MLB 戦いの原理を求めて

日本人選手

ダルビッシュ 本番に向けてスライダーの大復活!

予想が外れたことも含めて、率直に偽りなく話します。 ダルビッシュ有に危険シグナルあり!肉体改造の功罪をセイバーメトリクスする この記事でも分析したように、ダルビッシュ最大の武器であるスライダーの切れが著しく落ちたことによって2017年のパフォーマンスはキャリアを通じても厳しいものになる可能性が高いと結論していました。この点については、LADへ移籍してからスライダー改善の取り組みをしたことからも......続きを読む»

ドジャース ダルビッシュのスタッツが劇的に改善される可能性あり

この記事のタイトル、アップする直前までは「アストロズ、カイケルの意見を支持する」というものでした。最後にダルビッシュにも言及しています。いずれにしてもこの記事を貫くテーマは<メンタル>です。 ==== 「ベースボールは数のスポーツである」という考え方を基盤として、セイバーメトリクスはデジタルな思考を元に発達してきたわけですが、一方において数では表現できない<メンタル>や<クラッチ(大舞台での勝......続きを読む»

ダルビッシュ 移籍へのカウントダウンはじまる

7月21日のレイズ戦に登板したダルビッシュ。8イニングを投げて、3HRは献上したものの12K1BBという素晴らしい投球内容でありフラッグディールにおけるショーケースとしては大成功でであったと言えます。特にファーストボールを中心に空振り率が抜群であったことはダルビッシュの株を更に上げたはずであり、ダニエルズにんまりというところかもしれません。 TEXもワイルドカード圏内ではあるものの、それなりに良い......続きを読む»

ドジャース前田、ローテ生き残りをかけた次回登板は原点回帰を

さすがに4回で92球はあまりに球数が多すぎるため擁護しようがありません。 投手に課せられた第一の仕事は試合を作りイニングを稼ぎ、中継ぎへ負担をかけ過ぎないということであり、更に言うならチームを勝利に導くべく自軍が得点を取るまでは相手に先取点だけは与えないということであるならば、DL明け以降の前田のピッチングに対する印象、総合評価は前回の試合をもって非常に厳しいものとなりました。(客観的には調子が......続きを読む»

田中将大 これで2017年のオプトアウトはほぼ確実になくなった!

ジーターの永久欠番セレモニーにおいて大炎上を喫した田中将大ですが、2017年のオプトアウトはほぼ確実になくなったと考えていいでしょう。 ところで田中との契約延長は32歳から33歳を更に2年追加で一年あたり2500万ドル前後延長すると予想されていましたが、結果的にヤンキースの見送った判断は正解となりました。当ブログ的には延長してもその判断が決して間違ったものであるとは考えていませんが、田中よりも遥......続きを読む»

新しいダルビッシュにサイヤングの目はあるのか

セイバーメトリクスの歴史において最大の発見とも目される指標にDIPS(FIPはDIPSの一種)があります。投手の本質的な力は<K,BB,被HR>という三種類のスタッツで表現できることを統計的に明らかにした指標であり、特にKとBBは球場の大きさに左右されないだけにその投手の力量を端的に表現するものとして広く知られます。POのような短期決戦とは違い、特にシーズン序盤などはまず私が投手におけるその試合の......続きを読む»

ダルビッシュ有に危険シグナルあり!肉体改造の功罪をセイバーメトリクスする

トミー・ジョン手術のリハビリ期間中におけるダルビッシュの特に上半身につけられた筋肉の発達には目を見張るものがあるが、果たして、肉体改造の試みは吉と出るのかそれとも凶と出るのかセイバーメトリクスによって分析を試みたい。 まずは誰でも映像を見ればすぐにわかるように、ファーストボールの球速がアップしたことはpitch F/Xでも明らかになっている。奪三振王を獲得した2013年が平均球速92.8マイルだっ......続きを読む»

カブスのエプスタイン、K/BB歴代1位の上原を獲得する

まず最初に修正します。 BOS時代シリングを獲得したのはエプスタインですが、ペドロを獲得したのは前BOSのGM、現BALのGMデュケットです。以前書いた記事で勢い余って間違った部分があり、ちょうどいい機会なので修正記事をアップしておきます。K/BBが史上最強レベルのスターターであったシリングを獲得したのがエプスタインであったように、K/BBが史上最強レベルのリリーバーを獲得したのもエプスタインとい......続きを読む»

黒田博樹の引退 完成された野球人生とは

ベーブ・ルースのキャリアが ボストン・レッドソックスから始まり、ニューヨーク・ヤンキースを経て 最後は再びボストン・ブレーブスでその野球人生を終えたように、ウィリー・メイズもまた ニューヨーク・ジャイアンツから サンフランシスコへと移動し 最後はニューヨーク・メッツでその野球人生を締めくくったように、二人とも最後はキャリアをスタートさせた場所へ戻っていきました。 野球というゲームとは ホーム(ベ......続きを読む»

クレバーさが光る田中将大 fWARはメジャー上位にランクイン

2015年HR/9被弾率1.51がリーグワーストレベルでもあった田中のFIPは3.98を記録し、このままの投球内容ならば、すなわちFIPが3.98前後ならば2016田中のERAは4.00を超えて大きなバッシングを受ける可能性があるという記事を昨年書きました。この記事の結論自体については今もって何らの問題もないと考えています。しかし現在田中のERAが3.11ということは余程の運に恵まれているのか、ある......続きを読む»

イチローが選んだ四球の価値について

先回upした「イチローの調子はいつまで続くのか セイバーメトリクスする」では BB/Kにイチローの打席に対するアプローチの変化が最も端的に表現されていると指摘しました。この数値が今でも2.0を超えるという超絶ぶりですが、選球眼に優れ、同時にコンタクトする力がある打者ほど当然、BB/Kは大きくなります。このアプローチを全盛期にも保持していれば打率も1分程度は軽く上げていたと帰納的にも予測できます......続きを読む»

松井秀喜の真価 つなぎに徹する精神と打点を稼ぐ力の奥深さ

古典「野球術」ジョージ・F ・ウィルの打撃編というグウィンの章において、記憶が正しければおおよそこう書かれていました。ある試合 グウィンは4打数0安打であった。しかし打点は3であった。なぜなら内野ゴロ二つと犠飛1つでいずれも3塁ランナーをホームへ帰したからだ。ここにグウィンの真骨頂がある,、そんなエピソードです。かつて無死もしくは1死3塁で打点を上げる確率の高い打者としてNYY松井秀喜がMLB史上で......続きを読む»

進化の印 ダルビッシュが投げたのはシンカーなのか 2シームなのか

解説者の武田がしきりにダルビッシュが投げた94マイル前後のシュートしながら高速で沈むボールをシンカーかどうかと気にしていました。球場のボードにはツーシームと表示されていました。 シンクとは沈むという意味であり、ダルビッシュの投げていたのは単純に「高速シンカー」であり、これを1980年台頃メジャーでは、「シンキングファストボール」と呼んでいました。それが現代にあって「ツーシーム」と呼称が時代によっ......続きを読む»

イチローの調子はいつまで続くのか セイバーメトリクスする

「前田健太はクワーズフィールドをやり過ごせるのか」 この記事では当時ERA0.47前田健太についてセイバーメトリクスから眺めてどう捉えるのかという内容でした。極めて運に恵まれた投球をしており、近い将来ERAは3.00台へ向かってゆくことになると結論しているのですが、今回イチローのサンプルが極めて限定的であるという欠陥については括弧に入れておくとして、かなりざっくりとしたイチローのセイバーメトリ......続きを読む»

グリンキーショック、LAD岩隈を獲得する

グリンキーのARI移籍における衝撃がMLB全体を激震させました。クエトに断られているスモールマーケットのチームがなぜグリンキー獲得と思ったのは私だけではなかったはずです。2015ARIの得点リーグ2位 失点リーグ9位 得失点差+7であり、戦略的課題はずばりイニングイーターであり優れたスターターさえ揃えば2016に勝負できるだけの陣容は揃うと考えることは妥当です。チェイスフィールドという広大な球場故に......続きを読む»

被弾率の高い NYYエース田中の行く末

田中の被弾率の高さはリーグ最低レベルの1.46。WHIP0.99でありリーグ1位ですがその最大の要因は抜群のBB/9とリーグ2位の低さにあるBABIP242にあります。運も良く、無駄なBBを出さないためにソロが多いという因果が成り立っています。よく田中のリーグ最下位の被弾率について擁護する意見としてソロが多いので問題ないとあります。たしかにヤンキースタジアムがHR率の非常に高い球場であることもパーク......続きを読む»

大谷レベルのファーストボールを投げる投手は3Aにゴロゴロいる

という意見を聞いたことは一度はあるのではないでしょうか? 彼らが何を根拠にしてそう言っているのかは不明ですが、実際に数字を調べるとスターターにおいて大谷レベルのベロシティを有する投手はメジャーでも数人しかいません。それはpitchF/Xで調べれば明らかです。例えば昨年2014年において、投球回数をクリアして100mphを越えたことのあるスターターは KCのベンチェラとNYYに入ったネイサン・......続きを読む»

イチロー  後世に残す三つのレガシーとは何か?

ピート・ローズがカッブの4191安打を追い抜いた1985年9月11日、ピート・ローズがラインドライブのシングルヒットをレフト前に放った瞬間、場所がホームのシンシナティということもあり、球場は万雷の拍手で包まれました。そして約10分にわたって試合は中断された。それに比べたらイチローがカッブの記録を破ったその瞬間とはやや温度差があることは否めません。それでもイチローが残したその偉業に対してセントルイスの......続きを読む»

最速96.1マイル、カイル・シーガーに投げた田中渾身のファーストボールに見るピッチング美学

pitch f/xのベロシティチャートを見ていると4シームの球速レンジが昨年の怪我をする前とした後では、おおよそ2マイル遅れていましたが、怪我より復帰後、4シームの球速レンジが怪我をする前にはじめて戻りました。昨年までは高低差を巧みに使いながら 最後は伝家の宝刀スプリットによって討ち取るという投球スタイルを築いていた田中でしたが、昨日は対左だけでなく対右打者用のフロントドアのスライダーもついに解禁に......続きを読む»

ブロガープロフィール

profile-iconfield_of_dreams

大谷を口説くために日本ハムが用意した提案書に感銘して以来、日本ハムのファンとなる。二刀流については入団当初から 支持をする。

歴史や戦略 戦術をテーマにずっと研究してきました。

MLBで最も惹かれる人物は、リグリーフィールドの蔦を考案した人。7イニングストレッチで「Take Me Out to the Ball Game」を歌う文化を定着させた人物と言ってもいい。

2015年7月5日に自分がどうしても書きたかった記事をupする予定です。ビル・ベックを知らずしてMLBの歴史は語れない。


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(10月18日現在)

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