2008年06月13日

ハードワークなアタッカー 〜クロアチア対ドイツ〜

 クロアチアはモドリッチやクラニチャールといった才能を持つが,それを引き出すオリッチの貢献度は絶大だった。
 激しく動いてボールを受けてはいい状態の味方に渡す。守備も怠らない。身を粉にして働く彼のもとにプレゼントが届いたのも当然である。
 彼はCSKAモスクワにいて,バグネル・ラヴやダニエル・カルバーリョといった才能と共にプレーした。そこで自らが生きる道を見出したのだろう。
 おまけにチームとしてサイドを活かす方法が確立され,引きすぎてマズいと感じたら立て直そうともがき,一緒に戦う監督がいるとなれば,強いはずだ。イングランドは勝手に消えたのではなく消されたのだと改めて思い知った。

 今大会で目立つ働き蜂だが,もちろんそれだけでは十分でない。女王蜂がいてこそ,なのだ。カイトの周りは目映いばかりなので,陰のMVPなどと讃えられる。彼自体の能力も高い。
 しかし,例えばシオンコもいい選手だが,チェコには才能が足りないために彼が表のMVPにならねばならず,それには少し足りない。多くを求められるために稚拙さが強調されてしまう場面がある。
 オリッチの周りにいるタレントたちもまた,オリッチの能力を引き出しているのである。
 しかし優勝となるともう一つ。ドイツより可能性は低いように思う。
 
 ドイツは才能とハードワーカーの住み分けができていない。帯に短し襷に長しな選手ばかりだ。しかしそれをチームとして上手に消化してきた。
 2006年以降の流れが良すぎたので,順調に優勝するわけが無いと思っていた。が,クジ運の良さはこういう型で効く。グダグダでも突破できれば,トーナメントで仕切り直すのはお家芸だ。
 予定より早いポルトガルとの決戦で勝負強さを発揮する。準決勝でクロアチアにリベンジして・・・これも出来過ぎな話になってしまう。
 やっぱりポルトガルかなぁ。

posted by footant10 |16:42 | 海外サッカー | コメント(0) | トラックバック(1)
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