2008年09月25日
最もタイミングの良いときに、浦和は今年のベストパフォーマンスを見せたといっても良いだろう。
ここ数試合、いまひとつトップフォームに戻らないポンテのもと、相変わらずアイデアの乏しい攻撃を繰り返してきた浦和であった。しかしながら、完全に切り崩した形での得点ではないものの(相馬の一瞬のひらめき+相手DFのミス)、まさかの2-0での完勝。Awayでの最後の1点も結果的には精神的に大きくプラスに働いたと言えよう。
試合前には、埼玉スタジアムに続く道の柵に、「俺達は浦和だ」、「勝利の凱旋歌を夜空に響かせろ」というスローガンが、中国国旗を彷彿させる赤い旗と共に張りめぐらされていた。一瞬、金主席の誕生日集会で、マスゲームの会場へでも向かっているかの感覚に陥る。前を見ると、21 UMESAKIのレプリカシャツを着た男が、「4 TULIOにしておけば良かった」とばかりに申し訳なさそうに歩いている。ビッグゲーム直前特有のパラノイヤが襲ってくる。
試合はというと、はなっから今シーズンなりを潜めていたゲーム序盤からの積極的な攻撃が見られる。エジミウソンが相手DFを力で振り切り、シュート。すっかり入ったと思い、70%喜んでしまう。チームはこれに屈することなく、その後も、前向きな姿勢を崩さない。逆に相手にはDFラインの裏を通されるパスで、ひやひや。極度の緊張感が続く。
浦和の試合でこの感覚は少なくとも今シーズンは鹿島相手の試合以外では全く味わえていなかった。普段はただあくびをしながら手拍子をするだけのSC席の観客も、すっかり試合に魅了されている様が伺える。
そして、相馬のボレー。ポンテ復活後、とても日本代表でプレーできるほどではないものの、相変わらずの右サイドとは対照的に、積極的に仕掛けようという姿勢がファンにも評価され始めた相馬。東京戦に続き、大事な場面で意外な仕事をする勝負強さがここでも発揮される。良い時間での得点だ。これで一気に浦和がドライビングシートへ。
その後見ものだったのが、ブーイングに動揺しミスキックを繰り返す相手キーパー。以前より、J-Leagueのブーイングは、全く恐ろしさがないというのが持論だったが、この夜は少なくとも熱くなったFulhamファンのブーイング程度の迫力はあっただろう。昔の大宮サッカー場で、若かりし川口が、すっかり動揺していた姿をふと思い出す。イギリスだったら、このあとすぐに「Dodgy Keeper !」の大合唱にでも包まれるのだろうが、ここはプロサッカーの歴史がまだ15年の日本。そこはご愛嬌。
後半に入って、修正された浦和DFライン。かなりの安定感が出る。しかしながら、相手に1点でも入れられると形勢一気に逆転という恐怖感は続く。それだけに、Tulioのゴールは、のどから手が出るほど欲しかったもの。後でリプレーで見ると、キーパーがボールをよけていたように見えたのは気のせいか、、?これで2-0。ひとまず安心ゾーン。
その後、一体全体誰なのかは分からないが、相手ベンチから、オバQの衣装を着た男がタッチライン際で、大騒ぎを始めるという滑稽な場面を目撃する。にょろにょろと形容するにはあまりにも太すぎる体形だったが、チームのオーナーだろうか?「こんな無様なサッカーを見るために15人目の妻をめとるのを諦めて、チームに投資したんじゃないぞ!」とでも叫んでいたのだろうか?一向に退席処分にならないのはやはりオイルマネーの影響だろう。
そんな茶番劇にも負けず、最後まで集中力を切らさなかったDF陣。これも坪井の完全復活によるものが大きいだろう。友人とは、もし坪井が代表復活をするのなら、Tulio/坪井のコンビの方が安定するのでは、と話していたが、そんな考えは彼の頭には浮かんでいるだろうか(すばしっこいフォワードの対応は、中澤、Tulioよりもこの男の方が数枚上手かと)?
Next Stop、ガンバ大阪。家に帰り、ハイライトで人影まばらな万博のスタンドを見て、「こいつらには負けられない」との思いが余計に積もる、、。埼玉スタジアムの本日の入場者数、41,790人。
全く持って爆発力のない浦和。間違いなく、リーグ、ACL、天皇杯と苦戦は続くだろう。しかし、この日のパフォーマンスは、「サッカーファン冥利に尽きる」素晴らしい出来だった。そしてまだまだ、3冠が狙える位置であることには変わりはない、などと珍しくポジティブに考えてしまうような一日であった。
posted by fareasthammer |21:11 |
浦和 |
コメント(6) |
トラックバック(0)
2008年09月23日
ZolaとClarkeの着任緒戦で、Newcastle相手に快心のパフォーマンスを見せ、ホームで3連勝という素晴らしいスタート切った思ったWest Hamだったが、やはりこのチームは必ず全ては絶対に上手く行かない運命にあるようだ。FA Cupの決勝で92分までリードしていながらGerrardの一発に沈んだり、降格争いの最後のホームの試合でChelseaを倒しておきながら、最終的にはArsenalがBoltonに破れ降格などなど、、。
Italian RevolutionにLondonのイーストエンドが浮き足立っている矢先に、すっかり誰もが忘れていた「Tevez Affair」(Third Partyによる選手の獲得を禁止するというプレミアリーグの規則違反)の再燃である。プレミアリーグからは上手く£5Mの罰金で逃げ切れたと誰もが思っていたのだが、今度はFAがSheffield Unitedの訴えを飲み、£30M(日本円約60億円 !!!)のペナルティーをWest HamがSheffield Uに支払うという判決がなされたとのこと。今後これに対し、West Ham側がアピールできるかどうか、現時点ではまだ明らかになっていない。
もともと、先月あたりから、「AntonとMcCartneyが売られ、Ljungbergは契約更新されなかった本当の理由は何だ?」という議論が静かながらにファンの間ではされてはいた。今回の事態をクラブが予想していたという説も一部にはあったのだが、これで全ては合致してしまう。そして、新Managerとして、Donadoni、Mancini、Bilicといった高給取りではなく、Zolaがアポイントされたことも、、。
未だにArsenalとの獲得を争っているStephen Appiahも、West Hamでほぼ決まり、となった直後のこの騒ぎである。1月にはAshton、Green、Upsonが売られていくのか、あるいはこれがきっかけで第2のLeeds Unitedになるのか、、?はたまた、これは「想定内」の出来事で、全て対策は打ってあるのか(そう願いたい)?
そんな中、今晩はWatfordとのリーグカップ3回戦。Vicarage Roadでの試合だが、早速のUpsetの予感ぷんぷん。波乱のシーズンはまだ始まったばかりだが、何とかこの危機を乗り越えて欲しいものだ。
posted by fareasthammer |19:23 |
West Ham |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年09月19日
誰ーもサッカーに興味を持たない国、フィリピンの首都、マニラに出張で滞在中。1日半で死ぬほどたまった仕事E-Mailの対処に疲れたので、思いつきで書いてみる。浦和の話題や、West HamのDefenseの話は余計疲れるので、一切触れないことにした。
ずばり、今まで読んでよかったサッカー本。日本語に翻訳されているものをメインにピックアップしてみた。
1、Fever Pitch(邦題;「ぼくのプレミアライフ」・・・なんとひどい邦題だろうか)
この本と、イタリアワールドカップ、準決勝のGazzaの涙がきっかけで、大きなサッカーブームがイギリスで起こり、今までサッカーにそっぽを向いていた中産階級が突然サッカーに目覚めたと言われているほど、インパクトの大きい本。
著者は、それまでの「サッカーファン=労働者階級」という図式を覆す、Cambridge大出のBest Seller作家、Nick Hornby。映画化もされており、何と主演はColin Firth(こちらはいまいちなので、観る必要はなし)。
著者が、父親に連れられて初めてArsenalを観てから、大人になるまでの、Arsenalと自分との関わりを描いたもの。「昨シーズンは、Man Uを応援していたけど、今シーズンはChelseaのサッカーが面白そうだから、Chelseaを応援しよう」的な輩には絶対理解できないほどの、Arsenalへの執着ぶりが、延々と書かれている。
火曜日夜の下部相手のLeague Cupの観戦記、そして今までのうっぷんを振り払う伝説のAnfieldでの最終戦など、読みどころ沢山。これを読むとイギリス人のサッカーファンの心理が良く分かる。
2、Football Against the Enemy(邦題;「フットボールの敵」)
オランダ生まれの英国人だったか、英国生まれのオランダ人だったか忘れたが、Brilliant Orangeなどの名著を数々生み出してきた著者の代表作。
いわゆる「サッカーと政治・宗教・人種問題の関わり」といった、FIFAが絶対に表に出したくないような、サッカーの裏の世界をえぐった作品。Dinamo Kievがどういった背景で誕生したか(政治)、Glasgow Derbyの熾烈さ(宗教)、GermanyとHollandはなぜあそこまで熱い試合になるのか(歴史)などの重ーい話を章ごとにまとめたもの。
J-Leagueで、相手チームを少しだけからかった横断幕に「神聖なスポーツを汚しやがって」と激怒するような人たちにはあまりにショッキングな内容なので、全くお勧めできない。
3、Among the thugs(邦題:「フーリガン戦記」)
いまや、巷にごろごろしているいわゆるフーリガン本の元祖。イギリス在住のアメリカ人のジャーナリストが、80年代後半に初めて友人に連れられてサッカーを観に行って、あまりにアメリカンスポーツと違う客層に大きな興味を持ち、Manchester UnitedのRed Army、West HamのInter City Firmといった有名なフーリガンのグループに潜入してその実態を書いた名著。
極めつけは、一番最後の、イタリアワールドカップ。結局著者本人がイタリアの警察に警棒でぼこぼこに痛めつけられるという痛いエンディング。
フーリガンを群集心理、イギリスの極右、階級システムなどにからめて、冷静に社会学の視点からも分析している。
4、Legacy of Barry Green
残念ながら、日本語訳は出ていないが(出るわけもないが)、Over Land and Sea(OLAS)というWest Hamのファンジンの投稿者の一人である、ごく普通の労働者階級のイギリス人West Hamファンが、どうしようもなく弱いチームを応援することの辛さ、そしてたまに訪れる歓喜の瞬間を、馬鹿正直に日記風につづったもの。
West Ham Till I Dieに続く第3段の本書は、Roederの元で、Joe Cole、Di Canio、Defoe、Michael Carrickといった面子を揃えたWest Hamが、Roeder監督の迷采配と、Christian Daily、Gary Charles、Gary Breenといった、とんでもない選手たちのお陰で降格をするシーズンを軸に書かれている。
借金にまみれた著者自信の私生活などもリアルに書かれており、きわめて共感の持てる一冊。
posted by fareasthammer |23:20 |
General |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2008年09月15日
などと腹いせにふざけたタイトルをつけてみる。1-0、1-0、1-0を連発し、George Grahamも真っ青の、Boring Boring大分相手に、ポストと運を味方につけたAsia Champion浦和が、堂々の勝ち点1を勝ち取る素晴らしい試合だった。
唯一得点に絡める可能性を秘めたPonteは、後半早々に交代。交代の際に、「You stupid old senile bold German f*ckin' C*nt!」(ポルトガル語で読唇したものを英訳)と爆発した彼は、そのままStupid old senile bold German f*ckin' c*ntとベンチでShouting Matchに突入。
Verdy戦の伝説のドリブルはすっかりなりを潜めてしまった永井は、Averageなプレーを繰り返し、プレーしながら、自分か分単位で幾ら儲けているのかを計算でもしているのか、時折ニタニタと笑みをこぼす高原は相変わらずSushi Bomberならぬ、Madam Sushiぶりを発揮。
Supersize Meを実践中のBirthday Boyエジミウソンは、果たしてクウェートの地で既にマクドナルドを見つけたのだろうか?
それにしても、今シーズンは、長年浦和のファンをやっているなかでも、やるせない気持ちになることの多いシーズンだ。Living Legend King Kazuuu!の、ゲートボールのような弾道のクロスに沈んだ昨シーズン。何としてでもと臨んだ今シーズン、フロントは大枚だけははたいたのだが、、、。
愚痴の一つや二つ、三つ、四つはこぼしたくなる、、。
ACLでの躍進など、とても見えない。しかし、いつも期待を裏切ってきた浦和レッズ。今回は良いほうに裏切り、アウェーでアルカイダ相手に、3-0などというサプライズをプレゼントしてくれないだろうか、などと少し期待してしまっている自分がいる。
まあ、いずれにせよ、このままではエンゲルス監督も今シーズン限りだろう。見た後に、めまいを起こすようなひどい試合の後も、「選手は良くやった」「好ゲームだった」などと、耳を疑う発言を繰り返してきた同監督。恐らく長い日本生活で、「本音と建前」を間違って覚えてしまったのかもしれない。終身雇用が約束されているサラリーマンの世界ではそうかもしれないが、J-Leagueとは言え、プロスポーツである。
後任と思われるあの人物は、きっと通訳を通じて、このあたりはしっかりコメントすることだろう(現に大分戦の後、辛らつなコメントを出していた)。
さて、最後に、どんよりどよどよとした空気を振り払うようなVideo Clipを発見。日本がワールドカップにいけるかどうかは、全てこの男の肩にかかっている。02:40の、Scotland人アナウンサーの絶叫は、何度見ても微笑ましい。そして04:28のCelebrationも。
http://jp.youtube.com/watch?v=P0x5R-7uBI0&feature=related
俊輔よ、J-Leagueなんかに帰ってくるな。だったらRangersに行って、もっとみんなの度肝を抜いてくれ!
posted by fareasthammer |15:40 |
浦和 |
コメント(5) |
トラックバック(0)
2008年09月09日
West Hamの新監督にGianflanco Zolaの就任がほぼ決定的となった。何十人もの名前が挙がった後、Bilic、Houllier、Mancini、Donadoni、M. Laudrup、Zolaに絞られたリストから、最後に残ったのが、DonadoniとZolaである。そして、今、Zolaが内定したとの情報が駆け巡っている。
個人的には、当然ManciniかBilicだったのだが、、。前者は金額が全く合わず、後者は、シーズンが終わるまで、Croatiaとの兼任を要求したため、との理由だと伝え聞く。残念な話だ。
セリエAをもう15年以上も見ていないため、正直Donadoniの本当に実力は代表チームレベルでしかわからないものの、メディアからはあまりに守備的であることを批判されたと聞く。
しかし、個人的にはAnton Ferdinand、McCartneyといったある程度信頼置ける守備がごっそり抜けてしまったこともあり、きわめて不安定なDF陣を教育し、安定的な結果を残す、という意味で、この2人ならば、Donadoniが私のPickなのだが。
確かに、Zolaは5年間のChelseaでの大きな経験、非常に紳士な選手で、誰からも好かれていた人格者であること、そして、Bilicと同じように下手なイギリス人よりもずっと英語が上手であること、と言った大きなAdvantageがある。しかし、U-21レベルでしか指揮を執ったことがないという経験の浅さは、あまりに大きなDisadvantageでないか。Mother Up Knees Brownという老舗のWest Hamのファンサイトでの投票でも、Zolaを選ぶファンは10%を下回っている(1番はBilicで50%以上の票を獲得)。
現在West HamにはGianluca Naniというイタリア人がTechnical Directorという地位におり、スカウト活動を今年から率いている。彼の一押しがZolaとのことで、Baggioの発掘に関わったという彼の目が節穴でないことをぜひ祈りたい。
シーズン始まって、4試合で3勝という、ここ9年で最も良いスタートを切ったWest HamのBoardが、Academy(West Hamのユースチームの名称)出身かつ家族全員がWest Hamファンであるという地元出身のAlan Curbishleyをチームから追い出し、イタリア人の監督を連れてくる。そしてMan Cは、ついに資金力では「5強」の一角に入り込む。プレミアリーグは、とんでもない方向に、ものすごいスピードで動き出した。
posted by fareasthammer |13:08 |
West Ham |
コメント(7) |
トラックバック(0)
2008年09月07日
やはりキーは俊輔からのセットプレーであった。目の覚めるような低い弾道の弾丸フリーキック。しかも前半の早いうち。あれで一気に試合前に必要以上に立ち込めていた暗雲は消えていった。
African Cup of Nationsの会場と見誤ってしまうほどのひどいスタジアム、屋台ラーメン屋のチャラメルが壊れたような音色の笛、60人しか駆けつけなかった日本からのサポーター(浦和レッズのACLの試合よりも少ない)、相変わらず気合が入りすぎて暑苦しい松木の解説、主審とラインズマンの一人が、マレーシア系シンガポール人(=ムスリム)であることなど、試合開始前には、確かに嫌な空気は感じられた。
しかし、試合開始後に、意外と中盤までのパス回しが上手く行っていること、全体的に選手が動けていること、内田が右サイドで良い突破を試みるなど、ポジティブムードが漂う。バーレーンも、効果的なロングボールは出せず、たまに出たとしても、Tulio、中澤は難なく対処。俊輔のゴールの後も、日本ペースで試合は続き、前半終了間際には、ややラッキーなPKを得る。一瞬、俊輔がスポットに向かうかに見え、凍りついたが、遠藤にボールを渡し、一安心。恐らく自身ののキャリアの中で、数回しかペナルティーをミスしたことがない(?)遠藤が難なく決めて0-2!
バーレーン国営放送作成の映像だかどうだか知らないが、3日前に撮影チームが結成されたのか、それともチーム全員が食中毒にかかったのか、あまりにひどいカメラワークに、ハーフタイム中に、やや乗り物酔いの感覚を覚えていることに気づく。
後半開始後、スタンドからマイクで激しいMCが繰り広げられ、BBCワールドでよく見る、パキスタンのイスラム過激派リーダーがモスクで「Death to America!」と叫んでいるシーンを思い出し、ぞっとする。国内のバレーボールなども、「せーの、ニッポン、チャチャチャ」でなく、こんな威圧的な威圧的なMCなどしてみてはどうだろうか?
日本選手もさすがにこれには威圧されたかのように、主導権を徐々にバーレーンに渡してしまう。しかし、昨日は、DF陣だけではなく、長谷部、遠藤は良く相手の攻撃の芽を摘んでいたと思う。特に、ドイツに渡った長谷部は、Jリーグにいた頃よりも、一歩も二歩も早い段階で相手MFに詰めていて、成長振りを感じさせてくれた。Jリーグでは、ほぼ飛んでこないMFからの早いミドルレンジのシュート、この予選ではバーレーンが時折見せたように、今後も注意が必要なだけに、彼の成長は頼もしい限り。
と、自国リーグの長距離からのシュートのなさにやや憤りを感じ始めた直後、フロンターレ川崎所属の憲剛の矢のようなミドルシュートが突き刺さる。お見事。あれが俊輔、遠藤、長谷部あたりがもっと最初から打てればバーレーンのDF陣ももう少し引き寄せられたろうし、玉田、達也にも多少スペースが出来て、仕事がやりやすくなっただろうに。ウズベキスタン戦、先発がほぼ確定した憲剛に期待。
当然ながら最後の2失点には、ひやひやさせられた。あそこで同点にされてしまっては、緒戦からW Cup行きはほぼ絶望であっただろう。1失点目は内田がA級戦犯だった。前半あれだけ良い攻めを見せていただけに残念。2失点目は、Tulio4割、楢崎6割といったところか?得失点差的には、もしかしたら後でボディーブローのように利いてくるかもしれない。が、今日のところは、選手達、特にW杯予選を経験していない内田などの若い選手には良いレッスンになったとポジティブに捉えたい。 何せ緒戦のアウェーで、苦手チーム相手に勝ち点3をもぎ取ったのだから。
不安材料はある。切り崩せた形の少なさ。クロスの精度。ボール試合率が高かった割にはFW陣があまりシュートまで持っていけていないという事実。やはり高さのあるDF相手には、意外と効果的でなかった俊輔のセットプレーからTulio、中澤の黄金パターン。
次のホームは、ダークホースといわれながらもカタールにころりと3-0でやられたウズベキスタン。2-0のスコアラインあたりで、一気に波に乗りたいところだが、やはりキーは、俊輔のフリーキックとなるのか?
posted by fareasthammer |09:30 |
日本代表 |
コメント(4) |
トラックバック(2)