2008年06月16日
【DESAFIO~挑戦~】赤鹿の「進化と真価」
6月はW杯アジア3次予選により、約1ヶ月中断していたJ1リーグも、今月末より再開する。鹿島は中断期間、リーグ戦やACL予選など、過密スケジュールで疲れた体を癒す為に大型連休で完全オフ。その後は福島Jヴィレッジで6日間のキャンプを行い本格始動。現在は鹿嶋に戻り、後半戦に向け臨戦態勢に入った。中断明けはリーグ戦だけで無く、ナビスコカップも加わって、さらに過密スケジュールとなるが、オリヴェイラ監督は現在のベースをベースアップする事ができたのか。若手の台頭は有るのか。ハードワークを戦い抜くフィジカルとメンタルは大丈夫なのか。期待と不安が交錯するが、まずは中断期間に行われた福島Jヴィレッジ・キャンプでのインタビュー(鹿島アントラーズ公式サイト)を紹介しよう。 ●青木剛選手 Q:Jヴィレッジについて 「練習の前後でバスなどの移動も無く、寝て起きて、ご飯食べて、直ぐサッカーができるとても良い環境だと思います。」 Q:ルームメイトは 「野沢さんです。サッカーに対して、凄く意識の高い選手なので、見習わなくてはならないところが沢山あるのかなあと思います(笑)。」 Q:シーズン後半戦に向けて 「後半戦は凄く厳しい日程になってくると思うので、その中でも逞しく戦えるように、このキャンプでしっかり戦える体作りを高い意識で行いたいと思います。」 Q:ファン・サポーターの方へ 「後半戦はJ1リーグ有り、アジア・チャンピオンズリーグ有り、ナビスコカップも入ってきます。全ての大会で優勝できるように頑張りたいと思いますので応援宜しくお願いします。」 ●岩政大樹選手 Q:キャンプについて 「きついメニューが続いているので体力的にもきついです。コンディションの維持はキャンプだけで無く、試合が始まってからでも続くので、キャンプをやったからOKとは捉えていませんし、これからもずっとシーズンが終わるまで、特に今年はコンディションをしっかり整えるという事をやっていく必要が有ると思います。」 Q:シーズン後半戦に向けて 「キャンプだけでは無くて、シーズンを通して。日々の練習だけでは無くて、日々の暮らしから優勝の為に全てを懸けて戦っていきたいと思います。」 Q:ファン・サポーターの方へ 「日頃から、特に去年辺りからホームの雰囲気が凄く良いと、僕も何度か言わして頂いているんですけど、そういう雰囲気をサポーターの皆さんが作って頂いている事で良い成績が出せていると思います。ただ、僕達チームも上を目指していかないといけないと思いますし、一緒になって、今以上にチームを盛り上げて欲しいと思います。僕達はサポーターの皆さんに感謝の気持ちを結果で応えたいと思っています。」 ●田代有三選手 Q:キャンプについて 「練習はきついですけど、みんな集中しているので良いトレーニングになっていると思います。」 Q:シーズン前半戦を終えて 「最後は疲労でみんなが疲れてきたので、このキャンプで体力を付けて、90分戦える力をしっかり作りたいと思います。」 Q:シーズン後半戦に向けて 「リーグ戦の順位が下の方になっているので、これから練習を積み重ねて上位に喰い込み、また優勝できればと思っています。」 Q:ファン・サポーターの方へ 「最後まで諦めずに頑張るので応援宜しくお願いします。」 ●オズワルド・オリヴェイラ監督 Q:キャンプのプログラムについて 「2部練習の中で、どちらかがフィジカル重視になるが、全部では無い。技術・戦術も取り入れたメニューも有るので、しっかりバランス良くやっていきたい。」 Q:後半戦に向けて 「強い自信は当然持っている。どの試合も90分の勝負であって、しっかり戦わなければいけない。その中には流れがあって、良い流れの選択やプレーが求められる。日頃の練習からしっかり取り組む姿勢をみせて、高い意識を持ちながらやっていけば、それを実現できる形になる。短所を消して、短所を突いていく事の繰り返し。1つでも多くの勝利を手にして、本当に良い形でシーズンを終えたい。去年と違うのは、チーム全体の自信を回復させる作業が有ったが、今年は去年のベースが有る。それを過信せずに、謙虚さを持って戦っていきたいと思っています。」 以上が、福島Jヴィレッジ・キャンプでのインタビューだ。シーズン開幕前にオリヴェイラ監督は、「現有勢力の向上が最大の補強だ。」と語っていたように、中断明けはその最大の補強が形となって過密スケジュールを乗り切って欲しい。また、昨季は負傷した野沢拓也の復帰やメッシーナから小笠原満男の復帰など、幾つかの転機がチームに好機を齎した。今季は中田浩二がそうではないかと期待しているのは、私だけでは無いだろう。右膝半月板を手術し、その後に骨挫傷も判明した事から回復が遅れているが、リハビリも順調のようで、少しずつ回復に向かっているようだ。ピッチに戻ってきたらチームを鼓舞し、魅せるプレーで輝いて欲しい。とはいえ、繰り返し述べるが、代表を憂慮するよりも、鹿島でポジション争いに加わり奪取する事の方が先決である。すでにベテランの域とはいえ、経験豊富だからこそ、代表でも期待されているからこそ、謙虚さを持って取り組んで欲しいと願っている。 最後になるが、月末からリーグ戦やナビスコカップ。9月にはAFCチャンピオンズリーグ・ノックアウト・ステージが始まる。もう後戻りはできない。過密スケジュールの疲労困憊も言い逃れはできない。月末から始まる後半戦は、常勝軍団の“進化と真価”が問われる戦いだ。新たな歴史を刻もうとする我等の挑戦に足踏みは許されない。一歩一歩、前進するのみである。リーグ2連覇に初のアジア制覇。12冠・13冠・・・。それだけでは無い。クラブ・ワールドカップで、欧州クラブ王者のマンチェスター・ユナイテッドに勇ましく立ち向かう愛しき鬼子の姿を想い描いて鳥肌を立てる。そんな事を夢見ながら、最後まで我等の「FOOTBALL DREAM」を篤信し続けよう。そういえば昨季、オリヴェイラ監督はこんな事を言っていた。「魂が一つになった時、夢は再び現実となる」。2008シーズン後半戦。赤鹿の挑戦が楽しみだ。
posted by 鹿太郎 |00:00 |
鹿島アントラーズ |
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