1Q92

(今節プレビュー:甲府戦)ブラジル人FWに要注意、柏戦の二の舞は避けたい

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さて、インターナショナルウィークを挟んで、2週間ぶりのリーグ戦。

エスパルスは甲府に乗り込んでのアウェーゲームを戦う。

今シーズンの両チームのデータを比較してみると、エスパルスは得点29に対し、失点39。 一方の甲府は、得点14に対し、失点27。

甲府は守備はある程度整っている一方、攻撃には不安を抱えている印象だ。

しかし、その攻撃力についても、ここのところテコ入れが行われている。

前節の川崎戦は、2-2のドロー。 その中で、甲府はこの試合15本のシュートを放ち、8本に留まった川崎を上回った。 攻撃が売り物の相手チームより、多くの決定機を作り出したという。

19試合ぶりに複数得点を決めたことで、課題の攻撃力も上り調子にあるのかもしれない。

その試合で攻撃の中心となったのが、FWのドゥドゥだ。 一人で7本のシュートを放ち、1得点も決めている。

また、今夏加入の新戦力FWリンスも、個人技からゴラッソなゴールを決めた。

この両ブラジル人FWは必ず出場してくるはずであり、要警戒だ。

データによれば、今季ポゼッション率がリーグワースト2位なのが甲府(41.5%)で、3位なのがエスパルス(42%)だという。

おそらく鹿島戦や浦和戦のように、ポゼッションで圧倒され、押し込まれるという展開にはならないはずだ。

甲府はここまで全ての試合において3バックを採用しており、システム上、エスパルスの2トップは数的不利の関係を強いられる。

よって、中盤からの攻撃のサポートが必須となるが、いつもよりボールを保持できるからといって、あまり攻撃に比重をかけ過ぎて前がかりになると、今度はカウンターを受ける危険性が出てくる。

甲府は川崎戦でも、ポゼッションを握る相手に対し、ドゥドゥが何度も裏のスペースを突き、カウンターから相手ゴールを脅かしたという。

今のエスパルスは守備が脆弱かつ不安定なので、CBが相手FWと一対一の関係を作られる展開は、絶対に避けなければならない。

柏戦のときのように、個の能力の高い外国人FWにぶっちぎられることがないよう、くれぐれも気をつけたい。

そのためには、相手ボールになった際にどこでボールを奪いにいくのか、前からプレスをかけるのか、リトリートするのか、チームの共通認識が必要だ。

その認識がバラバラだと、全体が間延びし、強烈なカウンターパンチを食らうことになりかねない。

攻守のバランスを保つための難しい舵取りが、この試合は必要になる。

攻撃のシーンにおいては、前の試合から別メニュー調整が続いていた長谷川が、何とかこの試合に間に合うようなので、その頭めがけ、質の良いクロスを入れていきたい。

相手はWB1枚のため、数的有利の状況を作り出せる両サイドから揺さぶっていければ面白い。

その上で、中盤の底を一人で務める我らが元キャプテン兵働の、中央脇のスペースをうまく活用できれば、さらに活路は開けるはずだ。

甲府は先日、暴行事件で逮捕された所属選手の処分を発表した。

クラブ内に厳粛な雰囲気が漂う中、この不祥事がチームを意気消沈させるのか、逆に一致団結させるのかは分からず、不気味でもある。

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清水育ち、都内在住のオレンジサポーター。
エスパルス関連コラムと、試合の戦術分析などを徒然なるままに。
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(09月24日現在)

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