2009年01月09日
今更ながら天皇杯決勝
今更ですが天皇杯決勝について。 石崎監督の最終戦という柏とACL出場権を何としても得たいG大阪の対戦。 お互い高いモチベーションを感じられた試合でした。 特に柏の方はいつも以上の大声援での柏バカ一代に加え、仙台からお越し頂いた山一成さんの乾杯や「YES WE CAN」の人文字等、 試合前から大きな気合を感じられました。 その気合が通じたのか、前半は柏のペースで試合が進みます。 過密日程故に満身創痍のG大阪を相手に、柏はアレックス、太田、菅沼を中心にサイドを起点にチャンスを作ります。 ただG大阪もこの日当たっていたGK藤ヶ谷を中心に守りを固め、スコアレスのまま前半を乗り切ります。 「後半に勝負を賭ける」と言っていた石崎監督は、後半頭からMF太田に代えてFWフランサを投入。 この交代はプラン通りだったのだと思いますが、太田を引っ込めるのは勿体無いと思いました。 前半はG大阪の左SB安田の裏を突いて、何度かチャンスを作っていましたので。 ただそうは言ってもそこは「魔術師」フランサ。 サイドの突破力は減少したものの前線でボールが回るようになり、後半も柏が押し込む展開が続きます。 更に後半13分にFWポポに代えてFW李を投入。 これで前線に運動量が加わり、何度もG大阪ゴールを脅かします。 しかし誤算だったのが後半21分のMF山根の負傷退場。 すぐさまDF石川を投入し、左SBでスタメン出場していた大谷をボランチにシフトして一旦は事なきを得ますが、 徐々に運動量が落ちてきたところで交代枠が0になってしまったのは非常に痛かったと思います。 実際、それまでの前線からプレッシャーが鈍くなり、加えてフランサの守備力の低さも災いして、G大阪にボールを 持たれるシーンが多くなってきたように見えました。 更にG大阪は後半途中からそれまで「2列目に遠藤、中盤の底に橋本」だったのを、「2列目に橋本、中盤の底に遠藤」へと ポジションをチェンジ。 これによりG大阪がセカンドボールを拾えるようになり、後半30分過ぎからはG大阪に流れが傾きます。 ただ、それでも柏はキャプテンの大谷やGK菅野を中心に粘り強く守り続け、無失点のまま後半終了。 試合は延長戦へともつれこみます。 延長戦に入ってもG大阪が攻めて柏が守る展開。 前半もスコアレスのまま進むと、「いけるところまで(スタメンで)行く」と言っていた西野監督が遂に動きます。 延長後半開始からFW山崎に代えて播戸を投入。 すると試合時間残り4分となったところで、その播戸が左からのボールを受けてシュート。 一旦は柏のDF石川がブロックしますが、そのボールが播戸の足下に転がり、再びシュート。 これが柏ゴール左に突き刺さり、遂に先制。 G大阪ベンチに歓喜の輪ができました。 一方の柏は膝に手をつく選手、ピッチに仰向けに倒れこんでしまう選手がおり、体力・気力共に限界だったことを如実に表していました。 試合はこのまま1-0で終了し、G大阪が2009年最初のタイトルホルダーに輝きました。 この試合は「サッカーは楽しい」と改めて認識させてくれた試合でした。 その要因はお互いの「闘う姿勢」。 ACL出場というノルマと石崎監督を胴上げするという目標。 お互いの意地がぶつかり合い、ああいった素晴らしい試合になったのだと思います。 昨シーズンのJリーグでここまでの試合があったかと言えば…首をひねってしまいます。 毎試合こういった試合を続けるのは難しいと思いますが、やはり誰が見ても面白いと感じるのはこういった気持ちの入った試合。 レベル以前の問題だと思います。 盛り上がりに欠けた昨年のJリーグですが、今年はこういった試合を見せてくれるチームが上に立って欲しいものです。
posted by football-urawa |00:21 |
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