2008年05月10日

【2008Jリーグ】フットボールドリームの殿堂

アントラーズの聖地・カシマスタジアムが“夢の箱”なら、アントラーズのクラブハウスは“夢の殿堂”と言えるだろう。鹿島が掲げる「FOOTBALL DREAM」を、ホームタウンは元より全国のサポーターへ向けて発信する為の起点となるのが鹿島アントラーズ・クラブハウスなのである。メイングラウンドではJサテライトリーグが、サブグラウンドではJユースカップなどが行われ、公式戦以外ではトップチームやサテライトチームが練習試合やトレーニングに使用している。また、グランドには見学スタンドが設けられ、選手達を眼前で観る事ができる。休日や祝日で公式戦がない日は多くのサポーターが詰め掛け、練習が終われば選手・監督とサポーターとの交流の場に変わり、サインを求めたり、激励したりと、仄々とした空間になる。ゲーフラを掲げ続ける熱きサポーターもいる。クラブハウスは、そんなアントラーズを愛する全ての人を暖かく迎え入れる優しさと開放感に溢れているのである。鹿ファミリーを体感できる空間と言っても過言ではないだろう。

他にも、クラブハウスにはクラブショップや、レストラン「アントラーズカフェ」などがある。アントラーズカフェからは、食事・喫茶を楽しみながらの観戦が可能。クラブショップでは、アントラーズのキャラクター商品が豊富に揃い関連グッズを購入できる。私もユニフォームやタオルマフラー、帽子にTシャツなど、ここで購入する事が多い。2階に上がればクラブオフィスあり、チームの様々な情報は、全てここから発信されているようだ。ミーティングルームは、講演会・記者会見などに使われる多目的スペース。トレーニングルームには、約20種ものトレーニングマシンを設置し、選手達がデータに基づいたメニューに従い、体力向上を図っている。また、周辺には風力発電の風車が10基あり、風車にはアントラーズのロゴも入っているそうだ。クラブハウスからも見る事ができる。

先日、久しぶりにクラブハウスへ出掛けた。この日は快晴。昨日までの濃霧が嘘のような青空。そしてクラブハウスに吹く、心地よい浜風。練習するにも見学するにも最高の日和だった。練習は既に始まっており、私は足早で見学スタンドに向かう。闘将・小笠原満男と復帰間近の内田篤人が好い雰囲気、好い表情で練習していた。私は安心した。苦しい時期でも、チームの雰囲気は悪くない。「笑う角には福来る」。この言葉が当て嵌まる、良い緊張感と好い笑顔がチームにはあった。本山は無精髭で別メニューだったが、子供達には笑顔でサインに応えていた。練習中、私が目に留まったのは、スタメン組ではなく、控えとサテライト組だった。元気があり、一つひとつのプレーに全力で取り組んでいる姿があった。プロだから当たり前と言えばそれまでだが、今後も若鹿達の成長を確り見守っていきたいと思った瞬間だった。これからも頑張れ。精進、精進。

5月7日、ACL予選グループ第5節・クルンタイ・バンク戦に大勝した。約1ヶ月、7試合ぶりの白星は素直に嬉しい。しかし、リーグ戦の勝利で、悪い流れを“完全”に断ち切りたいのが正直な気持ちだ。今節の清水戦は、ACLクルンタイ・バンク戦から中3日で相変わらず厳しい日程だが、集中力を持続して乗り切って欲しい。肩で息をするのはまだ早すぎる。シーズンは長丁場で、好調な時期・苦しい時期・困難な時期とさまざまな局面を迎えるが、そんな時期を、選手・監督が、クラブスタッフが、サポーター達が一つになって乗り越えてこそ、真の王者に相応しいクラブになれるのだろう。先日のクラブハウスでの練習を観る限り、チームの雰囲気は悪くない。若鹿達も元気が良い。篤人も復帰間近の様子だった。第12節の清水戦は、選手一人ひとりの輝きを期待し、また一つの勝利を積み重ねていくリスタートの日となれるよう心から祈っている。

posted by 鹿太郎 |00:00 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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