MLB 戦いの原理を求めて

監督の技術

2番ジャッジが躍動 ジラルディの真骨頂「動かざる力」

ALCS第4戦をジャッジの大活躍もあって見事な大逆転で2勝2敗のタイに持ち込みました。34打数21三振のジャッジを2番から下位へ下げるという選択肢もあったはずです。しかしジラルディは将来も見越してどれだけ三振を重ねても2番ジャッジは梃でも動かさなかった。それで負けても甘んじて批判を受け入れて自らの責任として負う覚悟ではあったのだと思う。 何か派手に動いてそれが成功すると、変化が目に見えるだけに多く......続きを読む»

ジラルディの攻撃作戦について フレイジャーに送りバントをさせるべきだったのか

レギュラーシーズンを任せるには、新思考派のジラルディは有能でありもっていこいの監督であるとも過去、何度か書きました。 なぜ、わざわざジラルディはレギュラーシーズン(ペナントという言葉を使ったはずです)を任せるにはもってこいの監督と書いたかと言えば、裏を返せばジラルディにはスモールなセンスに欠けるため、短期決戦での作戦に関してはやや苦手であると考えていたからでもあります。 TEXのワシントン監督......続きを読む»

際立つロバーツ監督の決断力

2016年度の最優秀監督賞を受賞したロバーツは類まれなる決断力の持ち主であり、昨年も心を鬼にしてリッチ・ヒルを7回完全試合ペースも降板させたように、「チャンスの女神に後ろ髪はない 」と言わんばかりに昨年のPOでも勝負所で絶対エース・カーショウをリリーフさせNLDSでも勝ち抜きました。 今回の前田の件も、前言を翻すことも厭わず手遅れになる前に早めの決断を下しました。1勝が命取りになることをロバーツ......続きを読む»

8年連続で最優秀監督賞ポイントを獲得しているジラルディは、もっと評価されるべきである

これは2016の最優秀監督賞ポイントの順位です。 1 Terry Francona CLE 2 Jeff Banister TEX 3 Buck Showalter BAL 4 John Farrell BOS 5 Joe Girardi NYY 6 Scott Servais SEA PO進出した地区1位もしくは2位の監督に多くのポイントが入っていることがわかります。しかしながら......続きを読む»

NLCS ドジャースに勝機あり カーショウが見せた勝負への執念

カーショウはポストシーズンには弱い。LADは地区リーグ優勝決定戦になるとなかなか勝てない。 そうした短期決戦における苦手意識を払しょくしたという意味において、NLDSの劇的な勝ち上がりはLADにおいては極めて価値の大きな勝利でした。そして3戦すべての勝利にカーショウがかかわり、その接戦をすべてものにしてきたほんとうの価値は、次のNLCSにおいてこそ明らかになってくるかもしれません。下馬評ではCHC......続きを読む»

LAD 第5戦はヒルで勝負か 結果論で批判してはならないボウチーの継投

ボウチーの細かい継投について、小宮山はレギュラーシーズンにおける勝ちゲームの際の映像を流しながら、ここにボウチーの巧みな継投があるのでそこに着目せよとPO直前の特集でやっていました。しかし一転、負けゲームで細かい継投をし失敗すれば、あたふたと慌て過ぎであり批判が集中するという、これぞまさに結果論の極みである。 重要な点は、なぜこうした細かい継投をボウチーは選択せざる得なかったのかという点にこそある......続きを読む»

名将フランコ―ナの光る采配 インディアンズの野球をセイバーメトリクスする

盗塁数リーグ1位。盗塁成功率リーグ1位。 犠牲バント リーグ3位。 犠飛 リーグ1位。 アルティメットベースランニング リーグ1位。 DRS リーグ6位。 UZR リーグ3位。 防御率 リーグ2位。ブルペン 防御率リーグ2位。 総得点 リーグ2位。 走攻守。これほどバランスの取れた戦力の整ったチームは、ALにはCLEを除いて一つもない。 ALDSにて9番ペレスがレフトフライからタッチアップで2塁......続きを読む»

勝負師フランコーナの5回ミラー投入とショーウォルターのブリットン温存 そして9回大谷降板について

レギュラーシーズンではチームにおける運不運はおおよそ相殺されるため<実力>がむき出しになるステージであり、実力が平均的に出力されるように選手の故障等、「リスク管理を徹底する」ことが大事な要素になるのに対して、短期決戦では実力よりも<運>が大きくなるステージであるために、ギャンブル(運に賭ける)を仕掛けそれが成功した際のリターンが大きいために、「<リスクを取らない>というリスク」をこそ真に怖れなけれ......続きを読む»

2016は大谷翔平で始まり、大谷翔平で終わる!

大谷の選手としての成績は、おそらく投手としてWAR5.0、打者としてもWAR5.0、計WAR10.0前後の数字を大谷は最終的に残すのではないかと予測しています。(日本のサイトには有料でアクセスできず。いずれ明らかになるはずです。わかれば修正記事を入れます)。参考までにWAR5.0というとオールスター級の投手、あるいは野手という評価になる。 日本ハムチーム全体のWARが27.0前後ですから、4割前......続きを読む»

栗山監督が斉藤佑樹にこだわる本当の理由 その戦略的価値

日本ハムバッター・賢介、9回2死から起死回生の同点ホームラン。スタンドにボールが吸い込まれた瞬間、思わず鳥肌が立った。最後は勢いで勝負は決した奇跡的な日本ハム14連勝のフィナーレ。 「一番ピッチャー・大谷」 張本の言うように常識的に見て草野球でもふつうはやりません。たしかに張本の論にも一部の理はある。しかしだからこそ、プロ野球というショービジネスでやる価値がある。ここで180度発想の転換ができ......続きを読む»

NYY 勝率500へ戻す ジラルディこそ今後のカギを握る

なぜジラルディはピタゴラス勝率を上回ることができるのか、について今回は論じていきます。 2013年2014年が顕著であり失点差が大きくマイナス-20とか-30であり、戦力において明らかに平均以下であったチームを2年連続で勝ち越しに導いたのがジラルディでしたが、現在NYYの得失点差は-13ですが見事に勝率500へ復活しました。繰り返しジラルディは実際の勝率がピタゴラス勝率を上回っています。すなわちそ......続きを読む»

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大谷を口説くために日本ハムが用意した提案書に感銘して以来、日本ハムのファンとなる。二刀流については入団当初から 支持をする。

歴史や戦略 戦術をテーマにずっと研究してきました。

MLBで最も惹かれる人物は、リグリーフィールドの蔦を考案した人。7イニングストレッチで「Take Me Out to the Ball Game」を歌う文化を定着させた人物と言ってもいい。

2015年7月5日に自分がどうしても書きたかった記事をupする予定です。ビル・ベックを知らずしてMLBの歴史は語れない。


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(12月13日現在)

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