2008年06月11日

サッカーという共通言語 ~中田氏チャリティーマッチ

6/7(土)に中田氏のチャリティーマッチが日産スタジアムで開催された。
(↑本当に残念ながらTV観戦。)

中田チーム側には、前園、北澤、秋田、奈良橋、岩本テル、沢登、山口素弘といった元日本代表の戦士(老士笑?)たちが参戦。
World starsチームの方も、
モウリーニョ監督、セードルフ(ACミラン)を筆頭に、
スキラッチ、セードルフ、イルハン、エムボマ、アウダイールなどなど
第一線を退いたとはいえ往年の名プレイヤー達が来日していた。

奈良橋のクロス→大黒のヘッド(1点目)や、沢登の果敢なミドルシュート(2点目)は、
なかなか見事だった。
また、全盛期ほどのキレや勝負強さはないにせよ、
中田選手の視野の広さと的確なロングパスはさすがだった。

そして、
○ダービッツの豊富な運動量、緩急の速さ
○スキラッチの豊富な髪の毛、
○釜本選手(監督自らサプライズ出場!)の緩急の遅さ
などは観客の度肝を抜いていたと思われる(笑。

なお、この試合は「TAKE ACTION!」ということで、
環境問題、貧困問題などの自分達をとりまく「環境」全体をよくしていこうという運動の一環だった模様。
自分自身も、素直に「今日から具体的に何かを変えていこう」という気になった。
また、少なくとも日産スタジアムに駆けつけた6万人以上の人や、
試合をTVで見た人は、何らかの行動変化をするはずである。

一方で、
「結局は中田の金持ちの道楽の一環なんだろう。」
「環境問題とか偽善っぽいよなぁ。」
「たかだかサッカーでは何も変わらないよ。」
と、何事もネガティブにとらえ、すぐに否定し評論家ぶる人は
世の中には少なからずいるのだろう。
(そういう自分自身にもそういったネガティブな側面が全くないとはいいきれないが。。。。)

自分自身が長年サッカーをやってきた思い入れがあるからかもしれないが、
サッカーのもつ無限の可能性、グルーバルな広がり、世界共通言語としての価値を
信じたいものである。
と、私は「頭の中」でしか考えていないが、
中田選手は実際に100カ国以上の国を実際に旅し、五感で感じてきたことだろう。


また、同じく土曜に開幕したEURO2008には、
ポーランド、チェコ、オーストリア等等、ややマイナーな?国も参加しているが、
あまりにも自分が(サッカー選手も含め)各国のことを知らないことに愕然としてしまう。
ニッポン=フジヤマ、ゲイシャ、サムライといったレベルと
大して変わらないかもしれない(苦笑。
これをいい機会として、ヨーロッパ各国の文化や特徴にも興味を持ち、再度勉強していきたいものだ。


【今日のトリビア】 
■ポーランド :日本の馬刺し用馬肉の60%がポーランド産、スピリタスの原産国 
■チェコ :正式名称はチェック/チェキア、国技はアイスホッケー
↑Wikipedia情報より

posted by fcshige |23:54 | 日本代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年06月03日

日本対オマーン戦@日産スタジアム生観戦

そういえば、本当に久しぶりの更新だ。

昨日は、日産スタジアム@新横浜へ駆けつけ、
日本対オマーン戦を生観戦。
結局4.6万人程度しか埋まらず、実は当日券も買えたようだ。


日産スタジアムに行くのは、これで4回目となる。

<過去の観戦歴>
■2002年:日本対ロシア戦(日本の歴史的勝利!)
■2002年:ブラジル対ドイツ戦(日韓W杯決勝)
■2007年:浦和レッズ対ACミラン(クラブW杯準決勝)

のん気にスタジアム前で記念写真なんか取ってたら、
試合開始ギリギリに自席に到着。
(カテゴリー1のバックスタンド側。)

ちょうど中鉢さんのオマーン国歌斉唱が始まっていた。
「え、中鉢さんって誰?」
と友人と話していたが、実は有名なテノール歌手らしい。
昨年の競馬の日本ダービーでは君が代独唱もした模様。
※参考:中鉢さんの熱唱:http://www.youtube.com/watch?v=sXIgp36otUc

その後、河村隆一の「あまーい!」(←スピードワゴン風)君が代の熱唱へ。
さながら日産スタジアムはコンサート会場と化していた、
のは私の気のせいだろう。

<日本のスタメン>
■GK:楢崎
■DF:駒野、田中、中澤、長友
■MF:松井、長谷部、遠藤、中村
■FW:玉田、大久保

日本人らしい?「ちびっこコンビ」の玉田&大久保の2トップを、
同じくちびっこの自分(「自称」165cm)的には応援せずにはいられなかった。

試合の方は、前半10分たらずであっさりCKで先制。
自分の席から逆サイドのゴール側だったので、
誰が決めたかよく分からなかった。
たぶん中澤だろうと思っていたら、まさにその通りだった。

「サイドの1対1で抜ききれなくても勝負してCKをゲット
→中村俊輔or遠藤の正確なCKから中澤・闘莉王のヘッド」というのが、
実は今後の日本の「勝ちパターン」なのかもしれない。
世界レベルでも、なんだかんだいってセットプレーで勝負が決まることも多い。
(EURO2004でのギリシャの快進撃も象徴的だった。)

その後は、闘莉王の果敢なオーバーラップからの落としで、大久保が右足で流し込む。
オマーンの守備が怠慢だった気もするが、まさに大久保のゴールへの嗅覚が光ったシーンだった。

2-0になった時点で、正直「ドキドキ感」はなくなった。
むしろビールの売り子のお姉さん(癒し系美人)の笑顔にドキドキしたかも(笑。


後半4分には、中村俊輔が見事な切り返しから、珍しく右足でゴール!!
ちょうど目の前でゴールシーンを見ることができ、
中村の「背番号アピール」(指で背中を指すポーズ)もしっかり見れた。

雨もひどくなってきたので、
途中からは空いている後ろの方の席(屋根つき)に移動し、
まったりと観戦することにした。

全体を見られる席に移動して改めて気付いたのは、
○松井がポジションを頻繁に変え縦横無人に動き回っていること
○遠藤が的確に攻守のバランスをとっていること
○俊輔が右サイドに張ってパスを呼んでいるが、なかなかサイドチェンジができていないこと
○オマーンのCBかボランチ(番号未確認)が意外といい守備・読みをしていること
○駒野のプレーが一つ一つ遅いこと(苦笑)
あたりである。


結果的に3-0で日本が快勝!!


オマーンが弱すぎた&消極的だったのもあるが、
なかなかいい試合だったと思う。
これで、高原、内田、安田あたりが好調な状態で加われば、
なかなかいいチームに仕上がるのではなかろうか。

とはいえ、世界で戦うには課題は盛り沢山である。
左サイドバックには長友という重要なオプションが加わったが、
右サイドバックに加地・駒野に代わる人財がもっと出てきて欲しいものだ。
(加地は早くも代表引退宣言をしたが。。。)
今のところ、内田が最有力だろうが、他のオプションも欲しいところ。

また、まだまだチームとしての「連動性」は不十分だと思う。
2人・3人が同じイメージを持ち、動き出せるようになれば、
中村や遠藤などのパッサーの力はもっと活きてくるだろう。

さらに欲をいえば、中田英寿のような闘う姿勢・強い気持ちを持つサムライが
もっと増えて欲しいものである。


さてさて、この6月は、
日本代表のアジア予選(オマーン、タイ、バーレーン)に加え、
EURO2008も開幕するし、
まさにサッカー漬けの日々になりそうだ。

日産スタジアム



posted by fcshige |23:30 | 日本代表 | コメント(1) | トラックバック(1)
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2008年02月07日

ミドルの差 ~タイ戦(W杯アジア予選)を振り返る

そういえば久しぶりの更新だ。

昨晩は都内某所の隠れ家的?サッカーバーにて、
友人らとサッカー日本代表対タイ戦(ワールドカップアジア予選)を観戦。

結果的にはひとまず最低限「勝ち点3」を確保でき、まぁよしとしたい。
遠藤の芸術的FK、山瀬のドリブル突破、ケンゴのFK→中澤のかなり高度なヘディングゴールなど、なかなか素晴らしいプレーだったと思う。
とはいえ、今後のバーレーン戦、オマーン戦、及び最終予選までを考えてしまうと、課題はいくらでもあげられよう。

駒野・内田のクロスの精度、ゴール前での飛び込みの少なさ、軽率なパスミス、GK川口の油断、相手が10人に減ってからの詰めの甘さ、などなどツッコミどころはいくらでもあるのだが、
特に気になっているのは、「ミドルシュートの精度」である。

ティーラテープ(一躍有名人?)のたった1発の強烈ミドルシュートであっさり追いつかれたのが象徴的でもある。

ケンゴ、駒野が3本ずつ、高原が2本ほどPA外からのミドルシュート打ったように記憶しているが、なぜいつもいつも枠内にいかないのだろうか??
(ただ、駒野のインサイドシュートは弱すぎだが。)
なお、高原の左足「すらし」シュートは、もし本当にあの左サイドネットのコースを狙ってたとすればそれはそれですごい!(触ったタイGKもファインプレーだが、、、)


思い返してみると、日本代表のMFが見事なミドルシュートが決めたのはかなり少ないのかもしれない。(中田英寿、中村俊輔、久保竜彦、最近だと山瀬くらいか、、、?)
2006年ドイツ大会では、ピルロ(伊)、フリングス(独)、ロシツキー(チェコ)、マキシ・ロドリゲス(アルゼンチン)などが豪快なミドルシュートを叩き込んでいたのが強烈な印象として残っているが、世界との差はそのあたりにもあるのだろう。

今の代表メンバー候補の中では、そういった低空ミドルシュートを打てるは山瀬、稲本、中村ケンゴくらいの気がするが、今後も引きまくってくる相手を崩すためにも、豪快なミドルシュートに期待したい。

posted by fcshige |23:37 | 日本代表 | コメント(1) | トラックバック(1)
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2007年11月21日

北京!!~ベルリン~ダブリン~リベリア♪

サウジアラビアになんとか引き分け、
U-22サッカー日本代表は北京五輪本戦への出場を決めた。

世界のサッカーの中ではオリンピックの位置付けはそれほど高くはなく、
前回アテネ五輪での「惨敗」を考えると、不安要素はいくらでもあるが、
ひとまず第一関門突破に祝杯をあげたい。
また、反町監督のチーム作りや采配、国立競技場での最後のコメントなどについては
ツッコミどころはごまんとあるが、
まずは最低限の結果(アジア予選突破)に賛辞を送りたい。
(なぜ私はこんなに「上から目線」なのだろう(笑?)


とはいえ、今日のサウジ戦を見ていてあまりに気になった点があるので、
今後の課題として書いておきたい。
(李や岡崎のシュートミスは当面ネット上で散々たたかれるだろうから、
ここでは割愛します。)

その気になった点とは、「緩急のなさ」「ボール奪取後の落ち着きのなさ」である。
とにかく、相手からボールをとった直後にバタバタする場面が非常に多かった。
その結果、軽率なパスミスをしたり、無理にドリブルしてまたボールを奪われたりする場面が非常に目立った。
カウンター狙いのサウジアラビアの速いペースに巻き込まれた感じが否めない。
(ひょっとしたら、速めの展開・カウンター狙いを日本側も意図してたのだろうか?)

さながら、ボクシングでの「幕の内対千堂戦のような打ち合い」(「はじめの一歩」より)、
バスケットでの「豊玉にラン&ガンスタイルを挑む湘北」(「スラムダンク」より)
格闘技での「剛のラオウ VS 剛のケンシロウ(柔のトキではなく)」(「北斗の拳」より)
プロ野球での「スローカーブを投げない星野投手(元オリックス)」
を見ているようだった。
(↑例えがマニアックすぎて逆に分かりにくいかも?)

絶対に「勝ち点3」を取りに行かないといけない試合ならまだしも、
引き分けでも許される展開で、あそこまでカウンターや逆襲を狙ったパスや仕掛けが必要だっただろうか。
●まずはしっかり体を入れてボールをキープする
●次の展開も考え、周りのフリーの相手を探す
●落ち着いて斜め後ろや横の相手に確実にボールを落とす
●中盤での潰し合いが続いている時は、バックパスなどによりペースを落とす
といった「基本動作」があまりにできていなかったように思う。

なお、この試合では、柏木選手の献身的な動き、豊富な運動量、出足の良さが目立ったが、
一方で、パスミスや再度ボールを奪われる場面も非常に目立った。
一昔なら名波や中田英寿、今のA代表では中村俊輔や中村憲剛が試合のペースをコントロールする役割を果たしているのだろうが、
柏木選手にもそういった役割を期待したいものだ。
(まだ荷が重過ぎるかもしれないが。。。。)


そういえば、トルシェ元日本代表監督も、最近の著書「オシムジャパンよ!」の中で、日本代表について下記のような指摘をしていた。
●今の日本代表は急ぐサッカーだ
●プレーのスピードこそ速いが、テンポを欠きバタバタと慌しくミスも多い
●速く激しいが無駄も多い

なお、この本にはサッカー戦術論に限らずいろいろと参考になることが書かれていたので、
近々内容を紹介したい。

posted by fcshige |23:25 | 日本代表 | コメント(2) | トラックバック(1)
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2007年10月18日

ゴールへのパス ~エジプト戦レビュー

今さらではあるが、日本対エジプト戦を振り返ってみる。

エジプトが本気のメンバーだったは不明だし、
結果論で評価するのは(オシム監督と同様?)あまり好きではないが、
4得点、しかも久々に(FK・CKではなく)流れからの得点というのは、
なかなかの結果だと思う。
(↑なぜか上から目線?)


以下、得点別に簡単にコメント。
元サイドバックとしては、得点者だけでなく、
最後のパッサーにも注目してみる。


〇1点目:大久保の振り向きざまのミドルシュート
ある意味、「大久保らしさ」が出たゴールかもしれない。
日本代表でペナルティーエリア外からのミドルシュートのゴールは、
あまり記憶にないが、久々に美しいゴールを見たかも。
(あ、カメルーン戦で山瀬がすごいゴールを叩き込んでたか。。。)
「世界レベル」では当たり前なのだろうが、利き足以外で
決められるのが重要なんだよなぁ
(って、これもアジアカップで俊輔が右足で決めてたか。。。)


〇2点目:遠藤クロス→大久保ヘッド
アジアカップでの「駒野クロス→高原」ばりに、
きれいな展開だった。
ガンバ大阪でも輝いているが、やはり遠藤のクロスの精度は
今の日本代表の中ではトップクラスなのだろう。
(続くのは加地、水野くらいか。。。)


〇3点目:山岸ワンタッチパス→前田股抜きシュート
スイス戦(4点目)のアシストといい、
なぜオシムさんが山岸にこだわっているか、少しだけ分かったような気がする。
素晴らしいワンタッチパスだった。
さんざん外していた前田だが、ようやく決めてくれた。


〇4点目:駒野クロス→加地の技ありシュート
駒野のクロスが逆サイドに走りこんでいた加地を本当に狙ってたといれば、「巧み!」をつけたい。
加地の切り返し&冷静にサイドネットを狙ったシュートは本当に素晴らしかった。
まさに「ゴールへのパス」のお手本のようなゴールですたい。



と得点シーンはさておき、あいかわらずセットプレーでやられすぎで、
ディフェンダー&元GKとしては歯がゆい思いがする。

1点が命取りとなる世界レベルの戦いでは致命傷になるため、
もっと集中力&ポジショニング&大人のかけひき(例:シャツつかみ等)
を高めてほしいもんだ。


そう、三度目の「ドーハの悲劇」を繰り返さないためにも。。。。。

posted by fcshige |23:16 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(2)
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2007年10月17日

映画とサッカーと私

なぜか平松恵里風のタイトルにしてみた。 
(↑年がバレバレです笑) 

映画とサッカーって共通点がけっこうあるなあ、 
とふと思ったのでつらつらと書いてみた。 
俳優=サッカー選手と読み替えてくださいませ。 
2006年ドイツワールドカップでの各チームも振り返ってみる。


<サッカーと映画の共通点> 

1.どんなに優れた俳優をかきあつめてもダメ。役割・配置が鍵。キャラがかぶったり組み合わせが悪いと失敗。
 ⇒ブラジルの敗因の一つ?

2.監督の価値観・理念への共感がよりよい作品・演技につながる。 

3.スタッフも含め製作関係者全員の一体感が重要。俳優と監督、俳優同士が熱く語り合うステップが映画製作において必要不可欠。 
 ⇒ジーコジャパンにはこれが欠けていた? 

4.脚本・ストーリーで八割決まる。低予算・無名の役者でも名作を撮ることは可能。 
 ⇒ガーナ、スイス、メキシコのサッカーはその好例。 

5.若手俳優とベテラン俳優の融合がメリハリを生む 
 ⇒ドイツ大会のイタリア・フランスは成功例? 

6.監督と俳優は対等の関係。上司と部下、軍曹と兵隊といった一方的な指示・命令の関係では限界あり。 
 ⇒トルシエ元日本代表監督は上司型? 

7.名作に名脇役あり
 ⇒「踊る大捜査線」のいかりや長介さん、筧さん、北村さん等等
 ⇒優勝国イタリアのガットゥーゾ、デ・ロッシ等。 


ということで、明日(もう今日か)のエジプト戦、カタール戦では、
鈴木啓太や青山などの名脇役の活躍にも期待したいもんだ。

posted by fcshige |00:46 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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