2008年05月17日

Stoke City in the Premiership !

 さてさて、浦和もついにこけてしまい、Jリーグはニュートラルの目からすると、少し面白くなるという結果となった。そんな時だからこそ、あえて明るい話題を。少し古い話になるが、Stokeのプレミアリーグの昇格についてである。

 僕はStokeの昇格を心なしに喜んでいたりする。理由は簡単だ。一緒に長年サッカーをやって来た友人が、Stoke生まれ、Stoke育ちの筋金入りのStoke Cityファンだからである。昨年、長年の日本での生活を終えて、イギリスに帰ってしまった彼であるが、いつもサッカーの試合には、Stoke Cityの赤と白のシャツを着てきて、ホリデーの際は必ずStokeのシャツで少し恥ずかしそうにしている奥さんと一緒に写真に写っていた。そして、土曜の夜は、必ずといっていいほど、インターネットのラジオに耳を傾けて、Stoke Cityの成り行きを見守ってきた。

 Stoke Cityは1863年に設立された、現存するリーグ所属のイングランドのチームの中では、Notts Countyに続いて2番目に古いチームである。かのSir Stanley Matthewを生み出した事で有名なこのクラブがTop Flightから離れることはや23年、近年は平均観客動員数もかなり落ち込んできていた。
そんな中での今回の昇格は、ファンにとって待ちに待ったものだった。どれだけ彼らが待ちわびていたかは、是非下記のリンクから見て欲しい。百聞は一見にしかずである。

http://jp.youtube.com/watch?v=wu7w_oe8IDA&feature=related

 ちなみに私の友人も、お兄さんと一緒にピッチに泣きながらなだれ込んだそうだ。そりゃそうだ。

 きっと来シーズンは、シーズンを通じて拷問が続くに違いないが、23年間、毎シーズン毎シーズン我慢を強いられてきたファンに対して、クラブがやっと報いることができた瞬間であることは間違いない。彼らはこの日のことを一生忘れないだろう。

 まあ、母国のサッカーに対するファンの思いの強さというのも改めてすごいものだなと感心させられたわけではあるが、僕の仲の良い友人達は、考えてみるとかなりの数が、下部リーグのチームのファンであったりすることに気づく。Crystal Palaceファンの友人も同じく毎週土曜日はあきれ顔の奥さんを横目にインターネットラジオに耳を傾けているし、いまや3部まで落ちてしまったLeedsのファンの友人も全く同じ。チーム状況などは現地のファンと変わらない位詳しいし、一時帰国する日程は、必ずサッカーのFixture(日程のこと)をチェックしてから航空券を取る。

彼らや僕にとってサッカーで大切なのを順に並べるとこうなる。

1、応援するクラブの存在そのもの
2、同じくクラブを応援するファン
3、選手

 当然、2と3は入れ替わるケースは多々存在する。僕の永遠のアイドルである福田正博と「3年前から鹿島から乗り換えて浦和を応援し始めました」、などという大馬鹿者(文字通り)などとは、マザーテレサとミトコンドリアほどの差があるが、一般的に見て、「お金に釣られたから浦和に来ました」という選手と、浦和を追っかけてイランまで行くファンと僕にとってどちらが大切か?答えは明確である。
 Croydon出身の僕の友人にとってCrystal Palaceは、彼の出身地を代表するサッカーチームであり、彼が何故今でもPalaceを応援しているかというのは、若い頃に、学校の同級生やサッカー場で知り合った人たちと一緒に毎週試合を見て、一緒に相手チームのファンと殴り合いの喧嘩を繰り返してきたという何にも変えがたい思い出があるからだ。
 イギリス、そしてサッカー先進国(古い言い方だ、、、)のファンにとって、この法則は不文律のようなものであると認識している。

 しかし、J-Leagueはどうだろうか?どうも「3、選手」が唯一無二の存在である人が結構いるような気がしてならない。VerdyのJ開幕当初の観客数と、キング○ズと緑のデクノ棒武田がいなくなった今日の観客数はどうだろう?
 当時のVerdyファンが、まだVerdyファンであって、単に「面白くないから」という理由でスタジアムに行っていないなら分かる。が、もしかして今は浦和を応援しているのかもしれない。
 そして、20年後、浦和の経営がまずくなって、スター選手が0人、かつJ2で万年プレーするようになっていたら?
 
 ひとつだけ確実に言えることがある。僕はそうなったとしても、Stoke Cityファンの友人と同じように、浦和を応援しているだろう。「女房は変えられてもチームは変えられない」。これはことわざでも皮肉でも何でもない。僕の中では鉄則である。

 話はそれたが、いずれにせよ、来年のStoke v West Hamの試合の現地での観戦が早々に決まった。上手く出張とからめたいところだが、、、。

PS. うーむ、Pompeyリードで前半終了しそう、、。

posted by fareasthammer |23:51 | General | コメント(2) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/fareasthammer/tb_ping/9
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
Stoke City in the Premiership !

自分は、田舎が元鹿島町の近く(現鹿嶋市)にあり、その縁でサポーターになりました。今後もレッズサポーターになることはないと思います。例で挙げられたような人は、サポーターではありますが、日本代表のサポーターではないでしょうか。
上の人はガンバファンではないと思います。ただ燃料投下したいだけな気がします。
一点お聞きしたいのは、ウェストハムサポーターの中の、一番最悪なフーリガンによく似た集団が、本日埼玉スタジアムに登場したことにどのような思いを持ちましたでしょうか。お聞かせ願えたらと思います。
後改行できてなかったら申し訳ありません。

posted by 岩槻在住のアントラーズサポーター | 2008-05-18 02:36

Stoke City in the Premiership !

燃料投下した人消えてしまいましたね、、。

お答えとりあえず最新のコラムで書いてみました。まあ、本場フーリガンとはまったく別物です<浦和とガンバの騒いだ人たち。

posted by Far East Hammer | 2008-05-21 23:54

コメントする


(表示は許可制となっています)