MLB 戦いの原理を求めて

大谷翔平の移籍先、本命であるパドレスの対抗馬は果たしてどこか

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大谷二刀流はチーム(組織)で動いているプロジェクトであり、パドレスにおいて二刀流のサポート体制を作るために、日本ハムは出来得る限り重要なキーとなる人材や情報をパドレスに投資していることにほぼ疑いの余地はない。

日本ハムはパドレスにおいて最高の二刀流に対する環境を作り上げようと努力してきたことを、主役である大谷翔平は当然のことながら十分に知っている。よって他のチームがパドレスが現時点で整えている二刀流の受入れ態勢と肩を並べる程度のクオリティを示すことは、極めて困難ではある。

しかしこれは決して出来レースというのでもなく、パドレスを超えてより理想的な環境を用意してくれるチームがあれば単純に大谷翔平はそこを選択することになる。ただそれは相当の難易度を極めるものとなるだろう。

以下6チームについての個人的な感想

ドジャース 

大谷幼少期からの憧れのチーム。夢の中にはドジャースに入ってワールドシリーズで優勝するというものが入っている。フリードマンは革新的な考え方の持ち主であり、余剰戦力があるからこそ投手も野手もゆったりとローテーションを戦略的に組むという方針を採っている。ロースターに空きはないが、それを逆手にとって余力を持って大谷二刀流を受け入れることが可能なメジャーで唯一のチームでもある。気候は温暖、ピッチャーズパークをホームにしており、おそらくサポート体制も万端に整えることのできるチーム。5年連続で地区優勝と常勝チームであり実は非の打ち所がほとんどない。

大都市で金満、日本人の前田も所属。

ふつうの選手ならば条件がこれだけ揃っていれば、パドレスなどよりもドジャースということになりそう雰囲気ではある。しかし、大谷の場合は本質的に開拓者たらんとするフロンティア精神に溢れていればこそ、条件が揃い過ぎていることが逆にネックになってしまっているかもしれない。十二分にパドレスの対抗馬になり得るチーム。

率直な感想

戦いの原理を求める過程において、日本ハムとドジャースをウォッチしてきた者としては、大谷翔平の移籍によってこの2チームがきれいに繋がるのもありかなと思う。しかし地方のスモールマーケット、日本人選手がいないチームという観点からすれば(これは情報からというよりも私の大谷分析による観点)、パドレスにやや分があるか。もともと高校からドジャースへ行こうとしていたくらいであり、ずばり相当の強敵と見る。

マリナーズ

ディポートGMが本気で二刀流を検討していることが言葉によってひしひしと伝わってくる。この言葉の力をもってすれば大谷の心に琴線にふれる可能性がある。日本人の岩隈がいるものの、DH制があり、典型的なピッチャーズパークでもある。レフトが深く右打者地獄のホームではあるものの左打者からのライト方向へ特別にホームランが出にくいということもない。打者大谷にとってはそれほど苦にはならないだろう。気候はいつも曇り空。サンディエゴに比べるべくもない。

率直な感想

日本人からして新鮮味にかけるチームでもあり、大谷が新たなるチャレンジをする場所としてはふさわしいのかどうか。GMの意気込みは相当なモノ。DH制の魅力を前面に言葉によって大谷の心を揺さぶることができれば可能性はある。決して侮れるチームではない。

レンジャーズ

ダニエルズGMが本気も本気であり、高校時代からも縁がある。ただし気候が温暖を通り越して酷暑であり、決して快適な場所であるとは言い難い。ホームも右投手地獄であり、投手大谷はダルビッシュのテキサスでの苦しんでいる姿も散々見てきたはずであり、その点をどう考えるのか。西海岸でもなく、マーケットもそこそこ大きい。

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大谷二刀流
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この記事へのコメントコメント一覧

「大谷翔平の移籍先、本命であるパドレスの対抗馬は果たしてどこか」へのコメント

バカにしていた解説者の石井さんは予測をバッチリ当てられたようです。
野球人としての感覚というものを理解するのも大切ということでしょうか。
机上の空論という言葉を思い出しています。

「大谷翔平の移籍先、本命であるパドレスの対抗馬は果たしてどこか」へのコメント

まさに最大のサプライズでしたね。
私もここ数年パドレスの試合を何試合か見てきましたし、そこからも本当に活躍したいと思うならパドレスは選ぶべきでないとことごとくコメントしてきましたが、メジャーに行ければ良いという過去に何人かの日本人と異なり、しっかり試合を見て勉強したという事でしょう。
そういう私もエンゼルスとは思わなかったですが。
もっと現地で試合を観戦して、勉強しなければいけませんね。

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大谷を口説くために日本ハムが用意した提案書に感銘して以来、日本ハムのファンとなる。二刀流については入団当初から 支持をする。

歴史や戦略 戦術をテーマにずっと研究してきました。

MLBで最も惹かれる人物は、リグリーフィールドの蔦を考案した人。7イニングストレッチで「Take Me Out to the Ball Game」を歌う文化を定着させた人物と言ってもいい。

2015年7月5日に自分がどうしても書きたかった記事をupする予定です。ビル・ベックを知らずしてMLBの歴史は語れない。


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(01月18日現在)

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