1Q92

今やデュークがチームの攻撃の核に、残る課題は決定力

このエントリーをはてなブックマークに追加

奇想天外なトリックプレー(?)で、全国的な話題になっているデューク。 そのノールックアシストを抜きにしても、この日は攻守にわたって大車輪の活躍だった。

決勝点を決めたのは北川だったが、90分通じての貢献度という意味では、デュークこそがMOMだったのではないだろうか。

デュークについては、正直自分も来日以来その実力を疑っていた部分もあるが、ようやくJリーグのやり方に慣れてきた印象だ。

また、これまでは途中出場が多い選手であったが、最近はコンスタントにスタメン出場を果たすようになったため、パフォーマンス自体も純粋に向上してきている。

この日は両軍トップとなる11キロの走行距離を記録。 守備時にはプレスバックを愚直にこなし、攻撃時にはサイドを駆け上がるなど、誰よりも上下動を繰り返した。

特に目を引いたのが、屈強なフィジカルを活かした空中戦での強さだ。

甲府戦で主に対面したのは、左WBの阿部翔平。 彼の上背は171cmで、186cmのデュークとは、15cmもの開きがある。

中央で長谷川が厳しいマークに遭う中、デュークの右サイドは、ミスマッチを活かして高確率で競り合いに勝てるエリアだった。

エスパルスの方もここがストロングポイントであることは充分承知しているので、この右サイドを攻撃の起点とすべく「局地戦」を仕掛けた。

決勝点の場面は、まさに六反からのロングフィードをデュークに集めたが故の好結果だった。

一方で、数こそまだ少ないものの、甲府戦では「左サイドでチャンスメイクし、右サイドでフィニッシュ」という攻撃の形が見られた。

前半に2回の決定機があったが、1度目は左サイドに流れた白崎が、2度目は左SBの松原がそれぞれクロスを上げ、ファーサイドにいたデュークが合わせるという形だった。

前述のとおり、デュークはサイドアタッカーとしては異色の高身長なので、センタリングの際に「オーストラリアンタンク」と呼ばれる彼が、ファーサイドからゴール前に突進してくると、迫力ある攻撃ができる。

あとは、いかに決め切るかだ。 やはりデュークの最大の課題としては、決定力が挙げられる。

ここまで22試合に出場し、22本のシュートを放って、得点は柏戦の1ゴールのみ。 昨季もJ2で1ゴール、一昨季もJ1で1ゴール。 これではWGとして、あまりに寂しい。

たまに見せる凡ミスをなくし、決定力のあるサイドアタッカーへと変貌すること。 それができれば、自ずと豪州代表への道も開けてくるはずだ。



>ブログランキング参加中。 >よろしければ、1日1クリックをお願いします。 にほんブログ村 サッカーブログ 清水エスパルスへ

1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
コラム
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

長澤監督の発言について【ファジアーノ頑張れ!】

日立台引き籠り民によるスタジアム観戦記 ~in埼玉スタジアム2002~【「柏から世界へ」の下に集う民】

《セレッソ》個人的に「ありがとう、陸」な1戦でありました。【南大阪に吹くマリンの風】

【17/9/9:甲府対清水】光った小林監督の3つの采配、大きな勝利【1Q92】

「J1」清水の戦い、安堵の勝利。【スポーツ大好き聖人−燃え上がれ東北魂−】

西部がようやく戦線復帰へ、精神的支柱としての役割を期待【1Q92】

(今節プレビュー:甲府戦)ブラジル人FWに要注意、柏戦の二の舞は避けたい【1Q92】

白崎を2トップの一角でテスト、だが実戦でも本当に通用するのか…【1Q92】

ブロガープロフィール

profile-iconflowersforfootball

清水育ち、都内在住のオレンジサポーター。
エスパルス関連コラムと、試合の戦術分析などを徒然なるままに。
  • 昨日のページビュー:0
  • 累計のページビュー:154108

(11月06日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 【17/10/14:清水対磐田】みっともない惨敗ダービー
  2. なぜ川崎にここまで圧倒的にポゼッションされてしまったのか
  3. 【17/8/27:清水対浦和】依然、厳しい戦いが続く…
  4. (今節プレビュー:広島戦)謎の不振に喘ぐ広島と、摩訶不思議なJリーグ
  5. 残留争いの行方と、下降線のエスパルスと、前向きな心
  6. 【17/9/23:清水対広島】精神的ダメージが大きい敗戦
  7. 【17/9/30:大宮対清水】勝ち切れなかったことで、降格圏が迫る事態に
  8. 【17/9/16:清水対川崎】完全支配された前半、この敗北は割り切るしかない
  9. 2トップの補完性、チアゴ・アウベスの取扱説明書
  10. ブラジル人に滅法弱いエスパルスの、今の守備課題

月別アーカイブ

2017
10
09
08

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月06日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss