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【勇気と自信】FC岐阜-ファジアーノ岡山(J2第27節 2017/8/11@長良川)

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【岐阜の強い意志の前に同点弾を許す】

この試合は、とにかく自信を持って自分たちがやってきたこと・やるべきことをやり抜くことが出来るかが、勝負を分けると考えていました。岡山からすると幸先よく先制し、その後も前半45分に関しては、一進一退ながらもしっかりとつなぐ・走るといった自らアクションして攻めていくという形が作れていましたが、後半については、「引いた」というよりも、「受けて」しまったという印象で、終盤の失点ではありますが、後半の試合内容を考えると、勝点2を失ったというよりは、勝点1を拾えた、そんな印象のゲームであったのではないかと思います。

岐阜には明確な狙いがあり、3トップの両翼が大きくサイドに張り、そこで起点を作りながら、サイドバックとの連携でゾーンを押し込むというものでした。3バックで戦う以上、4バックのチームに対し、サイドで1対2の局面を作られることは宿命で、それをシャドーの選手が帰るのか、思い切って最終ラインの1枚がつぶしに行くのか、本当に難しいところですが、特に後半については、岐阜にピッチを大きく使われ、岡山は京都戦同様5-4-1のブロックを押し込まれる時間が長くなりました。その結果、奪っても位置が低く、単に蹴るか、最前線の選手を狙っても、孤立していてキープできない、そんな悪循環でした。

京都戦に引き続き終盤の失点でしたが、間違えてはいけないのは、失点した時間帯にだけ、原因を求めてはいけないということだと思います。ボクシングのジャブのような形で、徐々に体力的にも精神的にもダメージを受け、最後に決壊したということで、むしろ押し込まれる時間帯・攻められる回数をいかに減らすかという部分に、原因を求めるべきではないかと思います。あれだけ攻め込まれて、守備陣はむしろよく辛抱し、集中していたと思います。

例えばこの岐阜戦であれば、基本的には岐阜はサイドにも人数をかけ、中盤のあたりでもしっかりとボールを回すために人をかけていましたので、逆に言えばゴール前の人数というものは決して多いわけではなかったと思います。なので、例えば相手のサイド2枚の攻撃に対しては、シャドーとウイングバックで対応するだけでなく、片山・喜山の両ストッパーが思い切ってチャレンジするような形を増やしても、それほどリスクは無かったのではないかということを思います。

また、岐阜は自陣からボールをつないできますが、ここにもう少し高い位置からの圧力をかけたかった。後半もいくつか、敵陣でのボール奪取がありましたが、前からプレスし、これに後ろが連動したシーンで、そのような現象は起きました。闇雲に前から走ってはいけませんが、前線の選手がチーム全体にプレッシングのスイッチを入れ、これに中盤も連動する。良い時は、こういったシーンが多いのですが、この試合ではどうしても岐阜の両ウイングを気にしてか、特にサイドの選手が前へ圧力をかけることができませんでした。良い時は、喜山や片山がハーフウェーライン付近まで出てチャレンジをしています。

もちろん岐阜はリーグトップクラスのボール支配率を誇りますし、正直これだけのサッカーをしてこの順位は不思議だなと思いますが、逆に言えばつけ入るすきはあるわけで、それは何かと言えば、やはり相手に対して圧力をかけ続けることでボールを奪い、攻撃に転じるシーンをもっと増やすということであると思います。

チームとしては、赤嶺が抜けてしまい、自信を持てていない部分があるのかもしれません。しかし、ボランチがしっかりとボールを動かし、攻撃をしていくという部分においては赤嶺がいなくてもできていたはずですし、赤嶺復帰以前からも、サッカーの質というものは良くなっていました。赤嶺がいないからと自信を失うようなことは絶対にしてほしくないですし、今のメンバーでも勝利に相応しいパフォーマンスを見せられるということは言えると思います。試合後の挨拶でも、選手たちには「自信を持って戦っていこう」というメッセージを送りました。自信を持って、勇気を持ってやれば、どんな相手に対しても、しっかりとしたサッカーができるはずです。

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