すべてはファジのため

【腰の引けたサッカーはしたくない】モンテディオ山形-ファジアーノ岡山(J2第31節 2017/9/2@NDスタ)

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【理解不能の選手交代】

赤嶺の離脱から約1か月。苦しみながらも、オルシーニという新たな軸を確立し、そして前節勝ち無しを断ち切る勝利。良い流れで9月の戦いへ、という、胸躍る状況の中で、正直とんでもない試合をしてしまったなというか、なかなか言葉が見つからない状況です。

試合の方は、山形が中盤の選手のスキルもあり、2トップも瀬沼・阪野については、単に高さやフィジカルだけではなくて、ハードワークや動き出しというか、本当にマルチな能力を持ったプレーヤーがいて、ある程度は押し込まれることも想定していました。ただ、岡山もしっかりとセットプレーと取ったり、中盤でのボール奪取から前へという形が機能。その中で、またもや山形戦という形ではありますが、セットプレーのトリックから三村が見事に決め、理想的な展開であったと思います。

後半についても、山形が汰木や荒堀といった攻撃的な選手を次々に投入し、是が非でも勝点3を取り切るんだという姿勢に対し、途中まではなんとか辛抱していました。後半立ち上がりから伊藤をアンカーに下げたことで、守備は安定した反面、2トップをサポートすることができず、少し嫌な流れだなと思っていましたが、このあとも三村に代えて久木田を投入し、片山と喜山をそれぞれローテーション、このあたりまではまあ前節もあった形で、なんとかゲームにはなっていました。

ところが残り15分のところで、目を疑うような選手交代。豊川を下げ、塚川を投入。塚川がトップに入る形になりました。もうこれで見ている側としては嫌な予感しかなくなり、山形にどんどん押し込まれると、陣地を回復できない状況。その中でさすがに集中していた守備も決壊してしまい、追いつかれてしまいました。

残り1枠ある状況で、これはなんとかもう一度反発しようということで、渡邊に代えて攻撃的な選手を投入し、塚川・関戸のボランチにしてくるかなと思いましたが、選手交代は伊藤に代えて石毛。これで「ああもう勝つ気は無いんだな」という感じになり、結局山形に押し込まれたままゲームが終わりました。

今年、先制しながらも、選手交代で後ろが重たくなり、前に押し上げられずに失点という試合展開、一体何度目でしょうか?サッカーは相手があることですから、自分たちが最善手を選択し続けても失敗することもあります。逆に悪手を放っても、うまくいくこともあるでしょう。しかし、長い目で見れば、やはり確率的にうまくいく手段を選択すべきです。こんな選手交代をして、うまくいった試しがあるでしょうか?正直自分にはまったく理解のできない采配で、同じように思った岡山サポーターも少なくないのではないかと思います。

決して控えに攻撃的な選手がいなかったわけではありません。石毛はしっかりとボールを落ち着かせられるので、リードした状況では冷静な状況判断や技術が発揮されると思います。あるいは、藤本でも大竹でも、まだ、塚川を入れて4ボランチのような形で引きこもるよりは、いくらか良かったと思います。

選手たちは本当によくファイトしていたし、チームとしても流れが良くなってきていた中で、信じられないような不可解采配。やはり結果も大事ですが、結果に至るまでのプロセス。そのプロセスがめちゃくちゃであるということに、追いつかれてしまったという結果以上に、大きな落胆と失望があります。

【対照的だった両チームの試合後】

DAZN中継では、試合後に山形は同点ゴールの栗山と木山監督、そして岡山は長澤監督のインタビューがありました。山形の2人で共通していたのは、とにかく勝てなくて悔しい、勝点3しかないんだ、そんな気持ちであふれていたことです。木山監督というと、どちらかというと守備的でリアクション志向の監督というイメージがありましたが、この試合を振り返って「ボールもキープして自分たちのやりたいサッカーはできていた」とのコメントがあったように、自分たちで主体的にゲームを作っていこうという姿勢が見えました。

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