な、厳しく時に温かい人生の応援歌、勇気の応援歌みたいなものが有っても良いなと思いました。その唄は、スタジアムでは選手に勇気を送り、生活の中では自身を励ます。心地よく酔ったカラオケで、詩に共感して歌う歌の様に、クラブに共感して唄う唄が有れば、私のサッカー人生は、更に楽しいモノとなり、大きな喜びを齎すだろう。

どうでも良い話で、鹿島が勝利した時に大合唱するオブラディ・オブラダは、子供とカラオケで鹿島バージョン「オーッ」に変えて唄う事はあります。妻は完全に呆れ返っておりますが・・・。

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2008年01月12日

さらば柳沢敦

■柳沢選手のコメント
この度、長年お世話になった鹿島から移籍する事を決意しました。入団してから12年、鹿島ではいろんな事を経験させて頂き、感動や喜びを味わうことが出来ました。これも、常に声援を送り続けて下さったサポーターの皆さんやチーム関係者の皆さん、そして共に戦ってきた選手の皆さんのお陰だと思います。この決断は簡単なものではありませんでした。元日の決勝後のサポーターの皆さんからの「ヤナギサワコール」。関係者の方の方々から「残ってほしい」と言って頂いた言葉。仲間の言葉・・・。自分の中ではある程度早い段階で決めていた部分もありましたが、自分の中で決めた後が苦しい日々でした。「プロ選手とはこういうものだ」と思う反面、プロ選手である前に「人として」という持論が頭の中でグルグルしていました。今まで、決断してきた事には責任を持ってやってきたつもりです。そして、この決断にも責任を持って前へ進んでいきたいと思ってます。最後まで応援して下さった鹿島サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。また会える日を心から楽しみにしています。最後に、元日の決勝後、あれだけ長く声援を送って頂いたのに、何の言葉も見つからず、皆さんの前でお礼の言葉も言えなかった事をこの場を借りてお詫びしたいと思います。ただ、ただ、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

京都サンガFCに完全移籍、正式に公式発表がありました。本当にさらばだ柳沢敦。元日の決勝後、自身がユニフォームのエンブレムを優しく叩く。あれは、有難うという感謝の気持ちだったんですね。ダニーロ選手の豪快シュート、そのアシスト。今思えば、あれが最後のプレー。最後の最後まで、柳沢選手らしいプレーでした。また一つの歴史に幕を閉じる事になるが、鹿島の伝統は小笠原選手・本山選手・曽ヶ端選手らが、しっかり引き継いでくれるだろう。

未練が無いと言えば嘘になります。
1サポーターとして、悔いが残るのは一つだけ。
本当にアジアを一緒に戦いたかったよ。
さらば「ヤナギ」。

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2008年01月11日

サッカーを楽しむカタチ

「にわかサッカーファン」。
サッカーを楽しむカタチは皆さまざまであるのに、この言葉はいつ頃から使われているのだろうか。この相手を見下したような言い方は、以前から良い言葉では無いと思っていました。同じサッカーファンを差別する「にわかサッカーファン」という言葉。私は、この言葉が使われなくなった時、日本のサッカー文化が発展途上から先進国へと変わる。こう思っています。

2002年のW杯日韓大会。
この大会は、サッカーのお祭りとして、日本でも非常に大きな盛り上がりを見せました。サッカーを知らない人でも、このお祭りを“雰囲気”として楽しんだ方もいるでしょう。いろいろな楽しみ方があるとはいえ、W杯のサッカー熱とその冷めようは、日本のサッカーレベルだけでなく、サッカー文化の途上な所も見る事ができました。私は、学生時代、そして社会人になってもサッカーを続けてきましたが、プレーするだけでなく、サッカーを“雰囲気”として楽しむ事も非常に大切な事だと思っています。

その、“雰囲気”から始まり虜になっていった身内のお婆さんの話を少し・・・。
生まれて初めて観戦したのは、鹿島アントラーズvs浦和レッズ。お互い熱狂サポーターで、スタジアムは真っ赤に染まる。ちなみに、そのお婆さん、ボールがゴールに入ると1点。知っているルールは、これだけです。また、このクラブで知っている選手は、鹿島は残念ながらゼロ、浦和は小野選手だけです。それも何となくという程度・・・。試合前の練習で、選手がピッチに入る。それまで静かだったスタジアムに響く、サポーターの大ブーイング。お婆さん、目が点になり苦笑い。試合が始まると、「ギャー!キャー!!」叫びまくり。しかし、サッカーだけを見るのではなく、サポーターの応援も気になって見ていました。後で聞くと、一体感に感動していた様です。試合の後、テレビで見るよりも迫力がある。また行きたいと言ってくれました。

今もサッカーのルールは、ボールがゴールに入ると1点。相変わらずではありますが、お婆さんも立派なサッカーファンだと思っています。サッカーを知るきっかけは、人それぞれ違います。今も、代表戦やカップ戦の決勝位にしか興味がありません。テレビで放送するのを見ている、といった感じです。多少知恵がつくと、何だか一人前に解説する事もあります。しかし、その意見を決して潰す事無く、サッカーって楽しいね、また観に行こうね、と話しています。

毎回ゴール裏に詰め掛けるサポーターの方達には敬意を表しても、サッカーファンに序列はありません。サッカーが好きという理由だけでOKであります。好きという意識、個の意識が高まり、スタジアムに集結する。これが“サッカー文化発展の一歩”に繋がるものと思っています。好きなら「にわか」でも何でも良いじゃないですか。と、個人的には思っていますが・・・。

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2008年01月02日

元日に響く歓喜の唄

■第87回天皇杯決勝
鹿島アントラーズ 2-0 サンフレッチェ広島 (2008年1月1日/国立競技場)
※鹿島アントラーズは7大会ぶり3度目の優勝 (国内主要タイトル11冠目)

元日決戦。国立へ行かれた鹿島サポーターの皆様、本当にお疲れ様でした。
我等は、国立霞ヶ丘の乱を制し、元日に歓喜の唄を響かせました。2007年シーズン、国内で最も結果を残した最強クラブ。それは、間違いなく鹿島アントラーズである。その事実を、この天皇杯で証明して見せたのである。“奇跡のリーグ優勝”と言われた後の天皇杯は、実力の鹿島を示す大会でもありました。これで、周囲からの雑音は“多少”消する事ができるのではないか。

鹿島が今季2冠を獲るまでは浦和とG大阪の2強時代と言う者もいた。
私はそう考えてはいない。以前にも述べましたが、Jリーグは戦国時代の真っ只中だと考えている。浦和・G大阪・川崎F・清水などの強豪クラブ。鹿島・浦和・G大阪は今季、AFCチャンピオンズリーグと国内リーグ・カップを戦い抜かなければならない。1強・2強とかではなく、今季も混戦が予想される。

AFCチャンピオンズリーグの優勝と国内主要タイトルの獲得。この偉業を達成したJリーグクラブは、まだ存在していません。“真の王者”に成る為に、鹿島アントラーズは、この偉業を成し遂げる事が必要です。来季は、本当に試されるシーズンになります。鹿島アントラーズ2008の体制は、これから構築していく事となりますが、フロントの采配には是非、期待したいと思います。

天皇杯決勝戦。試合終了後に止まぬ柳沢コール。私も嗄れるまで「声」で気持ちを出し続けました。最後は本人が結論を出す事になりますが、胸のエンブレムを優しく叩く柳沢選手の笑顔。「ありがとう」という感謝の気持ちは本当に良く伝わりました。私も少し目が潤んでしまいました。自身の持つサッカー。特にFW哲学に対し、賛否両論あるのは私も良く分かります。しかし、柳沢選手が何故、サポーターに愛され続けたのか。昨日の行為すべてに詰まっていた様に感じました。いずれにしても本人の決断を待ちます。

末筆ながら、今年も鹿ファミリーが充実したサッカーライフを過ごせますように。拝拝。

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2008年01月01日

この国の頂へ

■第87回天皇杯決勝 (2008年1月1日/国立競技場)
鹿島(5大会ぶり5度目の決勝進出) vs 広島(8大会ぶり13度目の決勝進出)

新年、明けましておめでとうございます。
2008年1月1日からブログ名を「FOOTBALL DREAM.COM」に改名し、新たにスタートします。
これからも宜しくお願い致します。

いよいよ天皇杯ファイナル。
元日から鹿島アントラーズを応援できるのは本当に幸せな事だ。しっかり勝って、2008年シーズンの良いスタートとしたい。新生鹿島の2冠達成。そして、国内通算11冠目を獲得しよう。元日決戦のアウェー席には、鹿島サポーターが大集結します。しかし、いろんな事情やチケット完売などで、来れない方もいると思います。今日、集結する人達は、鹿島サポーターの代表です。「地元だから応援している」、「鹿島のサッカーが好き」、「選手のファン」、「鹿島を愛している」。どんな理由でも該当するものがあれば、それは立派な鹿島サポーターであります。行きたくても、行けない同志の為にも、最後の最後まで精一杯応援しようと思います。元日決戦は、準決勝から中二日。私も中二日。川崎戦で嗄れた声が、今でも嗄れています。いま流行の言葉を使えば「でも、そんなの関係ねぇ~」です。声が潰れても、最後まで鹿魂!戦い抜きます。

新生鹿島アントラーズ第3次黄金時代へ。
絶対勝利!そして鹿ファミリー皆が最高の笑顔で、天皇杯優勝と新年を祝いましょう。
Happy New Year and happy ANTLERS!

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