MLB 戦いの原理を求めて

戦略なき者は敗れる!ワールドシリーズ、すべてを勝ちにいかないという戦略

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前回の記事の補足

===

例えば、立憲民主党の躍進があったその背景には、共産党との共闘がありました。60以上もの選挙区で共産党が立候補を取りやめたからこその立憲の躍進。もし立憲も共産も、全力で全選挙区で勝ちにいけば、共倒れになったことは明らかです。弱者である立憲や共産が選挙で議席を確保するためには、当然そこには戦略が求められます。

スポーツでもインパクトの瞬間に至るまで、如何に力を抜いて、ここぞというポイントで一気に力を爆発させるが大事であるように、戦略も同様であり、勝負所を見極めて一気に戦力を投下することが大事となる。これは戦略にとってのイロハです。

もしX Factor が前田であるとした時、カーショウから5回へ交代させたこと自体、実は判断自体は間違っていないと当ブログでは考えています。なぜならばカーショウのスタッツを見ても明らかなようにもはや限界でした。絶対エースだからと言って引っ張るシーンではなかった。交代時期としては間違っていない。もちろん、絶対エースを信じるという判断が完全に間違っているかというと必ずしもそうでもない。結果は神のみぞが知るところです。

ではロバーツの判断の戦略的に何が間違っているかというと、 X Factor はここぞという勝負所で投入してこそのものならともかく、ビハインドの状態で既に酷使させていた中で使ったことが戦略上大きなミスであるということなのです。

これはロバーツの戦略ミスです。

すべての競馬に勝とうとして負け続けた田忌と、負けを許容しつつも、勝負所を見誤ることなくエースを投入して、最終的な勝利を得た孫子の戦略。同じ戦力であっても、敵との力が拮抗している時、戦略なき者は敗れることを田忌の逸話は伝えています

このワールドシリーズ、もしドジャースが負けた場合、戦力自体は若干上であった以上、責任はロバーツにあると結論されると言ってもいいでしょう。しかし戦略としてはミスをしても、選手の力があればそのミスもカバーすることも可能です。

第6戦がいよいよ始まります。



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大谷を口説くために日本ハムが用意した提案書に感銘して以来、日本ハムのファンとなる。二刀流については入団当初から 支持をする。

歴史や戦略 戦術をテーマにずっと研究してきました。

MLBで最も惹かれる人物は、リグリーフィールドの蔦を考案した人。7イニングストレッチで「Take Me Out to the Ball Game」を歌う文化を定着させた人物と言ってもいい。

2015年7月5日に自分がどうしても書きたかった記事をupする予定です。ビル・ベックを知らずしてMLBの歴史は語れない。


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