MLB 戦いの原理を求めて

プレゼンするにあたって大谷翔平を獲得するための最重要ポイントとは何か、かくしてヤンキースは選ばれない!

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大谷翔平の軸足である左足が浮いて右足一本打法で打っていたバッティング練習のシーンが流れた際、昔、書いたハーパーの記事のアクセス数が伸びたことがありました。

それがこの記事。

左の軸足が完全に浮くブライス・ハーパー  そのバッテング技術

大谷はハーパー好きでその打撃技術を研究しているから、同じ軸足の使い方をしているのだということが最近知りました。いきなりタイトルとは全く関係のない話でしたね。

さてこれまでドジャースについてはコメントを全くしてきませんでしたが、もとは守備シフトもマドンが始めたというよりも正しくはフリードマンこそが守備シフトを本格的に導入したGMであり、データを揃えてそのアイデアを出したのは他ならぬフリードマンです。もともとレイズ出身でもあり、革新的な発想の持ち主であることは間違いないでしょう。大谷二刀流についても限りなく柔軟な対応を見せるはずです

ワールドシリーズ制覇にあと一勝まで迫り、現在地区5連覇中の強豪に対して、ふつうの選手ならば高校時代の経緯も踏まえれば、すんなり入団ということも考えられるもの、「誰も歩いたことのない道を歩む」を信条とする大谷翔平はふつうの価値観では推し測ることができないだけに、正直どうなるかはよくわかりません。

一方マリナーズのGMのコメントを見る限り、「最悪のシナリオとは、保守的になりすぎて球団の歴史を変えるようなチャンスが巡ってきても何もしないでいることだ。」とも言っているように本気度が言葉によってはっきりと表現されています。ドジャースは投手のパイオニアである野茂を獲得し、マリナーズは野手のパイオニアであるイチローを獲得して以降、この両チームは数多くの日本人メジャーリーガーを輩出してきました。

マリナーズに岩隈がおりドジャースにはマエケンがいる、だからこの両チームは大谷の選択肢から絶対に消えるというものでもありません。しかし先発の大谷にはまっさらなマウンドがよく似合うように、二刀流のパイオニアとして全く新しいことを始めるにあたって、日本人がいないチームで一からメジャーのスタートを切りたいという気分が大谷翔平にあったとしても、決してわからない話ではありません。

ヤンキースの首脳陣がボーナスプールの金額やブランド力によって自軍有利であると勘違いしていることは、よもやないでしょうが、もしそう考えているとしたらその時点でこの争奪戦の負けは確定したも同然でしょう。巨大な大谷翔平の才能についても、一粒で二度おいしい的なヤンキース首脳陣の発言を見る限り、極めてプラグマティックかつ表層的に二刀流の価値を捉えているような気がしてならない。

大谷翔平を獲得するにはもっと深い目が必要となるのではないだろうか。

日本ハム最下位の初年度に大谷二刀流は大バッシングを受けました。にもかかわらず、どうして諦めることなく大谷翔平はここまでたどり着くことができたのか。最下位当時、栗山監督を擁護する記事・コメントなど全体の15%もなかったはずであり、打てない近藤をなぜ使う、二刀流ふざけるなという論調で物事を観る目のない数多くの偽物たちが罵詈雑言を栗山監督に浴びせかけていました。

大谷二刀流が再びこのメジャーの世界でも試される時は必ず来る。

そうした試しにあったとしても、メジャーの歴史を切り拓く同志として、フロンティア精神をもってこの二刀流を是非ともに成功させたいという強い意志を言葉と熱意で示したところが、おそらくこの争奪戦を勝ち抜くことになる。もし二刀流が駄目なら、簡単に諦めてその時は投手一本に切り替えればいいという生半可な覚悟では、到底、パートナー足りえない。二刀流の育成プランや起用プランも大事ではあるが、何より初志貫徹、その覚悟の程を大谷翔平はチームを選ぶ際、ひとつのキーポイントとして考えているのではないのか。

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大谷二刀流
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この記事へのコメントコメント一覧

プレゼンするにあたって大谷翔平を獲得するための最重要ポイントとは何か、かくしてヤンキースは選ばれない!

どうも、先日コメントしたパイロットのものです。
挑戦的な内容のブログにはアンチが付き物ですね、当然です。挑戦に反対勢力は付き物です。大体論理の通らない阿呆どもなので議論の対象にもなりませんが…

とりあえず聡明な大谷君は「簡単に」予想された通りNYYを候補から外しましたね。

残る中では主の予想通りサンディエゴが有力でしょう。3年後に期待できるチームですからね。街も素晴らしい。
私としてはアストロズがドンピシャだと思っていましたが、一年目からチャンピオンリングを求めるよりじっくり自分の力を伸ばす。大谷君らしい聡明な判断を期待できそうです。というかもうほぼ既定路線だった感はありますね。
マリナーズ? 面白みに欠けますね… まあないでしょう。

2021年,リーグMVPに向け、良い選択ができると良いですね。

プレゼンするにあたって大谷翔平を獲得するための最重要ポイントとは何か、かくしてヤンキースは選ばれない!

思い切った予想でしたが、本当にNYYを選ばなかったですね。大谷くんともども尊敬します。

プレゼンするにあたって大谷翔平を獲得するための最重要ポイントとは何か、かくしてヤンキースは選ばれない!

大谷翔平が日本ハムに入った経緯について、よく思い出してもらいたいというので思い出すと、彼は説得され易い人物だということですね。

二刀流の提案以外にも早い段階でのポスティング容認を条件に出してたというのは有名な話でそれを好条件に転んだと解釈することもできるでしょうね

各球団と交渉するのは代理人で、大谷本人が話を聞くのは代理人を通すわけですし、大谷に信頼できると思われている代理人が如何なるドライブで動くかにも結果は左右されるように感じますね。

プレゼンするにあたって大谷翔平を獲得するための最重要ポイントとは何か、かくしてヤンキースは選ばれない!

field_of_dreamsさんへ

BetDSIより
Shohei Ohtani Team for 2018 MLB Season
(大谷翔平の入団先はどこか?)

New York Yankees      175(1.75倍 以下略)
Los Angeles Dodgers    300
Seattle Mariners       350
Texas Rangers        500
Tampa Bay Rays      1200
Chicago Cubs        1200
Los Angeles Angels      1200
Boston Red Sox       1400
Field (any team not listed above) 1000---(上記以外のチームは10倍!)

最後の10倍に全財産投資したらどうですか?

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大谷を口説くために日本ハムが用意した提案書に感銘して以来、日本ハムのファンとなる。二刀流については入団当初から 支持をする。

歴史や戦略 戦術をテーマにずっと研究してきました。

MLBで最も惹かれる人物は、リグリーフィールドの蔦を考案した人。7イニングストレッチで「Take Me Out to the Ball Game」を歌う文化を定着させた人物と言ってもいい。

2015年7月5日に自分がどうしても書きたかった記事をupする予定です。ビル・ベックを知らずしてMLBの歴史は語れない。


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(01月18日現在)

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