2012年01月18日

2012F1日本GPのチケット概要が発表。3月3・4日の鈴鹿ファン感デー会場内で先行発売開始

鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは17日、今年も10月5・6・7日の3日間、鈴鹿サーキットで開催される2012F1日本グランプリの開催概要とチケット情報を発表した。

F1日本GPの舞台となる鈴鹿サーキットは今年で開場50周年を迎え、今までとは異なる記念すべきレースとなる。今年のF1日本GPのテーマは『Raedy for Dream~夢、全開~』

これまでの鈴鹿F1の歴史と感動を振り返る1戦とするとともに、子ども向け、ファミリー向けのコンテンツを充実させ、F1の迫力に触れて、より多くの子ども達に夢を与えるイベントを目指していくという。


■開催概要■
【大会名称】
2012 FIA F1世界選手権シリーズ 第15戦日本グランプリレース

【公認】
国際自動車連盟(FIA)
社団法人 日本自動車連盟(JAF)

【主催】
<プロモーター> 株式会社モビリティランド
<オーガナイザー> 鈴鹿モータースポーツクラブ(SMSC)

【会場】
鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周 5.807km)

【日程】
2012年10月5日~7日
・5日(金) フリー走行
・6日(土) フリー走行・公式予選
・7日(日) 決勝


■チケット販売スケジュール■
【先行発売】
3月3日(土)・4日(日)鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー会場
※ご来場いただいたお客様限定。
※販売方法・販売エリアの詳細は、後日ご案内いたします。

【ローソンチケット独占先行販売】 
3月5日(月)~
※詳細は、ローチケ.com(http://l-tike.com/)にて、後日ご案内いたします。

【東コース・企画チケット】 
3月25日(日)10:00~
※企画チケット=小林可夢偉応援席、レディースシート、グループシート、カメラマンエリアチケット、アウトレットシート

【全観戦エリア】 
4月8日(日)10:00~
※RED & BLUE ZONE(東コースエリア)の観戦チケットは4月8日以降もご購入いただけます。
(それぞれ完売次第、販売を終了いたします)
※車いす観戦券および専用駐車場の詳細は後日ご案内いたします。
※「VIPスイート・プレミアム」「フォーミュラワンパドッククラブTM」の販売方法、料金は後日ご案内いたします。

観戦エリアの詳細はこちら

気になる今年の観戦チケット。昨年同様に全席指定席という点は変わりないが、今年から新たに全エリアに「3歳~中学生」「高校・中学生」という料金枠を設定され、さ前日の4日、決勝翌日の8日を含めた5日間有効のモートピアパスポートが付くなど、これまで以上にファミリーでの観戦がお得になった。

また昨年も完売となった小林可夢偉応援席が今年も2コーナー、ヘアピンに登場。両エリアとも今年から導入される子ども料金が設定されており、ファミリーでの観戦もしやすくなった。

この他にも、カメラマンエリアチケットをリニューアルし、観戦チケットと駐車場のセット販売やグループシートのエリア拡大など、昨年以上にファンの観戦スタイルに合う内容のチケット販売がされる予定だ。

★★先行販売を3月3・4日の鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デーの会場内で実施!★★
3月25日からの一般販売に先立ち、今年は3月3・4日に開催される「鈴鹿サーキット5周年ファン感謝デー」の会場内限定で先行販売が行われる。
※この先行販売で発売されるチケットの種類・観戦エリアは未定。



今年のF1日本GPは、チャンピオン経験者6人も参戦するF1日本GP史上最も激戦が予想されるシーズン、そして10月の日本GPとなる。いよいよ「年に一度のモータースポーツの祭典」F1日本グランプリ現地観戦、その2012年の幕が上がった。

鈴鹿サーキットF1日本GPページ

posted by 吉田 知弘 |20:16 | 日本GP(鈴鹿)観戦情報 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2012年01月08日

3月開催の「鈴鹿サーキット50周年ファン感デー」で6台のF1マシンがデモ走行

3月3日(土)・4日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)で行われる鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デーで、かつて鈴鹿でのF1日本GPで活躍した往年のF1マシン6台が登場、デモ走行が行われる事が、鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドから発表された。

登場するマシンは、長年F1に挑戦し続けてきたホンダが初のワールドチャンピオン(コンストラクターズ部門)を獲得したウィリアムズ・ホンダFW11や1988年のF1日本GPで中嶋悟が予選6位、決勝7位と活躍したロータス・ホンダ100Tといった1980年代は主流だった「ターボエンジン」を搭載していたマシンが登場。
この他にも、1989年の日本GPでチャンピオン争いをするアイルトン・セナとアラン・プロストがシケインで接触した時と同型のマクラーレン・ホンダMP4/5。また同年のオーストラリアGPで中嶋悟が日本人初のファステストラップを記録したロータス・ジャッド101T。1990年の日本GPで、鈴木亜久里が日本人で初めてF1の表彰台に上がったラルース・ランボルギーニLC90、1992年製のミナルディ・ランボルギーニM192が登場する。

今とは異なり、大きさタイヤやウイングを装着していた当時のF1マシン。ウィリアムズFW11とロータス100Tは今とは異なるターボエンジンで、その独特のエンジンサウンドを堪能していただきたい。また、1989年以降はターボエンジンが禁止され、現在と同じN/Aエンジンになったものの3.5リッターから生み出される甲高いエンジンサウンドは、特に当時のF1を知らないファンにとっては新鮮に感じるだろう。

※走行予定の車両はマシンコンディションにより走行できない場合がございます。

これだけの名車が走る姿を、鈴鹿ファン感で観られるチャンスは滅多にない。
当時F1に夢中になっていたファンも、最近F1を見始めて昔のマシンに触れたことがないファンも、今年の鈴鹿ファン感は必見のイベントになりそうだ。


『鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー』ホームページ

posted by 吉田 知弘 |17:51 | ニュース | コメント(1) | トラックバック(0)
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2012年01月07日

【お知らせ】1月14日に横浜で観戦塾関東オフ会を開催(申込締切は8日22時まで)

今回は、個人的な告知になってしまい申しわけございません。

私が現在、記事執筆やレース取材などでお世話になっているWEB媒体「観戦塾」の
ファンイベント「観戦塾関東オフ会」を1月14日(土)18時から横浜で行います。

観戦塾は1998年から運営が始まっているWEBサイトで、主に鈴鹿でのF1日本グランプリで現地観戦される方を対象にした観戦情報をメインに紹介しています。最近ではフォーミュラニッポンやSUPER GTなどの国内レースも追いかけています。

私も2010年から、主に初心者ファン向けの「ビギナー観戦塾」で記事執筆をさせていただいており、今回の関東オフ会もスタッフとして参加いたします。

関東オフ会の詳細&申し込みページ

ファンイベントと前述で書きましたが、実際にお酒を飲みながらF1日本グランプリのことやモータースポーツの話をゆったりとできればと思っております。
お一人でのご参加もOKですし、お友達や恋人同士での参加も歓迎です。

シーズンオフはニュースも少なく、F1ファンにとっては寂しい時期ですが、そんな時だからこそ皆さんと心置きなくF1の話ができればと思っております。

また2012年のF1日本グランプリに観戦予定の方にとっても、耳寄りな情報をゲットできるかもしれません。

関東オフ会の詳細&申し込みページ


申し込みの締切が、かなり急で申し訳ありませんが1月8日(日)22時までとなっております。

お時間のある方は、是非ご参加してみてください。

posted by 吉田 知弘 |18:34 | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2012年01月01日

『F1初心者のブログ』リニューアルのお知らせ

新年あけましておめでとうございます。
2012年も「F1初心者のブログ」をよろしくお願い致します。

セバスチャン・ベッテルとレッドブルチームが制したF1の2011シーズンが終わり、2012年に向け、既に各チームが準備を始めています。

昨年は国内レースの取材・執筆も並行して行っており、特にシーズン終盤は更新が途絶えてしまい、皆様にはご迷惑をおかけいたしました。
大変申し訳ございません。

2012シーズンは、年間20戦というハードスケジュールになりますが、全戦追いかけてレースレポートや見どころの掲載。またF1に出会って間もない初心者ファン向けの分かりやすいルール紹介や、情報提供を行ってまいります。

まず、2012年より、当ブログの名称を「F1初心者のブログ」から「F1 beginners」に変更させていただき、ページのレイアウト色も変えてリニューアルをさせていただきます。

また、昨年まではF1のみを取り上げてきましたが、今年は国内レースの最高峰であるフォーミュラ・ニッポンやSUPER GT。また今年から始まるFIA世界耐久選手権(WEC)やFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)など、日本で開催される世界選手権レースもご紹介していければと思っております。

今年もF1をはじめとしたモータースポーツを通して、多くの方が笑顔になれるよう、そしてモータースポーツを知って間もない初心者ファンの方にも、楽しんで観戦していただけるよう、努力してまいります。

本年も、よろしくお願い致します。

posted by 吉田 知弘 |14:16 | お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年10月13日

『2011第15戦』日本GP:レースレポート(決勝結果あり)

いつもF1初心者のブログをご覧いただきありがとうございます。

皆さん!日本GP鈴鹿、ご覧になりましたか?
今回は、仕事も兼ねていたため、レポート掲載が(いつものように)遅くなり、申し訳ございません。

現地では、こちらで速報記事を書いていました。

今回も、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPを振り返っていければと思います。



日本GP決勝結果
1位:4ジェンソン・バトン「マクラーレン」/25ポイント
2位:5フェルナンド・アロンソ「フェラーリ」/18ポイント
3位:1セバスチャン・ベッテル「レッドブル」/15ポイント
4位:2マーク・ウェバー「レッドブル」/12ポイント
5位:3ルイス・ハミルトン「マクラーレン」/10ポイント
6位:7ミハエル・シューマッハ「メルセデスGP」/8ポイント
7位:6フェリペ・マッサ「フェラーリ」/6ポイント
8位:17セルジオ・ロペス「ザウバー」/4ポイント
9位:10ヴィタリー・ペトロフ「ルノー」/2ポイント
10位:8ニコ・ロズベルグ「メルセデスGP」/1ポイント
~~~~以上ポイント獲得~~~~
11位:14エイドリアン・スーティル「フォースインディア」
12位:15ポール・ディ・レスタ「フォースインディア」
13位:16小林可夢偉「ザウバー」
14位:12パストール・マルドナード「ウィリアムズ」
15位:19ハイメ・アルグエルスアリ「トロ・ロッソ」
16位:9ブルーノ・セナ「ルノー」
17位:11ルーベンス・バリチェロ「ウィリアムズ」
18位:20ヘイキ・コバライネン「ロータス」
19位:21ヤルノ・トゥルーリ「ロータス」
20位:24ティモ・グロック「ヴァージン」
21位:25ジェローム・ダンブロジオ「ヴァージン」
22位:22ダニエル・リカルド「HRT」
23位:23ビタントニオ・リウッツィ「HRT」


【晴天に恵まれた鈴鹿サーキットでの2011F1日本GP】
今年で23回目の開催となる鈴鹿でのF1日本GP。毎年必ずどこかで雨天に見舞われる鈴鹿でのレースだったが、今年は木曜日の特別ピットウォーク日から快晴。決勝日も晴天に恵まれた。

今年は8年ぶりにチャンピオンが決まる可能性が高い1戦。このレースでベッテルが10位以内に入れば、2年連続のチャンピオンが決定する。
ここ鈴鹿は、ベッテルにとってもレッドブルチームにとっても得意とするサーキット。予選から圧倒的な速さをみせて逃げ切るのではという予想が大半を占めていた。しかし、いざレースウィークが始まるとベッテル有利のムードが一気に消え去る。金曜日のフリー走行1回目では珍しくデグナーカーブで飛び出しクラッシュ。幸いマシンのダメージは少なかったものの、そこから例年見られていた速さは影を潜めてしまう。

土曜日の予選では、辛くもQ3でトップタイムを記録したベッテル。もちろん優勝しなくても10位以内であれば、チャンピオンが決まるため、優勝にこだわる必要は全くないのだが、「勝ってチャンピオンを獲得したい」と決めていたベッテル。決勝も優勝を目指した53周の戦いが始まった。



【鈴鹿での無敵神話が崩れたベッテルとレッドブルチーム】
午後3時、気温24℃、路面温度31℃で決勝レースが始まった。今回のレース“勝つこと”にこだわりを持っていたベッテルは、スタートから2位バトンを激しくけん制。イン側ギリギリまで抑え込み、1位を死守して1コーナーに飛び込んでいく。これにはバトンも無線で「今のはペナルティだろ?」とチームに訴えかけるほどだった。

いつもはフェアなポジション争いをするベッテルが、ここまでのけん制をするのも「このレースで勝ってチャンピオンを決めたい!」という現われだったのだろう。
これにより、ベッテルは1位。逆にスタートで行き場をなくす形になったバトンは3位に後退しレースが進み始める。

いつもなら、トップのベッテルが序盤から独走状態を築いていくのだが、今回はまた違ったドラマが待っていた。

★★ここがポイント(1)「勝つことにこだわった結果のミス」★★
1回目のピットでは難なくトップを守っていたベッテルだが、2回目のピットでバトンに逆転を許す事になってしまう。いつもなら独走状態を築いていくベッテルだったが、今回は金曜のクラッシュから流れが良くなく、全体的な速さもマクラーレン勢、特にランキング2位のバトンに負けていた。

さらに舞台はタイヤに厳しい鈴鹿サーキット。タイヤを酷使してでも、必死に逃げたベッテルだが、最終的にバトンより1周早いタイヤ交換を余儀なくされ、いつもの余裕たっぷりのレースがどこかに消えてしまい、2回目のピットで逆転を許してしまう。

ここでも「勝ってチャンピオンを!」という気持ちが前面に出てしまい、レース中のペースが安定しないベッテル。3回目のピットではアロンソにも逆転され、ついに3位にまで後退してしまう。

いつものベッテルなら、冷静な対処で速さを取り戻して、再びトップを奪い返していたかもしれない。しかし今回のレース、特に後半では完全にベッテルの気合が空回りしてしまう結果となってしまった。

こうして、レース後半はバトンが主導権を握る展開。毎回ベッテルが行っていたような逃げ切り体勢を築き始めるが、実はバトンも決して余裕のあるレースではなかった。


★★ここがポイント(2)「鈴鹿初優勝へ“燃料との戦い”」★★
もし、バトンが逆転王座を勝ち取るためには、残り5戦全てで優勝を飾り、首位ベッテルが全戦0ポイントでなければならない。普通に考えれば不可能に近いが、バトンはレース前に「とにかく自分ができるベストを尽くす」とコメントして、マシンに乗り込んでいった。
金曜・土曜のフリー走行3回全てでトップタイムを記録。予選ではベッテル0.009秒負けたものの、バトンらしいタイヤマネジメントと冷静なレース運びでトップを奪取。このまま鈴鹿初優勝も確実かと思われた。

しかし、残り10周を切ったところでバトンのペースが一気に落ちる。「終盤でのガス欠の可能性」があったのた。それまで2位アロンソとの差は5秒以上あったのだが、残り2周で1秒にまで縮まってしまう。
つまり、今回完璧そうに見えたバトンもギリギリのところまで攻め続けていた。しかし、そこまでしないと今のベッテル、レッドブルを抑える事ができなかったのかもしれない。

ギリギリまで燃料をセーブしていたバトン。さすがにアロンソに背後に迫られた52周目にはファステストラップを記録し、ラストスパートをかける。
なんとか逃げ切ったバトンが、鈴鹿F1挑戦10年目にして、初めて優勝を勝ち取った。

チェッカー直後、ピット出口のところに惰性でマシンを止めたバトン。まさにガス欠寸前まで攻めきり、全力で走りぬいた1勝だった。



【8年ぶりに鈴鹿でワールドチャンピオンが誕生】
バトンのチェッカーから2秒後、ベッテルも3位でチェッカーを受け、目標としていた鈴鹿3連覇はならなかったものの、2年連続のチャンピオンを獲得した。
史上最年少ポールポジション、優勝記録を持ち、若くしてF1最速ドライバーの一人となたベッテル。しかし、2010年にチャンピオンを獲得したことにより、今年は“追われる立場”でシーズンを迎えることになった。「勝って当り前」「速くて当たり前」という、昨年までとは違ったレベルで世界中から注目された今年のベッテル。当然“勝たなければならない”プレッシャーも大きかったはずだ。その中でも彼は、今季PP12回、優勝9回と圧倒的な強さ・速さをみせつけ、堂々とチャンピオンになった。
来年はミハエル・シューマッハ依頼となる3年連続のタイトルを狙うシーズンとなる。それよりも前に、今季残り4戦。今度はチームタイトル獲得という大きなミッションも残っており、チャンピオン防衛というプレッシャーがなくなった次回以降のベッテルの走り、そして何より今後の彼の成長、活躍から目が離せない。



【母国GP小林可夢偉、決勝は惜しくも13位】
いよいよ、日本のファンが待ちに待った小林可夢偉の凱旋レース。今年はシーズン序盤からの活躍、そして昨年の日本GPの活躍もあり、増設された可夢偉応援席は完売。木曜日から熱心な可夢偉ファンがサーキットに訪れた。
今回、ザウバーチームは、この鈴鹿で今季最高の結果を勝ち取るために大幅なマシン改良を行い、少しでも鈴鹿の傾向に合うマシンに仕上げた。
しかし、いざ金曜日のフリー走行を走り出してみると、状況は一変。マシンの状態が著しく悪く、フリー走行でも下位タイムに沈んでしまう。それでも、ファンは可夢偉を復活を信じ、土曜の公式予選もたくさんの応援フラッグがサーキット各所で振られた。

そして予選。その期待に応えた可夢偉はQ1で堂々のトップ通過を果たす。これには鈴鹿に詰め掛けたファンからも大きな歓声が上がり、一気にスタンドはヒートアップしていった。
続くQ2でも素晴らしいアタックをみせ、6戦ぶりのQ3進出を果たした可夢偉。Q3でのタイムアタックをやっていなかったドライバー等の関係で、決勝7位スタートを勝ち取った。

★★ここがポイント(3)「ピレリタイヤに似合ったレース戦略を」★★
今回、前を追いかけるレースというよりも、いかに後ろのマシンから逃げるか?もしくは、抑え込むか?というレースになった可夢偉。しかし、スタート失敗という予期せぬ事態が起こり、12位まで後退。一気に追いかける側の立場となってしまった。
一時は、落胆するファンも見られたが、昨年大活躍をみせたヘアピンで再びアルグエルスアリをオーバーテイクするなど、光る走りを見せ、再びスタンドのファンを沸かせる。
レース前半の速さ、勢いだけをみれば入賞も間違いなかったかもしれないが、可夢偉に対してチーム側は2ストップ作戦で行く事を決定。いつも通り、ライバルより1回タイヤ交換数を少なくすし、ピットでのロスタイムを減らす作戦。しかし、弊害としてレース中のペースダウンが懸念される。

途中までは理想どおりの展開で順位を上げ、ポイント圏内でレース終盤を迎えるが、他よりタイヤ交換数が少ない分、タイヤをカバーする走りを余儀なくされペースダウン。徐々に順位を落とし、最終的には13位でチェッカーを受けることになった。

シーズン序盤では、このタイヤ温存作戦でポイント獲得が続いた可夢偉。しかし、ここ数戦は各チームのピレリタイヤへの理解度が深まり、バランスよくタイヤを使っていく戦略ができつつある。周りが成長しているにもかかわらず、ザウバーチームは序盤戦の2ストップにこだわり続けているため、今回のように最終的に差が出てしまって、可夢偉は負け側に回ってしまうケースが多かった気がする。今回の鈴鹿は「ザウバーチームも大きな方向転換が必要」なことを主張するようなレース運びとなった。

厳しいレースになってしまったものの、韓国にむけては前向きなコメントをしている可夢偉。残念ながら鈴鹿ではポイント獲得はならなかったが、次回韓国では日本でポイントをとれなかった分、活躍に期待したい。


いかがだったでしょうか??
今回も、気になったチームを中心に話題を取り上げて、「復習」という感じで詳しく見てみました。一度見たレースの内容を振り返ってみたりすると、「このレースのポイントはここだったのかぁ!」「こういった部分に注目すると面白いのか!」と新しい発見もできますし、今後レース観戦するときの「ヒント」にもなるかもしれません。 
これからも、みなさんのF1観戦のお手伝いができるように、このような記事を紹介していければと思っています。

posted by 吉田 知弘 |22:41 | レースレポート | コメント(1) | トラックバック(1)
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