1Q92

【17/8/27:清水対浦和】依然、厳しい戦いが続く…

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■先発布陣(4-4-2)

  長谷川  金子

枝村 竹内 六平 デューク

松原 二見 角田 鎌田

     六反

前節、首位の鹿島に力負けを喫したエスパルスは、ホームに戻り、浦和を迎えた。 その前節からの変更点が幾つか。

まず、CBはカヌの代わりに角田。 カヌはベンチ入りもしていないところを見ると、ケガの疑いがある。

次に、右SBは鎌田をスタメン復帰させ、前節に同ポジションを務めた六平を本来の中盤に戻した。 ただし、報道によれば、小林監督は鹿島戦に続き、増田を中盤で使いたかったが、やはりケガのため起用できなかった模様。 相変わらずの故障者の多さに泣きたくなる。

最後に、これまで右の枝村、左のデュークの組み合わせだったWGを、左右逆に配置。 この意図は正直よく分からなかった。

前半、エスパルスは攻撃の形が見出せない苦しい流れの中で、CKのセットプレーから先制に成功する。 エスパルスの選手3人がニアに走り込み、相手を引き付けた後、ファーから大外を回って飛び込んできた角田が頭で合わせて先制点。

おそらくは練習から取り組んできた形だと思う。 久々に、先手を取ることができた。

しかし、90分間のほとんどを浦和に攻め続けられる中、やはり不安な守備が持ち堪えることができず、またも複数失点。 追加点を取ることもできず、痛すぎる逆転負けを喫してしまった。

前節もそうだったが、今のエスパルスはあまりにもボール保持率が低過ぎる。

データによれば、ポゼッションは30%台で、パス本数は相手のたった半分に過ぎない。 ここまで押し込まれてしまっては、攻撃に転じることができない。 (鄭大世のような単独突破できる強力なFWがいれば、それでもロングカウンターが可能だが、今のメンバーではなかなかに難しい)

浦和との前回対戦(アウェー戦)では、先に2失点を喫したものの、そこから攻勢に転じ、一挙3得点で一時は逆転する展開にまで持ち込むことができた(結果はドロー)。

このときのように、以前のエスパルスは、少なくとも追う展開になってからは、主導権を握る戦い方ができていたが、今のチーム状態ではそれすらも難しく、結果的に最後まで押されっぱなしになってしまう。

やはり「攻撃は最大の防御」であり、もっとボールを保持して、相手の攻撃回数そのものを減らしていかなければ、失点は減っていかない。

そこでポゼッションを高めるため、例えば4-2-3-1の布陣を採用し、もっと中盤を厚くしてはどうか。 これならば守備においても、一番の懸念材料である中央のプロテクトを堅くすることができる。

以前から感じていたことだが、小林監督は4-4-2のシステムにこだわり過ぎているように思う。

昨季から継続してきたこの布陣をベースにすることは悪くないが、もっと状況に応じた多様なオプションを持つべきだ。 特に今は多くの選手を欠いているので、システムに選手を当てはめることはするべきではない。

練習では、枝村のトップ下なども試していたようなので、このインターナショナル・ウィークをうまく使って、ぜひ熟度を高めてもらいたい。

今季初の3連敗で、正念場を迎えたエスパルス。

課題の多さに毎週末気分が落ち込んでしまうが、下を向かず、今はとにかくガムシャラになって闘って欲しい。

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清水育ち、都内在住のオレンジサポーター。
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