2006年09月18日
ディアラは、マドリーへタイトルを取りに行った。
リヨンより大きな可能性を見出したからだろう。
リヨンの選手は、怒った。
そして5連覇の誇りと、欧州のタイトルへ執着心をむき出しに、躍動した。
開始早々、キャプテンマークを付けたジュニーニョが2度、ディアラの足をかっさらった。
次から次へと、リヨンの選手がディアラに圧力をかける。
序盤、何とか前と後ろを繋げようと奮闘していたディアラの存在感は薄れていき、消えた。
リヨンは、あのレアル・マドリーを相手に誇りを示そうとし、それを難なくやってのけた。
一年前とは違う、貫禄を見せ付けての勝利だった。
ベスト8を突破するのに必要なものは、ほんのちょっとの神の身贔屓。
それしか言わせないほど、リヨンは強い。
一方のマドリー、カシージャスはジュニーニョのFKに震え上がり、カンナバーロはフレッヂに翻弄され、ファンニステルローイは何も出来なかった。
そして何より、リヨンの選手の目には、ディアラしか映っていなかった。
posted by footant10 |21:57 |
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2006年09月12日
ルーニーが倒れ、主審はペナルティスポットを指差した。
その瞬間、誰もが一年前を思い出した。スコアレスで向かえた後半ロスタイム、彼の放ったペナルティキックは、バーに弾かれ、アーセナルは無敗優勝へと突き進む。そしてこの日まで、負けていなかった。
男は迷うこと無く、ボールを置いた。オレが蹴る。
「ちょっと待て。オレが今年取ったのは36じゃなく37点だ」
だれよりも、ゴールにこだわる男。
どんな形であれゴールはゴール、相手なんか知らないただ単にゴールを一つずつ積み重ねるだけだってそれがオレの仕事だからだそれ以外のことに興味なんか無・・・
違った。
ボールはネットに吸い込まれた。コーナーへ疾走し、仲間の祝福を受ける彼は、しかしいつもの彼では無かった。誰の言葉も聞いちゃいない。
絶叫。
苦しみぬいたストライカーは、呪縛を解き放った。
同時に、自分を立たせていたものも崩れ去った。
この日以来、ユナイテッドではほとんど何も、成し遂げられなかった。
いま、彼はマドリーにいる。
あの日に失ったものを取り戻すために。
様々な苦しみから、解き放たれるために。
ユナイテッドは早くも、ルートの影を拭い去った。
ナイーブな殺し屋に出来ることは、ゴールを重ねること、それだけだ。
posted by footant10 |22:45 |
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2006年09月05日
ずっと連戦で、感情が落ち着くヒマがなかった。
やっと落ち着いたんで、夏休みの試合について。ちなみに全部現地で観ました。
他チームへの配慮は無いんであしからず。
7.29 対セレッソ 2-0
弱いセレッソほど怖いものは無いわけですが、古橋いないのは助かった。
3連勝の後とあって、内容も良かった。この頃からSBが持った時の攻め方にパターンが出来てきた。
大久保の劣化には驚いた。
8.12 対ジュビロ 3-3
前半を見たら、これは強くなってきたなと。しかし決定機を外しまくって、先手を取られて苦しくなった。
それでも気持ちは感じた。これは大きな手ごたえだった。
この日は一人でいたら「一緒にやろう」と誘われ、ぶっ飛び度がまたアップ。感謝してます。
8.19 対レッズ 2-2
去年と同じことをしてしまった。
しかしこれはサポにも責任がある。ヤナギのゴールで満足しきってしまった。自分も3分間くらい号泣。反省してます。
ただ選手も終盤に緩慢なプレーを続けてしまった。
試合後のショックの受け方が尋常ではなく、次が心配になった。
8.23 対甲府 1-2
前節の疲れとショックがアリアリと見えた。誤審もいくつかあったけど、負けは妥当だったかな。
ショートパスをつないで崩すやり方が浸透してきたのに、疲れと甲府の早いチェックに苦しみ、いい形があまりできず。
ボールのとられ方が悪く、そこからアッサリ失点する。
しかも再び次に響くような負け方。ハッキリ言ってヤバいと感じた。
8.26 対広島 0-2
悪い予感がバッチリ当たってしまった。
何も見るべき所がない、最悪の試合。ショックのあまり、途中から声が出なくなってしまった・・・
満男のラストゲームになりました。最後まで満男らしかった。あっちでも頑張れ。オレンジ大使にもなっとけ。
8.30 対名古屋 2-1
巷でウワサの家本劇場、酷かったです。
勝った気がしない。もういい加減辞めるべきでしょう。
試合は、ナビスコを見据えて温存。中後のサイドを突かれまくる。
アレックスがいないため、縦にボールが入らず、厳しかった。
でも後半から多少良くなったし、ダシウバの可能性も見えた。
それにしても深井、ドリブルが不発で心配になるほどの出来。田代も自分の能力をもっと活かして欲しいし、野沢はゲームに積極的にかかわって欲しい。
満男以後の新時代、若手の自覚を見たい。期待してるぜ。
9.2 対日産 1-0
ゴールシーンについては、前にも書いたので。
前半は素晴らしい内容だった。ヤナギに復調の気配が見れて嬉しかった。
ファビオが初めて納得できるパフォーマンス。この調子でいってくれると助かるなぁ。
後半はバテたのか押されたけど、篤人と岩政の奮闘で乗り切った。
増田がいいサイドチェンジなど、いいプレーを見せたので、また競争が激しくなりそうで、いいことです。
前からプレスにいきたかったようで、ハーフナーが出てきた時とか監督も指示してたけど、徹底できなかったのは反省点。
でもアウェーゴールを与えなかったし、最高に近い結果かと思います。
とはいえ随所に腐ってもマリノスってところがあり、2ndlegも気が抜けない。
忘れてる部分もあると思うんで思い出したら追記します。
次は京都戦。リーグも全然これからです。
posted by footant10 |22:13 |
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2006年09月04日
日本がサウジアラビアに負けた。それも、真剣勝負で。
これは忘れてはならない。断じて「いいこと」ではない。
現在の代表選手は、国際舞台での経験が少ない。それも悲劇的に。
どうすればよいのか?勝つしかない、と思う。
例えばW杯予選でサウジと当たるとき、今回の試合は何を選手にもたらすのか?
決定力の大切さ、ミスを減らすこと、バイタルエリアを空けないこと。確かにそうだ。
しかし、そんなものはどこでも得られる。もちろん勝ち試合でも。
この日ここでしか得られなかったもの、それはアウェーでサウジに勝つという経験だった。
終盤での漫然としたボール回しには失望した。
ゲーム運びの拙さは日本サッカー最大の課題のままだ。
しかし、最も信じがたいのは、監督、マスコミを含めてほとんどの日本人と一人のボスニア人がこの試合を特別なものと見ていなかったことだ。
3年後のW杯予選、アウェーでのサウジとの大一番に惜敗した。
日本では、決定力不足とともに、国際舞台での経験のなさを嘆く声が挙がるだろう。
そして、ジーコが出来なかった世代交代のせいにするだろう。
この日出来る最大限の仕事をしなかったことは、忘却の彼方に追いやられて。
ひとつひとつの試合で勝負に拘るという、ジーコが残した最大の財産は早くも捨て去られた。
次の監督は無口で、また新しい井戸を掘り、走らないサッカーでもやるだろう。
そしてまた、0からの4年間をスタートするのだろう。
―追記―
詳しいレポートは相馬さんのブログへ。
世界最高の左SBだった相馬さんです。ttp://somanaoki.cocolog-nifty.com/blog/
審判問題も書こうと思いましたが、相馬さんの意見に感服し、今のところは保留にすることにしました。
posted by footant10 |23:48 |
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2006年09月03日
ナビスコカップ準決勝1stLeg、アントラーズ対マリノス。
先制点のシーンが問題になっている。
試合後の会見で水沼監督が「フェアプレーの精神が無いのは残念」と発言した。(ttp://www.jsgoal.jp/news/00037000/00037613.html)
はっきり言って、愚かな発言だ。
まず、怒りの矛先を間違えている。あのような場面で試合を止める判断は審判に任せられている。
監督になりたてで知らなかったのか。怒るなら、審判に。
ただ、それでも甘い。気を抜いた守りをしていたのは自分たちの選手だ。
それを指摘していないのはナンセンスとしかいいようがない。
結果よりも、と発言しているが、いつまでコメンテーター気分でいる気か。
一方のアウトゥオリ監督のコメント(ttp://www.jsgoal.jp/news/00037000/00037595.html)
経験の違いがアリアリと見える。
そして驚くべきは、一部のメディアである。特に黒い噂もチラホラ聞かれる某豚局。
冷静に報道しているところもあるが、メディアがあれだけ偏った伝え方をしていては、進歩など望めるはずも無い。
選手が試合を止める必要は無いといったのは、今大人気のオシムである。語録に加えておいて欲しい。
何はともあれ、勝ったのはアントラーズである。
(リンクの頭にhを付けて下さい)
posted by footant10 |16:30 |
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