MLB 戦いの原理を求めて

日本ハムの壮大なるボールパーク構想と大谷二刀流とパドレスと

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ある夏の夕暮れ、緑の芝生豊かなサンディエゴの公園を若い女性が、犬を連れながらのんびりと散歩をしている。一点、この公園が他と違うのは、メジャーリーグを代表するペトコパークの一部というところにある。ペトコパークの右中間スタンド奥には試合のない日には街の人々がふつうに訪れることのできる公園となっており、試合の日に限り、その公園は観客席となるような実に斬新なスタイルとなっている。

ボールパークとはベースボールがプロとして興行する以上、無銭観戦を防ぐべくプレイが行われるフィールドを高い塀で取り囲む構造になるのは必然です。 パークの語源とは<パラダイス>であり、もともとは「囲ってある場所」という意味。

「囲ってある場所」であるべきボールパークの一部がふつうの公園となっており、街に解放されたスペースとなっているペトコパーク。そのレフトスタンドには歴史的に価値のあるビルが鎮座し、ビルの一角をレフトポールにするというアイデアも含めて常識に縛られない自由闊達な遊の精神がパドレスのペトコパークにはあります。つまり本来、街にあるはずのビルと公園が球場の中にそっくりそのまま入っているのがペトコパークだということです

こうした遊の精神に富んだボールパークのアイデアの源泉には、メジャーの歴史を辿ると「スポーツマーケティングの父」と呼ばれているビル・ベックにつきあたるわけですが、日本ハムのフロントはこのビル・ベックはもちろんのこと、その息子でもありマイナーリーグのチームを運営し大成功をしているマイク・ベックのボールパーク作りの発想・アイデアもまず間違いなく参考しています。ボールパークを構想するにあたって、ベック親子だけは絶対に避けて通ることはできません。野球界におけるスポーツマーケティングの原点がベック親子にあることは業界における常識となっています。

日本ハムの新球場構想も、業務提携しているパドレスのペトコパークを換骨奪胎し、更に一歩進んでボールパークを中心に、街全体を野球のテーマパーク化とするような新たなる地域振興・文化創造をコンセプトとした新球場構想が練られることになるのかもしれません。

大谷二刀流という常識破りのアイデア性が新野球場つくりの場面でも如何なく発揮されることになるでしょう。既成の概念に日本ハムが囚われることはまずありません。

ちなみにブルックリンからロサンゼルスへ本拠地を移転したドジャースの元オーナーウォルター・オマリーは、ドジャースタジアムのお披露目にあたり、従業員全員に最高のテーマパークでもあるディズニーランドを見学させた逸話があります。このウォルター・オマリーの息子であるピーター・オマリーがパドレスの経営に2012年から参画しています。

2017年、大谷翔平の移籍先としてパドレスが最有力な理由

にも示したように結論としては、日本ハムの大谷翔平はパドレスに行く確率は80%あると私自身は考えています。なぜならば他のチームとは大谷を受け入れる準備の厚みが全く違う

一部メジャーでは大谷の二刀流を許さないという頓珍漢な意見があります。いずれはどちらかに絞り込まれる可能性は否定しませんが、大谷が二刀流でメジャーへ乗り込むことは確定しています。考えても見て欲しいのです。もしメジャーへ行くというのが大谷の最優先事項であったならば、高校卒業直後に直接メジャーへ挑戦すれば良かっただけの話なのです。メジャーよりも二刀流の方が大谷にとっては、一野球人としてよりプライオリティが高かったことは議論の余地はありません。日本ハムと業務提携をしているパドレスがすでに着々と二刀流の準備を具体的に重ねている中、仮に他のすべてのチームが二刀流を認めないなら大谷はパドレスを選択するだけのことです。それは水が高きから低きへ流れるが如きこれほど単純な道理もありません。

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ブロガープロフィール

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大谷を口説くために日本ハムが用意した提案書に感銘して以来、日本ハムのファンとなる。二刀流については入団当初から 支持をする。

歴史や戦略 戦術をテーマにずっと研究してきました。

MLBで最も惹かれる人物は、リグリーフィールドの蔦を考案した人。7イニングストレッチで「Take Me Out to the Ball Game」を歌う文化を定着させた人物と言ってもいい。

2015年7月5日に自分がどうしても書きたかった記事をupする予定です。ビル・ベックを知らずしてMLBの歴史は語れない。


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