2006年11月11日

徹底が生んだ大きな効果 ―世界バレー:トルコ戦総括―

第2次ラウンド2戦目の相手はトルコ
ベスト4へのかすかな望みをつなぐためには負けられない試合でしたが
見事勝利を収めてくれました(セットカウントは3-1)

この試合、やはりここまでのスコアランキングでトップに立つダルネル選手を
うまく封じられたのがよかったですね(ダルネル選手のスパイク決定率:約35%)
ストレート打ちの多いダルネル選手に対して、日本はしっかりストレートのコースをブロックで締め
悪くてもワンタッチが取れるようなかたちを徹底
レシーブもよく足が動いていて、ワンタッチのボールをよく拾っていました

ここで大切なのは、ストレートを締めるということを“徹底したこと”だと思うのですが
そういう意味では、序盤に2本クロスでミスしてくれたのは重要な勘所だったのかなという気がします
これによってクロスのケアもするべきかどうかという心配がかなり減って
ストレートを消すという狙いに不安を持たなくて済んだのではないでしょうか

また、この日は対ダルネル選手に限らずブロックのタイミングがよく合っていて
最後のポイントが杉山選手のブロックだったのもこの試合を象徴しているようで印象的でした
(杉山選手は7本のブロックポイントをはじめ、スパイク決定率でも66%を残すなど大活躍)

ただ、この徹底されたブロックとは対照的に今一つ不満だったのが攻撃面
序盤、落合選手への速いトスと杉山選手のブロード攻撃は
トルコのセンターブロックを完璧に崩していて、ホントに効果的だったと思うのですが
2セット目以降は徐々に落合選手への比重が大きくなり
ブロックを引き剥がせなくなってしまいました(結果、落合選手はつかまってしまい交代)
サーブカットの乱れが大きな影響を与えていることはわかりますが
ちょっと崩れるとまずレフトに上がるので相手からしたら読みやすいんですよね
サーブカットが乱れてブロードや速攻が使えない場合でも
もう少し中央からライトへ相手の意識を寄せる方法を考える必要があるのではないでしょうか
(あと、これは前からそうですが高橋みゆき選手に頼りすぎ、竹下選手の悪い癖です)

ともあれ、日本は第2次ラウンド初勝利を挙げ、決勝ラウンドへの進出も決めました
第2次ラウンドも残すは今日のセルビア・モンテネグロ戦とイタリア戦
強敵相手とはいえ全勝しか道はありませんから、なんとか日本にはいい結果を残してほしいところです
(と言っても、セルビア・モンテネグロ戦は結果抜きにして純粋に楽しみますけどね)

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2006年11月10日

計算されたキューバのブロック ―世界バレー:キューバ戦総括―

第2次ラウンド初戦のキューバ戦
各セットの点差とは裏腹に完敗だったなあという印象です
キューバはワールドグランプリの敗戦を糧に、しっかり研究してきてましたね
それが最も顕著に現れていたのが、ブロックとレシーブの関係性で
高橋みゆき選手をはじめ、各アタッカー陣の特徴をよく考えてプレーしていました

例えば小山選手(一番ブロックやレシーブのシステムがはまっていたので)
ほぼクロスへのスパイクを打ち、尚且つ打ち下ろす傾向が強いため
ブロックの1枚は念のため“立ち位置”でストレートを消しておき(腕はクロスに振る)
しっかりクロスをマークしているもう1枚にシャットアウトさせています
また、レシーブは(おそらく技術面も考慮して)深めに守り
ワンタッチというよりは、抜けてきたボールに対処できるようにしていました

この、ブロックとレシーブの関係性では特にバックアタックの際の動きが秀逸で
小山選手にバックアタックのトスが上がると、後衛がサァーと下がっていき
(カメラワークの都合上、実際の守備位置がよくわからなかったのが残念)
前衛は最初のブロックに3枚飛んでプレッシャーをかけておいた上で
その後は1人を小山選手に正対させて飛ばし、あとの2人はブロックフォローに回る
結果的にはブロックを越えることがまずなかったですが
仮に何度打っていても決まらなかっただろうなあと思わせるほど完璧な布陣と動きは
敵ながらすばらしかったですね

対して日本
拾ってつなぐバレーができなかったこと以上に、攻撃の意図がよく見えなかったことが残念です
カリーヨ選手他、高いブロックをどうかわしてスパイクを打たせるかが鍵だったと思うのですが
意外なほどにセンターのブロード攻撃も使わなかったですし
アタッカーの打数を散らすこともしていませんでした
(チームスパイク数:123 そのうち高橋選手:36 対して杉山選手と荒木選手の合計:25)
サーブカットがあまり安定していなかったことも影響はあるでしょうが
特に荒木選手は(打数は少ないですが)唯一決定率が50%を超えていたので
もう少しワイドに開く攻撃を増やしていれば
レフトもいくらか楽になったのではないかと思います

また、試合終盤に見せた落合選手の速い平行からのスパイクももう少し早く見たかったですね
入ってすぐのころは、やはりブロックが割れていたこともあって間を抜こうとしていましたが
ブロックが揃う前に打つという風に意識が変わってからは
トスのスピードも上がり、かなり有効な攻撃になっていました

結局、今回の試合では、それまでの流れや相手の出来もあって
試合の結果を左右するまでには至らなかったですが
こうしたレフトからの速い攻撃は、今後高さのある相手には重要な鍵になりそうです

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2006年11月08日

キラリと光る囮の動き ―世界バレー5戦目総括―

本題の前にちょっと前置き
前回の投稿の際、中々耳の痛いコメントをいただきました(内容はこちら)
個人的に思うこともあり、あまりデータに固執したことを書くつもりは今後もないのですが
ご意見は尤もなので出来る範囲取り入れられたらと思っております


第1次ラウンド最終戦となるポーランド戦
すでに第2次ラウンドへの進出を決めていたとはいえ
その後の戦いを楽にするためにもキッチリ勝っておきたかっただけに
この勝利は大きかったですね(セットカウントは3-1)

この試合、兎にも角にもセンター陣の活躍を抜きには語れません
ブロックもよく決まっていたし(杉山選手:4 荒木選手:3)
横の動きに弱いポーランドのブロックを、スピードのあるブロード攻撃でうまく崩していました
また、その際の徹底したストレート狙いも功を奏していて
何度かアウトになるようなミスをしてしまった荒木選手が
それでもめげずにストレートに打ち続けていたのが印象的です

しかし、そんなブロックやブロードと変わらぬ光を放っていたのが囮の動き
1セット目序盤に立て続けに決まった時間差攻撃をはじめ
オープン攻撃のフォローに飛んだり、動きにフェイントを入れたり
あるいは、クロスに走る動きなど、相手を翻弄する動きの数々は見ていて惚れ惚れしました
そして、それと同時にこうしたセンターの献身的なプレーが
日本のコンビバレーにより幅を持たせているんだなと改めて実感
センターとして記録にも残らないし、体力的にもキツイ仕事ですが
ぜひともこの日のプレーを続けてもらいたいです

8日からはいよいよ第2次ラウンド
対戦する4カ国はどれも強敵ですが(度外視されがちなトルコも当然要注意)
チームの状況は徐々に好転してきているので
これまでの試合で見られたいい部分をしっかり発揮してもらいたいですね

※1番観たいセルビア・モンテネグロとの試合が11日になってしまいました
フィギュアスケートのグランプリシリーズと放送がかぶるなあ……

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2006年11月05日

勝ってなお知るサーブカットの大切さ ―世界バレー4戦目総括―

勝てば第2次ラウンドへの進出が決まる韓国戦
どうも大きな大会でのこうした節目には韓国戦が多いから不思議です
結果は、柳本監督が全日本の監督になって以来、一度しか負けていないという相性のよさも手伝ってか
流れを持っていかれそうなところをうまく踏ん張って勝利を収めました(セットカウントは3-1)

日本はそれまで苦労していたサーブカットが安定していましたね
それによって小山選手のバックアタックや杉山選手のブロード攻撃など幅のある攻撃が展開でき
小山選手や高橋選手など中心選手がつかまっても竹下選手がマークを散らすだけの余裕がありました
韓国はしっかりポイントを決めてかかってくるだけに
そうした相手の思惑をかわすだけの選択肢を確保できたのが大きかったような気がします
もし、サーブカットが入らずに例えば小山選手へのオープンの本数が増えていたら
結果は違っていたかもしれません

また、この日はサーブの狙いがしっかりしていて
特に竹下選手の徹底したハン・ユミ選手狙いはかなり効果的に決まっていました
(何か分量的に付け足しっぽくなってしまいましたが、個人的にはかなり評価してます)

とは言え、フェイントへの対応など目に付くところがないわけではないですし
小山選手が初戦でのストレート打ちのミスを引きずっているように見えるのも少し気がかりなので
次のポーランド戦もしっかり準備して臨みたいところ
第2次ラウンドのためにも勝って第1次ラウンドを締めくくりたいですね

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2006年11月04日

明るいケニア ―世界バレー3戦目総括―

週末3連戦の第1戦目となるケニア戦
結果は3-0で勝ちましたが、一向にサーブのキャッチが安定しないので
むしろ不安のほうが大きくなってしまいました
宝来選手も浮上のきっかけを得られないまま交代させられてしまったので
これで自信を失ってしまわないか心配です

さて、いまひとつ爽快感が得られない日本に対して
負けはしたものの得点のたびに明るくはしゃぐケニア(これは今も昔も変わらないですね)は
中々今後が楽しみなチームです
日本の菅原監督が率いるようになり、持ち前の身体能力に加え組織的なプレーが身に付いてきました
もちろん技術的にはまだまだなんですが、レシーブの位置取りもしっかりしているし
ブロックなんかは日本よりもよかったかもしれません
惜しむらくはセッターのトスアップ
上下左右にかなりブレてしまい、アタッカーが中々タイミングよくスパイクを打てていませんでした
まずはスピードや細かいトス回しは置いておいて
とにかく安定した位置と高さに上げられるようになれば、かなり攻撃もよくなるのではないでしょうか
(というか、もしそれが出来ていたら、昨日の出来だと日本は危なかったかもしれません)

バレーボールでアフリカ勢はまだまだ活躍できていませんが
ケニアはもちろん、今大会に出場しているカメルーンなどには
今後の活躍を期待したいですね

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2006年11月03日

選手を活かす起用法 ― 世界バレー 1、2戦総括―

ようやく世界バレーでの日本の試合を観ることができました
一言で言うと“チグハグ”でしたね
柳本監督の完全実力主義(これも多少?がつくのですが)が影響しているのかはわかりませんが
個人の力に頼り過ぎて、チームとしての練度が低い気がします
ブロックの飛び方とか、レシーブとの連動性とか……
まあ、これらは解説や他の方のブログでもすでに多く言われていることですし
ここで今更取り上げるのもなんなので、今回はちょっと違う視点―選手の起用法に触れてみます

まずはここまでの2戦での起用内容を簡単に確認しておきましょう
レギュラー陣ではワールドリーグと比べて杉山選手の代わりに宝来選手
それから怪我の大山選手に代わり小山選手がそれぞれ起用されています
また、目立った交代ではチャイニーズ・タイペイ戦での小山選手から落合選手への交代がありました
(他にも井野選手が初出場を果たしたりと一通り控え選手は出場)

さて、監督なりコーチなりが選手を選ぶ際
当然ながらそこには選手の実力と特性、またそれらとチーム戦術との兼ね合いが考慮されるわけで
それに伴ってローテなり役割なりも決めていくのだと思うのですが
それを踏まえてこれまでの2戦を振り返った時
“選手の特性”という部分と実際の起用にいくつかズレを感じました
また、その選手を起用する意味を
本人も含めチームに対してキチンとメッセージとして送れているかどうかも疑問です

例えば、宝来選手
彼女をレギュラーで起用しているのは、持ち前の高さとブロックの強さで
日本の弱点であるブロックを強化しようという意図なんでしょうが
それが肝心の本人にしっかり伝わっていない気がします
ここまで相手を押さえ込むようなブロックはほとんど見せていないし、ワンタッチも中々つながらない
このままだと反対に攻撃のバリエーションの少なさが目に付いてしまいます
タイミングが中々あってこないこともあってしっかり飛べていないので
絞るコースなど明確な指示を与えて、思い切りよくブロックを飛ばせてあげたいところです
(どうも最近の試合を見ていると、アナリストは仕事してるのか?と思うことが多々あります)

また、交代起用が多くなるであろう落合選手の使い方も悩ましいですね
チャイニーズ・タイペイ戦、不調の小山選手に代わって途中起用され
3セット目以降は先発出場となりましたが
交代してすぐは活躍できても後半になるとブロックにつかまる場面が多く見られました
これは、小山選手との交代だとローテの都合上、比較的打数が多くなってしまい
結果としてブロックをはじき飛ばすパワーや上から打ち込める高さがない落合選手では
打数を打つ中で、相手に読まれ始めたときブロックにかかりやすくなってしまうということでしょう
落合選手を起用する際は、センターなどにうまく攻撃を散らすなど
なるべく注意が落合選手だけに向かないような工夫が必要かもしれません
(久光でいうところのケニア選手のように、明らかな大砲がいるとかなり生きるんですが
改めてアタッカーの駒不足が重く圧し掛かってきそうです)

宝来選手のブロック力が高いのは確かですし
落合選手の相手ブロックを利用したスパイクの技術もまたすばらしいものがあります
当然、ここで挙げなかった他の選手もそれぞれよいところを持っています
折角、実力主義(?)で集めたメンバーなのですから
各選手の能力を発揮させるような戦い方、起用法を見せてほしいですね

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2006年11月02日

セルビア・モンテネグロの試合が観たい!

先日女子大会が開幕したバレーボールの世界選手権(以後、世界バレー)
日本の試合は全く観られておらず、のちほど録画しておいたのをガーッと観る予定なので
戦評などは後日改めるとして(やらないかもしれないけど……)
今一番気になるのがセルビア・モンテネグロ
初戦にイタリア、続いてキューバを立て続けに破り、現在D組のトップをはしっております

個人的には以前に一度触れた折
ジュニアで結果を出しているので今後注目みたいなことを書いていたこともあって
今大会期待していたチームではあったのですが
上記の活躍を想像できるほど情報を持っていたわけでもないため、少しビックリ
と同時にそういう伸び盛りのチームの試合は絶対面白いし、勉強にもなるのに
そんな試合を観られないなんてという後悔というか無念の気持ちが渦巻いています
明日からは3連休、いっそのこと観に行ってしまおうかとも思いましたが
やはり名古屋までは行けない……
結局は第2次ラウンドで日本と当たるのを待つしかないのかなあ
(ホント、他国の試合も放送しようよ!と思いつつ、当然のように諦めている自分が空しい)

まあそんなわけで、事前の選手選考など納得いかないことが多かったため
イマイチ気持ちが入らなかったのですが、これで明確に日本を応援する理由ができました
ぜひとも第2次ラウンドに進んで、セルビア・モンテネグロとの試合を見せてほしいものです

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2006年10月31日

それぞれの成長  -GPシリーズ第一戦総括-

先日行われたGPシリーズの開幕戦、スケート・アメリカ
男子シングルで織田信成、そして女子シングルでは安藤美姫選手が共に優勝し
GPでは昨年のNHK杯以来となる男女アベック優勝を果たしました

今大会は上記の2人の他、3位に終わった浅田真央選手も含め
惜しくもトリノ五輪に出られなかった選手、あるいは五輪で挫折を味わった選手が多かったため
優勝という結果はもちろん、次のバンクーバーに向けてどのように成長しているかを見る上でも
非常に興味深く、また楽しい大会になりましたね

まず、織田信成選手
残念ながらSPの演技をキチンと観られていないため
歴代2位のポイントを叩き出した演技がどんなものだったのかわからないのですが
ことFSに関しては、何はともあれジャンプが安定したことが一番目に付きました
2回目のトリプルアクセルが両足着氷になるなど細かいミスはありましたが
以前のようなブレがなく、回転の軸がビシッと決まっていて
これなら今後取り入れていくであろう4回転にも期待が膨らみます
また、試合後のインタビューで垣間見えた
このぐらいは出来て当然という自信と反省を忘れない謙虚さ
そして、もっと出来るという向上心は
明らかにそれまでとは違う目標―トップを狙うという姿勢が感じられました
(これは、安藤選手も同様でしたね、なんと言うかアスリートになったなあという感じです)

次に安藤美姫選手
4回転を封印し、今出来ることをしっかりこなしていこうという姿勢が見て取れましたね
その成果か、スパイラル・シークェンスやスピンなどでレベル4を並べられるようになりました
また、そうした技術面以上に印象的だったのが表情
特にステップに入る前の観客やジャッジに対するアピールはゾクッとするほど感情が入っていて
はからずも感動してしまいました
ジャンプのあとに手のフリを付けたりと表現力も身に付けてきているし
そう考えれば一時の低迷期も無駄ではなかったと言えるでしょう
※今大会を観ても、安藤選手にはやはりジャンプを中心にした“大きな”演技が合いそうですね
表現力の向上は大切ですが、表現力を重視したプログラムでは
反対に彼女の良さをスポイルしてしまう気がします

そして浅田真央選手
圧巻のSPと失意のFS
対照的な結果ですが、どちらも浅田選手の現状を色濃く反映しているのかなと思います
SPでは決められた規定の中でそれを正確にこなす技術や曲に合わせた表現力など
乱暴に言えば制限された中での演技であり
高難度の技も優雅にこなせる浅田選手の実力がキッチリ表現できたといえるでしょう
反対にFSでは挑戦中のものも含め出来ることが多すぎる分
中途半端なものが増えてしまった結果
スピンの回転数などもったいないミスが多く目に付いてしまいました
ただ、それは強さの証明でもあり、荒川選手がそうだったように
そこを抜ければ大きく飛躍できるはずですから
合言葉である“アグレッシブ”を胸に、より高みへと挑戦を続けてほしいですね

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2006年09月13日

九月場所と批判記事

先日の日曜日から大相撲の九月場所が始まりました
諸々の都合もあって中々観られてないんですが
以前から注目している豊真将は今日も勝って3連勝と上々のすべりだし
初日の相撲は相変わらず長かったですが、徐々に安定感も出てきました

その反面、ずっと応援している魁皇の調子がいまいちですね
取り組みを観ていないので内容には触れられませんが
負けた相手が露鵬と黒海なだけに、いよいよパワーでも勝てなくなったのかなあと
かなり心配しております
(今日は勝ったみたいなので、少しホッとしてます)

さて、そんな中こんな記事を目にしました
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sumo&a=20060912-00000005-ykf-spo

……大関という立場や負け方などを考えれば、批判はされてしかるべきだと思います
ただ、もう少し言葉を選べないものでしょうか
言葉のつなぎ方、コメントの選別、締めの文章……
私には批判というよりも攻撃に近い印象を受けました
もちろん、考え方は人それぞれあるでしょうし、多分に贔屓目があることも承知しております
しかし、それでもこの記事からは、両力士に対する尊敬の念がまるで感じられないのです

名選手(この場合は名力士)が引退する際、あるいは引退の危機にある際には、
往々にして“引き際”が話題になります
“まだできる”、“これ以上は醜いだけだ”、“潔い”etc...
皆、思い思いの言葉を口に出したり、記事に書いたりします
それが悪いこととは言いません
私もその1人ですから
でも、それは最後、その選手が引退した正にそのときには
“お疲れ様です、今までありがとう”とキチンと言いたい(思いたい)からです

上記の記事の筆者は、両力士が引退したときどんな言葉をかけてくれるのでしょうか

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2006年09月06日

ワールドグランプリ、予選ラウンド総括(?)+α

女子バレーボールのワールドグランプリは、9/6からいよいよ決勝ラウンドが始まります
日本も予選最終週の岡山大会を1勝(ドミニカ共和国)2敗(イタリア/ブラジル)で切り抜け
見事、決勝ラウンドへ進出
三度ブラジルとの対戦がありますが、結果云々よりも成長した姿を見せてくれればなと思います

さて、ここまで各予選ラウンドごとに総括をしてきてたので
その流れで今回も岡山大会の総括をやるつもりでいたのですが
あまりチームとして(いい面も悪い面も)変化が見られなかったので、ちょっと再考

というわけで、今回は予選の総括とこの後の決勝ラウンドの注目点という意味も込めて
個々の選手にクローズアップした内容にしようかと思います
(全選手やりたいところですが、大人の事情? で特に決勝で注目したい2選手に絞りますのでご容赦を)

1人目は大山加奈選手
この選手は個人的には一番弱点が多い選手だと思っています
レシーブにブロック、コース打ちなどいろいろありますが、今大会特に注目していたのが

・バックアタックがうまくなったかどうか
・コース打ち、特にストレートのスパイクが打てるようになったか

理由は“大山選手はアタッカーだから”という我ながら単純なものですが
高橋みゆき選手と同じぐらいレシーブをうまくなれと言うよりは建設的だと思います
で、予選を振り返ってみると……う~ん、一定の成長はみられるものの
まだまだかなあというのが感想でしょうか
(ブロックやレシーブは以前と比べるとかなりうまくなってましたよ)

まず、バックアタックですが、一にも二にも体重が全然乗っていない
恐らくタイミングが合っていないのが一番の原因なんでしょうが
どうも、ボールの下に入りすぎる傾向があるようなので
トスを上げる場所や踏み切る位置を考える必要がありそうです

また、コース打ち(ストレート打ち)については、いくつかいいものもありましたが
もっといけると期待しています
中でもドミニカ共和国戦の第5セット、チームの5得点目となるストレートコースへのスパイクは
大きな可能性を感じさせてくれました

というわけで、決勝ラウンドでの注目は上記の2つで変わらず
特に大山選手のバックアタックが武器になれば、それだけ攻撃の選択肢も増え
また、間接的に木村選手や高橋みゆき選手のサーブレシーブでの負担が軽くなるのでは
と思っているので
完成させろとは言わないまでも、手応えだけでもつかんでくれることを期待しています

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